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伊達娘恋緋鹿子「櫓のお七」淡路人形座

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歴史・文化
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「伊達娘恋緋鹿子」が上演されます。淡路島にある人形芝居「淡路人形座」で、江戸時代に恋人に会いたい一心で放火事件を起こして火刑に処された八百屋の娘「八百屋お七」をベースにした物語です。

「火の見櫓の段」は、火の見櫓に登り半鐘を打つ「櫓のお七」に改作されています。死を覚悟して、必死に櫓に登り、夢中で撞木を振るお七は必見です。技巧的な型が人気で華やかな景事の一幕です。

「伊達娘恋緋鹿子」の公演日程は2024年2月3月の特定日です。上演時間は11時10分、13時30分です。入場料金は大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。

伊達娘恋緋鹿子「櫓のお七」淡路人形座
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伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段

2024年2月3月の特定日の11時10分からと13時30分からの1日2回公演で、兵庫県南あわじ市の人形芝居劇場「淡路人形座」で「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」が上演されます。

2月の上演日程は、2024年2月11日(日)、12日(月)、16日(金)、17日(土)、18日(日)、19日(月)、23日(金)、24日(土)、25日(日)、26日(月)、27日(火)、29日(木)となります。

3月の上演日程は、2024年3月3日(日)、5日(火)、7日(木)、8日(金)、9日(土)、10日(日)、11日(月)、12日(火)となります。

「伊達娘恋緋鹿子」は、江戸時代に恋人に会いたい一心で放火事件を起こして火刑に処された八百屋の娘をベースにした物語です。「八百屋お七」として文学や歌舞伎などの多様な作品に登場します。

浄瑠璃(文楽)では「火の見櫓の段」として櫓に登り半鐘を打つ「櫓のお七」に改作されています。

八百屋のお七が恋人の吉三郎の危急を救うために、火刑を覚悟しながらも、必死に火の見櫓によじ登り、一心不乱に半鐘を打って、江戸城下の町々の木戸を開かせる場面がハイライトとなります。

舞台は夜で暗転しています。人形の着物は色鮮やかで映えます。白い雪も描かれており悲しさを誘います。舞台上手から太棹三味線が低音で響き渡ります。浄瑠璃の語りがアクセントを付けて奏でます。

客席は舞台が近く細かな仕草もよく見えます。人形の余りに自然な所作に驚きます。人間以上の感情表現といわれています。三味線と浄瑠璃の掛け合いはテンポが良いです。伝統芸能と呼ばれる所以です。

「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」のあらすじは以下のとおりです。

近江国高島家の若殿左門之助が禁裏へ献上する天国の剣を紛失したため、お守役の安森源次兵衛は切腹しました。

江戸吉祥院の寺小姓となって剣を探す安森の一子吉三郎は、火事で焼け出されたお七と恋仲となっていましたが、お七は父が店の再建のためにお金を借りた万屋武平衛を婿に迎えなければなりませんでした。

剣詮議の期限の日、お七は剣を盗んだのが武兵衛と知ります。しかし火事の後は九つの鐘(午前0時)を合図に江戸の町々の木戸が締まり、通行が禁じられています。たとえ剣が手に入っても今夜中に届けることができなければ、吉三郎は切腹することになります。

思いつめたお七は、火の見櫓の半鐘を打てば出火と思って木戸は開かれるのではと考えました。火刑を覚悟で、雪の凍りついた梯子を滑り落ちながらも、櫓に上ったお七は撞木を夢中で振るのでした。

淡路人形座

淡路人形座の上演内容は、淡路人形浄瑠璃と呼ばれる人形芝居です。国の重要無形民俗文化財に指定されます。淡路島で五百年の歴史を誇ります。人形・太夫・三味線が一体となった総合芸術です。

ジャンルでは時代物が得意です。早替わり、道具返し、衣裳山など淡路島独自の演出が特徴です。演技は派手でケレン味が尊ばれています。人形芝居本来の雰囲気を残した外題も数多くあります。

入場料金は、大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。上演時間は、11時10分、13時30分の1日2回公演です。所要時間は、約45分です。

なお、淡路人形浄瑠璃は約500年以上の歴史がある人形芝居です。全国各地に人形芝居を伝えて、日本の演芸史で大きな役割を果たしてきました。「文楽」を創始した植村文楽軒は淡路島出身です。

淡路人形座では、伝統を守り続けながら活動しています。後継者団体への指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展に尽力しています。国内外で高い評価を得ています。

詳細・基本情報

  • 公演期間:2024年2月11日(日)、12日(月)、16日(金)、17日(土)、18日(日)、19日(月)、23日(金)、24日(土)、25日(日)、26日(月)、27日(火)、29日(木)、3月3日(日)、5日(火)、7日(木)、8日(金)、9日(土)、10日(日)、11日(月)、12日(火)
  • 上演時間:11:10~、13:30~
  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1
  • 電話:0799-52-0260
  • 公式サイト:https://awajiningyoza.com/
  • 定休日:水曜日
  • 入場料金:大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 座席数:179席
  • 駐車場:約100台(道の駅福良駐車場)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原IC・淡路島南ICから車で約15分
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