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美味しい理由「ぬーどる」

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ぬーどるの美味しい理由は、淡路島で180年以上も受け継がれてきた伝統製法にあります。万葉の昔から、淡路島には「ぬーどる」のベースとなる「手延べそうめん」の産地として土壌がありました。

淡路手延べ素麵の歴史は、天保年間(1830年~1843年)がはじまりとされています。

南あわじ市福良に渡七兵という漁師がいました。伊勢神宮参拝からの帰りに素麺発祥の地とされる奈良県三輪の里で、農家の手延べ麺づくりに出会いました。滞在して手延べ麺の秘伝の技を習得しました。

習得した秘伝の技を持って淡路島に帰りました。淡路手延べ麺のはじまりとされています。

南あわじ市福良は、漁師町で気候風土に恵まれた土地柄でした。手延べ麺づくりにとても適していました。明治時代の中期には、漁師の副業として広く浸透しました。

最盛期の大正時代の初期には約140世帯、年間約4万箱を製造するまでに発展を遂げました。淡路手延べ麺は、最高級品「御陵糸」として名高く、サンフランシスコ万博で金賞を受賞しました。

しかし、機械化が進み、大量生産時代に突入して次第に衰退しました。現在、南あわじ市で手延べ麺の製造業者は14業者のみとなります。全国の手延べ麺の生産量の約0.5パーセント以下です。

近年になると、製造工程をほとんど手作業で、生産量の希少さ、素材の良さ、品質の高さ、関西の高級料亭や高級旅館でしか登場しないことから、「幻の手延べ麺」と称されるようになりました。

2本の細竹の間に麺を8字形にあやがけして一本一本さばいていく門干し作業、こびき、あとびき、はた干しと手作業を通じて手延べする作業は昔と何一つ変わりない伝統製法となっています。

淡路島の手延べ麺づくりは、約180年の長い歳月を脈々と受け継がれてきました。現在では、古物といわれる約1年6カ月間も倉庫で寝かすことから最高級手延べ麺と評価されています。

2009年9月に、洲本商工会議所の若手メンバーで結成された「御食国(みけつくに)プロジェクト実行委員会」が淡路手延べそうめんをブランド食材とすべく「淡路島ぬーどる」として企画しました。

洲本市の洲本商工会議所と南あわじ市の淡路手延素麺協同組合が共同で開発しました。長さ38センチ、直径2ミリと長く太いことから、モチモチした食感が特徴の麺となります。

初年度は、淡路島の飲食店やホテルが33店舗が参加して、淡路島で大々的にキャンペーンをして大盛況となりました。以降、毎年6万5千食から7万食を販売して人気グルメとなっています。

これまで、カレーぬーどる、はもぬーどる、ふぐぬーどる、ミートソースパスタぬーどる、あんかけぬーどる、つけ麺、焼きそば、味噌煮込み、モダン焼きなどオリジナルメニューが登場しています。

2019年は、淡路島26店舗が参加して、オリジナルメニューを通年で提供しています。

淡路島ぬーどると玉ねぎ、牛肉、猪豚、鯛はじめ、アサリやワカメなどの魚介類、レタスなどの野菜と地元食材をコラボレーションした独創的なメニューが登場しています。

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