PR

仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段「人間国宝 鶴澤友路さん追善公演」淡路人形座

スポンサーリンク
歴史・文化
記事内に広告が含まれています。

仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段が上演されます。淡路島にある人形芝居の劇場「淡路人形座」で、2016年12月に亡くなられた義太夫節三味線で人間国宝の鶴澤友路さんを追善する公演となります。

2014年に復活した「仮名手本忠臣蔵」の演目となります。鶴澤友路さん自らが三味線を弾きながら、座員の皆さんに思い入れを持って指導された演目です。

上演内容は、座員による演目解説、三段目の殿中刃傷の段、七段目の祇園一力茶屋の段(素浄瑠璃)となります。開催日時は、2017年12月3日(土)の13時30分開場、14時開演です。

スポンサーリンク

仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段

12月3日(土)の13時30分開場、14時開演から、淡路島南あわじ市にある人形芝居の劇場「淡路人形座」で、追善公演「仮名手本忠臣蔵」が開催されます。

2016年12月に103歳で亡くなられた淡路人形浄瑠璃の義太夫節三味線で人間国宝の鶴澤友路さんを追善する公演となります。鶴澤友路さんは、淡路人形浄瑠璃の義太夫節三味線で人間国宝です。

これまで1000人以上のお弟子さんに指導しており、淡路人形浄瑠璃の伝承に尽力してきました。4歳から義太夫三味線を習い、その道一筋に90年という芸歴、卓越した技法を持っていました。

「女流義太夫」の第一人者として、後継者育成の業績などが認められ、1998年には淡路島で初めてとなる人間国宝に認定されました。2007年には「旭日小綬章」を受章されました。

今回の追善公演は、2014年に復活させた演目で、鶴澤友路さんが三味線を弾いて、お弟子さん達にも思い入れを持って指導してきた「仮名手本忠臣蔵」となります。

公演では淡路人形協会の正井良徳理事長らのあいさつ、座員による演目解説に続いて、三段目「殿中刃傷の段」が演じられます。人形を除いて太夫と三味線の計6人で「祇園一力茶屋の段」が素浄瑠璃で演じられます。

忠臣蔵の殿中刃傷事件のあらすじ

仮名手本忠臣蔵の三段目「殿中刃傷の段」は、忠臣蔵でも最も有名な場面の一つ、江戸城松の廊下での刃傷事件が題材です。内容は、京都から来た足利直義(あしかがただよし)を接待するために用意したお城が舞台です。

夜明け前に、高師直(こうのもろのう)が家来の鷺坂伴内(さぎさか ばんない)を連れてお城にやってきます。

そこに、桃井若狭助(もものいわかさのすけ)の家老の加古川本蔵(かこがわほんぞう)が駆けつけて、桃井若狭助からの贈り物として、賄賂を渡して高師直は上機嫌になります。

その後、塩冶判官(えんやはんがん)が家来の早野勘平(はやのかんぺい)を連れてお城にやってきます。塩冶判官の奥方の顔世御前(かおよごぜん)の侍女お軽が、顔世御前から高師直に渡す手紙を塩冶判官に渡します。

その後、松の間で、日頃から高師直にいじめられて恨んでいる桃井若狭之介が、高師直を見つけて斬りかかろうとします。しかし、加古川本蔵から賄賂を受け取った高師直は桃井若狭之介に媚びへつらい日頃の行いを詫びます。桃井若狭之介は高師直を斬ることは叶いませんでした。

塩冶判官が遅れてやってきます。顔世御前から託された返事を高師直に渡します。「わがつまならぬつまな重ねそ」と高師直を拒絶する内容でした。振られた高師直は塩冶判官に対して悪口を次々浴びせます。

塩冶判官は、殿中で刀を抜けば自身の切腹とお家の断絶になると堪えていました。しかし、塩冶判官も堪忍袋の緒が切れて、刀を抜いて高師直に斬りつけてしまいました。

しかし、加古川本蔵に抱き留められて、塩冶判官は高師直の額に小さな傷を作る程度しかできませんでした。塩冶判官の無念さ、悔しさ、やるせなさが残るという物語です。

チケット

人間国宝鶴澤友路さん追善公演のチケットは、電話予約となります。前売り券と当日券は価格が同じです。

  • 販売開始:1月1日(月祝)~
  • 前売り券:大人1500円、中高生1300円、小学生1000円
  • 電話予約:0799-52-0260

詳細・基本情報

  • 開催日時:2017年12月3日(日)13:30開場、14:00開演
  • 開催場所:淡路人形座
  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話:0799-52-0260
  • 公式HP:https://awajiningyoza.com/
  • 入場料金:大人1500円、中高生1300円、小学生1000円、未就学児入場不可
  • 駐車場:無料(道の駅福良駐車場 普通車100台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原IC・淡路島南ICから車で約15分
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事をお届けした
アワタビの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
淡路島観光アワタビ
タイトルとURLをコピーしました