淡路島でウクライナ支援プロジェクトパソナグループ

淡路島でウクライナ支援プロジェクトを実施しています。パソナグルプでは、国外脱出を余儀なくされたウクライナから避難された方々に対して、淡路島で新たな生活とキャリアを支援しています。

ウクライナの避難民には「バレエ大国」といわれるウクライナのバレエ団で活躍するバレエダンサー、「東欧のシリコンバレー」と称される高度なIT教育を受けたエンジニアなどが多数いました。

高いスキルや経験があるも避難先で活躍がかなわず新たな未来を切り開けない方も多数いました。

淡路島でウクライナ支援プロジェクト

２０２２年５月１２日（木）から、パソナグループでは、ウクライナ避難民の日本への避難と淡路島での新生活、新たなキャリア構築を支援する「ウクライナ支援プロジェクト」を開始しました。

対象は、ウクライナ避難民のバレエダンサーやアーティストやITエンジニアの方々と家族です。

避難支援として、渡航費の提供、航空券の手配、交通の手配、一時滞在先の提供を実施しました。生活支援として、滞在先の紹介、住環境のサポート、生活相談、日本語研修などを行っています。

就労支援として、パソナグループ各社での就業機会の提供、就業研修、キャリアカウンセリング、求人情報の提供などを行っています。渡航費や生活費、各種サポート・環境整備などを支援します。

「パソナグループウクライナ支援基金」を設立しました。各種支援に必要となる費用を負担します。ウクライナ避難民の方が日本で新たな未来を切り開くことを支援しています。

淡路島でウクライナ支援プロジェクトを通じて、世界各国から集まった多様なバックグラウンドを持つ方々が才能・能力を発揮して活躍する「グローバルアイランド・淡路島」の実現を目指します。

２０２２年５月１４日（土）には、リビウバレエ団出身のバレエダンサー２名が来日しました。５月に日本在住歴のあるバレエ講師１名、６月にバレエ講師１名が日本語学習中の娘１名と来日しました。

２０２２年６月１８日（土）と１９日（日）に、淡路島の劇場＆レストラン「青海波」で、ウクライナのバレエダンサーによる「ウクライナチャリティーバレエイベント」が開催されました。

淡路島のウクライナ支援プロジェクトを通じて来日したウクライナのバレエダンサーたちのよるウェルカム公演となりました。ウクライナのバレエダンサー達の日本における活動の第一歩となりました。

世界の平和を願いながらのバレエとなりました。リビウ国立バレエ団に所属していたダンサーのパフォーマンスを見ようと多くの方が来場しました。募金箱が設置されてた多くの募金も集まりました。

「眠れる森の美女」より、チャイコフスキーパドドゥよりバリエーション、ドン・キホーテよりキトリ３幕バリエーション、ウクライナ民族舞踊（世界初演）などが披露されました。

２日間で、ウクライナの国立バレエ学校の講師やバレエダンサーたちによるパフォーマンス、ウクライナの歴史や現状について語るトークイベント、バレエ指導を行う特別ワークショップを実施しました。

２０２２年７月１日（金）に、神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで、兵庫県内の大学でウクライナ避難民の初の受け入れとして「歓迎セレモニー」が開催されました。

淡路島のウクライナ支援プロジェクトを通じて、来日したバレエ講師の家族（２０歳・女性）が日本における学習の継続を希望したことで、神戸学院大学が無償で受け入れ決定により企画されました。

２０２２年８月２４日（水）に、淡路島に来日したバレエダンサー達の活躍の場所として「Pasona world ballet tent theater（パソナワールドバレエテントシアター）」が開設される予定です。

来日したバレエダンサーが活躍する劇場として公演をします。世界的に著名なバレエダンサーや講師のバレエスクールを開校します。淡路島を拠点に国内でバレエ人材の育成機関としての役割を担います。

２０２２年８月２４日（水）から２７日（土）の４日間、淡路島に誕生する「パソナワールドバレエテントシアター」の劇場開設を記念して、平和祈念公演「Souls for Peace」が開催されます。

ウクライナのバレエダンサーや指導者、オーディション通過の国内ダンサー達が出演します。８月２４日のウクライナ独立記念日に合わせた開催です。生演奏や歌・バレエパフォーマンスを披露します。