いづも庵は、淡路島でうどんのおすすめ店です。名物メニューの「玉ねぎつけ麺 華」は、淡路島の特産品「玉ねぎ」を丸ごと1個を揚げてつゆに入れられたつけ麺となります。
玉ねぎ1個がまるで花を開いたような見た目になることからSNSなどで話題となっています。テレビや雑誌にも度々登場しています。現在では、観光客の約8割が注文しています。
自慢の麺は、創業100年の手打ちで育まれた淡路島うどんです。讃岐うどんのコシと大阪うどんのモチモチ感を併せ持つ食感です。国道28号線の沿線にあることからアクセスが便利です。
なお、淡路島のランチスポットは「淡路島ランチおすすめスポット31選」の記事をご参照ください。
いづも庵の詳細・基本情報
- 店名:麺乃匠 いづも庵
- 住所:〒656-2131 兵庫県淡路市志筑3522-1
- 電話:0799-62-6002(予約は平日のみ)
- 公式サイト:https://www.izumoan.info/
- 営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00
- 定休日:木曜日(祝日は営業・翌日休み)
- 座席:約70席(テーブル席50席、座敷20席)
- 駐車場:約40台(普通車)軒先ほか数カ所
- 駐車場:無料
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 津名一宮ICから車で約10分
いづも庵の様子と雰囲気
いづも庵は、麺づくりで創業100年となる昔ながらの手打ちうどん専門店です。場所は、淡路島の淡路市志筑の国道28号線沿いにあります。
活き活きとしたスタッフが気持ちよく働きながら、温かくお客様を迎えてくれます。
建物は、いぶし瓦に漆喰の壁と昔ながらの「うどん屋」の佇まいです。店内も木の温もりが感じられる明るい柔らかなイメージです。手打ちうどんの専門店として大きな看板を掲げています。
店内は、大きな窓があります。川沿いということもあり、開放的でゆったりした雰囲気を醸し出しています。席数は、テーブル席で50席ほどあります。奥の座敷で20席ほどです。合計70席ほどになります。
中央には10人以上が囲める大きなテーブルがあります。お一人様でも利用できます。子供用のイスが用意されています。座敷や掘り炬燵もあります。車いすも利用できます。バリアフリー設計となります。
赤ちゃん連れや子供連れのファミリーからおばあちゃんやおじいちゃんを加えた大家族まで利用可能です。メディアに何度も登場した人気店だけに、有名人の色紙や写真、サインがたくさん飾られています。
老舗うどん屋のモットー
いづも庵のこだわりは、自家製麺と独自の二回熟成で讃岐うどんのコシと大阪うどんのモチモチ感を合わせた「淡路島うどん」、創業以来変わらない体に優しい「つゆ」、淡路島にある生産者から提供される「淡路島の食材」、麺を通じてお客様に幸せを提供したい「真心」の4つとなります。
創業からの理念は、麺づくりを通して関わる全ての人の幸せ実現、麺づくりを通して感動できるおいしさの提供、麺づくりを通して淡路で一番元気な企業を目指しています。
初代店主 出雲勉さんから、おいしいうどんを通じて淡路島のおいしい食材をたくさんの方に味わっていただきたいという想いで2代目店主 出雲文人さんが引き継いでいます。
なお、株式会社淡路麺業が運営する姉妹店として生パスタ専門店「DAN-MEN(ダンメン)」があります。いづも庵から車で約5分程度で到着します。
淡路島玉ねぎつけ麺
「玉ねぎつけ麺 華」は、いづも庵で人気ナンバーワンメニューです。淡路島玉ねぎを丸々1個をまるごと揚げて入れられたつけ麺となります。
淡路島玉ねぎに包丁で細かくカットを入れて、衣をつけて、じっくり低温10分揚げることによって淡路島玉ねぎの甘みが凝縮されて閉じ込められています。もう香ばしい香りが漂ってきそうな美しさです。
揚げられた淡路島玉ねぎは、まるで八重の花が開いたように綺麗に咲いて見えます。これを、かつおやさばなどの淡路島の風味豊かな特製のこだわりのダシに入れて提供されます。
黒い器に黒いダシ、白の大根おろしと緑のねぎ、茶色に花開いた淡路島玉ねぎと見た目も大変美味しいそうです。プラス料金で麺大盛りも可能です。
インスタ映えにもおすすめです。花の淡路島を象徴するようなメニューです。麺は、讃岐うどんのコシ、大阪うどんのモチ感を併せ持った淡路島うどんの特製の細ちぢれ麺が提供されます。
2018年7月より、「玉ねぎつけ麺 華」が、カラフルにリニューアルしました。淡路島特産のキンセンカ(カレンデュラ)の花びらがトッピングとして加わりました。
淡路島玉ねぎの丸ごと揚げの茶色に、大根おろしの白色、ネギの緑色、食用キンセンカのオレンジ色と彩りが鮮やかになりました。華やかで食欲をそそります。美しくインスタ映えします。
淡路島といえば、やはり多くの方が「淡路島玉ねぎ」をイメージします。淡路島玉ねぎは甘みが高く香りも優れており、玉ねぎ特有の辛味も比較的少なく、繊維も柔らかく、瑞々しくて肉厚で美味しいことから全国ブランドとなっています。
約10年前に初代店主の出雲さんが「淡路島らしいメニュー」と考案した作品です。淡路島の特産であるタマネギと手打ち麺を絡めて食べるシンプルかつ大胆なメニューです。淡路島の風土と創業100年の歴史が生んだ絶品グルメといえます。
見映えが評判を呼びSNSでも度々話題となります。テレビにも頻繁に登場しています。
最近では、2014年5月3日の毎日放送「せやねん!」、2014年7月26日の関西テレビ「ウラマヨ」、2015年5月18日の読売テレビ「朝生ワイドす・またん!」、2015年8月17日の日本テレビ「月曜から夜ふかし」、2017年8月2日の関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデーズルいぞ!夏の白浜SP」、2018年4月10日の関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー関西vs全国!2時間スペシャル」と、毎年のようにメディアに登場しています。
評判が評判を呼び、大人気となっています。現在では、休日に訪れる観光客の約8割が注文する看板メニューとなっています。これぞ淡路島を代表するご当地グルメといえるでしょう。
食べ方
「玉ねぎつけ麺 華」の食べ方は、ナイフとフォーク、お箸を使います。淡路島玉ねぎをナイフとフォークで切り崩します。
淡路島玉ねぎの丸揚げは、表面がカラッと揚げられて、中身はジューシーの仕上がりとなっています。ザクッザクッと綺麗にナイフが入ります。熱々で湯気とともに玉ねぎの良い香りがします。
まず、淡路島玉ねぎの丸揚げをステーキの如く特製だしを潜らせていただきます。中身はトロトロでジューシーでとても甘いです。表面の香ばしさがアクセントになっていて癖になる美味しさです。
特製だしは玉ねぎとの相性が抜群です。淡路島玉ねぎは噛むごとに旨味が出てきます。
次に、特製ダシと細ちぢれ麺を絡めて、淡路島玉ねぎと合わせて食べます。つけ麺といっても、ラーメンやそばでなく、細くちぢれた特製うどんです。コシがありひんやり冷たいです。
創業100年の手打ちで育まれた讃岐うどんのコシと大阪うどんのモチモチ感を併せ持った淡路島うどんの食感は、噛みごたえものどごしも抜群です。
これを熱々の特製だしに入れると、うどんの特徴であるモチモチ感が強調されて絶妙です。特製ダシは、かつおやさばなどの淡路島の風味豊かな味わいです。
淡路島玉ねぎを揚げた香ばしさ、揚げて凝縮された甘さ、特製ダシつゆのうま味、細ちぢれ麺のコシとモチモチ感が一体となって口の中で、絶妙のハーモニーを生み出します。
最後に、淡路島玉ねぎのエキスと香ばしさ、油を十分に混ざり合った特製だしを一口注ぎます。
他のメニュー
いづも庵のメニューは、「玉ねぎつけ麺 華」の他にアツアツ系、創作系、定番などがあります。
アツアツ系では、淡路石焼き牛丼(単品・セット)、鍋焼き(単品・定食)、牛すじ鍋うどん、牛鍋うどん、天鍋うどん、石焼きカレーうどん定食、淡路産天玉付石焼きカレーうどん(単品・定食)、淡路牛すじ石焼きカレーうどん(単品・定食)、鴨酔うどん(単品・定食)などがあります。
特に、淡路石焼き牛丼は、淡路島の肉の柔らかさと淡路島の玉ねぎの甘さを石焼で食べられます。ふっくらモチモチが特徴の淡路米が入った牛丼に、カツオとサバがベースの和風出汁(ダシ)をかけます。
和風出汁(ダシ)が石焼で「パチパチ」と弾ける音が食欲をそそります。モコモコと湯気が上がります。最初はつゆだく、最後はおこげを味わえます。香ばしさが何ともいえない美味しさです。
創作系では、牛すじぶっかけ、まいたけ天ぶっかけ、淡路産のふわふわ卵とじうどん、淡路牛の肉うどん、淡路牛の肉そば、淡路牛のすじうどん、淡路牛のすじそばなどがあります。
特に、牛すじぶっかけは、淡路島の肉をじっくり時間をかけて甘辛に煮込んでいます。柔らかな牛すじがコシとモチ感のある冷しうどんにベストマッチします。あったかうどんもあります。
うどん屋さんで定番の、かけうどん、きつねうどん、鳴門のわかめうどん、力うどん、こぶうどん、山菜うどん、天ぷらうどん、天ざるうどん、ざるうどん、釜揚げ天ぷらうどん、釜揚げうどん、釜玉うどんなどがあります。
そば屋さんで定番のかけそば、たぬきそば、鳴門のわかめそば、こぶそば、山菜そば、かきあげそば、天ぷらそば、ざるそば、天ざるそばなどがあります。
セットメニューとして、カツ丼(セット)、天重セット、玉子丼セット、親子丼セット、他人丼セット、牛すじ丼セットがあります。お子様セットに土日限定のレディースセットもあります。
一品料理として、かきあげ天ぷら、えび天ぷら、牛すじ煮込み、天ぷら盛り合わせ、おでんがあります。
いづも庵のアクセス方法・行き方
いづも庵のアクセスは、自動車のみとなります。高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の津名一宮インターチェンジかが最寄りとなります。津名一宮インターチェンジから車で約10分です。
この他、東浦インターチェンジから車で約25分、洲本市中心部からは車で約20分です。
津名一宮インターチェンジンの出口を左折します。県道66号線を進みます。真っ直ぐ信号を通過すると県道88号線となります。道なりに進んで志筑交差点を左折します。国道28号線を進みます。
2つ目の信号を通過して橋の手前の左手に「いづも庵」があります。「手打ちうどん/玉ネギ麺」の大きな看板が目印です。うどん屋さんらしい白い壁に瓦屋根の建物です。
お昼前後は、駐車場に溢れんばかりの車と、建物入口のたくさんの行列ができます。待ち時間は、うどんがメインとなりますので回転は早いですが、人気店ですのである程度覚悟が必要となります。
駐車場
いづも庵の駐車場は、年々拡張されています。まず、いづも庵の建物の前に駐車場があります。満車の場合は、川沿いの脇道を進めば、建物の裏に駐車場があります。
満車の場合は、川を挟んで斜向かいに臨時駐車場があります。40台程度は駐車可能となります。
混雑時は、自動車を駐車できても並ぶことになりますが、手打ち麺のお店なので、お客様の回転が比較的早いのが特徴です。