秋季特別展「海と大地と弥生人」が開催されます。淡路島の滝川記念美術館玉青館で「大いなる自然への祈り」と題して、弥生時代の祈りがどのようなものかを伝える銅鐸や青銅器の展示となります。
秋季特別展では、弥生時代の人々にとって日常生活で大切な行為であった「祀り」や「祈り」がどのようなものだったのか海や大地に何を願ったのかを島内各地から出土いた資料をもとに実像に迫ります。
秋季特別展「海と大地と弥生人」の開催期間は2023年10月4日(水)から12月3日(日)までです。入場料金は大人500円 高校大学生300円 小中学生150円です。休館日は月曜日です。
秋季特別展「海と大地と弥生人」
2023年10月4日(水)から12月3日(日)まで、兵庫県淡路市にある淡路市立滝川記念美術館玉青館で、秋季特別展「海と大地と弥生人」が開催されます。
- 南あわじ市役所 公式ホームページ:令和5年度秋季特別展「海と大地と弥生人-大いなる自然への祈り-」開催のお知らせ
秋季特別展では、弥生時代の人々にとって日常生活で大切な行為であった「祀り」や「祈り」となどのようなものであったのか海や大地に何を願ったのかを島内各地から出土した資料から実像に迫ります。
自然は人類に多くの恵みを与えてくれる一方で恐怖をもたらす存在です。人知では計り知ることのできない自然の力は、弥生時代の人々にとって祈りの対象へと繋がったことは想像に難くありません。
しかし、祈りの精神は、文字資料から辿る事はできず現代人は出土資料から推測するしか手立てはありません。弥生時代の祀りや祈りに使われた道具として銅鐸をはじめとした青銅器があります。
他にも淡路島には弥生時代の木製・土製・石製の資料が発見されていてバラエティに富んでいます。亀井遺跡・玉津田中遺跡・鬼怒川遺跡・東奈良遺跡・西岩田遺跡・新方遺跡などがあります。
特別展以外に、土日にワークショップが開催されます。定員人数は各回8名です。事前予約制です。受付は電話とメールです。(0799-36-2314、gyokuseikan@city.minamiawaji.hyogo.jp)
どうたく布小物作りは、ハンコをペタペタ押してオリジナルのバッグやハンカチを作ります。ハンコの種類が豊富でいろいろ推したくなります。所要時間60分です。材料費は200円から800円です。
- 開催日時:10月14日(土)15日(日)10:00、11:00、13:00、14:00、15:00
ミニチュア鋳造体験は、金属を溶かして鋳型に流し込む鋳造体験です。南あわじ市で発見された銅鐸や銅剣、六鈴鏡などモデル7種類が作れます。所要時間60分です。材料費は400円と800円です。
- 開催日時:10月21日(土)22日(日)10:00、11:00、13:00、14:00、15:00
レジンアクセサリーは、銅鐸や銅剣の形をしたキラキラしたレジンアクセサリーを作ります。勾玉や六鈴鏡も作れます。所要時間は60分です。材料費は400円です。
- 開催日時:11月11日(土)12日(日)10:00、11:00、13:00、14:00、15:00
龍の絵を描こうは、2種類の龍の絵が筆ペンで描けるようになります。自分だけのカッコイイ龍を色紙に描いて飾れます。所要時間は90分です。材料費は100円です。
- 開催日時:11月18日(土)25日(土)13:30
なお、滝川記念美術館 玉青館は、直原玉青(じきはらぎょくせい)さんの絵画をコレクションする現代南画の美術館です。南画とは中国由来の南宗画の日本的解釈の江戸時代中期以降の画派とされます。
文人画ともいわれます。直原玉青さんは、兵庫県淡路島の出身、大阪美術学校を卒業、日展に16回入選しました。 日本南画界の第一人者です。 洲本市名誉市民で、南あわじ市名誉市民です。
1991年に開館した 個人美術館です。 中国の故宮博物館を模した建物です。「禅の牧牛 うしかひ草」など多数収蔵しています。八角楼閣の天蓋に描かれた直径5メートルの「雲龍図」は見事です。
詳細・基本情報
- 開催期間:2023年10月4日(水)~12月3日(日)
- 開催場所:南あわじ市滝川記念美術館玉青館
- 住所:〒656-0314 南あわじ市松帆西路1137-1
- 電話:0799-36-2314
- 公式サイト:https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/site/matsuhodotaku/
- 営業時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
- 休館日:月曜日(祝日の場合、翌平日が休館)、年末年始
- 入館料:大人300円、高校生大学生200円、小学生中学生100円
- 駐車場:約20台
- 駐車料金:無料
- アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で約5分