賤ヶ嶽七本槍 淡路人形座 琵琶湖の湖水渡り伝説が100年ぶり復活

淡路人形座で12月の注目演目は、「賤ヶ嶽七本槍 左馬之助湖水渡りの段」です。織田信長を討ち取った明智光秀の親族たちのその後の悲劇を描いた物語です。左馬之助が琵琶湖を馬に乗って渡り切る「琵琶湖の湖水渡り伝説」として有名となります。賤ヶ嶽七本槍の演目は大正時代まで上演されて以降、途絶えてしまった幻の演目です。淡路人形座で淡路人形浄瑠璃として約100年ぶりの復活公演となります。

なお、「賤ヶ嶽七本槍 左馬之助湖水渡りの段」は、1月28日(日)の午後2時から上演されます。また、1月1日(月祝)から前売券が販売開始となります。

賤ヶ嶽七本槍の基本情報

  • 開催日時:1月28日(日)13:30開場、14:00開演
  • 開催場所:淡路人形座
  • 開催住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話番号:0799-52-0260
  • 入場料金:大人1500円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • HP:淡路人形座
  • 駐車場:無料(普通車100台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原IC、淡路島南ICから車で約15分

賤ヶ嶽七本槍のチケット購入方法

賤ヶ嶽七本槍のチケット購入方法は、電話予約となります。前売り券と当日券は価格が同じです。

  • 販売開始:1月1日(月祝)~
  • 前売り券:大人1500円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 電話予約:0799-52-0260

賤ヶ嶽七本槍のあらすじ

織田信長を討ち取った明智光秀の親族たちのその後の悲劇を描いた物語です。明智光秀の死を安土城で知った明智光秀の娘婿で家臣の左馬之助(明智秀満)は、明智光秀の居城であった坂本城の救援のために出陣します。

しかし、大津まで辿り着いたものの羽柴秀吉の家臣であった先鋒の堀秀政と遭遇して合戦となります。そして、左馬之助は味方が次々と討たれて窮地に立たされます。そこで、馬の名手でもあった左馬之助は大胆にも名馬「大鹿毛(おおかげ)」に乗って琵琶湖に入ります。

堀秀政は「今に沈むか」と眺めていたが左馬之助は琵琶湖を渡り切ります。しかし、坂本城が落城したことを悟り、光秀の妻で実母である操が止めるが、自害するという叙情的な物語となっています。大鹿毛が湖水を渡る場面と自害前に辞世の歌を詠む場面がハイライトとなります。

賤ヶ嶽七本槍 左馬之助湖水渡りの復活

「賤ヶ嶽七本槍 左馬之助湖水渡りの段」は、淡路人形座が当時の映像や音声の残っていない演目を、登場人物やせりふや情景を語る太夫が使用していた、淡路人形浄瑠璃の資料館に残されていた、当時の節が書き加えられた床本を参考にしています。

曲は伝承されておらず、昨年10月から三味線の鶴澤友勇さんが節を元にして新たに浄瑠璃を作曲してきました。人形の振り付けも伝承されておらず座員が一から、曲を聴いて経験した型から振り付けを考えて作り上げています。また、見どころの琵琶湖の水渡りで活躍する名馬「大鹿毛」の人形は、座員が1カ月かけて舞台映えを考えて手作りしています。

賤ヶ嶽七本槍のアクセス

賤ヶ嶽七本槍の上演会場の淡路人形座へのアクセスは、自動車、高速バスの2つがあります。

自動車の場合

自動車の場合、神戸方面からお越しの場合と徳島方面からお越しの場合で、神戸淡路鳴門自動車道から最寄りとなるインターチェンジがことなります。

なお、淡路人形座の駐車場は、道の駅福良の駐車場以外にもたくさん駐車場があり全て無料です。まず、道の駅福良の本館前の駐車場に向かってください。係員が順番に駐車場を案内してくれます。

神戸方面から

神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから下ります。車で約15分ほど進むと淡路人形座に到着します。

  • 住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話:0799-52-0260

徳島方面から

神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南インターチェンジから下ります。車で約15分ほど進むと淡路人形座に到着します。

  • 住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話:0799-52-0260

高速バスの場合

高速バスは、神戸三ノ宮駅、高速舞子駅から発車しています。福良バスターミナルで降車します。福良バスターミナルから淡路人形座は徒歩3分となります。

淡路交通バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

神姫バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

淡路人形座の概要

淡路人形座は、兵庫県の淡路島の南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用劇場です。1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。国内公演や海外公演をはじめ、人形浄瑠璃の後継者の指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及や発展のための活動も行なっています。

淡路人形座 人形浄瑠璃を公演する劇場 淡路島道の駅福良
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公...

淡路人形浄瑠璃の概要

淡路人形浄瑠璃は、500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能です。3人遣いの人形、義太夫、太棹三味線で演じられる人形芝居のことです。江戸時代の文化の華ともてはやされ、悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様を描く様は、世界で最も人形劇を舞台芸術として発展させたと言っても過言ではありません。

時代物が得意とされており、早替りや道具返し、衣装山など淡路島独特の演出や演技も派手で外連味が利いた作品が多く、また人形芝居本来の雰囲気を残した外題も多く、舞台は華やかそのものといえるでしょう。これら淡路人形を自由自在に操るには何年もの修行が必要といわれ、足七年、左手七年、頭と右手は一生といわれるほどです。古典芸能を継承するために、何世代もの人々の創意工夫が重ねられ、受け継がれた舞台芸術の粋といえるでしょう。

淡路人形座の1月公演

  • 公演場所:淡路人形座
  • 公演住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話番号:0799-52-0260
  • 上演時間
    定時公演:10:00~、11:00~、13:30~、15:00~
    臨時公演:9:00~、16:00~
  • 駐車場:道の駅福良駐車場(無料)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原IC、淡路島南ICから車で約15分
  • HP:淡路人形座

淡路人形座の入場料金

  • 阿コース(「戎舞」「人形解説」「火の見櫓の段」)
    大人1,500円、中学生1,300円、小学生1,000円、幼児300円
  • 戎コース(「人形解説」「戎舞」)
    大人1,000円、中学生800円、小学生600円、幼児200円
  • 淡路の人形芝居復活公演(明智左馬之助湖水渡り伝説)
    大人1,500円、中学生1,300円、小学生1,000円

淡路人形座の1月の上演日程と演目内容

1日 阿
2日 阿
3日 阿
4日 阿
5日 午前:阿、午後:戎
6日 阿
7日 阿
8日 阿
9日 阿
10日 休館
11日 阿
12日 阿
13日 阿
14日 阿
15日 阿
16日 阿
17日 休館
18日 阿
19日 戎
20日 阿
21日 阿
22日 阿
23日 阿
24日 休館
25日 阿
26日 阿
27日 阿
28日 淡路の人形芝居復活公演
29日 阿
30日 休館
31日 休館

淡路人形座の1月の演目のあらまし

戎舞(えびすまい)

皆に福を授けます
戎さまが、釣竿を担いで淡路人形座へやってきました。庄屋さんはお神酒を出します。盃を飲み干した戎さまは、自分の生まれや福の神であることを話しながら舞い始めます。海の幸、山の幸を前に、皆の願いを叶えようと、お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船に乗り、沖に出て、大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシと舞い納めるのでした。太鼓のリズムに合わせ、戎さまが楽しく舞うこの神事には、大らかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点が込められています。

傾城阿波の鳴門 順礼歌の段(けいせいあわのなると じゅんれいうたのだん)

十郎兵衛・お弓の夫婦は、徳島の玉木家の家宝国次の刀を探すため、大阪の玉造に住み、十郎兵衛は名前も銀十郎と変え盗賊の仲間に入っていました。お弓が留守番をしているところに手紙が届きました。十郎兵衛らの悪事が露見し、追っ手がかかったので、早く立ち退くようにとの知らせでした。お弓は夫の無事と刀の発見を祈って神仏に願をかけているところに、順礼の娘が訪れます。国許に残してきた自分の娘と同じ年頃なので、話を聞いてみると両親を探して徳島からはるばる旅をしてきたという身の上を語ります。両親の名前を聞いてみると間違いなく自分の娘であることがわかりました。今すぐに抱きしめ母と名乗りたい思いを抑え、盗賊の罪が娘に及ぶことを恐れて、国へ帰るように諭します。そしてこのままここにおいて欲しいと頼むおつるを、お弓は泣く泣く追い返します。おつるの歌う順礼歌が遠のくと、お弓はこらえきれずに泣き崩れるのでした。しかし、このまま別れてはもう会えないと思い直し、急いでおつるの後を追います。

淡路人形座・淡路の人形芝居復活公演

明智左馬之助湖水渡り伝説として知られる名場面が復活します。
久掘裕朗氏(大阪市立大学教授)の「左馬之助湖水渡りの段」伝承
復活公演「賤ヶ嶽七本槍 左馬之助湖水渡りの段」
復活公演再演「日高川嫉妬鱗 天田堤より渡し場の段」

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