玉藻前「九尾の狐伝説」淡路人形座

歴史・文化

「玉藻前曦袂」が上演されます。淡路島にある人形芝居「淡路人形座」で、中国・天竺からやってきた妖怪狐を陰陽師の安倍晴明が退治するという物語が題材です。九尾の狐伝説として有名です。

早替わりや宙吊りをはじめ、目や眉の激しい動き、左右の手先の自然な動きなど淡路人形の華麗な見せ場が多くあります。観客を驚かせる趣向(ケレン味)が盛り込まれた得意の演目の一つです。

「玉藻前曦袂」の公演日程は、2022年2月5日(土)から7日(月)、2月11日(金)から14日(月)となります。上演時間は11時30分と13時30分の1日2回です。

玉藻前「九尾の狐伝説」淡路人形座

玉藻前曦袂 神泉苑の段

2022年2月5日(土)から7日(月)、2月11日(金)から14日(月)に、兵庫県南あわじ市の人形芝居劇場「淡路人形座」で「玉藻前曦袂 神泉苑の段」が上演されます。

「玉藻前曦袂」は、江戸時代に人形浄瑠璃や歌舞伎の題材として頻繁に上演されました。玉藻前と言えば九尾の狐を指す代名詞となるほど有名な物語です。絶世の美女とされる「玉藻の前」が登場します。

天竺・中国で王様の妃として暗躍した「九尾の狐」こと妖怪狐が登場します。鳥羽上皇への謀反を企てます。玉藻前を殺して化けます。陰陽師の安倍晴明(安倍泰成)が見破り妖怪狐を退治します。

舞台は美しく華やかです。人形の着物は色鮮やかで映えます。大道具の書割は色彩や絵柄が派手です。舞台上手から、太棹三味線が低音で響き渡ります。浄瑠璃の語りがアクセントを付けて奏でます。

早替わりや宙吊りをはじめ、目や眉の激しい動き、左右の手先の自然な動きなど淡路人形の華麗な見せ場が多くあります。観客を驚かせる趣向(ケレン味)が盛り込まれた得意の演目の一つです。

客席は舞台が近く細かな仕草もよく見えます。人形の余りに自然な所作に驚きます。人間以上の感情表現といわれています。三味線と浄瑠璃の掛け合いはテンポが良いです。伝統芸能と呼ばれる所以です。

「玉藻前曦袂 神泉苑の段」のあらすじは以下のとおりです。

時は平安。鳥羽院の兄、薄雲皇子は弟に帝の位を奪われ、密かに謀反を企てていました。

ある日、鳥羽院が寵愛している玉藻前が、神泉苑にある御殿で和歌を詠んでいると、妖しい狐が現れます。この狐は天竺や中国で王様の妃となり、正体を暴かれて日本に渡ってきた魔物でした。

狐は玉藻前を殺してその姿に化け、薄曇皇子に謀反の手助けをすると約束しますが、その様子を見ていた陰陽師安倍泰成は、神聖な鏡の威力で狐を追い払うのでした。

人形の見せ場が多く、淡路人形が得意とする演目の一つです。

淡路人形座

淡路人形座の上演内容は、淡路人形浄瑠璃と呼ばれる人形芝居です。国の重要無形民俗文化財に指定されます。淡路島で五百年の歴史を誇ります。人形・太夫・三味線が一体となった総合芸術です。

ジャンルでは時代物が得意です。早替わり、道具返し、衣裳山など淡路島独自の演出が特徴です。演技は派手でケレン味が尊ばれています。人形芝居本来の雰囲気を残した外題も数多くあります。

上演時間は、11時10分、13時30分の1日2回公演です。所要時間は、約45分です。 参加料金は大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円です。

なお、淡路人形浄瑠璃は約500年以上の歴史がある人形芝居です。全国各地に人形芝居を伝えて、日本の演芸史で大きな役割を果たしてきました。「文楽」を創始した植村文楽軒は淡路島出身です。

淡路人形座では、伝統を守り続けながら活動しています。後継者団体への指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及・発展に尽力しています。国内外で高い評価を得ています。

詳細・基本情報

  • 公演期間:2022年2月5日(土)~7日(月)、2月11日(金)~14日(月)
  • 上演時間:11:10~、13:30~
  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1
  • 電話:0799-52-0260
  • 公式サイト:https://awajiningyoza.com/
  • 上演時間:10:00~、11:10~、13:30~、15:00~
  • 定休日:水曜日
  • 入場料金:大人1800円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • 座席数:179席
  • 駐車場:約100台(道の駅福良駐車場)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原IC・淡路島南ICから車で約15分
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