ミニチュアによる日本の原風景展が開催されます。淡路島淡路市にある兵庫県立淡路文化会館で、中谷堯さんと日出子さん夫妻が製作した作品展となります。入場料金は無料です。
展示会場には、大正時代から昭和時代にかけての里山や町並みを再現したミニチュア40点が並びます。かやぶき屋根の古民家をはじめ、牛舎、田園、SLなど昔懐かしい田舎の原風景を甦らせます。
古民家ミニチュア模型の作品展の開催日時は、4月12日(金)から4月24日(水)の9時から17時までとなります。開催場所は、淡路島淡路市にある兵庫県立淡路文化会館です。
古民家ミニチュア模型の作品展の基本情報
- 開催期間:4月12日(金)~4月24日(水)
- 開催時間:9:00~17:00
- 開催場所:兵庫県立淡路文化会館 美術展示室
- 住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀600
- 電話:0799-85-1391
- 入場料金:無料
- 駐車場:無料(普通車70台)
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 津名一宮ICから車で約10分
古民家ミニチュア模型の作品展の内容
4月12日(金)から4月24日(水)の午9時から17時まで、淡路島淡路市にある兵庫県立淡路文化会館で、ミニチュアによる日本の原風景展が開催されます。
中谷堯さんと日出子さん夫妻が製作した作品展となります。入場料金は無料です。大正時代から昭和時代にかけての里山や町並みを再現したミニチュア40点が並んでいます。
かやぶき屋根の古民家をはじめ、牛舎、田園、SL(蒸気機関車)など昔懐かしい田舎の原風景を甦らせます。食堂や呉服店、居酒屋が軒を連ねる町の様子、川沿いの温泉街の様子などが再現されます。
美山かやぶきの里(京都府)や白川郷(岐阜県)をモデルにした情景も登場します。合掌造りや京町屋、棚田の民家や西洋風のログハウスなどが精巧に表現されています。
田園風景の民家を表現したジオラマでは、小民家の近くを流れる小川や田んぼが再現されています。誰にでも心に残っている昔の懐かしい故郷の風景をジオラマで表現した作品です。
1995年に発生した阪神淡路大震災で淡路島の実家が全壊しました。2人で「在りし日の実家の風景の思い出を形に残そう」と1998年頃からミニチュアの製作に取り掛かりました。
堯さんが角材やベニヤ板で家を作りました。日出子さんが人形や家具などの小物を作りました。二人が各々の担当により、古き良き日本の原風景をテーマに約60点の作品を手掛けています。
かやぶき屋根では、ほうきを利用しています。棚田は緑のタオルを利用しています。身近な物を再利用するというアイデアを出し合いながら、自然に優しいエコな作品に仕上がっています。
作品の背景には、淡路市の山林から切り出した竹のササを飾っています。風情を演出しています。和の趣があふれた空間で、文化や歴史の移り変わりを懐かしく感じながら作品を楽しめます。
20年以上の創作活動で、淡路島の内外で10回以上の展示会を開いています。中谷堯さんと日出子さん夫妻の展示会は手芸ファンの人気イベントです。兵庫県立淡路文化会館での開催は2年ぶりです。
古民家ミニチュア模型の作品展の会場
ミニチュアによる日本の原風景展が開催される会場は、淡路島淡路市にある兵庫県立淡路文化会館です。地域住民に創造的なライフスタイルを支援する生涯学習や芸術文化活動の拠点の施設です。
高齢者大学・大学院「いざなぎ学園」、日本画セミナー、洋画セミナーをはじめ、美術展示や各種文化イベントが開催されています。1972年の開館しました。
なお、淡路市立淡路香りの公園が隣接しています。ハーブガーデンにはミントやローズマリー、ラベンダーなど約60種類のハーブと、50種類近くの芳香樹木があります。香りを楽しみながら散策できます。
たくさんのハーブや木々が花をつける5月から9月までがおすすめとなります。
古民家ミニチュア模型の作品展のアクセス
古民家ミニチュア模型の作品展が開催される兵庫県立淡路文化会館へのアクセスは、自動車と高速バスの2つの手段となります。
自動車の場合
自動車の場合は、神戸方面からお越しの場合も、徳島方面からお越しの場合も、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の津名一宮インターチェンジから下ります。一般道を走って約10分で到着します。
津名一宮インターチェンジの出口を右折します。県道66号線を進みます。途中で県道88号線となります。伊弉諾神宮前の信号を左折します。数十メートル進んで右折してさらに坂道を登ります。
数十メートル進みます。看板を右折すると兵庫県立淡路文化会館に到着します。
高速バスの場合
高速バスの場合は、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場に淡路島行きの高速バスが運行しています。神姫バスの神戸三宮バスターミナルから高速舞子経由、高田屋嘉兵衛公園行きのバスで、時間帯により伊弉諾神宮前に停車する便があります。
伊弉諾神宮前のバス停からは徒歩で約10分となります。伊弉諾神宮前交差点の信号を左折します。数十メートル進んで右折してさらに坂道を登ります。
数十メートル進みます。看板を右折すると兵庫県立淡路文化会館に到着します。
神戸三宮から伊弉諾神宮前に停車する高速バスの発車時刻
- 8:45、9:45、10:35、12:30、13:25
伊弉諾神宮前から神戸三宮に停車する高速バスの発車時刻
- 12:24、13:24、14:24、15:24、16:24
古民家ミニチュア模型の作品展の周辺の観光スポット
古民家ミニチュア模型の作品展が開催される兵庫県立淡路文化会館の周辺の観光スポットは、たこせんべいの里と伊弉諾神宮になります。
伊弉諾神宮は、日本最古の神社です。日本最古の書物となる古事記と日本書紀に創始の記載があります。日本神話の国生みに登場する伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)が祀られています。
地元で「いっくさん」と親しまれています。日之少宮、淡路島神、多賀明神、津名明神と崇められています。樹齢約900年の夫婦大楠、東西南北に縁深い神社が鎮座する陽の道しるべなどがあります。

たこせんべいの里は、せんべいの製造直販施設です。販売コーナーでは、約40種類に及ぶ全種類が並べられています。試食可能で販売されています。休憩コーナーでは、お茶やコーヒーが無料で飲めます。
休憩コーナーの窓越しから工場の製造ラインを見学することができます。「たこせんべい」は淡路島の名物土産です。淡路島のお土産スポットとして、休憩スポットとして定番の観光スポットとなっています。
