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淡路人形座 淡路島で伝統芸能 人形浄瑠璃を上演する劇場

淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公演をしています。国内公演で20回以上、また海外公演も行っています。

淡路人形座で上演される淡路人形浄瑠璃は、江戸時代には「文化の華」ともてはやされました。悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様を描く様は、世界で最も人形劇を舞台芸術として発展させたといわれています。日本の演劇史でも大きな役割を果たしてきました。淡路人形座では、人形浄瑠璃の後継者の指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及や発展のための活動も行なっています。

淡路人形座の基本情報

  • 名称:淡路人形座
  • 住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話:0799-52-0260
  • 駐車場:無料(道の駅福良駐車場 普通車100台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原IC、淡路島南ICから車で約15分

上演時間

  • 定時公演:10:00~、11:00~、13:30~、15:00~
  • 臨時公演:9:00~、16:00~

入場料金

「戎舞」「人形解説」「演目」

大人1,500円、中学生1,300円、小学生1,000円、幼児300円

「人形解説」「戎舞」

大人1,000円、中学生800円、小学生600円、幼児200円

バック(体験型バックステージ)

大人500円、中学生500円、小学生500円、幼児無料

淡路人形座の歴史

淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めて常設館として公演をしています。もともとの劇場は「うずの丘 大鳴門橋記念館」にありました。

1998年に重要無形文化財義太夫節三味線保持者に認定された故鶴澤友路さんの弟子をはじめ、男性10名、女性8名の座員が淡路人形座で毎日公演する一方、国内外への出張公演を開催してきました。

学校への出張講座をはじめ、小中学校、高等学校、子供会活動の後援者団体への指導、全国の伝統人形芝居保存会への協力など、伝統人形芝居の普及発展のための活動も積極的に行っています。

しかし、来場者は1998年の約25万人をピークに年々減少して約4万人まで低下しました。検討の結果、南あわじ市でも刊行経典でもある「道の駅福良」に移転することにしました。

2012年8月に、「道の駅福良」に淡路人形座の新館がオープンしました。道の駅福良では、500年の伝統芸能で国指定重要無形民俗文化財の淡路人形浄瑠璃を上演する淡路人形座と、世界一の「鳴門の渦潮」の観潮船うずしおクルーズとの相乗効果を期待しています。

淡路人形座の建物

淡路人形座の建物は、日本の伝統文化の人形浄瑠璃の公演場所として「和」の雰囲気を醸し出しています。内装は、スギとヒノキの使用により木質化されています。舞台や客席は、淡路島の伝統産業である瓦を使用されています。

全体的に木の温もりを感じる仕様になっています。客席の椅子は、スギとヒノキを使用した固定椅子です。椅子の背もたれ部分には、兵庫内産のモウソウ竹が活用されています。建物全体は、大地震による津波に備えられており、全体で約1000人が収容できる避難場所としても使用できます。

淡路人形座で上演される淡路人形浄瑠璃

淡路人形座で上演されるのは、500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃です。淡路人形浄瑠璃とは、3人遣いの人形、義太夫、太棹三味線で演じられる人形芝居のことです。

江戸時代の文化の華ともてはやされ、悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様を描く様は、世界で最も人形劇を舞台芸術として発展させたと言っても過言ではありません。

時代物が得意とされており、早替りや道具返し、衣装山など淡路島独特の演出や演技も派手で外連味が利いた作品が多く、また人形芝居本来の雰囲気を残した外題も多く、舞台は華やかそのものといえるでしょう。

淡路人形を自由自在に操るには何年もの修行が必要とされます。足七年、左手七年、頭と右手は一生といわれるほどです。古典芸能を継承するために、何世代もの人々の創意工夫が重ねられ、受け継がれた舞台芸術の粋といえるでしょう。

淡路人形浄瑠璃の演目

淡路人形座で上演される代表的な演目は以下の通りとなります。

播州皿屋敷 青山館の段

井戸の中からお菊の幽霊が現れて「いちまい、にまい、あぁ悲しいや」と皿を数える有名な怪談の演目です。幽霊のお菊が皿を数える物悲しい立ち姿、三味線や太夫の絶妙の響き、火の玉が彷徨う光景などの表現が見どころです。四谷怪談、皿屋敷、牡丹灯籠が日本の三大怪談です。

日高川嫉妬鱗 天田堤より渡し場の段

「安珍と清姫の伝説」を題材にした演目です。恋心を裏切られて嫉妬に狂う乙女が、情念で大蛇に化けて川を渡って追いかけるという物語です。ガブというカラクリの頭を使用した清姫の変化(へんげ)が見どころです。美しい表情が、一瞬に目が見開かれ口が裂けて角が二本現れます。

一谷嫩軍記「須磨浦組討の段」

平清盛亡き後の源平の合戦を描いた名作の一つとなる演目です。西国に落ちる平家で弱冠16歳の若き武将の平敦盛、若者を討ち取る無情を感じて武士を捨て僧侶となる源氏の武士の熊谷直実、二人の悲劇の物語です。熊谷直実の無情さ無念さを表現する動きが見どころです。

賤ヶ嶽七本槍「左馬之助湖水渡りの段」

織田信長を討ち取った明智光秀の親族たちのその後の悲劇を描いた演目です。明智光秀の家臣の左馬之助が坂本城の救援に向かい琵琶湖を馬に乗って渡るが、落城を悟り自害する物語です。左馬之助が大鹿毛に乗って湖水を渡る場面と自害前に辞世の歌を詠む場面が見どころです。

仮名手本忠臣蔵「殿中刃傷の段」

忠臣蔵でも最も有名な場面の一つ、江戸城松の廊下での刃傷事件を題材した演目です。塩冶判官が堪忍袋の緒が切れて、高師直を殿中で刀を抜いて斬りつける物語です。クライマックスで、塩冶判官の無念さ、悔しさ、やるせなさを表現した動きが見どころです。

淡路人形座のアクセス

淡路人形座へのアクセスは、自動車もしくは高速バスとなります。

自動車の場合

自動車の場合、神戸方面からお越しの場合と徳島方面からお越しの場合で、最寄りとなる高速道路のインターチェンジが異なります。

  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
  • 電話:0799-52-0054

神戸方面から

神戸方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

徳島方面から

徳島方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

高速バスの場合

高速バスの場合、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場から発車しています。福良バスターミナルで降車します。福良バスターミナルから淡路人形座までは徒歩約3分で到着します。

淡路交通バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

淡路島観光おすすめスポット

淡路島は、兵庫県にある瀬戸内海で最大の島で観光地として人気です。古いの歴史と豊かな自然と美味しいグルメがおすすめです。世界一の明石海峡大橋と世界一の鳴門海峡の渦潮の絶景が眺められます。

淡路島バーガーと淡路島牛丼、淡路島生しらす丼がご当地グルメとして人気です。四季折々の花が美しく咲き誇る淡路島国営明石海峡公園とあわじ花さじきが人気です。コアラがいるイングランドの丘があります。

日本最古の神社である伊弉諾神宮と日本三大鳥居のおのころ島神社があります。最近は、キティちゃんレストラン「ハローキティスマイル」、クレヨンしんちゃんアスレチック「アドベンチャーパーク」が注目です。

淡路島観光スポットまとめ
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淡路人形座
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