4月22日(日)に、淡路島の洲本市文化体育館で、オペラ「魔弾の射手 ハイライトコンサート~ええとこどり!」が開催されます。現在、チケットが販売中です。「ええとこどり」とは毎年大好評となっている、チケット料金がワンコイン500円のハイライトコンサートです。
今年はドイツロマン派のオペラ「魔弾の射手」をより親しんでいただくために、作品の内容や観どころ、聴きどころ、名場面をわかりやすく紹介するオペラのハイライトが上演されます。
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者である佐渡裕監督がプロデュースしたオペラです。関西気鋭の若手オペラ歌手とピアノ奏者の生演奏と楽しいお話によるオペラ入門編です。ドイツ語での上演ですが、日本語字幕も出ますので初心者でも安心して見られます。
オペラ歌手が歌って演じて、 ピアニストが伴奏して漫談(?)のような話して会場を和ませます。今回はドイツ人によるナビゲーターも加わり、ウェーバーのロマンティックな音楽と ドイツの薫り溢れるオペラの魅力をお贈りします。
魔弾の射手はドイツの民話を題材として、魔物の潜む森や封建時代の日常を描いた作品です。作曲者のウェーバーは、ワーグナーなどに大きな影響を与えたドイツの作曲家として有名です。
オペラはドイツロマン派を確立した作品として、音楽は新しいドイツ音楽を確立した作品として受け止められています。ワンコインでオペラをわかりやすく触れられる機会としてはお得かもしれませんね。
オペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートの基本情報
- 講演内容:オペラ「魔弾の射手」(ドイツ語上演/日本語字幕付き)
- 開催日時:4月22日(日)14:30開場、15:00開演
- 公演時間:約100分(休憩含む)
- 開催場所:洲本市文化体育館 文化ホール しばえもん座
- 開催住所:〒656-0021 兵庫県洲本市塩屋1-1-17
- 電話番号:0799-25-3321
- 休館日:火曜日
- 駐車場:無料(140台)
※イベント当日は消防署横臨時駐車場 - アクセス:神戸淡路鳴門道洲本ICから車で約15分
オペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートの出演者
- アガーテ:周防彩子
- エンヒェン:中嶋康子
- カスパー:松澤政也
- マックス:二塚直紀
- ナビゲーター:ジェイソン・ブラスロフ
- 音楽アドバイザー:森香織
- ピアノとお話:伊原敏行
- 構成・演出:木村孝夫
オペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートのチケット
- チケット予約:2月24日(土)9:00~
- チケット価格:500円(全席指定)
※未就学児童の入場不可
※前売券完売の場合、当日券無し - チケット販売:洲本市文化体育館
- お問合せ
洲本市教育委員会:0799-24-7632
洲本市文化体育館:0799-25-3321
オペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートのあらすじ
ボヘミアの深い森。射撃大会を控えた狩人のマックスはスランプに陥っていた、護林官の娘である恋人のアガーテと結婚するためには大会での優勝が条件。そこへ悪魔に魂を売ったガスパーがやって来て、意のままに操れる「魔射」を手に入れれば優勝出来るとマックスをそそのかす。一方、恋人の帰りを待っていたアガーテは不吉な予感にさいなまれており、従妹のエンヒェンが励ます。マックスはアガーテの元に一度は帰ってくるが、彼女の止めるのも聞かずに魔射を求めて渓谷へと出かけて行ってしまう。果たして魔射の行方は?マックスとアガーテの運命は・・・!?
ハイライトコンサートの運営者
- 主催:洲本市文化体育館自主事業実行委員会、洲本市教育委員会
- 企画・制作:兵庫県立芸術文化センター
- 協賛:西宮北口 ハウジングギャラリー
- 協力:ディーズゴー株式会社
オペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートの会場
淡路島でオペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートが開催される会場は、淡路島の洲本市民文化体育館です。洲本市民文化体育館は、2006年の兵庫国体に合わせて、スポーツの振興と健康づくりの支援、芸術・文化の振興と支援、まちづくり活動の支援を整備方針として、洲本市新都心地区の洲本川沿いに建設されました。
市民のスポーツ・芸術・文化の拠点施設として、体育館と多目的アリーナと文化ホールを併せ持つ複合施設です。メインアリーナ兼大ホール(しおさい館)は、国体をはじめ各種スポーツ大会などに対応できる体育館機能のほかに、移動観覧席と舞台装置を備えており、1階1155席、2階444席(ベンチシート)を合わせると、最大約1600人が収容できる多目的アリーナにも転換できる仕様になっています。
兵庫県や洲本市などの大規模式典や歌手による歌謡ショーなどに使用されています。
文化ホール(しばえもん座)は、可動音響反射板を備えた客席数548席(固定座)を収容でき、コンサートや演劇などジャンルを超えた多目的な舞台芸術に対応でき、音響や照明などに趣向を凝らした演出ができるホールになっています。クラシックコンサートから映画、講演会、発表会、式典などに使用されています。
イベント会場となる大きなエントランスホール、柔道や剣道など武道の大会ができるコミュニティアリーナ兼道場、研修会や展示会に利用できる会議室兼ギャラリー、各種運動器具を備えたトレーニングルーム、洲本川を眺めながら飲食ができるカフェが併設されています。
なお、建物はユニバーサルデザインを採用しており、親しみやすさと使いやすさをコンセプトにしています。
洲本市文化体育館の付近一帯は洲本市新都心地区の中核を成す公園施設です。近代日本で有数の紡績工場として、経済産業省の近代化産業遺産に認定される「洲本市の綿産業関連遺産」の一つとなっています。
建物群としては、市民憩いの場「洲本市民広場」、市民読書の場「洲本市立図書館」、テナント施設「アルチザンスクエア」、市民グルメの場「ごちそう館 御食国(みけつくに)」があります。
旧鐘紡洲本工場の赤レンガ造りの建物が立ち並んでいます。洲本市が誇る近代化産業遺産として当時を偲ばせます。また、美しい街づくりに寄与したとして、兵庫県からも「さわやか街づくり賞」を受賞しています。
風情ある建物郡は大正ロマンを漂わせます。これらの建物は明治から昭和にかけて、洲本の経済的発展に貢献した鐘紡(カネボウ)紡績工場の外壁をそのまま残しています。
現在、保存修復を繰り返して、図書館を含めておしゃれなカフェやショップ、アパレル店やグルメ店が入居する複合施設「洲本アルチザンスクエア」として再生しています。
景観は、兵庫県でも歴史が古い洲本市が誇る近代産業化を歩んできた遺産として当時を偲ばせます。
なお、洲本市民広場には、ドラゴンクエスト(ドラクエ)の生みの親である堀井雄二さんの故郷のPRとして、ドラゴンクエスト30周年記念碑の銅像が建てられています。
ファンの間ではドラクエの聖地巡礼の記念撮影スポットとして注目されています。
オペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートのアクセス
淡路島でオペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートが開催される洲本文化体育館のアクセスは、自動車もしくは高速バスの2つの手段があります。
自動車の場合
自動車の場合、神戸方面からお越しの場合も、徳島方面からお越しの場合も、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の洲本インターチェンジから下ります。洲本インターチェンジから約15分で洲本文化体育館に到着します。
洲本文化体育館は、140台が駐車可能な無料の専用駐車場があります。専用駐車場が満車の場合は、周辺の駐車場に停車することになります。
- 住所:〒656-0021 兵庫県洲本市塩屋1-1-17
- 電話:0799-25-3321(休館日:火曜日)
- 専用駐車場:無料(普通車140台)西側65台、東側75台
- 周辺駐車場:イオン洲本店駐車場、洲本バスセンター駐車場
- 周辺駐車場料金:イオン(初回2時間無料30分毎100円)、洲本バスセンター(初回1時間無料1時間毎100円)
高速バスの場合
高速バスの場合、JR三宮駅、JR舞子駅、学園都市駅、新幹線 新神戸駅、大阪阪急3番街、なんば駅の最寄りの高速バス乗り場から淡路島行きの高速バスが運行しています。
洲本高速バスセンター行きの高速バスに乗車します。洲本高速バスセンターに到着すると徒歩で約5分で洲本市文化体育館に到着します。洲本高速バスセンターの向かい側に兵庫県立淡路医療センターの巨大な茶色の建物が見えます。兵庫県立淡路医療センターの隣にあるベージュの建物が洲本市文化体育館になります。
淡路交通バス
- 高速舞子駅ー洲本バスセンター(所要時間60分、乗車料金1550円)
- 学園都市駅ー洲本バスセンター(所要時間75分、乗車料金1600円)
- 神戸三宮駅ー洲本バスセンター(所要時間85分、乗車料金1850円)
- 大阪 梅田阪急3番街ー洲本バスセンター(所要時間120分、乗車料金2350円)
阪急高速バス
- 大阪 梅田阪急3番街ー洲本バスセンター(所要時間120分、乗車料金2350円)
本四海峡バス
- 高速舞子駅ー洲本バスセンター(所要時間60分、乗車料金1550円)
- 三宮BT-洲本バスセンター(所要時間85分、乗車料金1850円)
- 新神戸駅ー洲本バスセンター(所要時間95分、乗車料金1850円)
- なんば駅(OCAT)ー洲本バスセンター(所要時間120分、乗車料金2350円)
オペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサート周辺の観光スポット
淡路島でオペラ「魔弾の射手」ハイライトコンサートが開催される洲本文化体育館の周辺の観光スポットは、洲本市民広場のドラクエ像、洲本レトロこみちです。
洲本市民広場は、洲本市文化体育館から徒歩約3分です。ドラクエの生みの親である堀井雄二さんの出身地として、ドラゴンクエスト30周年記念碑の銅像があります。
主人公の勇者が装備する武器「ロトの剣」と防具「ロトの盾」、人気キャラクターのスライムが寄り添った銅像が建てられています。洲本市民広場の大きな木の根元にひっそりと佇んでいます。
洲本レトロこみちは、洲本市文化体育館から徒歩約10分です。城下町洲本の風情が残る小路です。江戸時代以降の古い町家や小民家や空き家などをリノベーションしたオシャレな店舗が並ぶ通りです。
週末や連休には、個性的なカフェやレストランやショップなど20店舗以上が営業しています。細い通りを歩きながら、レトロな雰囲気を味わえます。中心部をぐるっと巡る「まち歩き」が楽しめます。