昆虫ワールドが開催されます。淡路島にある農業公園「イングランドの丘」で、約50種類の昆虫の展示とミニゲーム、グッズの販売があります。
約50種類の昆虫の展示では、ヘラクレスオオカブト、ニジイロクワガタ、ハナカマキリに加えて、春からはウーパールーパー、ピラニアなどアマゾンの生き物が仲間入りしました。
ミニゲームでは、ヘラクレスオオカブトなど昆虫が当たる輪投げ・くじ引きが行われます。
昆虫ワールドの開催期間は、2021年9月4日(土)から10月31日(日)までの土日祝限定となります。入場料金は、入園料金とは別に3歳以上600円となります。

輝く昆虫ワールド
2021年9月4日(土)から10月31日(日)までの土日祝限定で、兵庫県淡路市にある農業公園「イングランドの丘」で「昆虫ワールド」が開催されます。
- イングランドの丘公式ホームページ:輝く昆虫ワールド 土日祝限定開催!
今回は約40種類の昆虫の展示が約50種類にパワーアップしています。豪華昆虫が当たるミニゲームとグッズ販売も行われます。入場料金は3歳以上600円です。別途、入園料が必要です。
約50種類の昆虫の展示
約50種類の昆虫の展示では、ヘラクレスオオカブト、ニジイロクワガタ、ハナカマキリに加えて、春からはウーパールーパー、ピラニアなどアマゾンの生き物が仲間入りしました。

ヘラクレスオオカブトは、世界最大のカブトムシとして知られています。、最大で全長18センチ以上になります。名前は、ギリシャ神話最大の英雄ヘラクレスに由来します。
頭角と胸角がとても長いのが特徴です。体長とほぼ同じくらいです。力は非常に強いです。羽は黄褐色を帯びています。中央アメリカから南アメリカの熱帯雨林の林に生息します。

ニジイロクワガタは、七色に輝く世界一美しいクワガタとして認知されています。オセアニアのニューギニア南部、オーストラリア北部などに生息しています。日本への輸出第一号となったクワガタです。
前翅はもちろん脚から腹側までタマムシのような緑色をベースに金属のような光沢があります。見る角度により色調が変化します。個体により差があります。大顎は湾曲して二つに分かれています。

ハナカマキリは、東南アジアの熱帯雨林に生息しています。ラン科植物の花に擬態する昆虫です。脱皮を重ねるとランのように体色がピンク色が混じった白色となります。成虫はほぼ白色で飛行できます。
花の姿に体を似せていることで、花に集まる昆虫類を捕食しています。メスがオスの倍近くなり、マキリの仲間では雌雄の大きさの差が極端です。

ウーパールーパーは、メキシコサンショウウオです。全長10センチから25センチです。通常の体色は灰色で黒褐色の斑点が入ります。ピンクで白い個体は「アルビノ」と呼ばれています。
突然変異で色素が抜けたものです。日本では1985年頃にテレビCMに登場して人気となりました。

ピラニアは、肉食の淡水魚です。アメリカの熱帯地方に生息します。名前は「歯のある魚」の意味します。体長は小型種で15センチ程、大型種で60センチ程です。熱帯魚として人気があります。
鋭利な歯と強靭な顎を持つ肉食魚でしが、性格は臆病です。群れることを好みます。
ミニゲーム
ミニゲームとして、輪投げ・くじ引きが行われます。ヘラクレスオオカブトなどの昆虫が当たります。
輪投げは1回1000円です。5本成功でヘラクレスオオカブト、4本でニジイロクワガタ、3本でアトラスオオカブトがもらえます。2本以下でも1000円相当のクワガタ・カブトムシがもらえます。
くじ引きは、1回2000円です。1等でヘラクレスオオカブト、2等でニジイロクワガタ、3等でアトラスオオカブトがもらえます。ハズレでも1000円相当のクワガタ・カブトムシがもらえます。
詳細・基本情報
- 開催期間①:2021年6月26日(土)~7月21日(水)土日祝
開催期間②:2021年7月22日(木)~8月31日(火)毎日 - 入場料金:500円
- 住所:〒656-0443 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
- 電話:0799-43-2626
- 公式ホームページ:https://www.england-hill.com/
- 開園時間:平日9:30~17:00、土日祝9:30~17:30(4月~9月)
- 入園料金:大人1000円、子供(中学生以下)200円、3歳以下無料
- 駐車場:約1000台(普通車)
- 駐車料金:無料
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 洲本ICから車で約15分、西淡三原ICから車で約15分
過去の昆虫ワールド
2020年6月20日(土)から9月20日(日)までの土日祝、夏休み期間の7月18日(土)から8月31日(月)の毎日に、輝く昆虫ワールドが開催されました。
大好評を博して2020年9月1日(火)から2021年1月31日(日)まで土日祝限定で開催されました。2021年3月13日(土)から4月4日(日)までの毎日で再開催されました。
2021年4月5日(月)以降は土日祝のみの開催でしたが緊急事態宣言の発出で中止されました。
2021年6月26日(土)から7月21日(水)までの土日祝限定で再開催されました。7月22日(木)から8月31日(火)までの毎日で再開催されました。
約40種類の世界の昆虫の展示です。オーベルチュールオオツノカナブン、ネプチューンオオカブト、ハナカマキリ、イスラエルゴールデンスコーピオン、ストリアータツヤクワガタなどが登場しました。
オーベルチュールオオツノカナブンは、タンザニア・ケニアに分布する中型の甲虫「カナブン」です。日本では和名でオーベルチュールハナムグリとも呼ばれています。
日本のカブトムシよりひとまわりサイズが大きいです。体の模様が綺麗です。固体により、模様にいくつかのパターンがあります。
ネプチューンオオカブトは、ヘラクレスオオカブトに次いで世界で二番目に大きい種として有名です。体長に比べて頭角・胸角が非常に長いです。大型のオスでは体長の2分の1ほどの長さとなります。
頭角は全ての甲虫類で最長です。胸角基部に2本の角状の突起があります。胸角下部にはオレンジ色の毛がブラシ状に密生しています。頭角に1本の突起と鋸歯状の小突起が並びます。体色は光沢のある漆黒色です。
イスラエルゴールデンスコーピオンは、エジプトやサハラ砂漠などアフリカの北部から中東に生息しています。和名はコガネサソリです。小型のサソリで淡黄色の体色です。毒は弱いです。
地中に深さ15センチから30センチの巣穴を掘ります。暑さ・寒さ・雨・乾燥から体を守っています。気が荒いことでも知られています。
ストリアータツヤクワガタは、マレーシアやインドネシアなどに生息する小型のクワガタです。体全体を金褐色の微毛がストライプ状に生えています。気温変化に敏感で飼育は難易度が高いことで知られています。