PR

壺坂霊験記 淡路人形座

スポンサーリンク
歴史・文化
記事内に広告が含まれています。

壺坂霊験記が上演されます。淡路島にある劇場「淡路人形座」で、明治時代初期に作られた浄瑠璃「観音霊場記」を原作にした名作で、沢市という盲人と妻のお里の夫婦愛を描いた物語となります。

「三つ違いの兄さんと・・・」の一節は、当時巷で流行るほど人気を博しました。人形浄瑠璃の口説きとなっています。西国三十三箇所の一つである第六番札所の大和「壺坂寺」の霊験が題材です。

壺坂霊験記の公演日程は2023年7月の特定日です。上演時間は11時30分、13時30分です。入場料金は大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。

壺坂霊験記 淡路人形座
スポンサーリンク

壺坂霊験記 山の段

2023年7月の特定日の11時からと13時30分からの1日2回公演で、兵庫県南あわじ市にある劇場「淡路人形座」で「壺坂霊験記 山の段」が上演されます。

2023年7月の上演日は、7月1日(土)、2日(日)、4日(火)、13日(木)、14日(金)、15日(土)、16日(日)、17日(月祝)となります。

「壺坂霊験記」は、明治時代初期に作られた浄瑠璃「観音霊場記」を原作にした名作で、沢市という盲人と妻のお里の夫婦愛を描いた物語となります。物語は、沢市の家と壺坂寺の山の場面に分かれます。

今回は今回は山の段となります。壺坂寺は、西国三十三箇所の一つである第六番札所の大和にあります。霊験が題材となります。人形浄瑠璃をはじめ、歌舞伎や講談や浪曲でも演じられている名作です。

主人公は、座頭で三味線弾きの「沢市」と妻の「お里」となります。「三つ違いの兄さんと・・・」の一節は、当時巷で流行るほど人気を博しました。人形浄瑠璃における口説きとなっています。

お互いを思いやるがゆえに生じた悲劇を、壺阪寺の本尊「十一面観音」が救済します。三人操りの人形芝居でリアルに表現されます。語りと三味線が臨場感たっぷりです。見るものの胸を打ちます。

「壺坂霊験記 山の段」のあらすじは以下のとおりです。

大和国壷坂に住む盲目の沢市は、女房お里の内職のかせぎに助けられながら、細々と暮らしていました。沢市は近頃お里が毎晩家を空けることに気付いて、お里が不義をはたらいているのではないかと疑いを持っていましたが、実は沢市の目が治るように、壺坂寺に願掛けに行っていたのだと知ります。

沢市は貞節な女房を疑ったことを詫び、お里の勧めるままに壺坂寺へお参りすることにしましたが、自分と暮らしていてもお里は幸せにはなれないと絶望し、傍らの谷に身を投げてしまいます。後を追ってお里も身を投げますが、観音様のご利益で二人の命は救われ、沢市の目も見えるようになるのでした。お里の献身的な愛を描いた名作です。

淡路人形座

淡路人形座の上演内容は、淡路人形浄瑠璃と呼ばれる人形芝居です。国の重要無形民俗文化財に指定されます。淡路島で五百年の歴史を誇ります。人形・太夫・三味線が一体となった総合芸術です。

ジャンルでは時代物が得意です。早替わり、道具返し、衣裳山など淡路島独自の演出が特徴です。演技は派手でケレン味が尊ばれています。人形芝居本来の雰囲気を残した外題も数多くあります。

入場料金は、大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。 上演時間は11時10分と13時30分の1日2回公演です。所要時間は約45分です。

なお、淡路人形浄瑠璃は約500年以上の歴史がある人形芝居です。全国各地に人形芝居を伝えて、日本の演芸史で大きな役割を果たしてきました。「文楽」を創始した植村文楽軒は淡路島出身です。

淡路人形座では、伝統を守り続けながら活動しています。後継者団体への指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展に尽力しています。国内外で高い評価を得ています。

詳細・基本情報

  • 上演日程:2023年7月1日(土)、7月2日(日)、7月4日(火)、7月13日(木)、7月14日(金)、7月15日(土)、7月16日(日)、7月17日(月祝)
  • 上演時間:11:10~、13:30~
  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1
  • 電話:0799-52-0260
  • 公式サイト:https://awajiningyoza.com/
  • 定休日:水曜日
  • 入場料金:大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 座席数:142席
  • 駐車場:約100台(道の駅福良駐車場)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原IC・淡路島南ICから車で約15分
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事をお届けした
アワタビの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
淡路島観光アワタビ
タイトルとURLをコピーしました