覚住寺は、淡路島七福神の三番霊場として「毘沙門天」をお祀りして勇気と決断を授ける寺です。聖徳太子の勅詔により創建されたといわれています。淡路島で最古の寺院の一つです。
毘沙門天は毘沙門さまと親しまれる勇気の神様で、武道成就や家内安全などのご利益があります。七福神で唯一の武将の姿をした神です。
なお、淡路島七福神めぐりの詳細については、「淡路島七福神めぐり まとめ」の記事をご参照ください。
覚住寺 淡路島七福神の基本情報
住所と電話
- 住所:〒656-0451 兵庫県南あわじ市神代社家343
- 電話:0799-42-0436
営業時間と定休日
- 営業時間:8:00~17:00
- 定休日:無休
真言と詠歌
- 御真言:おんべいしらまんだやそわか
- 御詠歌:魔を降す猛き姿にひきかえて 情にあまる福徳の神
御朱印とハッピー券と記念品
- 御朱印:300円
- ハッピー券:200円
- 記念品:福寿延命箸
駐車場
- 駐車場:無料(普通車20台)
覚住寺 淡路島七福神の毘沙門天
覚住寺は、淡路島七福神の「毘沙門天」をお祀りするお寺です。毘沙門天は、通称「毘沙門さん」と呼ばれています。七福神で唯一の武将の姿をした神です。
革製の甲冑に身を固めて、右手に宝棒、左手に宝塔、足の下に邪鬼天の邪鬼を踏みつけている姿で描かれます。智恵と勇気の守り神で元々は古代インドの神話で、インドの北を守る善神とされています。
仏教において天界の仏神で、持国天、増長天、広目天と共に四天王の一つに数えられる無敵の闘神であり、別名「多聞天」といわれています。財宝の象徴である北方の守護神です。
古くは武運の神として上杉謙信ら戦国武将の信仰を集めていました。
覚住寺 淡路島七福神のご利益
- 武道成就
- 家内安全
- 降魔厄除
- 夫婦和合
- 財運招福
- 無病息災
覚住寺 淡路島七福神の歴史
推古天皇の頃(592年)に聖徳太子の勅詔により創建されたといわれれています。最盛期には。七堂伽藍を備えた広大な寺院で多くの塔が建っていました。淡路島で300以上ある神社仏閣の中でも最古の寺院です。
覚住寺 淡路島七福神の境内
覚住寺は、駐車場から数分で到着します。7段の石段を登ると山門があります。左右に金剛力士が守護している仁王門となっています。両サイドの壁面には、健康を祈願するたくさんの「お願いわらじ」が掛けられて奉納されています。
五角形で区切られた手水舎があります。龍の口から水が出ます。大日如来の化身といわれて、五大明王の中心となる明王でもある不動明王をイメージしています。
他には、選定された植木と庭石、おそらく仁王門と同じ年代の古い鐘楼があります。目新しいものとしては、記念撮影ができる毘沙門天のパネルがあります。
本堂は、鮮やかな金色で「多聞院」と書かれた立派な看板が掲げられています。毘沙門天は、常に仏様が説法する道場を守護して、法を聞く機会が多いことから「多聞天」と称されていました。
本堂の右手に受付とお土産の売店があります。お願いわらじが500円で販売されています。本堂の左手に立派な木彫りの毘沙門天像が祀られています。隣には、見事な楽太鼓が置かれています。
本尊は、秘仏の如意輪観音となります。本堂の中央に祀られています。観音菩薩の変化身で六観音の一尊に数えられています。残念ながら、お目にかかる機会はほとんどありません。
本堂の一角に竜神様が祀られています。奥には竜神様が祀られている鳥居に社が見えます。座布団は、福の文字をムカデが囲っています。なお、毘沙門天の神使はムカデと虎です。
本堂の装飾としては、七福神の墨絵、龍の墨絵が飾られています。
覚住寺 淡路島七福神のアクセス
淡路島七福神の毘沙門天が祀られている覚住寺のアクセスは、移動手段が自動車のみとなります。神戸方面からお越しの場合も徳島方面からお越しの場合も、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道で最寄りインターチェンジは、西淡三原インターチェンジとなります。西淡三原インターチェンジから車で約15分で到着します。
西淡三原インターチェンジの出口を左折します。県道31号線を進みます。志知交差点で左折します。県道477号線を進みます。途中で県道478号線となります。西川橋西詰交差点を右折します。
県道126号線を進みます。円行寺交差点を左折します。国道28号線を進みます。立石交差点を右折します。オニオンロードを通過して、三叉路を右に進んでカーブを曲がると覚住寺に到着します。
駐車所は無料で普通車が約20台ほど停車できます。
- 住所:〒656-0451 兵庫県南あわじ市神代社家343
- 電話:0799-42-0436