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淡路島 胡弓と人形浄瑠璃がコラボレーション 淡路人形座

淡路島の淡路人形座で「三味線と胡弓の夕べ」が上演されます。地元出身の胡弓演奏家 木場大輔さんを招いて、胡弓と人形浄瑠璃のコラボレーションとなります。三味線と胡弓のお話に続いて胡弓の演奏が披露されます。人形浄瑠璃では、壇浦兜軍記 阿古屋琴責の段、伊賀越道中双六 沼津の段が上演されます。なお、今回の「三味線と胡弓の夕べ」は、淡路人形座が企画する「知れば面白い!にっぽんの音」のシリーズ第一弾として開催されます。

「三味線と胡弓の夕べ」の開催日時は、11月17日(土)の開場18時、開演19時となります。チケット料金は、前売り券が大人2000円、学生1500円(高校生以下)、当日券が大人2500円、学生2000円(高校生以下)、二階席1500円(自由席)となります。前売り券は、9月17日(月祝)より発売しています。

胡弓と三味線と人形浄瑠璃の基本情報

淡路人形座 淡路島で伝統芸能 人形浄瑠璃を上演する劇場
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公...
  • 名称:三味線と胡弓の夕べ
  • 開催場所:淡路人形座
  • 開催日時:11月17日(土)開場18:00、開演19:00
  • 開催住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話番号:0799-52-0260
  • 前売り券:大人2000円、学生1500円(高校生以下)
  • 当日券:大人2500円、学生2000円(高校生以下)、二階席1500円(自由席)
  • 駐車場:無料(道の駅福良駐車場 普通車100台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原IC、淡路島南ICから車で約15分

三味線と胡弓の夕べのチケット購入方法

三味線と胡弓の夕べのチケット購入方法は、電話予約となります。

  • 販売開始:1月1日(月祝)~
  • 前売り券:大人2000円、学生1500円(高校生以下)
  • 電話予約:0799-52-0260

胡弓と三味線と人形浄瑠璃の内容

胡弓は、日本の伝統楽器の中で唯一の弓で擦って奏でる弦楽器です。三味線を小さくしたような形をしていて、三味線と同じように絹糸をかけて、胴には皮を張っています。

弦の本数は普通三弦ですが、四弦のものもあります。三味線との大きな違いは、バチをはじくのではなく、馬のしっぽの毛を張った弓で擦って演奏する点です。

弓に当てる弦を変えるときに、弓の角度をほとんど変えずに、楽器の向きを回転させるのも特徴の一つです。江戸時代に、筝や三味線とともに合奏する「三曲合奏」の楽器として演奏されてきました。

しかし、明治時代に入って尺八に役割を譲り、現在では胡弓の演奏を聴く機会もかなり少なくなっています。淡路人形座では、胡弓にスポットを当てた特別企画「「三味線と胡弓の夕べ」が開催されます。

人形浄瑠璃「阿古屋琴責の段」での曲弾きなどで、胡弓が人形浄瑠璃がコラボします。胡弓奏者の木場大輔さんを招いて、淡路人形座の太夫・三味線と共演します。胡弓と人形の共演もあります。

胡弓演奏家 木場大輔さんのプロフィール

淡路島洲本市出身。1994年から1995年まで、甲陽音楽学院にてジャズの音楽理論とピアノの実技を学ぶ。1998年から、胡弓を始める。2004年から、名古屋系古典胡弓を原一男師に師事。

2006年から、低音絃を追加したオリジナル四絃胡弓を開発。2009年に、崔洋一監督による松山ケンイチさんと小雪さんが主演の映画「カムイ外伝」に演奏と出演。

2011年に、NHK BS時代劇「新撰組血風録」サントラに参加。NHK Eテレ「にっぽんの芸能 花鳥風月堂」に出演。胡弓とピアノのユニット「KODACHI ~木立~」のCD「Japan」を発表。

2013年に、京都で人形舞のホリ・ヒロシさんと共演。自作曲「桜花幻耀」など、高い評価を受ける。胡弓と箏のユニット「生糸」を結成。高知県の芝居小屋、弁天座・ゆすはら座のコンサートを成功させる。

和楽器ユニット「おとぎ」のCD「音戯紀行」を発表。全楽曲の編曲または作曲を手掛ける。ピアニスト斎藤守也さん(レ・フレール)のソロCD「旅」に参加。

2014年に、自作曲「焔」が市川海老蔵さんの公式動画に採用される。「組曲 古事記」を作曲、おとぎ10周年コンサートで初演。吉田兄弟全国ツアー「和の祭典」に参加。NHKFM「邦楽ジョッキー」に出演。

2015年と2016年、NHK WORLD「Blends」に出演して「KODACHI~木立~」による演奏が全世界に放映される。「KODACHI~木立~」のCD「時の回廊」を発表。

2015年に映画「駆込み女と駆出し男」のサントラに参加。胡弓とピアノのユニット「KODACHI~木立~」、和楽器ユニット「おとぎ」で演奏と作曲から胡弓の可能性を追求して幅広く活動を展開。

江戸時代から連綿と受け継がれる胡弓楽を尊重しつつも、従来の三味線や箏の持ち替え楽器としての在り方を超え、四絃胡弓の開発など、独奏楽器としての胡弓の可能性を追求している。

門弟の会「絹擦会(きぬずれかい)」を東京・横浜・大阪・高知にて主宰。文楽、風の盆、尾張万歳など日本各地で伝わる胡弓の奏法を独自に研究。地唄舞の舞地や現代邦楽の演奏にも定評がある。

木立-KODACHI-(活動ユニット)

木立は、胡弓奏者の木場大輔さんとピアノ奏者&プログラミングの足立知謙さんが2009年4月に結成したユニットです。日本の伝統楽器である胡弓をフィーチャーしています。

江戸時代から連綿と伝わる古典の粋と、ピアノの美しい余韻、エレクトロニカの音色が融合して、洗練された都会的なサウンドに、懐かしさや、日本の原風景を感じさせる音楽を追求しています。。

2011年1月に、ファーストアルバム「Japan」を発表。NHK Eテレ「にっぽんの芸能 花鳥風月堂」に出演など、ユニット活動に各界から熱い視線が注がれています。

生糸-kiito-(活動ユニット)

生糸は、胡弓の伝統に新たな息吹を吹き込む胡弓奏者の木場大輔さんと、伝統的な箏から現代の二十五絃箏による幅広い表現まで対応する伊藤麻衣子さんによるデュオです。

弓で奏でる和楽器である胡弓と雅な音色を奏でる箏は、江戸時代から共に合奏されてきましたが、今日では胡弓の演奏が聴ける機会は稀となりました。二人が胡弓と箏の可能性を拓きます。

古典曲から現代曲、オリジナル、お馴染みの曲など、本格的な演奏から親しみやすい楽曲まで、高度なテクニックと柔軟な感性でアプローチします。

和楽器ユニット おとぎ(活動ユニット)

おとぎは、筑前琵琶と歌を担当する川村旭芳さん、胡弓と作曲・編曲を担当する木場大輔さん、箏・十七絃・三味線を担当する折本慶太さん、尺八・笛を担当する安田知博による和楽器ユニットです。

筑前琵琶・胡弓・箏・尺八による若手邦楽ユニットとして、優美な音色で様々な情感に訴える和楽器の魅力を、現代でも親しみやすくアレンジして表現するスタイルは、年齢を問わず幅広く支持されています。

内子座、八千代座、弁天座など全国の芝居小屋の公演のほか、大阪・京都でも 「風雅草紙コンサート」を2011年より毎年開催しています。CDアルバム「音戯箱」「音戯箱Ⅱ」「音戯紀行」を発表しています。

人形浄瑠璃「壇浦兜軍記 阿古屋琴責の段」のあらすじ

壇浦兜軍記 阿古屋琴責の段は、1732年に人形浄瑠璃の演目として上演されました。舞台は、壇ノ浦の合戦で平家が滅亡して源氏が天下を取った時代になります。

主な登場人物は、平家の武将「悪七兵衛景清」と、恋人で京都五条坂の遊女「阿古屋」、源氏方の「岩永左衛門到連」と「秩父庄司畠山重忠」となります。

源氏は、平家の残党で豪傑として名が知れる「悪七兵衛景清」の行方を追っていました。「悪七兵衛景清」の行方を追うために、恋人の「阿古屋」を捕らえて堀川御所で取り調べしました。

取り調べが始まると「阿古屋」は厳しく責め立てられました。しかし、「悪七兵衛景清」の行方は知らぬ存ぜぬの一点張りで、一向に口を割ろうとしませんでした。

冷酷な「岩永左衛門」は「阿古屋」を拷問にかけて「悪七兵衛景清」の行方を吐かせようと提案しますが、誠実な「畠山重忠」は義理と人情で商売する遊女が拷問で白状しないと反対します。

「畠山重忠」が取り出したのは、琴・三味線・胡弓という三曲と呼ばれる楽器でした。「畠山重忠」は「阿古屋」に琴・三味線・胡弓を順に弾くように命じます。

「畠山重忠」は、もし「悪七兵衛景清」の行方を知らないという話が真実なら、冷静に楽器を奏でることができるだろう。音に乱れは一切出ないはずであると考えたのです。

琴の演奏では、蕗組の唱歌の歌詞を「悪七兵衛景清」と「阿古屋」に例えて、景清の行方はあくまでも知らぬと音に一切の乱れが出ず美しく奏でました。

三味線の演奏では、帝の寵愛を失った中国の官女の故事に由来する謡曲「班女」の歌詞を「阿古屋」が自分に置き換えて、音に一切の乱れが出ず美しく奏でました。

胡弓の演奏では、「阿古屋」は「悪七兵衛景清」との恋の終わりを例えて、、音に一切の乱れが出ず美しく奏でました。「畠山重忠」は、取り調べを止めさせました。

不満そうな「岩永左衛門」に、「畠山重忠」が「阿古屋」の奏でる音色に曇りがなく、「悪七兵衛景清」の行方を知らないという言葉に偽りはないと答えました。

「畠山重忠」は、「阿古屋」の真実を追究する取り調べを終了させて、「阿古屋」を労るように部下に命じました。「阿古屋」は無罪放免となりました。

人形浄瑠璃「伊賀越道中双六 沼津の段」のあらすじ

伊賀越道中双六 沼津の段は、1783年に近松半二と近松加作の合作として人形浄瑠璃の演目で上演されました。岡山藩士 渡辺数馬が姉婿の荒木又右衛門などを率いた伊賀越の仇討ちの脚色です。

伊賀越の仇討ちは、曾我兄弟の仇討ちと赤穂浪士の討ち入りと並んで日本三大仇討ちの一つです。

舞台は東海道沼津の立場です。呉服屋十兵衛(ごふくやじゅうべえ)はお供を連れて西に向かっていました。河合股五郎を九州相良まで逃がす手助けをすることになっていたのです。

お供を使いに向かわせて一人で荷物を担いでいた十兵衛に声がかかりました。70歳過ぎで荷物持ちをしていた平作(へいさく)でした。十兵衛は貧窮の訴えに同情して荷物を持たせることにしました。

しかし、平作には荷物が重くつまづいて怪我をしてしまいました。十兵衛が持参していた印籠の薬を平作に塗ると、痛みは即座に消えました。道中で、美しい娘のお米に出会いました。お米は平作の娘でした。

十兵衛は、二人の誘われるままに平作の家で休息することになりました。平作がお米に十兵衛の持っている印籠の薬の話をしました。十兵衛は刀傷に効く妙薬で滅多に手に入らない秘薬であるといいました。

印籠の薬の話を聞いたお米は、十兵衛に泊まっていくよう勧めました。十兵衛は平作の家で一泊することにして、追って来たお供を先に立たせました。十兵衛が眠っていると何者かが印籠を盗もうとしました。

十兵衛が捕らえてみると盗人はお米でした。刀傷で養生している夫のために薬を盗もうとしたのでした。許しを乞うお米から、十兵衛は刀傷で養生している夫が和田志津馬であることを悟ります。

十兵衛は、和田志津馬の敵である沢井股五郎を助けようとしていました。十兵衛は、平作に他に子はないのかと尋ねました。平作は、二歳の時に他家へ養子にやった平三郎という息子がいたと答えました。

平三郎とは十兵衛のことでした。十兵衛は平作が実の父と悟りましたが、十兵衛は一家の敵を助けようとしていました。十兵衛は息子と名乗らず、石塔を建てて欲しいと金と印籠と守り袋の書付を残して出立しました。

お米は、残された印籠が敵である沢井股五郎の所持品であることに気付きます。平作は、守り袋の書付「幼名 平三郎」から、十兵衛がわが子であることを悟ります。

平作はお米に後から密かに付いて来るように言い残して十兵衛を追いかけました。夜更けの千本松原で平作は十兵衛に追いつきました。平作は、印籠の持ち主の居場所を聞きたいと迫ります。

十兵衛は、印籠の持ち主と印籠の薬が必要な病人は敵同士であり、まず拾った薬ということにして刀傷を癒すことが先決であると諭します。平作は、隙を見て十兵衛の脇差を抜いて自分の腹に突きたてました。

冥途の土産に敵である沢井股五郎の行き先を教えて欲しいと懇願します。親子が離れ離れになって以来何の音沙汰もなく、今日初めて親子と悟った日に父親が腹を切ってまで、敵の居場所を知ろうとしているのでした。

父子の情と兄妹の愛から、十兵衛は物陰に隠れているお米に聞こえるように、沢井股五郎の落ち行く先が九州相良であることを明かしました。親子と名乗り十兵衛の腕の中で、平作は念仏を唱えながら息を引き取るのでした。

胡弓と三味線と人形浄瑠璃のアクセス

三味線と胡弓の夕べが開催される淡路人形座へのアクセスは、自動車もしくは高速バスとなります。

自動車の場合

自動車の場合、神戸方面からお越しの場合と徳島方面からお越しの場合で、最寄りとなる高速道路のインターチェンジが異なります。

  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
  • 電話:0799-52-0054

神戸方面から

神戸方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

徳島方面から

徳島方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

高速バスの場合

高速バスの場合、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場から発車しています。福良バスターミナルで降車します。福良バスターミナルから淡路人形座までは徒歩約3分で到着します。

淡路交通バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

淡路人形座の概要

淡路人形座は、淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用劇場です。

1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。国内公演や海外公演をはじめ、人形浄瑠璃の後継者の指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及や発展のための活動も行なっています。

淡路人形座 淡路島で伝統芸能 人形浄瑠璃を上演する劇場
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公...

淡路人形浄瑠璃の概要

淡路人形浄瑠璃は、500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能です。3人遣いの人形、義太夫、太棹三味線で演じられる人形芝居のことです。江戸時代の文化の華ともてはやされ、悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様を描く様は、世界で最も人形劇を舞台芸術として発展させたと言っても過言ではありません。

淡路人形を自由自在に操るには何年もの修行が必要とされ、足七年、左手七年、頭と右手は一生といわれるほどです。古典芸能を継承するために何世代もの人々の創意工夫が重ねられ、受け継がれた舞台芸術の粋といえるでしょう。

11月公演の内容

上演時間

  • 定時公演:10:00~、11:10~、13:30~、15:00~

入場料金

  • 玉藻コース(「戎舞」「玉藻前曦袂 神泉苑の段」)所要時間50分
    大人1500円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 戎舞コース(「人形解説」「戎舞」)所要時間30分
    大人1000円、中高生800円、小学生600円、幼児200円
  • バック(「人形解説」「バックステージ」)所要時間20分
    大人500円、中高生400円、小学生300円、幼児100円

上演日程

  • 1日(木)玉藻
  • 2日(金)玉藻
  • 3日(土)玉藻
  • 4日(日)玉藻
  • 5日(月)戎舞
  • 6日(火)10:00戎舞、11:10戎舞、休館
  • 7日(水)休館
  • 8日(木)戎舞
  • 9日(金)戎舞
  • 10日(土)戎舞
  • 11日(日)玉藻
  • 12日(月)玉藻
  • 13日(火)10:00戎舞、11:10戎舞、13:30玉藻、15:00玉藻
  • 14日(水)休館
  • 15日(木)戎舞
  • 16日(金)10:00戎舞、11:10戎舞、13:30戎舞、15:00玉藻
  • 17日(土)玉藻
  • 18日(日)玉藻
  • 19日(月)戎舞
  • 20日(火)玉藻
  • 21日(水)休館
  • 22日(木)戎舞
  • 23日(金)玉藻
  • 24日(土)玉藻
  • 25日(日)10:00戎舞、11:10戎舞、13:30玉藻、15:00玉藻
  • 26日(月)玉藻
  • 27日(火)玉藻
  • 28日(水)休館
  • 29日(木)玉藻
  • 30日(金)バック

11月の演目 戎舞

戎舞は、太鼓のリズムに合わせて、戎さまが楽しく舞う神事で、大らかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点が込められています。

物語は、淡路人形座に戎さまが釣竿を担いでやってくるところから始まります。庄屋さんは、戎さまにお神酒を出します。戎さまは、盃を飲み干して、生まれや福の神であることを話しながら舞い始めます。

海の幸、山の幸を前にして、皆の願いを叶えようと、お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船に乗り、沖に出て、大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシと舞い納めるのでした。

11月の演目 玉藻前曦袂 神泉苑の段

時は平安時代。鳥羽院の兄である薄雲皇子は弟に帝位を奪われてしまい、密かに謀反を企てていました。ある日、鳥羽院が寵愛している玉藻前が、神泉苑にある御殿で和歌を詠んでいると妖しい狐が現れます。

狐は天竺や中国で王様の妃となり、正体を暴かれて日本に渡ってきた魔物でした。狐は玉藻前を殺して、玉藻前に姿に化けて、玉藻前を装って、薄曇皇子に謀反の手助けをすると約束します。

その様子を見ていた陰陽師である安倍泰成は、神聖な鏡の威力により狐を追い払うのでした。人形浄瑠璃としての見せ場が多く、淡路人形座が得意とする演目の一つとなっています。

淡路人形座
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