日高川嫉妬鱗「カラクリ頭が変化 安珍清姫伝説」淡路人形座

歴史・文化

「日高川嫉妬鱗」が上演されます。淡路島にある劇場「淡路人形座」で、嫉妬に狂う清姫が情念から大蛇に化けて日高川を渡る物語となります。和歌山の道成寺に伝わる安珍清姫の伝説が題材です。

渡し場の段は五段続きの四段です。清姫が大蛇になる変化(へんげ)がハイライトです。ガブというカラクリ頭が使われます。美しい清姫の顔が、一瞬にして目が見開き、口が裂けて、角が二本現れます。

「日高川嫉妬鱗」の上演期間は2022年5月13日(金)から5月17日(火)まで、5月26日(木)から5月31日(火)までです。上演時間は11時30分と13時30分の2回公演です。

日高川嫉妬鱗「渡し場の段」淡路人形座

日高川嫉妬鱗 渡し場の段

5月13日(金)から5月17日(火)まで、5月26日(木)から5月31日(火)まで、兵庫県南あわじ市にある劇場「淡路人形座」で「日高川嫉妬鱗 渡し場の段」が上演されます。

「日高川嫉妬鱗」は、和歌山の道成寺に伝わる安珍清姫の伝説が題材です。上演されるのは、五段編成で四段目「渡し場の段」です。人形浄瑠璃では「渡し場の段」のみが上演されています。

入場料金は、大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。 上演時間は11時10分と13時30分の1日2回公演です。所要時間は約45分です。

嫉妬に狂う清姫が乙女の情念から大蛇に化けて日高川を渡る物語となります。和歌山の「安珍と清姫の伝説」が題材です。清姫が大蛇に変化(へんげ)ながら蛇のように川を泳ぐ場面がハイライトです。

清姫には、黒い振り袖の衣装と銀色のウロコ模様の衣装の2体が使われます。川に飛び込んで2体の衣装が入れ替わり舞台の下手から上手まで泳ぎます。波の幕が上下しながら動きます。

清姫には、ガブというからくりの頭が使われます。清姫の美しい顔が、一瞬にして目が見開かれ、口が裂けて、角が二本現れて大蛇に変身します。名場面で見どころの一つとなります。

必死に泳ぐ様は清姫の悔しさや悲しみが表現されています。対岸に着いた清姫は美少女の顔に戻ります。再び鬼の形相に変わると人間に戻れない清姫の哀しさと切なさが表現されています。

「日高川嫉妬鱗 渡し場の段」のあらすじは以下のとおりです。

この作品は道成寺に伝わる安珍清姫の伝説をもとにした物語です。皇位継承をめぐる争いから命を狙われる身となった桜木親王は、山伏安珍となり、紀州真那古の庄司の家にかくまわれていましたが、恋人の姫君と再会し、二人で庄司の家を出て、道成寺に向かいます。

実は親王の身分であるとは知らずに安珍を慕っていた庄司の娘清姫は、そのあとを追いかけ、日高川のほとりに辿り着きました。清姫は船頭に川を渡してくれるよう頼みますが、渡さないよう安珍に頼まれていた船頭は冷たく断ります。どうしても諦めきれない清姫は嫉妬に狂い、ついに大蛇に姿を変えて川を渡ってゆくのでした。

淡路人形座

淡路人形座の上演内容は、淡路人形浄瑠璃と呼ばれる人形芝居です。国の重要無形民俗文化財に指定されます。淡路島で五百年の歴史を誇ります。人形・太夫・三味線が一体となった総合芸術です。

ジャンルでは時代物が得意です。早替わり、道具返し、衣裳山など淡路島独自の演出が特徴です。演技は派手でケレン味が尊ばれています。人形芝居本来の雰囲気を残した外題も数多くあります。

淡路人形浄瑠璃は約500年以上の歴史がある人形芝居です。全国各地に人形芝居を伝えて、日本の演芸史で大きな役割を果たしてきました。「文楽」を創始した植村文楽軒は淡路島出身です。

淡路人形座では、伝統を守り続けながら活動しています。後継者団体への指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展に尽力しています。国内外で高い評価を得ています。

詳細・基本情報

  • 開催期間:2022年5月13日(金)~5月17日(火)、5月26日(木)~5月31日(火)
  • 上演時間:11:10~、13:30~
  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1
  • 電話:0799-52-0260
  • 公式サイト:https://awajiningyoza.com/
  • 定休日:水曜日
  • 入場料金:大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 座席数:179席
  • 駐車場:約100台(道の駅福良駐車場)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原IC・淡路島南ICから車で約15分
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