あわじ花さじきは、淡路島の花の名所です。県立公園として、北部丘陵地域の頂上部からなだらかに花畑が広がります。明石海峡や大阪湾を背景に海に向かって四季折々の花の大パノラマが展開します。
春に菜の花やポピー、夏にヒマワリやクレオメ、秋にコスモスやサルビア、冬にストックなどが見頃を迎えます。年間約250万株と県内屈指の規模です。極上の見物席から天空の花畑が望めます。
季節で変わる愛らしい花々が夢の世界に誘います。憩い・安らぎ・癒しの空間を体感できます。入口には、直売所・土産店・カフェレストラン・展望台が備わる複合施設「テラス館」があります。
兵庫県立公園あわじ花さじきでは、花畑を散策したり、花を観賞したり、絶景が眺めたり、映え写真を撮影したり、自然を満喫できます。子供連れや家族、友達やカップルで1日楽しめます。
名称は、花のジュウタンを楽しめる見物席が由来です。表情を変えながら絶えず楽しめます。散策すれば時間が経つのを忘れます。淡路島が「花の島」と呼ばれるに相応しい関西屈指の名所です。
なお、淡路島の観光については「淡路島観光スポットおすすめ40選」の記事をご参照ください。
あわじ花さじきの概要
あわじ花さじきは、兵庫県淡路市にある花の名所です。県立公園として約16ヘクタールの花畑に年間約250万株の花が咲きます。アクセスは、高速道路の淡路インターチェンジから車で約15分です。
1998年4月に兵庫県が設置しました。標高298メートルの展望デッキからなだらかに標高235メートルまで高原が広がります。甲子園球場4個分もの花畑が大阪湾に向かって広がります。
青い空、花畑、碧い海の大パノラマの絶景が望めます。春は菜の花やポピー、夏はヒマワリやクレオメ、秋はサルビアやコスモス、冬はパンジーやストックと四季折々の花が咲きます。
季節毎に表情を変える花畑は絶えず楽しめます。ゆっくりと散策すれば時間が経つのを忘れます。見渡す限り広がる花の大パノラマは淡路島を代表する絶景スポットです。フォトスポットで人気です。
名前の由来通り「花のジュウタン」が楽しめる極上の見物席です。景色を楽しみ、花を楽しみ、散策を楽しみ、撮影を楽しめる人気観光スポットとして、写真撮影スポットとして有名です。
淡路島を代表する花の名所として、あわじ花へんろ第13番「花の札所」となっています。あわじ花へんろとは、一般財団法人「淡路島くにうみ協会」が指定する淡路島の花の名所です。
淡路島で花と緑あふれる公園島淡路を目指した「花の名所づくり」です。花の島「淡路島」の魅力を体験してもらえるよう、代表的な名所・景勝地・観光施設を紹介しています。
2020年3月20日にリニューアルオープンしました。花さじきテラス館が設置されました。産地直売所で農産物を販売したり、レストラン「ギャラリ」で淡路島の食材を使用した料理を提供します。
詳細・基本情報
- 正式名称:兵庫県立公園あわじ花さじき
- 住所:〒656-2301 兵庫県淡路市楠本2865-4
- 電話:0799-74-6426
- 公式HP:http://www.hyogo-park.or.jp/hanasajiki/
- 開園時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
- 休園日:年末年始(12月29日~1月3日)
- 入場料金:無料
- 駐車場:約200台
- 駐車料金:200円(普通車)、1,600円(大型)
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから車で約15分、東浦ICから車で約15分
兵庫県は、2017年度から県立公園として「あわじ花さじき」の整備事業に乗り出しました。明石海峡大橋が開通した1998年4月の開園から約20年間となります。
季節の花々と大阪湾を望む絶景が無料で楽しめることから年間70万人以上が訪れています。淡路島のみならず関西でも屈指の観光スポットとなりました。兵庫県の園芸・公園協会が運営しています。
2017年度の予算案に整備事業の関連経費として約6400万円を計上して、2018年度に本格着工を開始して、2020年春のリニューアルオープンとなりました。
あわじ花さじきの敷地15ヘクタールのうち、13.7ヘクタールを地権者から約9億7000万円で購入しました。産地直販所とレストラン、トイレ、駐車場などを7億6000万円で整備しました。
整備事業で工事期間は休園せずに営業が続けられました。新しい施設「愛称:花さじきテラス館」がオープンしました。産地直売所とレストラン「ギャラリ」が設置されました。
四季の花々
あわじ花さじきでは、春夏秋冬と四季折々の季節の花が咲きます。春には、菜の花、ムラサキハナナ、リナリア、アイスランドポピーが咲きます。黄色に紫色、ビタミンカラーと色とりどりです。
夏には、クレオメ、ひまわり、キバナコスモス、ブルーサルビアが咲きます。秋には、コスモス、サルビア、ソバが咲きます。冬には、ストックが咲きます。青色に赤色、黄色にピンク色とカラフルです。
花畑は、東京ドーム3個分という広大な敷地を誇ります。随所に四季折々の花が咲き乱れます。季節で様々な表情を見せます。花に囲まれて心が癒されます。散策すれば時間が経つのを忘れてしまいます。
小高い丘からは、広い海が見渡せます。見渡す限りの大きな空が広がっています。淡路島の美しい花々と緑の自然を感じることができます。天空の花園といえそうな絶景です。
季節の花々に囲まれながら散策できるように散歩道が整備されています。敷地は広大ですので、一回りするには時間を要しますが、淡路島の自然を満喫できる非日常体験となります。
淡路島の丘陵地域を利用した花と海と空の共演は、淡路島でしか見ることができない絶景です。家族、友達、カップル、ペット、大切な誰かと一緒に共有したいと思う素晴らしい景色といえます。
ペットと一緒に散策を楽しめます。花畑を可愛いワンちゃん連れの観光客が増えています。ペットの放さないこと、犬の首輪は外さないこと、フンを持ち帰ることの3点のルールを守れば入園が可能です。
花と海と空と山が作り出す大パノラマは、最高の撮影スポットです。自撮り棒で2ショットを撮影するカップルから、三脚や一眼レフを持ち込んで撮影するアマチュアからプロのカメラマンもいます。
花畑で花に囲まれて皆で一緒に撮る写真は旅行の思い出として記念となります。インスタ映えスポットで人気です。写真を撮るための被写体や構図は無限です。写真の練習や作品づくりに役立ちます。
花の接写や花畑、花と海のコントラスト、空と海と花の大パノラマまで創作意欲を駆り立てます。
花畑では、散策と眺望が楽しめます。美しい風景を眺めながら、花と緑に囲まれながら、心地よい風を受けながら、美味しい空気を感じながら、空を仰いで深呼吸すると淡路島の自然を満喫できます。
エリアには、それぞれの花園の名前が付いています。入園口付近には、斜面に広がる花の小径があります。名前の通り花畑に細い小道があり、花に囲まれながら歩けるようになっています。
花の小径の奥には、あわじ花さじきで最大級の面積を誇る花畑となる共生の花園が広がっています。季節によって様々な花が咲き誇ります。一斉に満開となる花畑は圧巻の光景といえるでしょう。
共生の花園の奥には、あわじ花さじきの敷地ではありませんが、放牧地があります。神戸ビーフなどの素牛として有名な黒毛和牛「淡路牛」が放し飼いされています。間近で見られることもあります。
天空の花園の奥には、天空の小径があります。細い小道があり、花に囲まれながら歩けるようになっています。天空と名付けられた小高い花畑からは、かなたに広がる海と空の美しい景色が眺められます。
天空の小径の奥には、ふれあいの花園があります。木製の看板があり記念撮影スポットです。NHKの朝の連続テレビ小説「あさがきた」の最終回の菜の花畑のロケ地として記念プレートがあります。
最奥には、友愛の丘と癒しの花園が広がります。あわじ花さじきは、広大な敷地で展望デッキを中心に半円状の丘陵地域です。なかなか最奥まで辿り着けませんが、丘の上から見ているだけでも十分です。
なお、あわじ花さじきはNHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015年9月~2016年4月放映)の最終回の舞台となった菜の花畑の場面を撮影されたロケ地となりました。主人公のあさを囲んで新次郎、成澤、千代、宜、さちが語り合う有名なシーンです。
天空の花園は、あわじ花さじきのメインとなる花壇です。入場口からすぐの花壇になります。隣接する展望デッキに登れば、背景に広がる花畑と合わせて楽しめます。天空の花園は、その年その時のテーマに合わせてデザインを行っています。草花で花絵を描く企画の花壇となっています。
あわじ花さじきの10周年の際には、4月にはビオラとポピーにより記念花壇を、6月にはセロシアとサルビアによる記念花壇を演出しました。あわじ花さじきと同じく、明石海峡大橋も開通10周年となることから、明石海峡大橋のデザインとあわじ花さじきの10周年の文字が描かれています。
花柄になったり、ストライプになったり、暖かい色合いを組み合わせたり、ストライプ模様になったり、様々な園芸技術を駆使して、あわじ花さじきを訪れる人々を楽しませる演出がされています。
歓びの庭は、たくさんの品種が植栽された庭園ゾーンです。一年草から花灌木まで様々な品種が登場します。一年草のエリアでは、「歓びの瞳」を表現した瞳の形をした花壇と、延長100メートルのボーダー花壇、花が降り注ぐように演出された「花のカスケード」で構成されています。花灌木のエリアは、カラーリーフなど新種の灌木を楽しめるゾーンです。
「歓びの瞳」は、宮沢賢治が設計した花壇「ティアフル・アイ(涙ぐむ眼)」をモチーフにして、2008年度まで植栽されていました。10周年を迎えてからは、あわじ花さじき版の「歓びの瞳」として、希望に満ちあふれる眼差しを表現しています。
展望デッキは、高台に設けられた眺望施設です。天空の花園に隣接してます。木製テラスデッキでと、階段を登ると360度の展望が楽しめます。あわじ花さじきの広い花畑を一望できます。
展望デッキの真下には、花で絵が描かれたアートの花壇「天空の花園」が美しく眺められます。四季折々に花を変えながら、季節ごとに華やかなデザインの作品が登場します。
あわじ花さじきに隣接する牧草地では、牧草を刈り込んで製作される地上絵「アースワークデザイン」が登場します。毎年公募で集まったデザインから作品が選ばれます。
あわじ花さじきの彼方には、美しい穏やかな海が広がっています。明石海峡大橋や神戸の街並みも見渡せます。上を向けば広くて大きな空が覆います。淡路島の自然を満喫できる絶景といえるでしょう。
菜の花
菜の花は、3月上旬から4月中旬にかけて咲きます。あわじ花さじきの全域に菜の花畑が広がります。菜の花は3月上旬から咲き始める早咲き品種から菜種油を収穫できる遅咲き品種まで幅広く植栽されています。
花畑の一面に咲き誇る菜の花は「黄色の花じゅうたん」といえます。淡路島の突き抜ける青い空、穏やかな碧い海、一面を黄色く染める菜の花が美しいコントラストを描いています。
シーズンには、早咲きから遅咲きまで約100万本の菜の花が咲き誇ります。花畑の一面を黄色く染め上げます。まさに空と海の青に浮かぶ天空の花園といえるでしょう。淡路島の春を感じることができます。
あわじ花さじきの菜の花は、NHKの朝の連続テレビ小説「あさがきた」(2015年9月~2016年4月放映)の最終回の舞台となりました。ロケ地として一面の菜の花畑の場面の撮影が行われました。主人公のあさを囲んで新次郎、成澤、千代、宜、さちが語り合う有名なシーンの背景は、あわじ花さじきです。
ポピー
ポピーは、4月中旬から5月中旬にかけて咲きます。あわじ花さじきでは、ポピーの中でアイスランドポピーという品種を植栽しています。シベリアひなげしという別名があり、寒さに非常に強い花です。薄い和紙のような4枚の花びらのカップ型をした可愛いらしい大輪の花を咲かせて、広大な花畑で春を彩ります。
シーズンには約8万本のアイランドポピーが咲き誇ります。赤にオレンジ、黄にピンク、白など色とりどりのアイランドポピーが鮮やかです。花畑に立つと、青い空と碧い海に囲まれた緑の淡路島で、カラフルでポップな楽園にいるような気分にさせます。インスタ映えにおすすめの場所といえるでしょう。
ムラサキハナナ
ムラサキハナナは、3月下旬から4月下旬にかけて咲きます。紫色の小さな花を多数つけます。同じアブラナ科の菜の花の黄色との対比が非常に美しいです。黄色と紫色のコントラストは、あわじ花さじきの代表的な春の景色となっています。諸喝采、花大根などの別名もつけられており、興味深い品種です。
リナリア
リナリアは、3月下旬から5月上旬にかけて咲きます。和名は姫金魚草とつけられています。小さく可憐な花を多数つけます。淡いパステルの色調が、爽やかな印象を醸し出します。歓びの庭に下る斜面地に、花が降り注ぐ「花のカスケード」をイメージして、段状にリナリアを植栽しています。
ひまわり
ひまわりは、7月下旬から8月中旬にかけて咲きます。朝日に向かって咲くために、あわじ花さじきでは、花の正面から鑑賞できる共生の花園に植栽されています。写真愛好家に根強い人気を誇ります。夏の暑さに負けないパワーを与えてくれる植物です。花壇には背の低い品種も植栽しています。
クレオメ
クレメオは、7月上旬から8月中旬にかけて咲きます。蝶を呼ぶ花として「西洋風蝶草」の名が付いています。上品な香りと淡いパステルの色調が夏の「涼」を演出します。あわじ花さじきでは、高原で夜になると気温がひくくなるために開花期間が長いです。気温の下がる朝夕が特に美しく咲く花です。
ブルーサルビア
ブルーサルビアは、9月上旬から10月下旬にかけて咲きます。クレオメと併せて、夏の「涼」を演出します。あわじ花さじきを代表する花です。空に溶け込む青い花と銀葉が、爽やかに高原を彩ります。
三尺バーベナ
三尺バーベナは、6月上旬から7月下旬にかけて咲きます。あわじ花さじきの初夏の花として定着しています。 細く繊細な花々が風に揺れる姿は、見る人を魅了しています。
コスモス
コスモスは、10月上旬から11月上旬にかけて咲きます。あわじ花さじきの秋を代表する花で約50万本が植えられています。広大な花畑を、ピンク色や白色、赤紫色などお馴染みのコスモスカラーで彩ります。
多くの人に親しまれて、楽しまれています。コスモス畑からは、広大な青い空と彼方まで広がる碧い海、緑に山々に囲まれた淡路島、風に揺られながら咲き誇る秋を象徴するコスモスの絶景を眺めることができます
あわじ花さじきでは、コスモスの見頃時期に合わせて「コスモスまつり」が開催されます。9品種のコスモスが植えられています。早咲きや八重咲き、色や形の異なったコスモスを楽しむことができます。
サルビア
サルビアは、8月中旬から11月上旬にかけて咲きます。赤いサルビアとブルーサルビアが交互に植えられています。赤いサルビアはより深い紅に、ブルーサルビアはより深い青に染まります。
燃えるような鮮やかな濃赤色の花、爽快な気持ちにさせる美しいブルーの花コントラストを楽しむことができます。関西では非常にも珍しい見応えある景観が楽しめます。
ソバ
ソバは、7月上旬から9月下旬にかけて咲きます。あわじ花さじきでは、花数の多い品種(信濃一号)が植栽されています。開花期間は短いですが、夏と秋に2度楽しめる花です。白の清楚な景色は、あわじ花さじきでは知る人ぞ知る存在となっています。
ストック
ストックは、11月中旬から2月下旬にかけて咲きます。淡路島はストックの有名な産地です。花壇用の背の低い品種を中心に、様々な色合いのストックが大きな花壇で植栽されています。冬は空気が澄んでいるため、淡路島の海や空や山の眺望と合わせて、ストックを楽しむことができます。
平家の供養塔
あわじ花さじきには、平家の供養塔が建立されています。1184年(寿永3年)に源平合戦の一つ「一の谷の合戦」がありました。源義経の鵯越(ひよどりごえ)の戦略、笛の名手の平敦盛が討たれたことで有名な合戦です。
一の谷の合戦で敗れた平家は、海上でも激しい戦をしながら、明石海峡の対岸にある淡路島に船で上陸しました。四国の屋島へ落ち延びるために、平家の領地であった淡路島で兵を休めていました。
源氏の兵が攻め込んできました。現在の淡路夢舞台の周辺で激しい戦が行われました。現在でも、「血の涙の滝の水」とか「血笹」などの伝説が残っています。
山に逃れて生き延びた平家の武士は、あわじ花さじき周辺に隠れ住みました。当時の大将であった平通盛や家来の武士を弔う為に石碑を建立したと伝えられています。
平通盛は大石ぼとけ、家来は8つの小石ぼとけといわれています。地元では、通称「みちもりさん」と呼ばれています。現在、周辺には「平(たいら)さん」という苗字の家があり、平家に関する地名や伝説が残っています。
平通盛は、父の平教盛が平清盛の弟です。平通盛の妻は、宮中随一の美女といわれた小宰相です。平家の悲話で、平通盛の死を悲しんだ小宰相が後を追って海へ身を投げてエピソードが残されています。
なお、平家の古碑は駐車場から道路を入った入口の裏手にあります。坂の上に並んでいます。平家の落人の里が、明石海峡大橋の開通やあわじ花さじきの開園で日の目を見ることとなりました。
カフェレストランと産直市場とお土産ショップ
花さじきテラス館は、2020年3月20日(金)に新設された複合施設です。
1階は、産地直売所・お土産ショップ、案内所が設置されています。2階は、レストラン「Galleri(ギャラリ)」設置されています。3階は、展望スペースがあります。
3階からは、空中回廊が設けられて新設の展望スペースと従来の展望デッキが結ばれています。
レストラン「Galleri(ギャラリ)」
レストラン「Galleri(ギャラリ)」では、カフェレストランです。デンマーク語で桟敷(さじき)を意味します。持続可能な社会を目指すサステナブルをコンセプトにしています。
ミシュランガイド東京にて7年連続で星を獲得した前田慎也さんがメニュー監修と総合プロデュースを務めています。淡路島を中心に上質な地元食材で、健康と美、環境に配慮したメニューを提供します。
北欧デザインの心地の良い空間で、多様化するライフスタイルに合わせて、地球環境に配慮したお店です。全面ガラス張りの大きな窓から明石海峡や大阪湾を背景とした花の大パノラマが眺められます。
産地直売所・お土産ショップ
産地直売所とお土産ショップでは、淡路島玉ねぎをはじめ、淡路島の新鮮な野菜など農産物を販売しています。淡路島の特産品や名産品を販売しています。
玉ねぎとタコの天ぷら
直販所では、揚げたての天ぷらを提供する天ぷら屋さんが併設されています。テイクアウトオンリー専門で、食べ歩きとなります。注文すると一度串刺しで揚げたもの再度熱々に揚げてくれます。
揚げたて天ぷらに塩をふりかけて渡してくれます。ほかほかの揚げたて天ぷらは美味しいです。天ぷらの種類は、タコ、穴子、イカなど淡路島の魚介類に加えて、玉ねぎ、イモなど淡路島の農産物があります。
定番で人気の天ぷらは、淡路島玉ねぎと明石海峡のタコの天ぷらです。淡路島玉ねぎの天ぷらは、表面はシャキシャキとした食感を楽しめます。中身はトロッと柔らかい肉厚の玉ねぎがとても甘いです。淡路島の名産は、甘くて柔らかくて瑞々しくて美味しいと評判です。
明石海峡のタコの天ぷらは「明石のたこ」といわれるだけに、身が締まってプリプリして美味しいです。価格は100円からとなっています。旬の季節になると、淡路島の鱧、淡路島の新玉ねぎなど名産の揚げたて天ぷらも扱っています。
びわソフトクリーム
休憩所の売店コーナーでは、淡路島名物として人気の「びわソフトクリーム」を販売しています。淡路島は、びわの産地として有名で、びわは淡路島の名産です。オレンジのシャーベット状になった「びわソフトクリーム」は、ほのかな酸味があり、あっさりして美味しいです。
同じく淡路島の特産品である淡路島の牛乳を使用した「濃厚ミルクソフト」も販売しています。「濃厚ミルクソフト」は、牛乳たっぷりクリームで牛乳を凝縮した濃厚な味わいを堪能できて美味しいです。両方味わいたい方は「びわミックスソフトクリーム」販売されておりオススメです。価格はすべて300円です。
案内所(公園事務所)
案内所は、淡路島の観光を楽しむための観光施設やスポットの情報やパンフレットが置かれています。光施設のクーポン券なども付いていたりする場合もあります。
あわじ旅すごろくスタンプ・あわじ花へんろスタンプもあります。車いすの貸出もしています。スタッフが常駐しています。
ポストカード
あわじ花さじきでは、四季折々に咲く花々を春から夏、秋から冬の2種類にまとめたポストカードを販売しています。タイトルは「花への想いを込めて」です。「春~夏に咲く花」と「秋~冬に咲く花」の2種類8枚組で、それぞれ500円(税別)で販売しています。
「花への想いを込めて」のポストカードは、あわじ花さじきの旅の思い出として記念になります。なお、植栽協力金商品となっており、売上金は花壇の花苗購入に使用されます。一人ひとりの旅の思い出が新たな四季折々の花々を育むことになります。
利用方法
禁止事項
- 施設の損傷、または汚損。
- 植物の伐採、または採取。
- 土石の採取、土地の形質の変更。
- ペットの放さないこと。犬の首輪は外さないこと。フンは持ち帰って始末すること。
- 鳥獣魚類の捕護、または殺傷。
- あわじ花さじきの池での釣り。
- あわじ花さじきでのたき火、バーベキュー。
- はり紙、はり札など広告物を許可なく掲示。
- 物品の販売や配布、募金や署名の活動。
- 立入禁止区域内への立入り。
- 指定場所以外への車両の乗り入れ。
- あわじ花さじきの管理上支障を及ぼす恐れがあり係員が制止する行為。
持ち込み禁止物
- 野球バット(木製、金属製)
- ゴルフクラブ
- キックボード(ブレーキのないもの)
- スケートボード
- エアーガン、モデルガンなど
- ラジコン飛行機(ドローンを含む)、ラジコンカーやラジコン船(エンジン付き)
※原則は禁止としますが、詳しくは各公園へご確認ください。 - その他危険物品、他の利用者に支障の恐れがある物品
写真撮影
私用商用にかかわらず、ブライダル撮影、モデルによる撮影、カメラマン同伴の撮影、パフォーマンス撮影などは事前申請が必要です。撮影の2週間前までの許可制となっています。
閉園時間の午後5時までに退園となります。
ブライダルや商用関係の撮影などの撮影可能日は原則として平日のみとなります。土日や祝祭日、花のシーズンなどで混雑する時期は禁止となっています。
事前申請の方法は、あわじ花さじきの公式ホームページから撮影許可申請書をダウンロードして、必要事項を記入して、メールで送信となります。書類確認後に担当者から連絡があります
- メールアドレス:info_hanasajiki@hyogopark.com
なお、商用利用の撮影は有料化を検討中となっています。不明な点はお問合せください。
撮影での注意事項
・閉園時間が17時となります。16時30分までに撮影を終了してください。
・花畑や花壇の中には進入しないようにしてください。
・他の来園者が花畑などの観賞に迷惑がかからないように配慮してください。
・ブライダル撮影で使用する小物は、ブーケと日傘のみとなります。
・キャンセルの場合、公園事務所(0799-74-6426)まで連絡してください。
あわじ花さじきのアクセス
あわじ花さじきへのアクセスは、自動車のみとなります。神戸方面からお越しの場合も、徳島方面からお越しの場合も、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道で淡路インターチェンジから下ります。
淡路インターチェンジから下りて真っ直ぐ県道157号線の坂を登ります。そのまま道なりに1本道を約15分進むとあわじ花さじきに到着します。駐車場は200台が収容できます。
駐車料金は、普通車1回200円、大型車1回1600円です。混雑時には、あわじ花さじきから手前数百メートルの空き地に臨時駐車場が設けられます。
- 駐車場:普通車200台
- 駐車料金:普通車200円(1回)、大型車1600円(1回)