淡路島で炭焼あなごといえば「魚増鮮魚店」がおすすめです。お魚屋さんが経営する焼あなご屋さんです。淡路市北西部の県道31号線の道沿いにあります。お店の看板メニューは「焼穴子」です。
淡路島の穴子(アナゴ)を高温で焼き上げた炭焼あなごです。出来たてホヤホヤの「焼穴子」は、皮はパリパリで、身がホクホクで焼き加減が絶妙です。脂の旨みと甘めのタレが絶妙に絡み合います。
テイクアウト専用のお店で、穴子焼をその場で立ち食いしたり、お土産としてお持ち帰りします。
テレビや雑誌など各種メディアに多数登場したことから行列のできる人気店です。アワイチのライダーやサイクリストの立ち寄りスポットです。炭焼きの煙と匂いが立ち込める調理場を眺めながら並びます。
なお、淡路島の炭焼あなごも含めておすすめグルメのまとめは、以下の記事をご参照ください。
淡路島炭焼あなご「魚増鮮魚店」の基本情報
- 店名:魚増鮮魚店
- 住所:〒656-1711 兵庫県淡路市富島1146
- 電話:0799-82-0609
- 電話予約:可能
- 営業時間:9:00~18:30(売切れ次第閉店)
- サービス:テイクアウト
- 座席数:なし(屋外ベンチ)
- 定休日:火曜日
- 駐車場:無料約6台(建物横の専用駐車場約3台、建物前のスペース約3台)
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 北淡ICから車で約10分、淡路ICから車で約15分
淡路島炭焼きあなご「魚増鮮魚店」の内容
魚増鮮魚店は、淡路島の「炭焼きあなご屋」でおすすめ店です。テイクアウト専用で、出来立ての穴子焼をその場で立ち食いしたり、お土産としてお持ち帰りします。
週末や連休の土日祝には、長蛇の列ができる場合があります。最近では、自転車やバイクで淡路島一周する通称「アワイチ」を利用するライダーやサイクリストの立ち寄り場所としても人気です。
早い場合には、お昼過ぎの14時ぐらいに穴子焼が売り切れる場合もあります。少なくともお昼前後には行列ができてしまいます。11時までには到着しておくのが丁度良いかもしれません。
万全を期す場合には、前もってお店に電話予約してから行く方法もあります。
場所は、淡路島の淡路市北西部の県道31号線の道沿いにあります。アクセスは高速道路の北淡インターチェンジから車で約10分、淡路インターチェンジから車で約15分です。
淡路サンセットラインと呼ばれる淡路島の西海岸を走りながら、旧北淡町中心部の富島付近の場所に「炭焼あなご 魚増鮮魚店」の看板があります。道を挟んで淡路信用金庫富島支店と豊島分団消防器具庫が並びます。
建物は、鉄筋コンクリート4階建ての茶色の細長いビルです。4階建てビルの前には、プレハブ風の茶色の小屋が併設されています。穴子焼の調理場として利用しています。焼網や調理機器が並んでいます。
茶色の小屋には金色地に赤字で「炭焼あなご」と黒字で「魚増鮮魚店」と書かれた看板が掲げられています。
駐車場は、建物前のスペースで自動車が3台程度駐車できます。さらに県道31号線を左折するとビルの向かいに魚増鮮魚店の専用駐車場があります。自動車が3台程度駐車できます。
なお、魚増鮮魚店の隣が舗装されていない空き地となっています。こちらにも駐車できます。
プレハブ風の茶色の小屋からは、モクモクと煙が立ち込めています。焼網が2カ所あります。店員のお姉さんやお兄さんなど総勢4人が、ほっかむりと腕カバー、エプロンと長靴の姿で次々と穴子を焼きます。
何度も何度もタレにつけながらひっくり返して丁寧に穴子を焼き続けています焼加減を調整するための大型扇風機が回っており、行列にも煙と匂いが降りかかります。穴子焼の煙と匂いを存分に堪能できます。
穴子を焼き上げる炭焼きの香ばしい匂いが周辺に漂ってきます。タレの甘い香りんに食欲がそそられます。淡路島で出来たてホヤホヤのご当地グルメを食べられる期待感に胸が躍ることでしょう。
焼網のとなりのザルには、美味しそうな穴子焼が山盛りになっては無くなりの繰り返し状態です。
列に並びながら穴子焼の作業を見学します。待ち時間は短いときで30分、長いときで1時間以上となります。順番が来ると店員のお姉さんから親切に質問があります。
穴子焼を何本購入するのかを聞かれます。大きいサイズの穴子焼にするのか小さいサイズの穴子焼にするのかを聞かれます。すぐに食べるのかお持ち帰りするのかを聞かれます。
穴子焼の料金価格は、1匹単位ではなくグラム単位の量り売りとなります。1本で500円前後、2本で900円前後、3本で1200円前後の価格帯となります。
すぐに食べる場合は、ラップをせずに箸を付けて渡されます。その場で飲食も可能です。周辺にテーブルはありませんが、ベンチやコンクリートブロックがあります。ゴミ箱と穴子の頭入れが用意されています。
なお、ご飯は付きません。ご飯と一緒に食べたい場合には、家からご飯をパック詰めで持参したり、コンビニのおにぎりを購入したりする必要があります。
お持ち帰りの場合は、ラップをして箸を付けて渡されます。購入者の7割以上は、淡路島を観光した最後のお土産用に購入されているようです。
別売りで、タレが販売されています。100円もしないので買っておいて損はないです。
穴子焼の他にも、魚屋として新鮮な魚介類、くぎ煮や佃煮の加工品などを販売しています。奥では魚がさばかれます。なお、魚増鮮魚店を盛り立てているのは、富島漁港などの海女さんや漁師さんです。
穴子焼
穴子焼は、魚増鮮魚店の看板メニューとなる炭焼きあなごです。1匹でもボリュームがあります。頭は小さいですが、身が大きくて厚みがあります。穴子(アナゴ)とは思えない風貌をしています。
穴子焼の匂いは、高温で炭焼きした香ばしい風味がします。甘辛ダレの焦げた匂いが食欲をそそります。
穴子焼の味は、強火の炭火で焼き上げられたことから皮はパリッとしています。身がホクホクして柔らかいです。焼き加減が絶妙です。焦げ目がカリカリも食感として楽しめます。
ジューシーな脂の旨みと甘めのタレが絶妙に絡み合います。骨もしっかりと火か通されており柔らかく食べることができます。尻尾の味は濃厚で美味しく食べられます。サクサクしています。
お持ち帰りの場合は、穴子焼をレンジで温めるのが普通ですが、魚焼きで焼くと風味とともに香ばしさが増します。外側がカリ中身がふっくらの焼き立て感を味わえます。
なお、魚増鮮魚店の周辺には、穴子焼を食べられる観光スポットとして、北淡県民サンビーチ、県立あわじ花さじき、淡路島公園などがあります。入場が無料、駐車場も無料となりますのでおすすめです。
北淡県民サンビーチでは、美しい瀬戸内海の海を眺めながら炭焼きあなごを堪能できます。県道31号線(淡路サンセットライン)から眺める夕景は、日本の夕陽百選に選ばれた絶景が眺められます。
県立あわじ花さじきでは、四季折々の花々を眺めながら炭焼きあなごを堪能できます。丘陵地からは、大阪湾に広がる海と淡路島の緑の山々と鮮やかに染まる花畑の大パノラマの絶景が眺められます。
淡路島公園では、芝生広場や林間広場で炭焼きあなごを堪能できます。園内には、アニメのテーマパーク「ニジゲンノモリ」が併設されています。クレヨンしんちゃんの人形やアスレチックが楽しめます。
淡路島の穴子(アナゴ)
淡路島の穴子(アナゴ)は、淡路島の鯛(タイ)、蛸(タコ)、鱧(ハモ)、雲丹(ウニ)などに比べると知名度は劣りますが、淡路島では絶品食材として昔から人気があります。
明石海峡、鳴門海峡、紀淡海峡と3つの海峡に囲まれた淡路島は、ミネラル豊富な海水により豊富なエサがある漁場となっています。淡路島近海で揉まれて栄養を蓄えた穴子は上質な脂がのります。
淡路島でも特選素材の逸品として重宝されています。鰻(ウナギ)に比べてもヘルシーな食材です。最近では、健康志向の女性に大変人気の高い食材となっています。
淡路島の穴子焼は絶品グルメの一つに数えられます。アナゴの漁獲量は、兵庫県が全国上位です。淡路島では淡路市の東浦とよばれる仮屋漁港で美味しい穴子(アナゴ)が水揚げされるといわれています。
春に獲れる穴子(アナゴ)は、小ぶりで脂も少なめです。身が引き締まって弾力があります。秋に獲れる穴子(アナゴ)は、大ぶりで脂ものっています。ふっくらと柔らかいです。
炭焼きの穴子が食べられるお店は、魚増鮮魚店をはじめ、淡路島北西海岸となる淡路市の旧北淡町地域に数多くあります。淡路島では、炭焼きあなごのB級グルメスポットとなっています。
淡路島炭焼あなご「魚増鮮魚店」のアクセス
淡路島の炭焼あなご店「魚増鮮魚店」のアクセスは、自動車のみとなります。神戸方面からお越しの場合と徳島方面からお越しの場合で、高速道路の最寄りとなるインターチェンジが異なります。
神戸方面からお越しの場合
神戸方面からお越しの場合は、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の淡路インターチェンジが最寄りとなります。淡路インターチェンジから約15分で「魚増鮮魚店」に到着します。
淡路インターチェンジの出口を右折します。県道31号線(淡路サンセットライン)を進みます。道なりに進むと海岸線となります。キティちゃんのレストランなどを通過します。
北淡県民サンビーチを通過して直進します。右カーブを曲がります。右手に北淡センターの大きな建物があります。その先に北淡事務所西交差点があります。
北淡事務所西交差点の右手が「魚増鮮魚店」の建物となります。茶色の鉄筋コンクリートです。黄色地に赤字で「炭焼あなご」と書かれた看板が目印となります。
駐車場は無料です。建物の前のスペースに約3台ほど駐車できます。建物横の道に曲がって左側に専用駐車場があります。約3台ほど駐車できます。
徳島方面からお越しの場合
徳島方面からお越しの場合は、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の北淡インターチェンジが最寄りとなります。北淡インターチェンジから約10分で「魚増鮮魚店」に到着します。
北淡インターチェンジの出口を右折します。県道123号線を進みます。育波橋交差点を右折します。県道31号線を進みます。道なりに進むと右手に兵庫県立淡路高等学校を通過します。
右カーブを曲がります。左手に淡路市北淡事務所の建物を通過します。その先に北淡事務所西交差点があります。
北淡事務所西交差点の右手が「魚増鮮魚店」の建物となります。茶色の鉄筋コンクリートです。黄色地に赤字で「炭焼あなご」と書かれた看板が目印となります。
駐車場は無料です。建物の前のスペースに約3台ほど駐車できます。建物横の道に曲がって左側に専用駐車場があります。約3台ほど駐車できます。