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2023年1月27日に土のミュージアムSHIDO(シド)が淡路島でオープン

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開店・オープン
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2023年1月27日(金)に淡路島で土のミュージアムSHIDO(シド)がオープンします。淡路島の地域資源「淡路土」の魅力を伝える文化施設です。現代アート展やワークショップが開催されます。

運営会社は、近畿壁材工業です。淡路島で大正元年創業の110周年を迎える中小企業です。日本の伝統文化「土壁」を製造します。瓦や陶芸、タイルなど多分野で貢献する淡路土をアピールします。

土のミュージアムは、淡路土を使用した土壁と土間たたきで創造した空間に、土を使用した現代アートが展示されます。塗り壁体験・泥染め・土絵画など土体験のワークショップが提供されます。

土の魅力に触れて日本の伝統文化の素晴らしさを知る文化施設となります。地元住民の交流の場、コミュニティー作りで地域活性化を目指します。現代アート展の開催日程は公式サイトで発信されます。

土のミュージアムSHIDO(シド)が淡路島にオープン
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土のミュージアムSHIDO(シド)

土のミュージアムSHIDO(シド)は、兵庫県淡路市郡家の多賀の浜海水浴場の程近くにあります。創業110年の土壁メーカーが工場跡地を利用して地元の地域資源「淡路土」の魅力を伝えます。

淡路土は、淡路瓦をはじめ、陶芸やタイルなど淡路島の地場産業を支えながら様々な分野で貢献してきました。淡路島の土の魅力をアピールするためにものづくり中小企業がチャレンジします。

建物は、平屋1階建てです。全面ガラス張りです。設計は、淡路島出身の建築家の平松克啓さんです。デザイン性を重視したお洒落なデザインです。土と鉄など素材にこだわった建造物です。

壁は「土壁」、床は「土間たたき」と日本の伝統素材で仕上げています。天井はガルバリウム鋼板、すのこは鉄板、手すりは真鋳など他の部分は金属を使用しています。質感を重視しています。

屋内は、シンメトリーの空間です。左はアートギャラリー、右はセミナールームの構想です。空間デザインは、淡路島出身の左官職人の久住有生さんです。6本の土の柱で鉄の屋根を支えます。

土の柱6本は、淡路土を使用して6種類の工法で土の模様がデザインされてます。田んぼのような模様の柱は、土の収縮を利用した土塀です。割れ方のデザインを工夫しています。

漆喰磨きの柱は、土と石灰を混ぜてツルツルした土塀です。各々異なる模様は、主剤5つを組み合わせた地文アートと呼ばれています。質感の異なる塗り壁の展示として楽しめます。

アートギャラリーの床は、土間たたきの工法で土の質感を出すために起伏があります。受付カウンターは、版築土堤で仕上げています。10センチづつ土を積み重ねられて仕上げています。

ギャラリースペースは、現代美術家による作品展が開催されます。国内で注目の新進アーティストによる、多様な表現の企画展です。土を使用したり、土をテーマにしたアート作品もあります。

日本の伝統文化と現代のアート作品が融合します。現代美術による新しい表現と自然が創り上げた土壁がコラボレーションします。土塀のアーティスティックな表現で新たな魅力を創造します。

オープニングを飾る表現展では、東京ロイドワークスから9人の人気作家が参加しています。20代から40代の若手の芸術家です。作品の販売も行っている個展となります。

なお、トイレは淡路瓦のタイルが使用されています。焼いてない乾燥させただけの淡路瓦です。

セミナールームは、鉄のテーブルと土の階段があります。鉄のテーブルは起伏があり芸術的です。土塀を作るための素材が展示されています。土の学校、土の研究室としての機能を持ちます。

塗り壁体験・泥染め・土絵画など触ったり作ったり土体験を通じて土を学べます。近畿壁材工業株式会社で代表取締役の濵岡淳二さんがオープニング記念に土塀パフォーマンスを披露されました。

土の階段では、地元のタイルメーカー「ダントー」のタイル展示を行っています。客席として利用できます。トークイベントもできるよう工夫されています。地場産業の活性化を目指します。

屋上は、展望デッキです。瀬戸内海が一望できます。人気ビーチの多賀の浜海水浴場に隣接します。ロケーションを活かした絶好のフォトスポットです。日本の夕陽百選に選ばれた夕日が眺められます。

今後、デッキスペースでバーベキューや星空鑑賞、カフェなどの利用も予定されています。

目玉商品として、「土のスムージー」を試作しています。食べられる土「食用土」とバナナと豆乳と砂糖が使用されています。今後、販売される予定です。

なお、淡路の土の特徴は、色が豊かなことです。無限大の種類の地文を創出できます。コテで塗る伝統技法で様々な表現手法があります。アートと組み合わせることでブランディングを図ります。

2025年に開催される大阪万博に向けて「ひょうごフィールドパビリオン」への登録を申請しています。土を使用した建築により、環境負荷の少ない素材としての土の魅力を発信します。

敷地面積1037平方メートル、建築面積214平方メートル、延床面積182平方メートル、総工費1億円です。今後、工場跡地にアートカフェや体験施設などを建設する構想もあります。

詳細・基本情報

  • 正式名称:土のミュージアム SHIDO(シド)
  • オープン日:2023年1月27日(金)
  • 住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀2150
  • 電話:0799-85-1147
  • 公式サイト:https://shido.kinkikabezai.com/
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:火曜日、水曜日
  • 駐車場:15台
  • 駐車料金:無料
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 津名一宮ICから車で約10分
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