淡路島 神田松之丞さん講談「真夏の忠臣蔵」淡路人形座

8月25日(土)に、淡路人形座で講談師 神田松之丞さんによる講談「夏なのに赤穂義士伝二席」と淡路人形浄瑠璃による芝居「仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段」が開催されます。開場は13時30分、開演は14時となります。前売り券の発売は、5月25日9時から淡路人形座で電話予約のみの受付となっております。

現在、最もチケットが取れないといわれている講談師 神田松之丞さんの講談となります。座席指定もできますので、ご希望の方は早めに座席を確保されることをおすすめします。なお、入場料金は、前売り券で大人3000円、中高生2600円、小学生2000円となっています。当日券で大人3500円、中高生3000円、小学生2200円となっています。

神田松之丞さんほか「真夏の忠臣蔵」の基本情報

  • 開催日時:8月25日(土)13:30開場、14:00開演
  • 開催場所:淡路人形座
  • 開催住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話番号:0799-52-0260
  • HP:淡路人形座
  • 駐車場:道の駅福良駐車場(無料)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原IC、淡路島南ICから車で約15分

神田松之丞さんと講談

講談は、落語や浪曲と並ぶ話芸とされています。その歴史は江戸時代に遡ります。もともと「太平記」など軍記物を調子をつけて聴かせるものでした。江戸から明治にかけて全盛期を迎えました。昭和に入ると様々なメディアが登場して講談は後退期に入りました。講談師は、松之丞さん自身が「絶滅危惧種」と話されるほど限りなく少なくなりました。

講談には「連続物」と呼ばれる長いストーリーのものと、「端物」と呼ばれる1話完結のものがあります。「連続物」は、始めから終わりまで読むと一日で終わらないので、20分から1時間ほどに区切った1話ずつを読むことが多いそうです。

松之丞さんは、張り扇を右手に、扇子を左手に持って見事なリズムで物語を読みます。軍記物に世話物、怪談など人間が持つあらゆる感情を取り扱っています。物語の面白さを観客にこれだけ伝えられる人間は稀有といわれているほどです。評判が評判を呼び、独演会で定員数百人の会場を満員にするなど、「最もチケットの取れない講談師」との肩書きがつくほど、新進気鋭の講談師として注目を浴びています。

神田松之丞さんのプロフィール

神田松之丞さんは、日本講談協会と落語芸術協会に所属する講談師です。趣味は落語を聴くことだそうです。「神田」は苗字ではなく「亭号」となります。歌舞伎役者の「市川」や「中村」と同じようなものです。呼び方は「神田松之丞(君/さん/様)」、「松之丞(君/さん/様)」、「まっちゃん」などが正しいそうです。松之丞さんは、浪人中に立川談志さんの独演会を見て、落語や浪曲や講談を聞くようになったそうです。大学時代に6代目神田伯龍さんの講談を聞いて感銘を受けたそうです。その後、松田松鱗さんに入門しました。

芸歴とメディア出演

  • 2007年11月 三代目神田松鯉に入門
  • 2012年6月 二ツ目昇進
  • 2015年10月 「読売杯争奪 激突!二ツ目バトル」優勝
  • 2016年4月「今夜も落語漬け」3分講談優勝
  • 2016年9月「日立 世界ふしぎ発見!(TBS)」出演
  • 2016年12月「真冬の話術」優勝
  • 2017年2月「大河ドラマ「真田丸」コンサート(NHK)」出演
  • 2017年3月「平成28年度花形園芸大賞銀賞受賞
  • 2017年7月「安住紳一郎の日曜天国(TBS-R)」出演
  • 2017年12月「真冬の話術(NHK第1)」出演
  • 2018年3月「神田松之丞ひとり語りの一時間(TBS-R)」出演
  • 2018年3月「ニュースウォッチ9(NHK)」出演

神田松之丞さんほか「真夏の忠臣蔵」のアクセス

自動車の場合

神田松之丞さんほか「真夏の忠臣蔵」の公演会場となる淡路人形座には、向かい側にある道の駅福良の駐車場以外にもたくさん駐車場があり全て無料です。まず、道の駅福良の本館前の駐車場に向かってください。係員が順番に駐車場を案内してくれます。

神戸方面から

神戸淡路鳴門道の西淡三原ICから下りて車で約15分ほどで淡路人形座に到着します。

  • 住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話:0799-52-0260

徳島方面から

神戸淡路鳴門道の淡路島南ICから下りて車で約15分ほどで淡路人形座に到着します。

  • 住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話:0799-52-0260

高速バスの場合

高速バスは、神戸三ノ宮駅、高速舞子駅から発車しています。福良バスターミナルで降車します。福良バスターミナルから淡路人形座は徒歩3分となります。

淡路交通バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

神姫バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段」

仮名手本忠臣蔵の三段目「殿中刃傷の段」は、忠臣蔵でも最も有名な場面の一つ、江戸城松の廊下での刃傷事件が題材です。内容は、京都から来た足利直義(あしかがただよし)を接待するために用意したお城が舞台です。夜明け前に、高師直(こうのもろのう)が家来の鷺坂伴内(さぎさか ばんない)を連れてお城にやってきます。そこに、桃井若狭助(もものいわかさのすけ)の家老の加古川本蔵(かこがわほんぞう)が駆けつけて、桃井若狭助からの贈り物として、賄賂を渡して高師直は上機嫌になります。

その後、塩冶判官(えんやはんがん)が家来の早野勘平(はやのかんぺい)を連れてお城にやってきます。塩冶判官の奥方の顔世御前(かおよごぜん)の侍女お軽が、顔世御前から高師直に渡す手紙を塩冶判官に渡します。その後、松の間で、日頃から高師直にいじめられて恨んでいる桃井若狭之介が、高師直を見つけて斬りかかろうとします。しかし、加古川本蔵から賄賂を受け取った高師直は桃井若狭之介に媚びへつらい日頃の行いを詫びます。桃井若狭之介は高師直を斬ることは叶いませんでした。

塩冶判官が遅れてやってきます。顔世御前から託された返事を高師直に渡します。「わがつまならぬつまな重ねそ」と高師直を拒絶する内容でした。振られた高師直は塩冶判官に対して悪口を次々浴びせます。塩冶判官は、殿中で刀を抜けば自身の切腹とお家の断絶になると堪えていました。しかし、塩冶判官も堪忍袋の緒が切れて、刀を抜いて高師直に斬りつけてしまいました。しかし、加古川本蔵に抱き留められて、塩冶判官は高師直の額に小さな傷を作る程度しかできませんでした。塩冶判官の無念さ、悔しさ、やるせなさが残るという物語です。

淡路人形座の概要

淡路人形座は、兵庫県の淡路島の南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用劇場です。1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。国内公演や海外公演をはじめ、人形浄瑠璃の後継者の指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及や発展のための活動も行なっています。

淡路人形座 淡路島で伝統芸能 人形浄瑠璃を上演する劇場
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公...

淡路人形浄瑠璃の概要

淡路人形浄瑠璃は、500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能です。3人遣いの人形、義太夫、太棹三味線で演じられる人形芝居のことです。江戸時代の文化の華ともてはやされ、悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様を描く様は、世界で最も人形劇を舞台芸術として発展させたと言っても過言ではありません。

時代物が得意とされており、早替りや道具返し、衣装山など淡路島独特の演出や演技も派手で外連味が利いた作品が多く、また人形芝居本来の雰囲気を残した外題も多く、舞台は華やかそのものといえるでしょう。これら淡路人形を自由自在に操るには何年もの修行が必要といわれ、足七年、左手七年、頭と右手は一生といわれるほどです。古典芸能を継承するために、何世代もの人々の創意工夫が重ねられ、受け継がれた舞台芸術の粋といえるでしょう。

淡路人形座
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