関西空港-淡路島洲本港を結ぶ淡路関空ラインの高速船で、2月15日(木)から4月30日(月)までお客様感謝キャンペーンを開催しています。往復券の購入で帰りは0円(タダ)となり、片道料金だけで淡路島から帰って来れることになります。関西空港-淡路島洲本港の往復券2800円(通常5300円)となり、片道換算1400円となります。
これは、神戸三宮バスターミナル-洲本バスセンターの高速バス片道券1850円よりも安くなります。所要時間を比較すれば、関西空港-淡路島洲本港が約75分、神戸三宮バスターミナル-洲本バスセンターが約85分となります。4月末までは関西空港のある大阪府泉佐野市を含めたいわゆる大阪ミナミと、淡路島洲本港のある兵庫県洲本市が近い存在となりそうですね。
このキャンペーンにより、大阪府南部や和歌山県、その近隣地域から淡路島洲本市までが安くなります。特に、淡路関空ラインの高速船は自転車が搭載可能であり、淡路島一周する通称「アワイチ」を楽しみたい、大阪府南部や和歌山県、その他近隣地域に住むサイクリストには便利な交通手段となります。
4月末までの期間限定ですので、この機会に春先のもう少し暖かくなった頃に、淡路関空ラインを利用して「アワイチ」で150キロのロングライドを楽しむのも良いかもしれませんね。また、逆に淡路島洲本市から大阪ミナミまでが近くなります。洲本バスセンター-なんばOCATの高速バス片道券2350円ですが、ほとんど同額料金で所要時間が約15分早くなります。例えば、あべのハルカスや道頓堀、なんばグランド花月や通天閣の所要時間が約2時間となります。4月末までの期間限定ですので、この機会に淡路関空ラインを利用して大阪ミナミを観光に行くのも良いかもしれませんね。
淡路関空ラインの詳細情報
高速船「まりーんふらわあ2」
- 全長:31.3メートル
- 全幅:6.5メートル
- 定員:217人
- 速度:24ノット
- 重量:104トン
関西空港の乗り場と洲本港の乗り場
関西空港の乗り場
- 関西空港 船着場行きバス乗り場(チケットカウンター(1階A出入口隣り)
※12番バス乗り場で船着場行きバスに乗車、乗船料は船内でお支払い
洲本港の乗り場
- 住所:〒656-0022 兵庫県洲本市海岸通1-11-1洲本ポートビル1F
- 電話番号:0799-25-0411
乗船についての注意点
- 車椅子:事前連絡の上で要相談
- ペット:ケージに入れて膝に乗る程度であれば乗船可能
- サーフボード:3辺(縦・横・高さ)が合計277cm以内であれば乗船可能
- 大型荷物:3辺(縦・横・高さ)が合計200cm以内かつ重量30kg以下であれば乗船可能
淡路関空ラインの乗船運賃
- 片道:大人2800円、小児1400円、障がい者1400円、障がい者小児750円
- 往復:大人5300円、小児2700円、障がい者2700円、障がい者小児1400円
※1歳未満の乳児は無料、1歳以上の未就学児は大人1名に1人分無料
※障がい者手帳などを提示、障がい者1名に介護者1名に同運賃適用
淡路関空ラインの発着時間
関西空港発、淡路島洲本港着(送迎バス10分+乗船65分)
- 関西空港 船着場行きバス乗り場06:30発→洲本港07:45
- 関西空港 船着場行きバス乗り場10:00発→洲本港11:15
- 関西空港 船着場行きバス乗り場13:15発→洲本港14:30
- 関西空港 船着場行きバス乗り場16:30発→洲本港17:45
- 関西空港 船着場行きバス乗り場19:30発→洲本港20:45
淡路島洲本港発、関西空港着(乗船65分+送迎バス10分)
- 洲本港04:45発→関西空港 第1ターミナル着06:00
- 洲本港08:15発→関西空港 第1ターミナル着09:30
- 洲本港11:45発→関西空港 第1ターミナル着13:00
- 洲本港15:05発→関西空港 第1ターミナル着16:20
- 洲本港18:05発→関西空港 第1ターミナル着19:20
淡路島洲本港近辺の駐車場
洲本港第一駐車場(有料)
- 住所:〒656-0022 兵庫県洲本市海岸通1-11-1
- 駐車料金:24時間600円
洲本市営すいせん苑駐車場(有料)
- 住所:〒656-0021 兵庫県洲本市塩屋1-1-4
- 駐車料金:24時間300円
お客様感謝キャンペーンの基本情報
- 開催期間:2月15日(木)~4月30日(月)
- 企画内容:往復券を購入すると帰りが0円になります。
- 大人往復:2800円(通常5300円)
- 小児往復:1400円(通常2700円)
※往復切符の復路は発行日から30日間有効
※小児料金は小学生
※就学前の幼児は同伴の大人1名様につき1名様無料
※中学生以上は大人料金
※障がい者などの運賃(普通運賃の半額)は障がい者手帳など提示必要
淡路関空ラインとは
淡路島洲本港と関西空港を結ぶ航路は、1994年に関西空港が開港してから運行が開始されていましたしかし、淡路島と神戸市三宮を結ぶ高速バスの利用に押される形で低迷して採算ラインに合わずに2007年に休止となっていました。
しかし、近年は入国ビザの要件緩和や格安航空会社(LCC)の参入などを背景として、関西空港を利用するインバウンド(訪日外国人観光客)が急激に増加してきました。このことから淡路関空ラインが関西空港から直接的に淡路島にインバウンド(訪日外国人観光客)を呼び込むことを目指して新たに航路運行を検討しました。
最近では自転車で淡路島一周をする通称「アワイチ」が注目されるようになり、大阪府南部や和歌山などから淡路島へサイクリストの利用が増加傾向にあることも考慮されました。淡路関空ラインは、明石港と淡路島岩屋港の定期航路を運営する淡路ジェノバラインと同じジェノバグループの傘下にあります。
2017年7月9日(日)に淡路関空ラインは、淡路島洲本港と関西国際空港を結ぶ定期航路として就航しました。就航当日には淡路島洲本-関空航路就航の記念式典が洲本港で行われました。親子無料乗船体験に参加した乗客を乗せた「まりーんふらわあ2」が着岸して始まった式典は、地元の高田屋太鼓、地元の青雲中学校吹奏楽部のオープニング演奏、竹内洲本市長のあいさつ、淡路関空ライン代表取締役の吉村社長のあいさつ、ジェノバの清水社長があいさつなどが行われました。来賓では、国から末松国交副大臣、地元の国会議員の西村官房副長官、兵庫県の荒木副知事が祝辞を述べられました。
淡路島洲本港と関西空港を約65分で結び、定員217人の高速船を1日5往復しています。片道運賃は大人2800円、子供1400円となり、往復運賃は大人5300円、小児2700円となっています。関西空港と淡路島は、他の交通機関として高速バス(本四海峡バス、徳島バス、南海バス、関西空港交通)があり1日9往復を運行しています。淡路島洲本から関西空港までを比較すると、高速船フェリーのほうが高速バスよりも、所要時間にして約1時間短縮となり、交通料金にして約300円割安となっています。淡路島洲本港と関西空港は、海路で約32キロとなりますが、陸路で神戸周り明石海峡大橋を渡り優に100キロを超えてしまいます。自動車では、船で約65分となりますが、車で2時間程度が必要となります。
淡路島へのアクセス
淡路島は離島ですが、本州とは明石海峡大橋で結ばれています。四国とは大鳴門橋で結ばれています。自動車や二輪車で上陸することが可能です。本州と淡路島を結ぶ高速船が就航しています。
ただし、淡路島には飛行機が発着する空港と、新幹線と電車が停車する駅がありません。飛行機や新幹線、電車の場合は、途中で高速バスに乗り換える必要があります。
淡路島へアクセスする場合の交通手段と所要時間と料金価格をまとめました。