吹き戻しの里 淡路島でピロピロ笛を体験 全国シェア8割

吹き戻しの里は、淡路島にある吹き戻しの製造工場です。日本で唯一の吹き戻しの手作り体験や遊び体験、工場見学やお土産購入ができる観光施設となっています。吹き戻しはピロピロ笛とも呼ばれ、口にくわえて息を吹き込むと、丸まった部分がスルスルと伸びて、止めると先端からクルクルと戻ってくる昔懐かしのおもちゃです。

吹き戻しの里は、吹き戻しの生産で国内シェア約80パーセントを誇ります。テレビや雑誌など数多くのメディアでも取り上げられたことがある淡路島でも名物スポットです。吹き戻しを見て、触れて、遊んで、作って、楽しむ体験施設です。子供から大人まで老若男女問わず誰でも一緒に吹き戻しを楽しむことができます。

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吹き戻し里の基本情報

  • 住所:〒656-2323 兵庫県淡路市河内333-1
  • 電話:0799-74-3560
  • 営業時間:10:00~11:30、13:00~15:00
  • 定休日:年中無休(元旦のみ休業)
  • 入場料金:大人500円(高校生以上)、子供300円(中学生以下)
  • 入場特典:1人6本まで吹き戻しの製作体験
  • 事前予約:団体客(20名以上)のみ電話確認とFAX予約
  • 公式ホームページ:吹き戻しの里
  • 駐車場:無料(普通車23台、大型車3台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 東浦ICから車で約10分

吹き戻し里の歴史

吹き戻しの里は、1938年に大阪で八幡光雲堂紙店として創業しました。紙製品を扱う会社でした。1950年代から、吹き戻しの生産に注力しました。1960年代初めに専用の機械を開発して特許を取得しました。

1970年代にパーティーグッズとして、アメリカやヨーロッパなど世界中に輸出しました。1972年に淡路島に工場を建設しました。日本政府から輸出貢献企業として表彰されたこともありました。

急激な円高と中国製品の台頭で輸出量は減少しました。1998年に、本社を淡路島に移転しました。現在、淡路島にある吹き戻し里では日本で製造される吹き戻しの国内シェアで約80パーセントを誇ります。

2015年4月1日から、株式会社八幡光雲堂は、株式会社吹き戻しの里に社名を変更しています。

現在、全国の土産売場やお祭りなどの夜店、東急ハンズやロフトなどのパーティーグッズコーナーなどで販売されています。淡路島の工場は、日本で唯一「吹き戻し」の工場見学と製作体験ができる施設です。

吹き戻しの里は、これまでテレビをはじめ雑誌やメディアなどでも多数登場しています。番組ゲストとして多くの芸能人が訪問されたことがあり、工場には著名人のサインがズラリと並んでいます。

吹き戻しの里では、6月6日を「吹き戻しの日」と申請して一般社団法人 日本記念日協会から認定されています。6月6日にした理由は、6の数字が吹き戻しの形に似ているからとのことです。

吹き戻しの歴史

吹き戻しは、大正時代に日本に伝わったとされている伝統的なおもちゃです。最初に考案されたのは大阪とされていますが、生い立ちなど詳しい歴史は不明となっています。

「巻き取り」とか「巻き笛」と呼ばれていたそうです。昭和時代の初めには、日本で生産され始めました。やがて、置き薬の景品として、紙風船と共に徐々に全国に広がることとなりました。

その当時は、駄菓子屋や夜店でよく販売されていたそうです。

戦後には、アメリカを中心にパーティの必需品として、1970年台初頭まで世界的に大量に消費されました。その後、オイルショックやドルショックなどで消費が落ち始めました。

中国製品や韓国製品が安価で生産し始めて、日本製品は取って代わられました。

吹き戻しの概要

「吹き戻し」とは、笛のような棒の形で、口にくわえてヒュ-と吹くとピーと鳴りながらスルスルと伸びて、吹くのを止めると先からクルクルと戻ってくる、昔懐かしいのおもちゃです。

地方では様々な呼び方があります。ピロピロ笛、ピーヒャラ笛、ピロロロ笛、巻き取り、巻鳥、巻き笛、巻笛、ヘビ笛など、地方に根付いた名前があります。地域に根付いた独特の呼び方がされています。

見た目も進化しています。長いもの、短いもの、キャラクターもの、2方向に伸びるもの、3方向に伸びるもの、組み合わせて多方向に伸びるものまで、世代を問わず遊べるように独自の発展を遂げてきました。

海外では「BLOWOUTS」とか「PARTY WHISTHEL」とかと呼ばれています。

パーティーの会場や新年を祝う人々が街のあちこちで吹き戻しを吹く習慣があったそうです。

スペインでは「MATASUEGRA」と呼ばれ姑殺しの意味が、ブラジルでは「LINGUA DE SOGRA」と呼ばれ姑の舌の意味があります。日本と同様で地域に根付いた独特の呼び方となっています。

吹き戻しは、プラスチックで作られた吹き口、厚紙で作られた筒、薄紙でクルクル巻き込まれた紙筒の3つの部品から作製されています。紙筒に巻き癖を付けた細い金属線が入っています。

吹き口に息を吹き込むとピーという音が鳴ります。同時に巻き込まれていた紙筒に空気が入って筒状にピンと伸びます。吹くのを止めると先の方からクルクルと巻き込まれて戻ってきます。

単純ですが使い方次第でユニークな演出ができるために、子供のおもちゃから大人のパーティーの宴会芸まで幅広く使われています。ディスカウントショップなどで様々な形が販売されています。

最近では、口腔ケア用品として吹き戻しが注目されています。高齢になると呼吸力と嚥下力が衰えます。嚥下力が低下すると食事が困難になり、肺炎を発症しやすくなります。

肺炎にならないために口腔機能を改善する道具として吹き戻しが使われています。ルピナスの「長息生活」という商品です。吹き戻しの里を訪問して医療・介護のために吹き戻しを活用したいと直談判したそうです。大学と連携して効果も実証しています。

吹き戻しの里の手作り体験コーナー

吹き戻しの里では、吹き戻しを自分で制作する吹き戻し作りを体験できます。スタッフの方が作り方を親切丁寧に教えてくれます。難しい工程がありませんので、初心者の方でも気軽に参加できます。

吹き戻しの手作り体験では、プラスチックの吹き口が付いた紙製の筒と、片側に針金を貼り付けた袋状の紙がパーツとなります。カラフルなたくさんの筒と紙から、自分の好みに合った2種類の材料を選びます。

片側に針金を貼り付けた袋状の紙を持って、しごき針で丸めます。左右交互に引っ張って2~3回しごきます。しごき針にひっかけたままで左手を離して、右手をゆっくりしごき針に近づけると巻き上がります。

しごき針から抜いて巻き上がった部分を小さく丸めて袋状の紙は完成です。紙製の筒で吹き口が付いていない方を袋状の紙に差し込みます。セロハンテープで空気が入らないように接続部分を貼ります。

針金が丸い形を覚えるまで15分ほど吹かないで待つと吹き戻しが完成します。なお、文字を書いたりすることもできるので、プレゼントやお土産、記念品にもおすすめの吹き戻しを作ることができます。

小さいお子さんは遊ぶために、親御さんはお子さんの喜ぶ顔を見るために、カップルは共同作業で思い出作りに、年配の方は昔を懐かしみながらオリジナルな吹き戻しを作ることができます。

吹き戻し里の遊び体験コーナー

吹き戻しの里では、テレビや雑誌で紹介された非売品の吹き戻しで遊べるコーナーがあります。世界で一つだけしかない巨大な吹き戻しやユニークな吹き戻し、大人数が参加できる吹き戻しなどたくさんあります。

明石海峡大橋をイメージした巨大な橋の形をした吹き戻しは、10人がかりで一斉に吹きます。初日の出をイメージした赤いヘルメットの吹き戻しは、17本の吹き戻しが飛び出します。

ヒマワリの花をイメージした吹き戻しは、32本の吹き戻しが飛び出します。ライオンをイメージしたお面の形をした吹き戻しは、お面の外側から36本の吹き戻しが飛び出します。

王冠の形をした吹き戻し、かつらの形をした吹き戻し、パーティ用のヒゲめがねまでレパートリーが豊富です。この他、吹き戻しには、様々な遊び方があります。大人数でも楽しめるおもちゃです。

吹き戻しのいろいろな遊び方

吹き戻しは、様々な遊び方が楽しめるおもちゃです。

愛の輪渡しゲーム

人数分の吹き戻しといらなくなった封筒を用意します。封筒を横に切って、紙の輪をグループの数だけ作ります。2組以上の同人数のグループに分かれて、1列に並びます。スタートの合図で、吹き戻しの先に輪を載せて、手を使わずに輪渡しのリレーをします。

じゃんけんゲーム

じゃんけんピーヒャラの吹き戻しを人数分用意します。吹かなければグー、少しだけ吹いてチョキ、思いっきり吹いてパーとなります。相手の顔を見ながら大きく息を吸ったり、吸っていないフリをしたり、駆け引きをしながら、じゃんけんをします。

的当てゲーム

超ロングの吹き戻しを用意します。100円ライターなど小さな的を置きます。離れたところから的を狙って勢いよく吹いて倒します。一番早く的を倒すのは誰かを競うゲームもできます。

吹き戻し鬼ごっこ

超ロングを用意します。ルールは鬼ごっこと同じですが、タッチを吹き戻しで行います。超ロングは80センチもあるので、追いかける方も、逃げる方もスリルがあって楽しいです。

ひげメガネにらめっこ

ひげメガネの吹き戻しを用意します。顔に付けただけで笑えそうなひげメガネを付けて向かい合います。どちらがおもしろい顔をしながら吹き戻しを使うか「にらめっこ」をします。

ぶるぶるピーヒャラ

普通の吹き戻しを用意します。吹き戻しの先端から3~4センチくらいまで真っ直ぐに爪で伸ばします。思いっきり吹くとピーヒャラが伸びた状態でブルブルと振動します。

順番当てゲーム

地獄のピーヒャラを用意します。5~7個くらいで組み立てます。それぞれの巻き紙に番号を付けておき、息を吹き込んで最後に出る巻き紙の番号を予想します。予想が出揃ったところで肺活量に自信のある人が息をゆっくりと吹き込みます。1つずつ巻き紙が伸びていき最後まで残ったものが当たりです。様々な組み立てにより、最後まで残る巻き紙が異なります。

生き残りサバイバルゲーム

地獄のぴーひゃらを人数分用意します。みんなのかけ声で同時に吹き始めて、最後まで残った人が勝ちです。

ピロピロビクス(美容エクササイズ)

吹き戻しは美容にも効果的な使用方法があります。エアロビクスならぬピロピロビクスです。ピロピロを持って、口にくわえて、肘を水平に挙げた状態で思いっきり息を吹きます。5回を1セットとします。法令線、二重あご、二の腕、下腹のエクササイズが一度にできます。テレビ朝日「Jチャンネル」でも取り上げられたことがあります。

吹き戻し里の工場見学コーナー

吹き戻しの里では、工場で吹き戻しの製造工程を見学することができます。吹き戻しの製造は、工場での材料の加工と各家庭での内職による手作業の2つの工程によって完成します。

材料の加工では、原材料をスリッターと呼ばれる機械にセットして規定の大きさに裁断します。吹き戻しの部品で機械によって作られるのは、厚紙の筒の部分と薄紙の伸び縮みする部分となります。

厚紙の筒の部分の材料は、中芯原紙とポリエチレンフィルムが使用されています。薄紙の伸び縮みする部分の材料は、グラシン紙とステンレス線と押さえ紙が使用されています。

紙同士の接着をする材料には、厚紙の筒の部分も薄紙の伸び縮みする部分も、酢ビ系の接着剤を使っています。ポリエチレンの部分だけ、ラミネート用のエマルジョンの糊が使用されています。

吹き口となるプラスチックの部品は、大阪の協力工場で生産されて輸送されてきます。部品の接着、組み立て、加工は、淡路島にある家庭の内職に頼っています。現在、内職には約40軒ほどが参加しています。

その他、障害者の小規模作業所として「ひまわり作業所」と「まりしの里」があります。また、新淡路病院の患者さんのリハビリを兼ねて看護師さんや先生方が吹き戻しの作業指導を行っています。

吹き戻しの組み立てで難しいのが「しごき」という作業です。薄紙の伸び縮みする部分のステンレス線に、伸び縮みするように巻き癖をつける作業となります。しごきが無ければ伸び縮みできません。

ステンレス線の入った側を「しごき針」と呼ばれるしごくための棒に当てます。厚紙の筒の部分につける側を少し長めに残して全体をしごいていきます。製品によって羽根をつけたりする事があります。

最後に、セロテープを使って厚紙の筒の部分と薄紙の伸び縮みする部分を接着します。ラッパつけと名付けられています。セロテープを頭と紙管の境目に空気が入らないように接着します。

吹き戻し里の商品販売コーナー

吹き戻しには、約50種類の「吹き戻し」が並んでいる販売コーナーで吹き戻しの商品が販売されています。標準的な吹き戻しから、パーティ用、組み立て用とレパートリーが豊富です。お土産や記念品におすすめです。

なお、吹き戻しの里では施設の都合により、商品購入だけの場合も入場料が必要です。お買い物だけをしたい場合は、道の駅東浦ターミナルパークにあるお土産屋さん「ゆめの浜」で吹き戻しを購入することができます。

人気でおすすめの商品

福戻し

福戻しは、吹けば吹くほど福が来るという縁起の良い吹き戻しです。御祝いやパーティ、お正月におすすめです。販売価格は、216円(税込)です。

面付き吹き戻し

面付き吹き戻しは、オーソドックスな吹き戻しです。子供たちに人気のお面付きです。少し先を伸ばしてブルブルピーヒャラに変身します。種類は、ひょっとこ・青鬼・赤鬼などお祭りタイプと、ゾウ・トラ・ライオン・パンダなど動物タイプ、あじさい・チューリップ・水仙など花タイプがあります。販売価格は、130円(税込)です。

123セット

123セットは、楽しい吹き戻しの3点セットです。1つから出るのはゾウの鼻、2つから出るのはウサギの耳、3つから出るのは何でしょう。販売価格は、648円(税込)です。

ジャンケンピーヒャラ

ジャンケンピーヒャラは、楽しいジャンケンができる吹き戻しです。ちょっと吹けばチョキとなります。思いっきり吹くとパーとなります。吹くぞと見せて吹かないとグーとなります。2人で遊べます。相手の顔を見ながら息の吸い方で何を出すのか予想します。販売価格は、648円(税込)です。

ヒゲめがね

ヒゲめがねは、誰でも瞬間芸が簡単にできる吹き戻しです。変装でみんなを驚かせて、ひげが伸びてみんなが大笑いとなります。振り向いてから、ひげが伸びるまでの瞬間芸で、あなたは人気者になれるかもしれません。販売価格は、648円(税込)です。

超ロング

超ロングは、世界一長く伸びる吹き戻しです。長さ80センチにもなります。販売価格は、648円(税込)です。

ケータイくん

ケータイくんは、短いサイズの吹き戻しです。携帯できるコンパクトな移動に便利なタイプです。販売価格は、130円(税込)です。

地獄のピーヒャラ

自由な形に組み立てられる究極の吹き戻しです。最大19個の吹き戻しをジョイントします。組み立てた全部のピーヒャラを伸ばせるまで息が続くのか、地獄を見るのか、あなたの組み立て次第かもしれません。販売価格は、1296円(税込)です。

吹き戻しの里のアクセス

吹き戻しの里のアクセスは、自動車のみとなります。神戸方面からお越しの場合も、徳島方面からお越しの場合も、神戸淡路鳴門自動車道の東浦インターチェンジで下ります。

東浦インターチェンジの交差点を左折します。真っ直ぐ進むと国道28号線と交わる浦交差点に到着します。浦交差点を右折して国道28号線を南下します。

真っ直ぐ進むと県道71号線と交わる久留麻交差点に到着します。久留麻交差点を右折して県道71号線を山手に進みます。真っ直ぐ進むと吹き戻しの里の工場となる青い建物が見えます。

吹き戻しの里周辺の観光スポット

吹き戻しの里の周辺の観光スポットとして、淡路島国営明石海峡公園、淡路夢舞台、奇跡の星の植物館、あわじ花さじきなどがあります。

淡路島国営明石海峡公園は、甲子園球場の約10倍もある広大な敷地を利用した四季折々の草花が楽しめます。年間を通じて様々なイベントも開催されています。国際的なリゾート感が溢れる海辺の園遊空間です。

淡路夢舞台は、世界的建築家の安藤忠雄さんが設計したリゾート施設です。奇跡の星の植物館は、淡路夢舞台にある日本最大級の温室となる植物園です。淡路島国営明石海峡公園に隣接しています。

あわじ花さじきは、標高300メートル近くの丘陵地を利用した入場料が無料の公園です。広大な敷地を利用した海に向かって広がるお花畑があります。四季折々のお花を楽しむことができます。

この他、淡路島は観光地として人気です。古いの歴史と豊かな自然と美味しいグルメがおすすめです。淡路島でおすすめの観光スポットをまとめました。

淡路島の観光スポット40選
淡路島の観光スポット40選をご紹介します。淡路島には人気の観光スポットがたくさんあります。海や山や花など美しい自然を満喫できます。農産物や海産物の食材が豊富で美味しいグルメを堪能できます。 家族一緒に、動物にふれあえたり、アクティビテ...
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