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うずしおクルーズ 淡路島の観潮船

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自然・体験
記事内に広告が含まれています。

うずしおクルーズは、淡路島の遊覧船です。船に乗って世界三大潮流の鳴門海峡で発生する世界一の渦潮を見学します。島南西端の道の駅福良から出港して所要時間が約60分のクルージングです。

遊覧船は、500人以上が乗船できる冷暖房完備の大型船です。約20メートル以上と世界最大の規模を誇る「うずしお」の間近まで迫ります。世界でも希有な自然現象を見学することができます。

世界三大潮流の鳴門海峡で発生する世界一の渦潮を体験する約1時間のクルージングを楽しむことができます。なお、観潮船はジョイポート南淡路株式会社が運営しています。

2020年4月1日から、サービスの改新と同時に中学生以上の乗船料金が2500円となりました。

新サービスに、クルーズガイドの乗船、乗船定員の減少、防寒具の無料貸出、レインコートの提供、キッズスペースの設置、乗船前オリエンテーションの開催、ウェブ予約の提供が加わります。

なお、淡路島の観光については「淡路島観光スポットおすすめ40選」の記事をご参照ください。

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うずしおクルーズの概要

うずしおクルーズは、兵庫県南あわじ市の道の駅福良にある福良港から出港する観潮船です。淡路島の南西端の港になります。ジョイポート南淡路株式会社が運営しています。

世界三大潮流の一つに数えられる鳴門海峡で発生する世界一の「鳴門の渦潮」を間近で見学できます。

うずしおクルーズの所要時間は約1時間です。福良港から鳴門海峡まで約20分、鳴門の渦潮の見学に約20分、鳴門海峡から福良港まで20分で計60分のクルージングとなります。

渦潮は、潮流の干満差により発生する自然現象となります。干満差が大きい場合は潮流が速くなり大きい渦が発生します。逆に、干満差が少ない場合は渦潮が全く発生せずに見学できない場合があります。

うずしおクルーズのホームページでは、出港の時刻表と渦潮の期待度、おすすめの時間を提示しています。あらかじめ、うずしおクルーズのHPで確認することをおすすめします。

また、船舶は咸臨丸と日本丸の2種類がありますが、出港は1船づつです。咸臨丸には船内に資料館があります。車イスや足の不自由な方は、日本丸への乗船が便利です。

なお、ペットの同伴は、8キロまでの小型犬でケージを利用する場合のみ乗船可能となります。

世界一の大渦を見学できるのは、世界で鳴門海峡だけとなります。想像をはるかに凌ぐ大迫力の渦潮を体験することができます。潮騒の音、潮の香り、海風を体で受けながら、自然現象を五感で楽しめます。

うずしおクルーズの船舶は、500名以上が乗船できる大型の観潮船となります。3本のマストが並ぶレトロな帆船タイプです。風情があります。

鳴門の渦潮を見学する観潮船で最大級となります。高さがあるために、渦潮をハッキリを見学することができます。渦の巻く瞬間を捉える写真を撮影する場合に最適です。

大きくて揺れが少なく快適です。お子様からお年寄りまで安心して利用できます。船体が安定しており、渦潮の間近まで迫ることができます。

デッキと客室があります。畳のお座敷もあります。客室は冷暖房完備です。トイレもあります。

オールシーズンを通して利用できます。船内は自動販売機のみです。軽食や飲物は事前に購入することになります。

春は、大潮が発生する「うずしおの旬」となります。年間でも特に大きな渦潮が出現します。春のシーズンは「花見」ならぬ「潮見」として人気です。直径20メートルになる世界最大の渦潮が出現します。

夏は、オープンデッキで綺麗な海に囲まれて淡路島の自然を満喫できます。

秋は、大潮が発生する「うずしおの旬」となります。年間でも特に大きな渦潮が出現します。秋のシーズンは「味覚狩り」ならぬ「潮見狩り」として人気です。直径20メートルになる世界最大の渦潮が出現します。

冬は、野生のカモメが飛来します。観潮船と一緒に並走してカモメとふれあいながらクルージングが楽しめます。日暮れ頃に合わせて乗船すると夕暮れに出港すると美しいサンセットクルージングが楽しめます。

世界最大旅行サイト「トリップアドバイザー」でエクセレンス認証

2018年10月に、うずしおクルーズは世界最大旅行サイトであるトリップアドバイザーで、エクセレンス認証を受賞しました。エクセレンス認証とは、2011年から、世界で最高のサービスを継続的に提供しているホスピタリティ施設に授与される国際指標の認証となっています。

過去1年間、高評価となる口コミを継続的に獲得してきた施設に授与されます。認証される割合は、トリップアドバイザーに掲載されている全施設の約10パーセント未満です。エクセレンス認証の獲得には、厳しい基準をクリアする必要があります。

なお、トリップアドバイザーは、世界最大の旅行サイトです。世界各国770万以上の宿泊施設、航空会社、観光名所、レストランが掲載されています。6.6億件以上の口コミ情報が寄せられています。200以上の宿泊予約サイトの価格を比較しています。世界最大の旅行コミュニティとなっています。世界49の国と地域におけるユニークユーザー数は、月間平均4億5600万人に達しています。

詳細・基本情報

住所〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
電話0799-52-0054
公式サイトhttps://www.uzu-shio.com/
営業時間9:00~17:00
休業日年中無休
乗船料金2500円(中学生以上)、1000円(小学生)
駐車場約100台(普通車)
駐車料金無料
アクセス神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原ICから車で約15分
淡路島南ICから車で約15分
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うずしおクルーズおすすめ時期

うずしおクルーズに乗船するおすすめ時期は、3月から5月までの「春の大潮」となる春シーズン、9月から11月までの「秋の大潮」となる秋シーズンといわれています。

大潮とは、月に2度となる「満月」と「新月」の時期です。大潮の時期は、月と地球と太陽が一直線上に並び、月と太陽の引力が最大となります。

引力が最大となり、潮の干満差が最大となり、潮流の速度が最大となり、渦潮の大きさが最大になりやすいです。渦潮の見ごろ期間は大潮の約3日間の前後合わせて10日前後となります。

1年では、春分の時期と秋分の時期が、太陽と月の位置関係から最大となります。このことから、春の大潮と秋の大潮が鳴門海峡の渦潮を見学するおすすめ時期といえます。

春の大潮は、渦潮の「渦」が満開するといわれています。春の淡路島では、うずしおクルーズに乗船して鳴門の渦潮を見学することを「花見」ならぬ「渦見」と称されています。

秋の大潮では、渦潮の「渦」が完熟するといわれています。秋の淡路島では、うずしおクルーズに乗船して鳴門の渦潮を見学することを「秋の味覚狩り」ならぬ「秋のうずしお狩り」と称されています。

なお、春の大潮と秋の大潮の日程は、うずしおクルーズのホームページで確認できます。

出港する日程により、大潮の日(特に大渦が期待できる日)、大渦が期待できる日、中渦が期待できる日、小渦の日の4段階で表記されたカレンダーがあります。

出港する時刻により、渦潮の期待度を◎(二重丸)、○(一重丸)、△(三角)の3段階で表記した時刻表があります。

あらかじめ、大渦が期待できる日と渦潮の期待度◎(二重丸)の時刻を確認して、観潮船「うずしおクルーズ」の乗船予約をしておくと鳴門海峡で大きな渦潮を見学できる可能性が高まります。

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うずしおクルーズの乗船手続き

うずしおクルーズの乗船手続きは、道の駅福良にある「うずしおドームなないろ館」で乗船チケットを購入して、乗り場から乗船となります。

乗船時刻

乗船時刻は、鳴門の渦潮の発生時刻により異なります。およそ1日6便から8便となります。また、うずしおクルーズでは、出港時刻により渦潮の見学できる期待度を目安として提示しています。

期待度大、期待度中、期待度小の3段階の表示となります。うずしおクルーズのホームページで確認してから乗船すると、渦潮の見学を楽しむことができます。

さらに月に2度ほど特に大きな渦が期待できる「大潮の日」があります。大潮の日の期待度大に乗船すれば、迫力ある渦潮を見学できる可能性が非常に高まります。

チケット料金

乗船チケット料金は、大人(中学生以上)が2000円、子供(小学生)が1000円、幼児(小学生未満)が大人1名につき1名無料となります。

障がい者は5割引となります。大人(中学生以上)1000円、子供(小学生)が500円です。

一般団体は、15名以上で1割引となります。大人(中学生以上)1800円、子供(小学生)が900円です。100名以上で大人のみ2割引のとなります。大人(中学生以上)1600円です。

学校団体は、高校・中学校は15名以上で3割引となります。大人(中学生以上)1400円です。小学校は15名以上で1割引となります。子供(小学生)が900円です。

安全上の理由で子供のみの乗船はできません。幼児の乗船は大人の人数を超えた分は子供料金となります。

なお、クーポン券や割引券は、淡路島の観光施設で配布している観光スポットの冊子に付録として付いています。ゲットすれば割引で利用することも可能です。

乗船前オリエンテーション

乗船前には、エントランスで、大型LEDで乗船前オリエンテーションが開催されます。渦潮のメカニズムやクルーズの内容を事前に映像とともに解説されます。クルーズの期待感や渦潮の理解度が深まります。

チケット購入方法

乗船チケット購入方法は、事前にネットで予約する方法と当日に発券機で購入する方法の2つがあります。

ネット予約

ネット予約の場合は、うずしおクルーズのホームページの「乗船予約」から申し込みます。ウェブ予約サービスを実施しています。キャッシュレスのクレジットカード決済に対応しています。

現地での発券時間や乗船手続きがたった2秒で済むことから、大幅に時間短縮ができます。当日の予約はできません。キャンセルは乗船日の前日まで可能です。15名以上の場合は電話でお問合せとなります。

当日購入

当日購入する場合は、道の駅福良の本館「うずしおドームなないろ館」の1階の乗船口の隣に券売機があります。春休み、夏休み、GW、お盆など繁忙期は定員になり次第、次の便に乗船となります。

当日は乗船手続きで混み合う場合があります。平日は30分前までに、休日は40分前から50分前までに、チケット窓口で乗船手続きを完了することをおすすめします。

なお、空席のお問い合わせは電話で確認できます。

乗船のりば

乗船のりばは、道の駅福良の本館「うずしおドームなないろ館」の奥にあります。チケット販売窓口から入場して建物奥に進みます。うずしおクルーズが停泊しています。

道の駅うずしおは、観潮船「うずしおクルーズ」の乗船まで完全バリアフリーです。車イスやベビーカーなどの利用に安心です。

乗船開始は出航時間の15分前とアナウンスがありますが、船内で渦潮を見学できるベストポジションを確保するためには、30分前から列に並んでおくことをおすすめします。

フォトスポット

乗船のりば周辺にフォトスポットがあります。2019年10月から「AWAJI」のモニュメントが登場しました。観潮船「咸臨丸」をバックにインスタ映えする写真を撮影することができます。

座席の確保

座席の確保は、うずしおクルーズで鳴門の渦潮を見学するために重要です。やはり、見晴らしの良い2階の展望デッキがおすすめです。デッキの中央部分が段差があり一段高くなっています。

机や椅子が並べられています。福良港の入江から自然の景色、太平洋の大海原から瀬戸内海まで、素晴らしい景色を眺めながらクルージングを楽しむことができます。

乗船の注意事項

  • 出航の30分前までに乗船手続きをお済ませください。
  • 天候の変化により急遽出航を中止する場合があります。
  • 機関点検のために出航船舶が変更となる場合がございます。
  • 小型のペットは同伴可能ですが乗船はケージ利用に限ります。
  • 臨時便は、常時運航しておりません。
  • 15名以上の団体は電話受付を行っています。
  • 電話:0799-52-0054(受付時間9:00~17:00年中無休)
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うずしおクルーズで渦潮見学

観潮船「うずしおクルーズ」では、鳴門海峡で発生する渦潮を見学できます。所要時間は、福良港から鳴門海峡までの約20分の往復と鳴門海峡の渦潮見学の約20分で合計約60となります。

なお、寒い時期に防寒具、雨の時期にはレインコート、長期休暇の子供には双眼鏡などを無料で貸し出したり、提供っしたりしています。クルーズ船での船旅を快適に楽しく過ごせます。

観潮船「うずしおクルーズ」に乗船すると出港時間とともに福良港から出港します。スタッフの皆さんが港から「いってらっしゃい」などと書かれた大きな「手」を振ってお見送りしてくれます。

あまりに一生懸命振ってくれるのでこちらも思わず手を振り返してしまいます。お子さんは大喜びです。

お見送りしてくれるのは人間だけではありません。寒い時期になるとカモメも渡来します。エサを求めて観潮船と一緒に併走してくれます。100円でエサを購入することもできます。

さらに、鳴門海峡から往復してきたもう一隻の観潮船がすれ違います。渦潮見学を満喫したお客さんが手を振ってくれます。こちらも振り返してしまいます。微笑ましい笑顔を見ると期待感が膨らみます。

2020年4月1日から、全便にガイドさんが乗船してクルージングに同行してくれます。「うずしおクルーズ」を案内します。乗船者に渦潮・船・景色などの情報を提供しながら好奇心を満たしてくれます。

鳴門海峡までの船旅で、平家物語に登場する「煙島」をはじめ、淡路島の周辺の逸話が紹介されます。なお、淡路人形座では、淡路島に伝わる源平の合戦を人形芝居で演じています。

国生み神話にはじめる淡路島の歴史にふれたところで港湾を出ると大鳴門橋が見えてきます。左側が徳島県鳴門市、右側が淡路島となります。

鳴門海峡までの休憩時間を利用して、デッキから海を眺めながらティータイムを満喫できます。船内には飲料の自動販売機があります。飲食物が持ち込み可能となっています。

周辺にある福良マルシェ、オキフーズ直営店「練り物屋」、シフォンケーキ「fortune」など淡路島の人気グルメを購入して、名物を食べながらの贅沢クルージングができます。

大鳴門橋が近づくと穏やかだった海が波を打ちながら潮が交錯する場面に遭遇します。周囲を見渡すと大鳴門橋の真下から海水が川のように流れ込んできます。

穏やかな海と川のような海の境目が潮が交錯する部分です。潮が交錯しながら海水の流れに沿って渦潮を発生させています。渦は、潮流の干満差、速度差から発生しています。

渦が巻き始めてから大きくなって消えるまで10秒程度です。小さい渦から大きい渦まで様々です。

世界の大渦ランキングでは、日本の鳴門海峡が約24メートル、ノルウェーのサルトストラウメン海峡が約10メートル、フランスのランス川が約2メートルと、鳴門の渦潮が圧倒的な規模を誇ります。

海峡付近では、渦で吸い込まれた海水が海底にぶつかり、海面に戻っては潮や波とともにバラの花のような模様を描くことがあります。「渦の花」と呼ばれる現象です。

なお、渦の大きさは、日によって、時間によって、天気によって異なります。大潮の日、干潮や満潮の時刻、風が穏やかな日などが狙い目となります。雨は関係ありません。

鳴門の渦潮を見学しながら観潮船はジグザグしながらゆっくりと前に進んでいます。

大鳴門橋をくぐります。大鳴門橋は全長1629メートルです。開通当時は、本州と四国を結ぶ橋は「東洋一の吊橋、夢の架け橋」と称されました。将来的に鉄道(四国新幹線)が開通できる構造です。

2019年4月27日に通行台数が累計で2億台を突破しました。鳴門海峡の渦潮に影響を及ぼさないように、多柱基礎工法とよばれる特殊な工法が採用されています。

鳴門海峡の一番狭まった場所が太平洋と瀬戸内海の境目となります。干満時には、潮流が集中することで海面が上がり最大で1.5メートルの落差となります。

一気に流れ込む海流のスピードは時速約20キロにもなります。日本最速の鳴門海峡は、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡と並んで世界の三大潮流に数えられています。

地図上では、瀬戸内海と太平洋は、淡路島で分断されています。海水は、北が約3.6キロの明石海峡、南が約1.4キロの鳴門海峡で潮の満ち干きが行われています。

明石海峡と鳴門海峡の距離が約2.5倍もなることから、海流に2倍以上の勢いとなります。なお、鳴門海峡は、大鳴門とも呼ばれ日本百景に選定されています。日本を代表する景勝地です。

鳴門海峡の中央を進むクルーズ船の両端に激流を確認できます。海流の境目です。海に段差ができます。海流が流れ込みます。轟音と潮風から壮大な光景といえます。大満足で帰路に向かいます。

帰りは、見学や撮影で疲れた体を休めるためにデッキや船内で休憩となります。船内では、鳴門の渦潮のおさらいするビデオが流されます。メカニズムをわかりやすく解説しています。

2020年4月1日から、船内に、子供が快適に過ごせるキッズスペースが設置されました。お子様連れの方、ファミリーの方が安心してくつろげる空間となっています。

もし、余力があり、すれ違う観潮船がありましたら、手を振って感動を伝えてあげてください。最後に、スタッフの皆さんが笑顔で迎えてくれます。約1時間の大満足のクルージングとなります。

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うずしおクルーズの船舶

うずしおクルーズで運航している船舶は、咸臨丸と日本丸の2つがあります。

咸臨丸

咸臨丸は、淡路島南あわじ市の福良港から出港するうずしおクルーズの観潮船です。約500名が乗船できる大型の遊覧船です。

モデルとなったのは、幕末の軍艦「咸臨丸」です。咸臨とは「易経(中国の古代の書物)」が由来の言葉です。「君臣が互いに親しみ合うこと」を意味します。

1856年に江戸幕府が海軍創設のために、オランダに発注して建造された軍艦です。1860年に船長を勝海舟として日本で初めて太平洋を横断しました。アメリカ本土に渡った蒸気帆船です。

うずしおクルーズ「咸臨丸」は、蒸気帆船「咸臨丸」をモデルに復元しました。

全長50メートルの船内には「咸臨丸資料館」があります。咸臨丸の船長だった「勝海舟」ゆかりの品々、勝海舟をはじめ、福澤諭吉も乗船して渡米した当時の資料が展示されています。

航海記、歴史などを展示しています。自由に見学することができます。鳴門の渦潮が生まれる鳴門海峡までの往復60分のクルージングとなります。

冷暖房完備の客室があり、オープンデッキがあり、揺れも少なく快適です。車椅子の方でも乗船可能となっています。船内は食べ物の持ち込みも可能です。

なお、うずしおクルーズの出港時刻は渦潮の発生時間に合わせるため日によって異なります。世界三大潮流の鳴門海峡で発生する世界最大の「うずしお」を間近まで迫り体感することができます。

日本丸

日本丸は、淡路島の福良港から出港する「鳴門の渦潮」を間近で見られる700名まで乗船できる白い大型の遊覧船です。日本丸は、日本を代表する練習用帆船のレプリカ船です。

モデルとなったのは、日本丸2世です。1984年に竣工した2代目の日本丸となります。公開練習船として設計から製作まで全て日本で行われた初の大型帆船でした。

先代の日本丸に比べて帆走性能が大幅に向上しました。世界でも有数の高速帆船として名を連ねています。「ボストン・ティーポットトロフィー(最速帆船)」を3回受賞しています。

なお、東京港のレインボーブリッジは、日本丸の通航を想定して設計されています。先代の日本丸は2017年に国の重要文化財に指定され、横浜「日本丸メモリアルパーク」で展示・公開されています。

うずしおクルーズ「咸臨丸」は、練習用帆船「日本丸2世」をモデルに復元しました。1930年に神戸で建造された初代日本丸に次いで就航した現在の日本丸の雄姿を受け継いでいます。

気持ち良い海風を感じるアッパーデッキには250席の立席があります。落ち着いた船内メインデッキには88席の席、40席のベンチ、110席の立席があります。

冷暖房完備の客室があり、オープンデッキがあり、揺れも少なく快適です。車椅子の方でも乗船可能となっています。船内は食べ物の持ち込みも可能です。

鳴門の渦潮が生まれる鳴門海峡までの往復60分のクルージングとなります。

なお、うずしおクルーズの出港時刻は渦潮の発生時間に合わせるため日によって異なります。世界三大潮流の鳴門海峡で発生する世界最大の「うずしお」を間近まで迫り体感することができます。

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うずしおクルーズの道の駅

淡路島の観潮船「うずしおクルーズ」は、道の駅福良から出港しています。道の駅福良は、淡路島の南西端となる国道28号線の突き当たりにあります。

道の駅福良の施設は、本館となる「うずしおドームなないろ館」に、うずしおクルーズ乗船乗り場、チケット売り場、お土産物屋、レストラン、多目的ホール、ベランダ、展望台があります。

うずしおドームなないろ館の1階には、観潮船「うずしおクルーズ」のチケット売り場があります。この他に、お土産物屋、観光案内所、トイレがあります。奥に乗船乗り場があります。

うずしおドーム・なないろ館の2階には、レストランなないろがあります。昔ながらの雰囲気の食堂です。福良湾を一望できる広々空間です。観潮船の発着を楽しみながら地元の海鮮料理などを堪能できます。

うずしおドーム・なないろ館の3階に多目的ホールとベランダがあります。4階には展望台があります。福良港の絶景が広がります。福良湾に囲まれた入り江から観潮船が出入りする光景は美しいです。

うずしおドーム・なないろ館の向かって右隣に、足湯「うずのゆ」があります。無料で利用できる大型の足湯施設です。鳴門の渦潮をイメージした渦を巻く湯が特徴です。福良港を眺めながらの足湯は癒されます。

うずしおドームなないろ館の向かって左隣に、淡路島の名物店街が並んでいます。山武水産は、海鮮焼に大あさり焼、サザエのつぼ焼きがおすすめです。福永商店は、特産品の灰干わかめが人気です。

天羽(あもう)商店は、鮮魚をはじめ、磯物や干物などの海鮮丼で人気です。三沢商店は、海鮮焼きとタコの天ぷらが人気です。とりきは、塩乾物を販売しています。周辺には磯の香りが漂い食欲をそそります。

ジョイポート南淡路株式会社

ジョイポート南淡路株式会社は、うずしおクルーズの運営会社です。うずしおドームなないろ館に本社があります。観潮船「うずしおクルーズ」の運行、1階売店と福良マルシェの運営などを行っています。

淡路島の観光をリードして地元活性化への貢献を目的に経営しています。資本金8000万円、従業員50名の会社です。2017年に明石海峡大橋開通以来の乗船者数20万人を達成しています。

前身は、阿淡連絡汽船といわれています。1935年から、阿淡連絡汽船が淡路島の福良港と徳島県鳴門市の撫養港を結ぶ定期船の合間として、観潮船の運航を開始したことが始まりです。

1985年に大鳴門橋の開通に伴い定期船の運航を廃止しましたが、観潮船の運航は継続していました。1995年に阪神淡路大震災が発生しました。観光客が激減して1986に解散となりました。

観潮船の事業を淡路島から、地元福良から絶やさないために、地元の有志約40人が出資してジョイポート南淡路株式会社を設立しました。地元福良の住民による地元福良のための会社です。

近年では、明石海峡大橋が開通した1998年に28万人を達成、1999年に25万人を達成しています。明石海峡大橋の通行料金値下げやPR強化で2017年には、再び20万人を達成しています。

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うずしおクルーズのアクセス

淡路島の観潮船「うずしおクルーズ」へのアクセスは、自動車もしくは高速バスの2つの手段があります。

自動車の場合

自動車の場合、神戸方面からお越しの場合と徳島方面からお越しの場合で、最寄りとなる高速道路のインターチェンジが異なります。

所要時間は、神戸三宮から車で約90分、大阪梅田から車で約120分、徳島から車で約60分です。なお、カーナビでは電話番号を「0799-52-2336(南あわじ観光案内所)」に設定します。

  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
  • 電話:0799-52-0054

神戸方面から

神戸方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから下ります。約15分で道の駅福良うずしおクルーズに到着します。

道の駅福良の駐車場は、うずしおドームなないろ館の前にあります。駐車料金は無料です。土日祝日などは観光客が多く満車となる場合がありますが、周辺に数カ所の無料駐車場があります。

うずしおドームなないろ館の前の駐車場に到着すると係員が空き駐車場に案内してくれます。

徳島方面から

徳島方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南インターチェンジから下ります。約15分で道の駅福良うずしおクルーズに到着します。

道の駅福良の駐車場は、うずしおドームなないろ館の前にあります。駐車料金は無料です。土日祝日などは観光客が多く満車となる場合がありますが、周辺に数カ所の無料駐車場があります。

うずしおドームなないろ館の前の駐車場に到着すると係員が空き駐車場に案内してくれます。

高速バスの場合

高速バスの場合、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場から発車しています。福良バスターミナルで降車します。福良バスターミナルから道の駅福良うずしおクルーズまでは徒歩約3分で到着します。

淡路交通バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

神姫バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)
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うずしおクルーズの駐車場

淡路島の観潮船「うずしおクルーズ」の駐車場は、本館うずしおドーム・なないろ館の駐車場をはじめ、周辺に合計で普通車約100台以上が駐車できるスペースが確保されています。

うずしおドーム・なないろ館で係員の指示に従いします。なお、本館うずしおドームなないろ館の前と福良マルシェの隣の駐車場が広めの駐車場となっています。

なお、駐車場とトイレ(屋外のみ)が24時間利用可能で、車中泊に利用できます。

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