淡路島に竹ちくわの自動販売機があります。淡路島にある複合施設「淡路ハイウェイオアシス」のオアシス館に登場しています。竹ちくわ自販機は、稼動年数22年の年代物で、世界に一つだけの希少価値から注目されています。淡路島の名物スポットとなりそうです。
竹ちくわ自販機で販売されるのは、淡路島名物として昔からロングセラーが続いている竹ちくわ「たけやん」です。世界に一つただけの竹ちくわ自販機と、淡路島名物の竹ちくわ「たけやん」をPRするために、2018年7月27日(金)から淡路島の玄関口となる観光施設「淡路ハイウェイオアシス」に移設されました。
竹ちくわ「たけやん」は、青竹に魚の身を巻き付けて焼き上げた青竹に刺さった「ちくわ」です。竹ちくわ自販機では、1個200円で販売されています。
淡路ハイウェイオアシスの営業時間となる午前9時から午後8時までは購入が可能です。9月30日(日)までは、商品に「アタリ」が表示されていると「5本入りたけやん」がプレゼントされます。
なお、淡路ハイウェイオアシスの詳細については、「淡路ハイウェイオアシス 淡路島の玄関口にある観光スポット」の記事をご参照ください。
淡路島竹ちくわ自販機
竹ちくわの自動販売機が、7月27日(金)から淡路ハイウェイオアシスの本館となるオアシス館中央の開放感あふれるアトリウム空間の側に移設されてきました。
世界に一つだけとなる竹ちくわの専用自動販売機となります。食品類の自販機の寿命が10年強といわれているなかで、2018年で22年目を迎える年代物です。
竹ちくわ自販機は、見た目が蛍光灯の明かりと裾のサビでレトロ感が漂います。販売されるのは全て竹ちくわ「たけやん」で、ショーケースに12個の竹ちくわ「たけやん」と1本200円のボタンが並びます。
お金を入れてボタンを押すと「ガチャン」と鈍い音とともに商品が出てきます。竹ちくわ「たけやん」のパッケージには、こんがりと焼けたちくわが、青竹に巻かれて入っています。賞味期限は20日ほどです。
明石海峡大橋が開通20周年を迎える記念として、淡路島の玄関口「明石海峡大橋」を渡ってすぐにある人気の観光施設「淡路ハイウェイオアシス」に移設されました。
「世界で唯一」となった竹ちくわの専用自販機をアピールするために、「淡路島の名物」としてロングセラーの竹ちくわ「たけやん」をアピールするために移設となります。
自販機の横には、竹ちくわ「たけやん」の自販機にまつわるデータが表示されています。販売実績は、チクワの本数を並べると神戸-東京の距離に匹敵する342万3300本になります。
24時間稼働を続ける竹ちくわ「たけやん」の自販機の連続販売時間で18万6480時間となります。竹ちくわ「たけやん」に使用したすり身の数量は、学校の25メートルプール1杯分に相当する約200トンに上ります。
詳細・基本情報
- 設置日:2018年7月27日(金)~
- 設置場所:淡路ハイウェイオアシス
- 設置住所:〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋大林2674−3
- お問合せ:0799-72-0220
- 営業時間:9:00~20:00
- 駐車場:無料(普通車560台)
- アクセス:神戸淡路鳴門道淡路SA(上り・下り)から直結
竹ちくわ「たけやん」の概要
竹ちくわ「たけやん」は、四半世紀を超えるロングセラー商品です。竹ちくわ「たけやん」は、肉厚でしっかりと青竹に巻かれた魚のすり身をこんがりと独自の行程で焼き上げた竹ちくわです。
竹ちくわ「たけやん」は、持ちやすくかぶりつくため、手軽に食べられます。竹ちくわ「たけやん」を食べると、歯ごたえがあり、プリプリした食感があり、爽やかな青竹の香りも感じることができます。
竹ちくわ「たけやん」の味付けは、しょうゆをベースにして隠し味にワインが入っています。しっかりした食べ応えと口当たりの良さから末永く愛されている淡路島の名物となっています。
竹ちくわ「たけやん」には、ちくわの身にすごく弾力があり、しょうゆベースの味がしっかりついているために、ご飯のおかずとして、酒やビールのおつまみとしても好評です。
竹ちくわ「たけやん」の売上げは、1日3000本とお土産ベスト5に入る人気商品です。世界で一つだけとなった竹ちくわ自販機で、メディアから注目されていることで人気が増すかもしれません。
竹ちくわ「たけやん」の自販機では、青竹に巻いて焼き上げたチクワをパックして1箱200円で販売しています。
竹ちくわ自販機の歴史
淡路島名物の竹ちくわ「たけやん」は、1990年に誕生しました。当時、「海のハイウェイ」というキャッチコピーで淡路島と神戸を結び、24時間運航していた淡路フェリーで販売されました。
淡路フェリーの名物商品として乗船客の人気商品となり、「たけやん」の愛称で親しまれました。1990年代には、フェリーの船内や港のドライブインで1日1万本を売り上げるヒット商品となりました。
当時の淡路フェリーは、大磯港から神戸港まで約50分の航行時間でした。食べたり、飲んだりする時間には程よい時間でした。「たけやん」は、ビールやお酒のおつまみにピッタリの商品でした。
竹ちくわ「たけやん」は非常に人気でしたが、淡路フェリーの24時間運航に対して売店は夜9時に閉店していました。お客様の24時間のニーズに応えるため、自販機の開発に乗り出しました。
竹ちくわ「たけやん」の自販機は試行錯誤の結果、1996年に完成しました。24時間の淡路フェリー8隻の1台ずつ、大磯港と須磨港のドライブインに1台ずつの計10台を設置しました。
しかし、1998年4月に明石海峡大橋が開通したことにより状況は激変します。自動車だけで本州と淡路島の往来が可能となったことから、、淡路フェリーは廃止となりました。
その結果、竹ちくわの自販機は「たけやん」を製造販売しているユーアールエーの運営施設である淡路ハイウェイオアシスと東浦バスターミナルに移設されました。
しかし、当時の淡路ハイウェイオアシスはビールを販売していなかったため、竹ちくわ「たけやん」の単体での売上げは少なくなっており、別商品の自販機に置き換えられました。
竹ちくわの自販機の老朽化も相まり、最後に東浦バスターミナルの自販機だけが残りました。世界に一つだけとなった竹ちくわ自販機は、ようやく希少価値から注目されるようになりました。
2018年7月27日(金)から、自販機を開発した淡路市にある会社でユーアールエーさんが、淡路ハイウェイオアシスの名物として設置することにしました。
明石海峡大橋が開通20周年を迎える記念として、淡路島の玄関口「明石海峡大橋」を渡ってすぐにあるにあ観光施設「淡路ハイウェイオアシス」に移設されました。
現在、淡路島の淡路市にある日本最古の神社として名高い伊弉諾神宮で、竹ちくわ「たけやん」の自販機の末永い稼働を祈願したお札を自販機に納めて、淡路ハイウェイオアシスに引っ越した模様を動画にして自販機横のモニター画面で流しています。
竹ちくわの歴史
竹ちくわは、魚のすり身を天然の青竹に巻いて焼き上げたちくわです。竹に付けたまま、ちくわにかぶりついて食べます。すだちを絞ったり、醤油を付けて食べたりします。
本来は「ちくわ」は「竹輪」と書くことから、「竹ちくわ」というのは竹が2回繰り返されることになりますが、現在では「竹」を強調しても許されるほど特徴が的確なネーミングとなっています。
竹ちくわの歴史は、平安時代末期の源平の合戦における屋島の戦いの頃に遡ります。源義経が源氏の軍勢を率いて徳島の小松島に上陸しました。
小松島では、地元の漁師たちが海岸で獲れたての小魚の身を練り合わせて青竹に巻き付けて焼いて食べていました。源義経が1本を所望して絶賛しました。
源義経が「竹ちくわ」を絶賛したことから、青竹を巻くスタイルの「竹ちくわ」が小松島の名物になりました。そして徳島全域に「竹ちくわ」が広まりました。
徳島県のマスコットキャラクターのちっかーずは、竹ちくわがモチーフとされています。廃止となった国鉄小松島線の小松島港では、竹ちくわの販売スタンドが名物として知られていました。
淡路島は昔、淡路国として徳島藩に属していたことから竹ちくわが広まりました。
徳島藩に属していた名残として「竹ちくわ」以外にも、「阿波踊り」や「鳴門オレンジ」など現在でも、文化として根付いているものが多くあります。
竹ちくわ自販機のアクセス
竹ちくわ自販機が設置されている淡路ハイウェイオアシスへのアクセスは、自動車もしくは高速バスの2つの手段があります。
自動車の場合
自動車の場合、神戸方面からお越しの場合、徳島方面からお越しの場合、一般道からお越しの場合でアクセスの方法が異なります。
神戸方面からお越しの場合
神戸方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路サービスエリアの下りに入ります。淡路サービスエリアの下りの出口近くに淡路ハイウェイオアシスへの連結道路があります。連結道路を進むと淡路ハイウェイオアシスの駐車場に到着します。
徳島方面からお越しの場合
徳島方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路サービスエリアの上りに入ります。淡路サービスエリアの上りの出口近くに淡路ハイウェイオアシスへの連結道路があります。連結道路を進むと淡路ハイウェイオアシスの駐車場に到着します。
一般道からお越しの場合
一般道からお越しの場合、淡路インターチェンジ前の交差点から県道157号線の坂道を約700メートルほど登ったところに、淡路島公園の駐車場A1があります。駐車場A1に駐車して徒歩でトンネルの通路を抜けると淡路ハイウェイオアシスに到着します。
高速バスの場合
高速バスの場合、JR三宮駅、JR舞子駅、学園都市駅、新幹線 新神戸駅、大阪阪急3番街、なんば駅の最寄りとなる高速バス乗り場から淡路島行きの高速バスが運行しています。
高速バスは、淡路インターチェンジの高速バス乗り場で降車します。淡路インターチェンジから淡路ハイウェイオアシスまでは徒歩で約8分となります。
淡路交通バス
- 三ノ宮駅ー淡路IC(所要時間40分、乗車料金670円)
- 高速舞子駅ー淡路IC(所要時間10分、乗車料金410円)
- 学園都市駅ー淡路IC(所要時間20分、乗車料金460円)
- 大阪阪急3番街ー淡路IC(所要時間70分、乗車料金1250円)
本四海峡バス
- 新神戸駅ー淡路IC(所要時間55分、乗車料金670円)
- なんば駅ー淡路IC(所要時間90分、乗車料金1250円)
竹ちくわ自販機の観光施設
竹ちくわ自販機が設置されている淡路ハイウェイオアシスは、淡路島公園に直結している複合観光施設です。明石海峡大橋を渡ってすぐにある淡路サービスエリアの上り下りとは、連絡道路で結ばれておりアクセスが便利です。
淡路島の食材を使ったグルメと淡路島の特産を使った土産が集まっています。グルメでは、淡路島牛丼と淡路島生しらす丼、土産では、淡路オニオンスープや玉ねぎドレッシング、竹ちくわ「たけやん」が人気です。
名物スポットとして、淡路島玉ねぎのスープが無料で試飲できるスープスタンドが登場しました。竹ちくわ「たけやん」の自動販売機が登場しました。淡路島サイダーや淡路島牛乳のみるくそふともおすすめです。