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追善公演 忠臣蔵の殿中刃傷事件 人間国宝鶴澤友路さん 淡路人形座

淡路人形座で12月の注目演目は、人間国宝鶴澤友路さんの追善公演「仮名手本忠臣蔵」です。2016年12月に103歳で亡くなられた淡路人形浄瑠璃の義太夫節三味線で人間国宝の鶴澤友路さんを追善する公演となります。追善公演では、2014年に復活させた演目「仮名手本忠臣蔵」が上演されます。鶴澤友路さんが三味線を弾いて、お弟子さん達にも思い入れを持って指導した演目です。

追善公演 忠臣蔵の殿中刃傷事件の基本情報

淡路人形座 淡路島で伝統芸能 人形浄瑠璃を上演する劇場
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公...
  • 開催日時:12月3日(日)13:30開場、14:00開演
  • 開催場所:淡路人形座
  • 開催住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話番号:0799-52-0260
  • 入場料金:大人1500円、中高生1300円、小学生1000円、未就学児入場不可
  • 駐車場:無料(道の駅福良駐車場 普通車100台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原IC、淡路島南ICから車で約15分

人間国宝鶴澤友路さん追善公演のチケット購入方法

人間国宝鶴澤友路さん追善公演のチケット購入方法は、電話予約となります。前売り券と当日券は価格が同じです。

  • 販売開始:1月1日(月祝)~
  • 前売り券:大人1500円、中高生1300円、小学生1000円
  • 電話予約:0799-52-0260

追善公演 忠臣蔵の殿中刃傷事件の内容

鶴澤友路さんは、淡路人形浄瑠璃の義太夫節三味線で人間国宝です。2016年12月に103歳で亡くなられました。これまで1000人以上のお弟子さんに指導しており、淡路人形浄瑠璃の伝承に尽力してきました。4歳から義太夫三味線を習い、その道一筋に90年という芸歴、卓越した技法を持っています。

「女流義太夫」の第一人者として、後継者育成の業績などが認められ、1998年には淡路島で初めてとなる人間国宝に認定されました。2007年には「旭日小綬章」を受章されました。今回の追善公演は、2014年に復活させた演目で、鶴澤友路さんが三味線を弾いて、お弟子さん達にも思い入れを持って指導してきた「仮名手本忠臣蔵」となります。

公演では淡路人形協会の正井良徳理事長らのあいさつ、座員による演目解説に続いて、三段目「殿中刃傷の段」が演じられます。その後、人形を除いて太夫と三味線の計6人で「祇園一力茶屋の段」が素浄瑠璃で演じられます。

忠臣蔵の殿中刃傷事件のあらすじ

仮名手本忠臣蔵の三段目「殿中刃傷の段」は、忠臣蔵でも最も有名な場面の一つ、江戸城松の廊下での刃傷事件が題材です。内容は、京都から来た足利直義(あしかがただよし)を接待するために用意したお城が舞台です。

夜明け前に、高師直(こうのもろのう)が家来の鷺坂伴内(さぎさか ばんない)を連れてお城にやってきます。

そこに、桃井若狭助(もものいわかさのすけ)の家老の加古川本蔵(かこがわほんぞう)が駆けつけて、桃井若狭助からの贈り物として、賄賂を渡して高師直は上機嫌になります。

その後、塩冶判官(えんやはんがん)が家来の早野勘平(はやのかんぺい)を連れてお城にやってきます。塩冶判官の奥方の顔世御前(かおよごぜん)の侍女お軽が、顔世御前から高師直に渡す手紙を塩冶判官に渡します。

その後、松の間で、日頃から高師直にいじめられて恨んでいる桃井若狭之介が、高師直を見つけて斬りかかろうとします。しかし、加古川本蔵から賄賂を受け取った高師直は桃井若狭之介に媚びへつらい日頃の行いを詫びます。桃井若狭之介は高師直を斬ることは叶いませんでした。

塩冶判官が遅れてやってきます。顔世御前から託された返事を高師直に渡します。「わがつまならぬつまな重ねそ」と高師直を拒絶する内容でした。振られた高師直は塩冶判官に対して悪口を次々浴びせます。

塩冶判官は、殿中で刀を抜けば自身の切腹とお家の断絶になると堪えていました。しかし、塩冶判官も堪忍袋の緒が切れて、刀を抜いて高師直に斬りつけてしまいました。

しかし、加古川本蔵に抱き留められて、塩冶判官は高師直の額に小さな傷を作る程度しかできませんでした。塩冶判官の無念さ、悔しさ、やるせなさが残るという物語です。

追善公演 忠臣蔵の殿中刃傷事件のアクセス

人間国宝鶴澤友路さん追善公演を上演する淡路人形座へのアクセスは、自動車もしくは高速バスとなります。

自動車の場合

自動車の場合、神戸方面からお越しの場合と徳島方面からお越しの場合で、最寄りとなる高速道路のインターチェンジが異なります。

  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
  • 電話:0799-52-0054

神戸方面から

神戸方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

徳島方面から

徳島方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

高速バスの場合

高速バスの場合、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場から発車しています。福良バスターミナルで降車します。福良バスターミナルから淡路人形座までは徒歩約3分で到着します。

淡路交通バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

淡路人形座の概要

淡路人形座は、淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用劇場です。

1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。国内公演や海外公演をはじめ、人形浄瑠璃の後継者の指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及や発展のための活動も行なっています。

淡路人形座 淡路島で伝統芸能 人形浄瑠璃を上演する劇場
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公...

淡路人形浄瑠璃の概要

淡路人形浄瑠璃は、500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能です。3人遣いの人形、義太夫、太棹三味線で演じられる人形芝居のことです。江戸時代の文化の華ともてはやされ、悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様を描く様は、世界で最も人形劇を舞台芸術として発展させたと言っても過言ではありません。

淡路人形を自由自在に操るには何年もの修行が必要とされ、足七年、左手七年、頭と右手は一生といわれるほどです。古典芸能を継承するために何世代もの人々の創意工夫が重ねられ、受け継がれた舞台芸術の粋といえるでしょう。

12月公演の内容

上演時間

  • 定時公演:10:00~、11:10~、13:30~、15:00~

入場料金

  • 阿コース(「戎舞」「人形解説」「火の見櫓の段」)
    大人1500円、中学生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 戎コース(「人形解説」「戎舞」)
    大人1000円、中学生800円、小学生600円、幼児200円
  • 鶴澤友路追善公演(「演目解説」「仮名手本忠臣蔵」)
    大人1500円、中学生1300円、小学生1000円

上演日程

  • 1日 阿
  • 2日 阿
  • 3日 鶴澤友路追善公演「仮名手本忠臣蔵」14:00~のみ
  • 4日 阿
  • 5日 阿
  • 6日 休館
  • 7日 戎
  • 8日 阿
  • 9日 阿
  • 10日 阿
  • 11日 戎
  • 12日 戎
  • 13日 休館
  • 14日 阿
  • 15日 阿
  • 16日 阿
  • 17日 阿
  • 18日 休館
  • 19日 阿
  • 20日 休館
  • 21日 阿
  • 22日 休館
  • 23日 休館
  • 24日 阿
  • 25日 休館
  • 26日 休館
  • 27日 休館
  • 28日 休館
  • 29日 休館
  • 30日 休館
  • 31日 休館

12月公演の演目 鶴澤友路追善公演

2016年12月に103歳で亡くなった義太夫節三味線の人間国宝鶴澤友路さんの追善公演となります。友路さんが残した淡路人形浄瑠璃の芸を弟子たちが引き継ぎ、さらに次の世代へ伝えていきます。

これまで1000人以上の弟子に指導して淡路人形浄瑠璃の伝承に尽力してきました。追善公演で演じるのは、友路さんが思い入れを持って指導してきた「仮名手本忠臣蔵」の中で、三段目「殿中刃傷の段」と七段目「祇園一力茶屋の段」になります。

三段目は、忠臣蔵で最も有名な場面の一つとなり、江戸城松の廊下での刃傷事件が題材で、2014年に淡路人形座が復活させた演目です。七段目「祇園一力茶屋の段」は、人形を除いて計6人の語りと三味線による素浄瑠璃で演じられます。

12月公演の演目 戎舞(えびすまい)

戎舞は、太鼓のリズムに合わせて、戎さまが楽しく舞う神事で、大らかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点が込められています。

物語は、淡路人形座に戎さまが釣竿を担いでやってくるところから始まります。庄屋さんは、戎さまにお神酒を出します。戎さまは、盃を飲み干して、生まれや福の神であることを話しながら舞い始めます。

海の幸、山の幸を前にして、皆の願いを叶えようと、お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船に乗り、沖に出て、大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシと舞い納めるのでした。

12月公演の演目 伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段

近江国高島家の若殿左門之助が天皇へ献上する天国の剣を紛失したため、お守役の安森源次兵衛は切腹しました。江戸吉祥院の寺小姓となって剣を探す安森の子、吉三郎は、火事で焼け出されたお七と恋仲となっていました。

お七は父が店の再建のためにお金を借りた万屋武平衛を婿に迎えなければなりませんでした。剣紛失に対する判決の期限の日、お七は剣を盗んだのが武兵衛と知ります。

しかし、火事の後は九つの鐘(午前0時)を合図に江戸の町々の木戸が締まり、通行が禁じられています。たとえ剣が手に入っても今夜中に届けることができなければ、吉三郎は切腹することになります。

思いつめたお七は、火の見櫓の半鐘を打てば出火と思って木戸は開かれるのではと考えました。火刑を覚悟で、雪の凍りついた梯子を滑り落ちながらも、櫓に上ったお七は撞木を夢中で振るのでした。

淡路人形座
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