ゴールデンウィークGW企画が開催されます。淡路島の人形芝居劇場「淡路人形座」で、春の大型連休期間に人気の「戎舞+(プラス)」と「ええとこどり」の2つの演目が上演されます。
「戎舞+(プラス)」は、淡路花博20周年にバージョンアップした新演目です。「ええとこどり」は、3つの要素を楽しめる新演目です。アーティストの清川あさみさんの総合プロデュースです。
ゴールデンウィーク企画の開催期間は、2023年4月29日(土)から5月7日(日)までとなります。子供から大人まで楽しめるわかりやすい伝統芸能の人形芝居となります。
ゴールデンウィークGW企画
2023年4月29日(土)から2023年5月7日(日)まで、兵庫県淡路市にある人形芝居劇場「淡路人形座」で、ゴールデンウィーク企画が開催されます。
春の大型連休期間に人気の2演目となる「戎舞+(プラス)」と「ええとこどり」が上演されます。ゴールデンウィーク企画の上演時間は、以下のとおりとなります。
- 戎舞+(プラス):10:00~、11:10~、15:00~
- ええとこどり:13:30~(4月30日除く)
1演目の観賞料金は大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。
「戎舞プラス」は、既存演目「戎舞」の新作となります。伝統を尊重した内容で、伊弉諾尊と伊弉冉尊の子である七福神の戎様が太鼓に合わせて舞い、人々の幸せを祈って杯を重ねる物語となります。
総合プロデュースは、アーティストの清川あさみさんが務めました。脚本は作家の「いとうせいこう」さんが務めました。斬新な人形衣装、アートな舞台美術、国生み神話のアニメが見どころです。
「ええとこどり或る夜の段」は、既存演目がコラボして3要素を楽しめるオリジナル演目をとなります。「玉藻前曦袂 狐七化けの段」と「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」と「衣裳山」が融合します。
総合プロデュースは、アーティストの清川あさみさんが務めました。脚本は作家の「いとうせいこう」さんが務めました。ケレン味に加えて映像・アート・ファッションなど流行を取り入れています。
淡路人形座の上演内容は、淡路人形浄瑠璃と呼ばれる人形芝居です。国の重要無形民俗文化財に指定されます。淡路島で五百年の歴史を誇ります。人形・太夫・三味線が一体となった総合芸術です。
ジャンルでは時代物が得意です。早替わり、道具返し、衣裳山など淡路島独自の演出が特徴です。演技は派手でケレン味が尊ばれています。人形芝居本来の雰囲気を残した外題も数多くあります。
なお、淡路人形浄瑠璃は約500年以上の歴史がある人形芝居です。全国各地に人形芝居を伝えて、日本の演芸史で大きな役割を果たしてきました。「文楽」を創始した植村文楽軒は淡路島出身です。
淡路人形座では、伝統を守り続けながら活動しています。後継者団体への指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展に尽力しています。国内外で高い評価を得ています。
詳細・基本情報
- 開催期間:2023年4月29日(土)~5月7日(日)
- 上演時間:戎舞プラス10:00~・11:10~・15:00~、ええとこどり13:30~
- 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1
- 電話:0799-52-0260
- 公式サイト:https://awajiningyoza.com/
- 定休日:水曜日
- 入場料金:大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
- 座席数:179席
- 駐車場:約100台(道の駅福良駐車場)
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原IC・淡路島南ICから車で約15分