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東海道中膝栗毛「弥次喜多」淡路人形座

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歴史・文化
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東海道中膝栗毛が上演されます。淡路島にある人形芝居「淡路人形座」で、江戸時代の東海道旅行の実状を記録した「弥次喜多」の通称で親しまれる十返舎一九の滑稽本をベースにした物語となります。

赤坂並木の段は、三河にある御油の宿から、次の宿場となる赤坂へ向かう並木道で、主人公の弥次郎兵衛と喜多八に起こった出来事です。膝栗毛は、自分の膝を馬の代わりに使う徒歩旅行を意味します。

東海道中膝栗毛の開催期間は、2023年5月11日(木)から16日(火)、19日(金)から23日(火)、25日(木)から30日(火)の11時30分と13時30分の1日2回公演です。

東海道中膝栗毛「弥次喜多」淡路人形座
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東海道中膝栗毛 赤坂並木の段

2023年5月11日(木)から16日(火)まで、19日(金)から23日(火)まで、25日(木)から30日(火)まで、兵庫県南あわじ市の人形芝居劇場「淡路人形座」で「東海道中膝栗毛 赤坂並木の段」が上演されます。

「東海道中膝栗毛」は、1802年から1814年にかけて初刷りされた十返舎一九の滑稽本です。栗毛は栗色の馬のことで、膝栗毛は自分の膝を馬の代わりに使う「徒歩旅行」を意味します。

「弥次喜多」の通称で親しまれています。江戸時代の東海道旅行の実状を記録した貴重な資料です。事前に人形解説が付きます。初心者の方にわかりやすいです。人形浄瑠璃と写真が撮影できます。

入場料金は、大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。 上演時間は、11時10分、13時30分の1日2回公演です。所要時間は、約45分です。

休演日は、5月17日(水)18日(木)24日(水)31日(水)となります。

赤坂並木の段は、上方見物のために東海道を旅する主人公の弥次郎兵衛と喜多八の二人が、三河にある御油の宿から次の宿場となる赤坂へ向かう並木道で起こった出来事を綴った物語となります。

舞台は夜で暗転しています。人形の動きはスムーズです。まるで生き物が動いているように見えます。舞台上手から太棹三味線が低音で響き渡ります。浄瑠璃の語りがアクセントを付けて奏でます。

客席は舞台が近く細かな仕草もよく見えます。人形の余りに自然な所作に驚きます。人間以上の感情表現といわれています。三味線と浄瑠璃の掛け合いはテンポが良いです。伝統芸能と呼ばれる所以です。

「東海道中膝栗毛 赤坂並木の段」のあらすじは以下のとおりです。

上方見物のために東海道を旅する弥次郎兵衛と喜多八は三河(現在の愛知県)の御油(ごゆ)の宿から、次の宿場の赤坂へ向かう並木道を歩いています。

日が暮れて提灯も持たずに遅れた弥次郎兵衛を持つ喜多八は、この辺りに人を化かす狐が出るという噂があるので心細くなっていました。

喜多八のすぐ後ろで狐の鳴き声がし、狐の真似をした弥次郎兵衛が臆病な喜多八にこれまでの道中の恨み言を言い、「馬の糞を食べろ」とからかって、自分の荷物まで持たせてしまいます。

やっと弥次郎兵衛と気づいた喜多八は気を取り直して先を急ぎます。やがて墓場にさしかかり、大きな傘をかぶり徳利を持った子どもと出会いました。

ここから事件が起こります。夜が明けて、弥次郎兵衛は死装束、喜多八は襦袢姿、さては狐に化かされたかと二人は空元気を出して裸道中と洒落込むのでした。

淡路人形座

淡路人形座の上演内容は、淡路人形浄瑠璃と呼ばれる人形芝居です。国の重要無形民俗文化財に指定されます。淡路島で五百年の歴史を誇ります。人形・太夫・三味線が一体となった総合芸術です。

ジャンルでは時代物が得意です。早替わり、道具返し、衣裳山など淡路島独自の演出が特徴です。演技は派手でケレン味が尊ばれています。人形芝居本来の雰囲気を残した外題も数多くあります。

なお、淡路人形浄瑠璃は約500年以上の歴史がある人形芝居です。全国各地に人形芝居を伝えて、日本の演芸史で大きな役割を果たしてきました。「文楽」を創始した植村文楽軒は淡路島出身です。

淡路人形座では、伝統を守り続けながら活動しています。後継者団体への指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展に尽力しています。国内外で高い評価を得ています。

詳細・基本情報

  • 公演期間:2023年5月11日(木)~5月16日(火)、5月19日(金)~5月23日(火)、5月25日(木)~5月30日(火)
  • 上演時間:11:10~、13:30~
  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1
  • 電話:0799-52-0260
  • 公式サイト:https://awajiningyoza.com/
  • 定休日:水曜日
  • 入場料金:大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 座席数:179席
  • 駐車場:約100台(道の駅福良駐車場)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原IC・淡路島南ICから車で約15分
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