PR

「古代淡路島の海人と交流」日本遺産展 淡路文化史料館

スポンサーリンク
歴史・文化
記事内に広告が含まれています。

「古代淡路島の海人と交流」日本遺産展が開催されます。淡路島洲本市にある淡路文化史料館で、日本遺産の島「淡路島」で活躍した古代の海人が果たした役割についての展覧会となります。

淡路島とその周辺地域において、近年の考古学の成果は目覚しく、銅鐸や鉄器など淡路島の古代史を塗り替えるような貴重な発見が相次いでいます。最新の考古学の研究成果がベースとなります。

「古代淡路島の海人と交流」日本遺産展の開催期間は、2019年11月9日(土)から2020年3月1日(日)までとなります。開催場所は淡路文化史料館です。開館時間は9時から17時まで、入場料は大人500円、高校大学生300円、小中学生150円です。

スポンサーリンク

「古代淡路島の海人と交流」日本遺産展

2019年11月9日(土)から2020年3月1日(日)まで、兵庫県洲本市にある淡路文化史料館で、淡路島日本遺産展「古代淡路島の海人と交流」が開催されます。

日本遺産の島「淡路島」で活躍した古代の海人が果たした役割についての展覧会となります。開館時間は9時から17時まで、入場料は大人500円、高校大学生300円、小中学生150円です。

淡路島は古来より海人が活躍する舞台でした。淡路島とその周辺地域において、近年の考古学の成果は目覚しく、銅鐸や鉄器など淡路島の古代史を塗り替える貴重な発見が相次いでいます。

新しい技術や文物が淡路島で発見された背景に、海人の活動による他地域との交流があります。青銅・鉄・朱・塩などがもたらされたと考えられています。

最新の発掘調査や考古学の研究成果をベースにして、古代の淡路島で海人が果たした役割に迫ります。

  • 入田稲荷前遺跡の出土貨泉(南あわじ市):南あわじ市教育委員会蔵
  • 下加茂遺跡の出土木製彩色横杓子(洲本市):兵庫県立考古博物館蔵(兵庫県指定文化財)
  • 二ツ石戎ノ前遺跡の出土石杵(洲本市):兵庫県立考古博物館蔵
  • 引野遺跡の出土製塩土器(淡路市):淡路市教育委員会蔵

関連イベント

講演会「ようこそ!朱と神仙の世界へ -朱を磨る弥生人の事情を考える- 」

  • 開催日時:2019年12月14日(土)14:00~15:30
  • 開催会場:淡路文化史料館 研修室
  • 講師:上田健太郎(兵庫県立考古博物館学芸員)
  • 定員人数:100名
  • 参加料金:無料
  • 申込方法:電話申込(淡路文化史料館:0799-24-3331)

シンポジウム「古墳時代の淡路島と大阪湾岸~海人の生業・習俗・地域間交流~」

ひょうご歴史研究室(淡路島)・淡路島日本遺産海人の調査研究事業となります。

  • 開催日時:2020年2月1日(土)13:00~16:30
  • 開催会場:洲本市文化体育館 文化ホール
  • 講演:和田晴吾(兵庫県立考古博物館長)「漁具からみた大阪湾岸と淡路島の海人」、坂江渉(ひょうご歴史研究室コーディネーター)「記紀の「棹根津日子」伝承と大阪湾岸のウミガメ」
  • パネリスト:和田晴吾、坂江渉、金田匡史(洲本市教育委員会)
  • 主催:兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室、淡路島日本遺産委員会
  • 後援:兵庫県立考古博物館
  • 参加料金:無料
  • 申込方法:電話申込(兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室:079-288-9011)

サテライト展示

淡路市「舟木遺跡から甦る古代淡路島の海人」

舟木遺跡の調査成果から、淡路島を拠点とする海人とよばれた人々と弥生後期の巨大山間地集落との関係に迫ります。

  • 開催期間:2019年11月9日(土)~2020年3月1日(日)
  • 開催会場:五斗長垣内遺跡活用拠点施設
  • 開催住所:〒656-1601 兵庫県淡路市黒谷1395-3
  • 電話番号:0799-70-4217
  • 開館時間:9:00~17:00(月曜休館、祝休日の場合は翌平日)
  • 入館料金:無料
  • 主催:淡路島日本遺産委員会、淡路市教育委員会

南あわじ市その1「発掘調査速報展~平成29・30年度調査~」

南あわじ市内の養宜地区と国衙地区で行われた発掘調査成果の展示となります。

  • 開催日時:2020年1月11日(土)~2月9日(日)9時00分~17時00分(会期中無休)
  • 開催場所:広田地区公民館
  • 開催住所:〒656-0122 兵庫県南あわじ市広田広田1057-1
  • 電話番号:0799-44-3008
  • 入館料:無料
  • 主催:淡路島日本遺産委員会、南あわじ市教育委員会

南あわじ市その2「発掘調査速報展~平成29・30年度調査~」

南あわじ市内の養宜地区と国衙地区で行われた発掘調査成果の展示となります。

  • 開催日時:2020年2月15日(土)~3月15日(日)10:00~17:00分(月曜休館、祝休日の場合は翌平日)
  • 開催場所:淡路人形浄瑠璃資料館
  • 開催住所:〒656-0475 兵庫県南あわじ市市三條880
  • 電話番号:0799-42-5115
  • 入館料:無料
  • 主催:淡路島日本遺産委員会、南あわじ市教育委員会

日本遺産の選定された淡路島

2015年6月に淡路島の淡路市、洲本市、南あわじ市の3市の商工観光課、教育委員会、一般社団法人淡路青年会議所、兵庫県淡路県民局、一般財団法人淡路島くにうみ協会、一般社団法人淡路島観光協会で、淡路島日本遺産委員会を発足しました。日本遺産の認定に向けて取り組みました。

2016年4月に「古事記の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」~古代国家を支えた海人の営み~」をタイトルとするストーリーが日本遺産に認定されました。

日本で最古の歴史書となる「古事記」は3巻からなる書物で、天地が形づくられ国家が誕生する過程を、幾多の神々の姿になぞらえ描かれた壮大な神話の世界から始まります。

古事記の冒頭を飾る重要な神話として「国生み神話」があります。国生みで最初に誕生する「特別な島」として描かれているのが「淡路島」となります。

奈良時代に過去の古代国家形成に関わる歴史を太安万侶が編纂したのが「古事記」です。淡路島が「特別な島」として描かれた背景には、理由があり、重要な役割があったはずでした。

今回のストーリーでは、古代人の世界観や宇宙観まで描かれているとされる神話の世界の壮大さや奥深さと、重要な位置を占める「国生み神話」と淡路島の関係が描かれています。

神話が生まれた背景にある「海人」と呼ばれた海の民の活躍と海の民に築かれた淡路島の歴史の魅力、現代の淡路島に受け継がれた文化や伝統などが描かれています。

歴史ストーリーは、淡路島の各地に存在する31件の文化遺産や構成文化財で語られています。

運営組織

  • 主催:兵庫県考古博物館、淡路島日本遺産委員会
  • 後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究所

なお、淡路文化史料館は、淡路島の歴史と文化を集めた博物館です。洲本城の平城部分にあります。淡路島の自然、第一次産業、文化財、地場産業、洲本市の自然や文化財などを紹介しています。

伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」の文化史料、出土遺物や金工品など歴史資料、民具や農耕具、直原玉青画伯の作品の展示があります。屋外に文学碑や洲本城の刻印石など石造文化財の展示があります。

基本・詳細情報

  • 開催期間:2019年11月9日(土)~2020年3月1日(日)
  • 開催場所:淡路文化史料館
  • 住所:〒656-0024 兵庫県洲本市山手1-1-27
  • 電話:0799-24-3331
  • 公式サイト:http://www1.sumoto.gr.jp/siryokan/
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:月曜日(祝日の場合営業、翌平日休み)
  • 入場料金:大人500円、高校大学生300円、小中学生150円、障がい者・幼児無料
  • 駐車場:約30台
  • 駐車料金:無料
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道の洲本インターチェンジから車で約15分
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事をお届けした
アワタビの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
タイトルとURLをコピーしました