源平合戦「平敦盛の物語」淡路人形座

源平合戦「平敦盛の物語」が上演されます。淡路島南あわじ市にある淡路人形座で、淡路人形浄瑠璃による「一谷嫩軍記 須磨浦組討の段」となります。平清盛亡き後の源平の合戦を描いた名作の一つです。

一の谷の合戦で敗れて西国に落ち延びる平家にあって16歳の若き武将の平敦盛が登場します。若者を討ち取る無情を感じて武士を捨て僧侶となる源氏の武士の熊谷直実との二人の悲劇の物語です。

源平合戦で平敦盛の物語の上演日時は、3月21日(木祝)から24日(日)まで4日間、11時10分から上演されます。淡路人形座の3月特別企画となります。所要時間は45分です。

なお、入場料金は大人1500円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。前売券と当日券は同じ料金です。前売券は淡路人形座で電話予約(0799-52-0260)です。

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源平合戦「平敦盛の物語」の基本情報

  • 開催日時:3月21日(木祝)~24日(日)11:10~(上演時間45分)
  • 開催場所:淡路人形座
  • 開催住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話番号:0799-52-0260
  • 入場料金:大人1500円、中学生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 駐車場:無料(道の駅福良駐車場 普通車100台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原IC、淡路島南ICから車で約15分

源平合戦「平敦盛の物語」の内容

平敦盛の物語のあらすじ

「一谷嫩軍記」は、一の谷の合戦で敗れて西国に落ち延びる平家にあって16歳の若き武将の平敦盛、若者を討ち取る無情を感じて武士を捨て僧侶となる源氏の武士の熊谷直実、二人の悲劇の物語です。

一の谷の合戦で敗れた平家は、須磨の浦で船に乗って八島へ退却を始めます。源氏が追い討ちをかけています。源氏の武士の平山末重を追っていた平敦盛は敵を見失います。

須磨浦の波打ち際に出て沖にいる平家の船に追いつこうとしていました。そこに、源氏の熊谷直実が声を上げて、平家の平敦盛が引き返して、両者が一騎討ちの勝負となります。

両者とも馬から落ちて組み合いとなり、最後は熊谷直実が平敦盛を組み敷きます。熊谷直実は、ちょうど我が子と同じくらいの年頃の若者でした。

平敦盛の立派な姿や若さを鑑みて、命は助けてやりたいと考えます。哀れに思った熊谷直実は、見逃すので落ち延びるようにと平敦盛に勧めます。

しかし、遠くから様子を見ていた源氏の武士の平山末重が、組み敷きながら平家の大将を逃がすとは二心ありと罵ります。平敦盛は自身の成仏を熊谷直実に頼み込みます。

熊谷直実はやむを得ず、平敦盛の首を討ち落とします。そこに、許嫁の玉織姫が現れて、自身も深手を負いながら平敦盛のことを尋ね歩いていました。

熊谷直実は玉織姫に駆け寄ります。せめてもと熊谷直実は平敦盛の首を抱かせますが、玉織姫はもはや目も見えず、平敦盛の死を嘆き悲しみながら息絶えます。

若き貴公子や美しい姫君の最期の無惨さに熊谷直実も涙します。熊谷直実は平敦盛と玉織姫の死骸を馬の背に乗せ、平敦盛の首を抱えて馬を携えて陣所へと帰るという物語です。

なお、あとの場面で、熊谷直実が討った平敦盛は熊谷直実の息子の小次郎であったことがわかります。

平敦盛のゆかりの煙島

淡路人形座がある福良港の入り江には、平敦盛のゆかりの地として煙島が浮かんでいます。源平合戦で一の谷の合戦に敗れた平経盛(平清盛の弟)は、屋島に落ち延びる途中の福良湾で休息を取っていました。

一の谷の戦いで、熊谷直実に首を切られた平敦盛の首が届けられました。平経盛は、実の息子である敦盛の首を荼毘にふします。煙が立ち上ったので「煙島」といわれるようになりました。

煙島は、海に面して鳥居が立っています。石段を登ると厳島神社と敦盛の首塚とされる石の祠があります。煙島は、福良港の海岸から150メートルの位置にあります。

煙島は、丸く盛り上がった無人島です。南北に約100メートル、東西に約70メートルほどの楕円形をした島となります。無人島で船をチャーターしないと渡ることができません。

源平合戦「平敦盛の物語」のアクセス

源平合戦で平敦盛の物語が上演される淡路人形座へのアクセスは、自動車もしくは高速バスとなります。

自動車の場合

自動車の場合、神戸方面からお越しの場合と徳島方面からお越しの場合で、最寄りとなる高速道路のインターチェンジが異なります。

  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
  • 電話:0799-52-0054

神戸方面から

神戸方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

徳島方面から

徳島方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

高速バスの場合

高速バスの場合、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場から発車しています。福良バスターミナルで降車します。福良バスターミナルから淡路人形座までは徒歩約3分で到着します。

淡路交通バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

源平合戦「平敦盛の物語」の劇場

源平合戦で平敦盛の物語が上演される淡路人形座は、淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用劇場です。

1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。国内公演や海外公演をはじめ、人形浄瑠璃の後継者の指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及や発展のための活動も行なっています。

淡路人形座 淡路島で人形浄瑠璃の劇場
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を公演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として1...

淡路人形浄瑠璃は、500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能です。3人遣いの人形、義太夫、太棹三味線で演じられる人形芝居のことです。江戸時代の文化の華ともてはやされ、悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様を描く様は、世界で最も人形劇を舞台芸術として発展させたと言っても過言ではありません。

淡路人形を自由自在に操るには何年もの修行が必要とされ、足七年、左手七年、頭と右手は一生といわれるほどです。古典芸能を継承するために何世代もの人々の創意工夫が重ねられ、受け継がれた舞台芸術の粋といえるでしょう。

3月公演の内容

上演時間

  • 定時公演:10:00~、11:10~、13:30~、15:00~

入場料金

  • 阿波コース(「人形解説」「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」)所要時間50分
    大人1500円、中学生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 一谷コース(「人形解説」「一谷嫩軍記 須磨浦組討の段」)所要時間45分
    大人1500円、中学生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 戎コース(「人形解説」「戎舞」)所要時間30分
    大人1000円、中学生800円、小学生600円、幼児200円

上演日程

  • 1日(金)阿波
  • 2日(土)阿波
  • 3日(日)阿波
  • 4日(月)阿波
  • 5日(火)阿波
  • 6日(水)休館
  • 7日(木)阿波
  • 8日(金)阿波
  • 9日(土)阿波
  • 10日(日)阿波
  • 11日(月)阿波
  • 12日(火)阿波
  • 13日(水)休館
  • 14日(木)阿波
  • 15日(金)阿波
  • 16日(土)阿波
  • 17日(日)阿波
  • 18日(月)阿波
  • 19日(火)阿波
  • 20日(水)休館
  • 21日(木)10:00戎舞、11:10一谷、13:30阿波、15:00阿波
  • 22日(金)10:00阿波、11:10一谷、13:30阿波、15:00阿波
  • 23日(土)10:00阿波、11:10一谷、13:30阿波、15:00阿波
  • 24日(日)10:00阿波、11:10一谷、13:30阿波、15:00阿波
  • 25日(月)阿波
  • 26日(火)阿波
  • 27日(水)休館
  • 28日(木)阿波
  • 29日(金)阿波
  • 30日(土)戎舞
  • 31日(日)阿波

演目 戎舞(えびすまい)

戎舞は、太鼓のリズムに合わせて、戎さまが楽しく舞う神事で、大らかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点が込められています。

物語は、淡路人形座に戎さまが釣竿を担いでやってくるところから始まります。庄屋さんは、戎さまにお神酒を出します。戎さまは、盃を飲み干して、生まれや福の神であることを話しながら舞い始めます。

海の幸、山の幸を前にして、皆の願いを叶えようと、お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船に乗り、沖に出て、大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシと舞い納めるのでした。

演目 傾城阿波の鳴門 順礼歌の段

十郎兵衛とお弓の夫婦は、徳島の玉木家の家宝国次の刀を探すために、大阪の玉造に住んでいました。十郎兵衛は名前も銀十郎と変えて、盗賊の仲間に入っていました。

お弓が留守番をしているところに手紙が届きました。十郎兵衛ら盗賊の悪事が見つかり、追っ手にかかり、お弓に早く立ち退くようにとの知らせでした。お弓は夫の無事と刀の発見を祈って神仏に願をかけていました。

そこに順礼の娘が訪れます。国許に残してきた自分の娘と同じ年頃でした。話を聞いてみると両親を探して徳島からはるばる旅をしてきたと語ります。

両親の名前を聞いてみると自分の娘であることがわかりました。お弓は今すぐにでも抱きしめて母と名乗りたい思いを抑えます。盗賊の罪が娘に及ぶことを恐れて、国許へ帰るように諭します。

このままここにおいて欲しいと頼むおつるを、お弓は泣く泣く追い返します。おつるの歌う順礼歌が遠のくと、お弓はこらえきれずに泣き崩れるのでした。しかし、お弓は、このまま別れてはもう会えないと思い直して、急いでおつるの後を追いかけます。

源平合戦「平敦盛の物語」周辺の観光スポット

源平合戦「平敦盛の物語」が上演される淡路人形座の周辺の観光スポットは以下の通りです。

淡路島牧場 乳しぼりと乳飲ませで淡路島牛乳を体験

淡路島牧場は、淡路島牛乳に関する自然体験ができる施設です。牧場が飼育する乳牛の乳しぼり体験、子牛の乳飲まし体験でふれあうことができます。淡路島牛乳を使ったバターの手作り体験もできます。淡路島牛乳を無料で試飲できるコーナーもあります。絶品のミルクソフトクリームを堪能できます。淡路島牧場は、淡路島で乳牛とふれあい、牛乳を用いた自然体験が楽しめます。

淡路島牧場 乳しぼりと乳飲まし体験 牛乳試飲にソフトクリーム
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道の駅うずしお 全国1位の淡路島玉ねぎバーガー

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淡路島玉ねぎバーガー全国1位 道の駅うずしおオニオンキッチン
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慶野松原 瀬戸内海随一の白砂青松 国の名勝で瀬戸内海国立公園
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淡路人形座
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