淡路島七福神めぐり

淡路島にある七福神めぐりは、淡路島全体を七福神が乗り合う宝物を積んだ海に浮かぶ「宝船」に見立てて、島内各所に点在する七つの神様が祀られる七つのお寺を参拝して淡路島ひとめぐりします。これは、淡路島が国生み神話でイザナギとイザナミが最初に創造された島であること、淡路島が昔から御食国といわれ食の宝庫であること、淡路島が山と海と花に囲まれた自然の宝庫であることに由来しています。全国に七福神めぐりができる地域は無数に存在しますが、国生み神話の歴史とロマン、海の幸と山の幸の美味しい食材、空と海と山と花々の美しい自然とたくさんのお宝を積んだおめでたい船である「淡路島」で、七福神めぐりをすると縁起が良くご利益があるパワースポット巡りということから、最近注目されている人気の開運ツアーとなっています。なお、毎年旧正月3日間に淡路七福神まつりが開催されています。開催期間中に淡路島七福神めぐりの七つのお寺を参拝すると各お寺で福ふく万杯の楽しい接待が受けれられます。淡路島で七福神をめぐりながら幸福な体験ができます。今年は2月16日(金)~2月18日(日)となっています。

淡路島七福神めぐりの方法

淡路島七福神めぐりは、島全体を七福神が乗り合う宝物を積んだ「宝船」に見立てています。島内各所にある七つの神様が祀られる七つのお寺を参拝しながら、淡路島をひとめぐりすることで幸福になるというおめでたいパワースポット巡りです。淡路島七福神めぐりの方法は、七つのどのお寺から始めても良く、普通に参拝だけして回ることもできます。また、様々な縁起の良い特典がもらえる有料プランもあります。最初のお寺で奉納金200円(各寺200円)を納めると「淡路島七福神ハッピー券」という紙面を渡してくれます。有料プランは、ハッピー券を持って、七つのお寺で奉納金を納めて参拝して、七つのスタンプを集めることになります。また、奉納金を納めると、各々のお寺でご本尊の拝観、お経を唱えて祈祷・祈願、住職による法話などを受けることができます。さらに各々のお寺でそれぞれ特色ある記念品がもらえます。そして、七つのお寺を全て周り七つのスタンプを全て集めると、最後のお寺で七福神の吉兆福笹をもらうことができます。この福笹は、七福神の福々しい飾り(吉兆)を付けた商売繁盛、家内安全、開運招福などあらゆる福を招く縁起物でご利益があります。

淡路島七福神めぐりで用意するもの

有料プランとして淡路島七福神ハッピー券、淡路島七福神宝印帳、淡路島七福神宝舟色紙の3つの方法があります。各お寺にて以下の3つが販売されています。有料プランはこちらを持って七福神をめぐることになります。

淡路島七福神ハッピー券

最初のお寺で奉納金200円(各寺200円)を納めると「淡路島七福神ハッピー券」という紙面を渡してくれます。有料プランは、ハッピー券を持って、七つのお寺で奉納金を納めて参拝して、七つのスタンプを集めることになります。

淡路島七福神宝印帳

七つのお寺の御朱印が記載されている立派な冊子です。こちらを持って七つのお寺を周ると、各々のお寺で日付印を押してもらい、七つの日付印を集めることができます。二度目の七福神めぐりからは、一度目でもらった吉兆福笹に入っている福券と引き換えに、その年の干支が描かれた色紙などの記念品がもらえます。淡路島七福神宝印帳は2800円となります。

淡路島七福神宝船色紙

宝船に乗った七福神が描かれた立派な色紙です。こちらを持って七つのお寺を周り、各々のお寺で御朱印(各寺500円)をもらい、七つの日付印を集めることができます。淡路島七福神宝舟色紙は1200円となります。

淡路島七福神めぐりのお問い合わせ

淡路島七福神めぐりのお問い合わせは、七福神めぐりの一つである八浄寺の淡路島七福神霊場会事務局になります。

  • 住所:〒656-2212 兵庫県淡路市津名町佐野834
  • 電話:0799-65-0026

淡路島で七福神めぐりの交通手段

淡路島七福神めぐりの交通手段ですが、淡路島には電車が走っていません。一般的に交通手段として自動車を使って回る方が多いです。また、淡路島七福神めぐりでは、ツアー会社が年間に単発でバスツアーを組んでおります。阪急交通社や神姫バスツアーズなどで、お一人様1万円前後でのバスツアーが多いです。その他に、淡路島七福神めぐりでは、タクシー会社によるプランもあります。淡路島の鳴門タクシーなどにより、タクシー(4~5人)2万3500円(お一人様6千円前後)、ジャンボタクシー(9人)2万9500円(お一人様3000円前後)で送迎しております。なお、タクシーは三宮駅・新神戸駅・徳島空港・徳島駅などの送迎プランもあります。バスツアーやタクシープランの詳細については各会社のHPでご確認ください。

淡路島七福神めぐりのアクセス

淡路島七福神めぐりは、島内各所にある七つの神様が祀られる七つのお寺を参拝しながら、淡路島をひとめぐりすることで幸福になるというおめでたいパワースポット巡りです。淡路島にある七福神が祀られているお寺は、八浄寺(大黒天)、宝生寺(寿老人)、智禅寺(弁財天)、長林寺(福禄寿)、護国寺(布袋尊)、万福寺(恵比寿天)、覚住寺(毘沙門天)となります。淡路島は「島」といっても南北約50キロ、東西約20キロ、周囲約200キロもあり広大です。島内各所に点在する七つのお寺も参拝順序によって、かなり時間の開きが出てきます。淡路島七福神めぐりでおすすめする順序を、神戸方面からお越しの場合と、徳島方面からお越しの場合に分けて推奨ルートをご紹介します。

神戸方面からお越しの場合のアクセス

東浦ICもしくは津名ICから下り、八浄寺(大黒天)、宝生寺(寿老人)、智禅寺(弁財天)、長林寺(福禄寿)、護国寺(布袋尊)、万福寺(恵比寿天)、覚住寺(毘沙門天)、洲本ICもしくは西淡三原ICから上る

徳島方面からお越しの場合のアクセス

淡路南ICもしくは西淡三原ICから下り、覚住寺(毘沙門天)、万福寺(恵比寿天)、護国寺(布袋尊)、長林寺(福禄寿)、智禅寺(弁財天)、宝生寺(寿老人)、八浄寺(大黒天)、東浦ICもしくは津名アICから上る

淡路島七福神めぐりの所要時間

神戸方面からお越しの場合の所要時間

  1. 神戸淡路鳴門道を東浦ICもしくは津名ICで下る
    自動車で約20分
  2. 八浄寺(大黒天):〒656-2212 兵庫県淡路市佐野834
    自動車で約25分
  3. 宝生寺(寿老人):〒656-2143 兵庫県淡路市里326
    自動車で約35分
  4. 智禅寺(弁財天):〒656-1556 兵庫県淡路市草香436
    自動車で約15分
  5. 長林寺(福禄寿):〒656-1304 兵庫県洲本市五色町都志万歳975
    自動車で約15分
  6. 護国寺(布袋尊):〒656-0511 兵庫県南あわじ市賀集八幡732
    自動車で約35分
  7. 万福寺(恵比寿天):〒656-0515 兵庫県南あわじ市賀集鍛治屋87-1
    自動車で約20分
  8. 覚住寺(毘沙門天):〒656-0451 兵庫県南あわじ市神代社家343
    自動車で約25分
  9. 西淡三原ICもしくは洲本ICから神戸淡路鳴門道に上る

淡路島七福神めぐりの場所

八浄寺

八浄寺(はちじょうじ)は、淡路七福神二番霊場として「大黒天」をお祀りしています。淡路島七福神の総本山のお寺で、一年を通して様々なお祭りが催されています。応永年間(1394年~1427年)に開基心了法師による阿弥陀如来造立して創建されました。延宝年間(1673年~1681年)に盛奝上人が円融山浄満寺を中興されました。その後、八幡神社別当寺の平松山八幡寺と合併して、蓮台山八浄寺と改称されました。七福神の総本山として瑜祇七福宝塔は1989年9月に建立しました。本堂に高さ2メートルの大きな大黒さんが安置されており、立派な朱塗りの「瑜祇七福宝塔」が鮮やかに立っています。室町時代から続く高野山真言宗の古刹で、弘法大師が御筆と伝えられる妙音弁財天を、年ごとに場所を移してお祀りする淡路島の奇祭「回り弁天」発祥の寺といわれています。

八浄寺の詳細情報

  • 所在住所:〒656-2212 兵庫県淡路市佐野834
  • 電話番号:0799-65-0026
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 定休日:無休
  • 御真言:おんまかぎゃらやそわか
  • 御詠歌:打つ槌に宝の雨をふらしつつ 無福の民を救う御神
  • 記念品:マッチと花の種
  • アクセス:神戸淡路鳴門道東浦ICから車で約15分

宝生寺

淡路七福神の一つで、達者で長寿を授ける神「寿老人」をお祀りしています。天平13年(740年)に、聖武天皇の勅命を受けて、僧侶が淡路島にお寺を建立するために刻んだ地蔵菩薩を安置したのが始まりです。「日限地蔵尊」と崇められており、ご利益ある尊像として人々に親しまれています。また、境内にある「長寿橋」を渡れば10年寿命が延びるといわれており、参拝後に戴けるお茶を飲むとさらに10年寿命が延びるといわれています。

宝生寺の詳細情報

  • 所在住所:〒656-2143 兵庫県淡路市里326
  • 電話番号:0799-62-2905
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 定休日:無休
  • 御真言:おんばざらゆせいそわか
  • 御詠歌:玄鹿の命長きにあやかれと 杖を引きつつ世を救う神
  • 記念品:ぼけない五カ条が書かれた葉書
  • アクセス:神戸淡路鳴門道津名ICから車で20分

智禅寺

淡路島七福神の一つで、良妻・賢母の道を授ける神「弁財天」をお祀りするお寺です。功徳には、芸術、芸能、文学、弁舌、学問、幸運授与、財宝授与などがあります。本堂には大日如来像が安置されています。また、所蔵している寺宝の大般若経には観応2年(1351年)の銘があり、地蔵菩薩像など仏教彫刻も祀られています。もともとは仏法有縁の修験道場として開かれた歴史あるお寺です。

智禅寺の詳細情報

  • 所在住所:〒656-1556 兵庫県淡路市草香436
  • 電話番号:0799-86-1472
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 定休日:無休
  • 御真言:おんそらそばていえいそわか
  • 御詠歌:ひく琵琶の妙なる音にも似たるかな 福を喜ぶ諸人の声
  • 記念品:般若心経が書かれた小さなうちわ
  • アクセス:神戸淡路鳴門道津名ICから車で20分

長林寺

淡路七福神の一つで、大望成就を授ける神「福禄寿」をお祀りするお寺として、功徳には、福(子孫繁栄)、禄(財産授与)、寿(健康長寿)があります。天平9年(737年)に、僧侶が七堂伽藍を創建して、本尊十一面観音菩薩像を安置したのが始まりです。延喜元年(901年)に、菅原道真が九州に赴くときに、長林寺の御堂に参詣されたとされています。また、その際に「都を志す」と誓願したことから、この地が「都志」と呼ばれるようになったとされています。なお、境内には淡路島特産のいぶし瓦でできた見事な福禄寿像があります。

長林寺の詳細情報

  • 所在住所:〒656-1304 兵庫県洲本市五色町都志万歳975
  • 電話番号:0799-33-0121
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 定休日:無休
  • 御真言:おんまかしりそわか
  • 御詠歌:仰ぎみるその御頭の長きごと 延寿の徳を与えまします
  • 記念品:メモ帳
  • アクセス:神戸淡路鳴門道津名ICから車で25分

護国寺

淡路島七福神の一つで、家庭円満・和合を授ける神「布袋尊」をお祀りしています。行教上人が開創された由緒ある歴史あるお寺です。本堂には大日如来挫像が安置されています。行教上人は、大和大安寺の僧侶で真言宗を学んでから、 伝灯大法師に任ぜられました。その後、貞観元年(869年)に豊前宇佐八幡宮に参詣して2年余りをこの地で過ごしました。行教上人有縁のお寺といわれています。

護国寺の詳細情報

  • 所在住所:〒656-0511 兵庫県南あわじ市賀集八幡732
  • 電話番号:0799-54-0259
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 定休日:無休
  • 御真言: おんまいたれいやそわか
  • 御詠歌: 限りなき宝の布袋みてはげめ 笑う門には福来るなり
  • 記念品:ポケットティッシュ
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で10分

万福寺

淡路七福神の一つで、幸せの釣り方授ける神「恵比寿天」をお祀りしています。七福神で唯一の日本の神様である太神が奉られている1200年の歴史を持つお寺とされています。宝亀年間(770年~781年)に淳仁天皇の御陵の墓守を勤める僧侶の宿坊として創草されました。応永年間(1394年~1427年)に、この地に館を構えた加集氏によりお堂を再興して、御陵の安穏と民衆の安泰を祈念するお寺とされました。本堂の大日如来像二体を合祀している須弥壇は、非常に貴重な様式とされています。

万福寺の詳細情報

  • 所在住所:〒656-0515 兵庫県南あわじ市賀集鍛治屋87-1
  • 電話番号:0799-54-0244
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 定休日:無休
  • 御真言: なむえびすだいじん
  • 御詠歌: 釣り上げし鯛を宝とだきかかえ笑う恵美酒は福徳の神
  • 記念品:鉛筆
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で15分

覚住寺

淡路七福神の一つで、勇気と決断を授ける神「毘沙門天」をお祀りしています。推古天皇の頃(592年)に聖徳太子の勅詔により創建されたといわれれています。住時七堂伽藍を備えた広いお寺に塔も多く建っていました。覚住寺は、淡路島でも最古の寺院の一つとされています。

覚住寺の詳細情報

  • 所在住所:〒656-0451 兵庫県南あわじ市神代社家343
  • 電話番号:0799-42-0436
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 定休日:無休
  • 御真言:おんべいしらまんだやそわか
  • 御詠歌:魔を降す猛き姿にひきかえて 情にあまる福徳の神
  • 記念品:おはし
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で20分

淡路島七福神まつり

毎年旧正月に淡路島の七福神を祀るお寺で開催されるお祭りです。淡路七福神まつりは淡路島の新しい祭りとして定着してきました。お祭り開催期間中に淡路島七福神めぐりの七つのお寺を参拝すると七つのお寺でそれぞれ福ふく万杯の楽しい接待が受けれられます。淡路島では、幸福を招く七福神をお祀りするお寺が淡路島の各所にちらばっており、淡路島そのものが七福神の乗り合う宝船と見立てられています。淡路七福神まつりで淡路島をひとめぐりすれば、幸福を招く七福神に出会えて、縁起が良くご利益があり、幸福の接待まで受けられます。たくさんの幸福を求めて淡路七福神まつり開催中に「淡路島ひとめぐり」する観光客が増加中です。

淡路島七福神まつりの開催期間

毎年旧正月3日間に開催されます。

  • 開催期間:2018年2月16日(金)~2月18日(日)

淡路島七福神まつりのお接待内容

  • 八浄寺:〒656-2212 兵庫県淡路市佐野834
    裕福の神・大黒天を祀る
    参拝者に、コーヒー、幸せ3倍マッチ、幸せ実る花の種のお接待があります。
  • 宝生寺:〒656-2143 兵庫県淡路市里326
    長寿の神・寿老人を祀る
    参拝者に、教化ミニ短冊・ミニろうそくのお接待があります。
  • 智禅寺:〒656-1556 兵庫県淡路市草香436
    知恵の神・弁財天を祀る
    参拝者に、お線香・お灯明消しうちわのお接待があります。
  • 長林寺:〒656-1304 兵庫県洲本市五色町都志万歳975
    大望の神・福禄寿を祀る
    参拝者に、福あめ・メモ帳のお接待があります。
  • 護国寺:〒656-0511 兵庫県南あわじ市賀集八幡732
    和合の神・布袋尊を祀る
    参拝者に、福の紙・布袋せんべいのお接待があります。
  • 万福寺:〒656-0515 兵庫県南あわじ市賀集鍛治屋87-1
    律義の神・恵比寿天を祀る
    参拝者に、油とり紙・知恵の鉛筆のお接待があります。
  • 覚住寺:〒656-0451 兵庫県南あわじ市神代社家343
    勇気の神・毘沙門天を祀る
    参拝者に、お菓子・福箸のお接待があります。

七福神めぐりの由来

七福神とは、大黒天(大黒さん)、寿老人(寿老人さん)、弁財天(弁天さん)、福禄寿(福禄寿さん)、布袋尊(布袋さん)、恵比寿天(恵比寿さん)、毘沙門天(毘沙門さん)という七つの神様の総称です。七福神めぐりは、七人の神様が祀られている七つのお寺を参拝しながら周ると、七人の神様から七つの災難が除かれて七つの幸福が授かるといわれています。このことから七福神めぐりは縁起が良くてご利益があるといわれるようになり、パワースポットめぐりとしても人気があります。もともと七福神の信仰は、室町時代の終り頃から始まったといわれており、庶民の間で徐々に広まっていったとされています。特に、農民、漁民の信仰として全国化したといわれています。

七福神めぐりの神様とご利益

大黒天

大黒天は、通称「大黒さん」と呼ばれています。頭に頭巾、肥満と福耳といわれる大きな耳を持ち、体に狩衣をまとい、左手に大きな袋を持ち、右手に打出の小槌をかざし、二俵の米俵に立ち白ネズミを従えた姿で描かれます。もとはインドのヒンズー教の創造と破壊を司るシヴァ神の化身です。インド密教に取り入れられた「マハーカーラ」のことです。「マハー」とは大(偉大)、「カーラ」とは黒(暗黒)を意味することから、日本には「大黒天」と伝わりました。日本には仏法守護の神として伝来しましたが、日本神話の大国主命(おおくにぬしのみこと)と結びつきました。「裕福(五穀豊穣)」の神様として広く信仰されるようになりました。大黒天がつけた頭巾は「上を見ない」という謙虚さを表しています。2つの米俵は「二表で満足をする」という欲張らない心を表しています。大黒天が左手に持っている大きな袋は「ふくろ」から「福労」と転じて、苦労をいとわず、苦労を買って出て、苦労の積み重ねを溜め込むための大きな袋といわれています。大黒天が右手に持つ「打出の小槌」は、「怠け心」「よこしまな心」「弱い心」など「邪悪な心」を打ち振って、人の迷いを晴らします。左手の大きな袋に人生の苦労を積み重ねて溜め込んで、右手の打出の小槌を振ることによって、心身ともに裕福な人生が溢れ出るともいわれています。例えば、一寸法師は鬼退治をして、打ち出の小槌で1寸(約3センチ)だった身長を、6尺(約180センチ)にまで高くしてもらいました。

ご利益

五穀豊穣、商売繁盛、子孫繁栄、出世開運、家産増進、福徳開運、子孫愛育

寿老人

寿老人は、通称「寿老人さん」と呼ばれています。身長の約半分を占める長い頭と長い白髭が特徴です。頭に頭巾をかぶって、経典をぶら下げた杖と団扇や桃などを持ち、鶴や亀を従えた姿で描かれます。中国の中国三大宗教の一つである道教の神であり、竜骨座の中の南極老人星の化身です。中国では皇帝の寿命を支配する星と考えられました。寿老神と呼ばれて、長寿の神様で老子の化身ともいわれています。老子が天に昇って南極老人星になったという道教の思想から、道教の三徳、福(子孫繁栄)、禄(財産)、寿(健康長寿)を備えて、人の寿命を知る神とされています。団扇は悪難を払い、桃は長寿の証で、鹿も長寿の象徴です。

ご利益

幸福長寿、家庭円満、延命長寿、福徳知恵、諸病平癒

弁財天

弁財天は、通称「弁天さん」と呼ばれています。七福神で唯一の女神です。もともとインド古代神話の水神で、ヒンズー教の梵天の妃のサラスヴァティーです。琵琶を奏でる絶世の美女として描かれます。仏教に取り込まれた呼び名とされています。神仏習合によって神道にも取り込まれて様々な日本的変容を遂げています。インドでは水神とされていますが、日本では水の恵みから豊穣の神と転じて、財宝の神としての性格が付与されています。「弁才天」から「弁財天」の表記が一般化しています。なお、古来日本では日本神話に登場する宗像三女神で一柱の市杵嶋姫命と同一神として信仰されています。水の流れる音から音楽の神と転じて、芸術の神としての性格も付与されています。水の流れる音から雄弁と智恵の神と転じて、芸能・学問の神としての性格も付与されています。さらに、栄誉・名誉の神と転じて、金運・財運の神としての性格も付与されています。

ご利益

学徳成就、諸芸上達、福徳施与、恋愛成就、財運招福

福禄寿

福禄寿は、通称「福禄寿さん」と呼ばれています。身長が三尺(約90センチ)と低く、身長の半分ほどの長い頭を持ち、大きな耳たぶを持ち、長い髭をはやして、左手に宝珠、右手に経典をぶら下げた杖を持ち、鶴と亀を従えた姿で描かれます。福禄寿という三文字の名前は、幸福・子孫を表す「福」、身分・金銭を表す「禄」、長寿を表す「寿」からなります。中国の中国三大宗教の一つである道教の神であり、竜骨座の中の南極老人星の化身です。1000歳を超える仙人であり、幸福・人徳・長寿の神様です。老子が天に昇って南極老人星になったという道教の思想から、道教の三徳、福(子孫繁栄)、禄(財産)、寿(健康長寿)を備えて、人の寿命を知る神とされています。なお、福禄寿の誓願として「分を超えて求むることなく、財を費さず、陰徳を積む者は福に恵まれる」(表情で表す)、「君親の恩を忘れず、行状を慎み、天分を守るものは禄に恵まれる」(宝珠で表す)、「飲食大酒を禁じ、色欲を慎み、気血を養うものは寿運に恵まれる」(鶴亀で表す)があります。

ご利益

財運招福、延命長寿、立身出世、招徳人望、子孫繁栄

布袋尊

布袋尊は、通称「布袋さん」と呼ばれています。七福神で唯一実在する伝説の僧侶です。いつもにこやかで福々しい笑顔、全てを呑み込む大きな太鼓腹、左右の大きな耳たぶ、肩に下げた大きな袋が特徴で描かれます。常に大きな袋を背負っていたことから布袋という俗称がつけられています。中国(唐の時代)の禅僧で名を契此(かいし)といい、優れた予知能力から中国五大聖人の一人である弥靭菩薩の化身といわれています。「堪忍袋」といわれる大きな布袋は、この世の五濁悪世を呑み込む大きな度量を表現しています。円満な人格、財産があり、身分が高いことを司るといわれています。ことわざの「堪忍袋の緒が切れる」の堪忍袋です。仏教の弥勒菩薩の化身ともいわれています。

ご利益

夫婦円満、千客万来、商売繁昌、笑門来福、家運隆盛、金運招福

恵比寿天

恵比寿天は、通称「恵比寿さん」と呼ばれて、七福神で唯一の日本の神様です。国生み神話の伊弉諾尊(いざなぎ)、伊弉冉尊(いざなみ)の子である蛭子命(ひるこ)、もしくは出雲神話の大国主命(おおくにぬし)の子である事代主神(ことしろぬし)といわれています。風折帽子をかぶり、狩衣をまとい、右手に釣り竿を持ち、左脇に大鯛を抱えた姿で描かれます。恵比寿さんが持つ釣竿は「釣りして網せず」として、足ることを知り欲を出さず、清い心を表しています。古くは漁業の神だったが、さらに商いの神ともされています。大黒天と対となり福の神として庶民の信仰を集めてきました。戎、蛭子、恵比寿、恵美須などと表記されてえびっさん、えべっさん、おべっさんなどとも呼ばれています。えべっさんと言えば「商売繁昌で笹もってこい」という掛け声が有名です。

ご利益

商売繁盛、五穀豊穣、大漁豊作、大魚守護、除災招福、交通安全

毘沙門天

毘沙門天は、通称「毘沙門さん」と呼ばれています。七福神で唯一の武将の姿をした神です。革製の甲冑に身を固めて、右手に宝棒、左手に宝塔、足の下に邪鬼天の邪鬼を踏みつけている姿で描かれます。智恵と勇気の守り神で元々は古代インドの神話で、インドの北を守る善神とされています。仏教において天界の仏神で、持国天、増長天、広目天と共に四天王の一つに数えられる無敵の闘神であり、別名「多聞天」といわれています。財宝の象徴である北方の守護神です。古くは武運の神として上杉謙信ら戦国武将の信仰を集めていました。

ご利益

武道成就、家内安全、降魔厄除、夫婦和合。財運招福、無病息災

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