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パワースポット「枯木神社」

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歴史・文化
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枯木神社は、神社・パワースポットでおすすめスポットです。日本で最初に香木(沈香木)が伝来したと伝わる神社です。御神体は、香木です。香木の伝来は、日本書記の巻二十二に記されています。

西暦595年(推古天皇の時代)に、淡路島に流木が流れ着きました。島民が流木を見つけて持ち帰りました。薪の代わりに使おうと釜戸で火をつけました。流木の煙は素晴らしい香りを漂わせました。

島民は朝廷に献上しました。聖徳太子が摂政でした。聖徳太子の伝記「聖徳太子伝略」に流木の記述があります。聖徳太子は流木を香木(沈香木)と見抜いて、手箱と観音像を作ったとされています。

地元では、別の言い伝えも残されています。漂着した流木を切ろうとしると祟りが起きたそうです。祟りを恐れた島民が沖へ流したが、何度も戻ってくるので社を建立してお祀りしたといわれています。

御祭神は、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)です。日本神話の岩戸隠れの伝説で、天岩戸で祝詞を唱えて天照大御神が岩戸を開けたときに布刀玉命とともに鏡を差し出したのが天児屋根命です。

なお、日本で最初に香木(沈香木)が伝来した淡路島の一宮地区は、現在では線香とお香が地場産業となりました。線香とお香の生産量が全国一で全国シェアが約7割を誇ります。

特に、枯木神社のある江井浦近くは、淡路島で線香とお香の発祥地となっています。

アクセスは、北淡インターチェンジから車で約7分です。北淡インターチェンジの出口を右折します。県道123号線を海岸方面に向かいます。育波橋交差点の信号を左折して国道28号線を進みます。

海岸沿いを約5分ほど進むと右手に小さい鳥居と社が見えます。枯木神社に到着します。枯木神社は駐車場がありません。自動車やバイクの停車には注意が必要となります。

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