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お正月公演「新春招福」淡路人形座

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歴史・文化
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お正月公演「新春招福」が開催されます。淡路島の人形芝居劇場「淡路人形座」で、2024年の新年をお祝いする縁起の良い新春公演です。「式三番叟」と「人形解説」と「戎舞」が上演されます。

お正月公演では、上演前にお正月の祝儀として舞われる三番叟をはじめ、新年を祝福する話芸として舞われる万歳、恵比須さんが豊作大漁を祈願する戎舞、分かりやすい人形解説などが披露されます。

お正月公演「新春招福」の開催期間は、2024年1月1日(月祝)、1月2日(火)、1月3日(水)の正月三が日の10時、11時10分、13時30分、15時の1日4回公演となります。

お正月公演「新春招福」淡路人形座
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お正月公演「新春招福」

2024年1月1日(月祝)、1月2日(火)、1月3日(水)の正月三が日に、兵庫県南あわじ市の人形芝居劇場「淡路人形座」で、お正月公演「新春招福」が開催されます。

お正月公演では、上演前にお正月の祝儀として舞われる三番叟をはじめ、新年を祝福する話芸として舞われる万歳、恵比須さんが豊作大漁を祈願する戎舞、分かりやすい人形解説などが披露されます。

式三番叟は、毎年の正月の始めに淡路人形座の発祥の地に祀られている祖先神である三神(道薫坊・百太夫・戎)に奉納しています。古式ゆかしい厳粛な行事で、新年の幸福を祈願します。

翁・千歳・三番叟の三体の人形が天下泰平、長寿円満、息災延命、五穀豊穣を祈って舞います。淡路人形芝居の起源をもの語る神事芸能で「式三番叟」と呼ばれる最も古い形の三番叟となります。

淡路人形芝居の座本総本家といえる引田源之丞が元亀元年(1570年)に淡路から京都に上り、皇居紫宸殿の前で「三社神楽操之式」を奉納したと言い伝えられています。

人形解説は、物語の内容やセリフを語る太夫、太夫を支える三味線弾き、人形を操る人形遣いが合わさった伝統芸能「人形浄瑠璃解説」のそれぞれの役割を分かりやすく説明します。

戎舞は、淡路島で昔から漁村のお祭りで浜芝居が行われて、間狂言として大漁や航海の安全を祈って必ず舞われていた演目です。今では商売の神様の戎さまが、もともと海の神様だったことが理由です。

人形が神事として遣われていた古い形を残した出し物で、太棹三味線の演奏でなく太鼓で語ります。

戎さまが、釣竿をかついで淡路人形座へやってきました。庄屋さんはお神酒を出します。さかずきを飲み干した戎さまは、自分の生まれや福の神であることを話しながら舞い始めます。

海の幸、山の幸を前に、みんなの願いをかなえようと、お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船に乗り沖に出て、大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシと舞い納めるのでした。

太鼓のリズムに合わせ、戎さまが楽しく舞うこの神事には、おおらかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点が込められています。

事前に人形解説が付くので初心者の方も安心して鑑賞できます。淡路人形と一緒に記念写真の撮影も可能となります。家族や友人、カップルや夫婦で伝統芸能にふれあうことができます。

上演時間は、10時、11時10分、13時30分、15時の1日4回公演となります。入場料金は、大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円となります。

なお、淡路人形浄瑠璃は約500年以上の歴史がある人形芝居です。全国各地に人形芝居を伝えて、日本の演芸史で大きな役割を果たしてきました。「文楽」を創始した植村文楽軒は淡路島出身です。

淡路人形座では、伝統を守り続けながら活動しています。後継者団体への指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展に尽力しています。国内外で高い評価を得ています。

詳細・基本情報

  • 上演日程:2024年1月1日(月祝)、1月2日(火)、1月3日(水)
  • 上演時間:10:00~、11:10~、13:30~、15:00~
  • 上演場所:淡路人形座
  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1
  • 電話:0799-52-0260
  • 公式サイト:https://awajiningyoza.com/
  • 定休日:水曜日
  • 入場料金:大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 座席数:142席
  • 駐車場:約100台(道の駅福良駐車場)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原IC・淡路島南ICから車で約15分
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