ストックが見頃となります。淡路島にある花の名所「あわじ花さじき」で、約1万1000本のストックが植えられています。天空の花園と歓びの庭のストックのデザイン花壇が楽しめます。
ストックは産地として有名な淡路島の冬を象徴する花です。淡路島の冬は空気が澄んでいます。青い空と碧い海、神戸の街並みと緑の山々、冬の風物詩「ストック」の花壇などの絶景が眺められます。
2023年は3色のストックで「ilove」がデザインされています。赤色と紫色と白色で筆記体「アイラブ」の英語スペルで模っています。展望デッキから一望できます。恒例のフォトスポットです。
ストックの見頃時期は、2023年12月上旬から2024年2月下旬までとなります。あわじ花さじきは丘陵地の高台にあります。体感温度が低くなりますので防寒対策を万全にしてください。
ストックが見頃 約1万1000本
2023年12月上旬から2024年2月下旬まで、兵庫県淡路市にある花の名所「あわじ花さじき」でストックが見頃となります。広大な花壇に約1万1000本が植えられています。
- あわじ花さじき 公式ホームページ:冬~Winter
ストック(11月中旬~2月下旬)
淡路島はストックの有名な産地です。花壇用の背の低い品種を中心に、様々な色合いのストックを大きな花壇に植栽しています。冬は空気が澄んでいるため、阪神間の眺望とあわせて、ストックを楽しむことができます。
兵庫県立あわじ花さじき
ストックは産地である淡路島の冬を象徴する花です。赤(レッド)、紫(パープル)、桃(ピンク)、白(ホワイト)など多彩な色の花を咲かせるアブラナ科の植物です。原産地は南ヨーロッパ地域です。
名前のストック(stock)は英名です。和名で「アラセイトウ」と呼ばれます。学名のマッティオラ・インカナ、マッティオラは植物学者マッティオリに由来します。日本には江戸時代初期に渡来しました。
直線的な花茎で長い花穂にたくさんの花が咲くために豪華です。芳しい香りを放つことから高級感のある花としてイメージされています。日本では切り花として人気があります。
あわじ花さじきでは、花の少ない冬場の寒い時期にお花を楽しんでもらおうとストックの植栽にチャレンジしています。花壇用の背丈20センチの品種を中心に毎年テーマを決めてデザインしています。
2023年のテーマは「ilove(アイラブ)」です。赤色と紫色と白色の3色のストックで、筆記体「アイラブ」の英語スペルで模っています。花壇でくり抜いた文字を辿りながら歩くことも可能です。
展望デッキからデザイン花壇を一望できます。恒例のフォトスポットとして記念写真を撮影できます。家族や友達、カップルで思い出の一枚におすすめです。特にカップルには人気となります。
2022年のテーマは「犬(イヌ)」です。5色のストックで赤の犬と白の犬の2匹が背向かっているデザインとなります。両サイドには色の2つのハートも添えられいます。
背向かう2匹のワンちゃんの尻尾で形作ったハートマークがフォトスポットです。
2021年のテーマは「白鳥(ハクチョウ)」で運命の出会いをイメージしています。5色のストックが使用しされています。赤の白鳥と白の白鳥の2羽が向かい合っているデザインとなります。
2020年のテーマは「ハト(鳩)」でコロナ終息の願いをイメージしています。平和の象徴のハトが飛び立つ様子を表現しています。花壇の中央に白い花を集めてデザインしています。
花背には、デザインが見やすいように低い品種を中心に植栽して周辺に甘い香りが漂います。ハートが散りばめられてフォトスポットとして人気です。赤色、紫色、ピンク色、黄色など色彩が美しいです。
淡路島の冬は空気が澄んでいます。青い空と碧い海、神戸の美しい街並みと緑の山々と見渡す限りに絶景が広がっています。冬を象徴するストックの花壇と冬の淡路島の風景を同時に楽しめます。
なお、天空の花園の花壇は、あわじ花さじきの広大な花畑の中央の展望デッキ下にあります。歓びの庭の花壇は、入園ゲートから真っすぐ遊歩道を進んだ突き当りから見下ろせます。
他の花の見頃情報
歓びの庭花壇では、ビオラで四つ葉のクローバーをイメージしています。可愛い色の花です。芝生広場には、たくさんのクローバーが生えています。四つ葉のクローバーが見つけられます。
四つ葉のクローバーの写真を撮影した方に「花の種」がプレゼントされます。参加方法は、建物の公園事務所に置かれている用紙を取り、四つ葉のクローバーを探します。
クローバーと用紙と一緒に撮影します。公園事務所で写真を提示すると花の種がもらえます。
2023年12月中旬から、隣接する牧草地で牧草を刈り込んで製作される巨大地上絵「アースワークデザイン」が完成します。「アースワークデザインコンテスト」の最優秀作品のデザインです。
昨年は「元気づける玉ねぎ」のデザインです。元気なニコニコ笑顔で皆様をお出迎えして、心を和ませ元気になりました。丘陵地から淡路島の海や山の景色、明石海峡大橋や神戸の街並みと観賞できます。
ユニークな試みは、2008年に始まりました。新聞やSNSなどメディアでも数多く取り上げられて好評です。刈り取った牧草は淡路牛のエサになることから、地球にも優しいプロジェクトです。
アースワークデザインの周辺の牧場では牛が放し飼いされています。のどかな風景が眺められます。
詳細・基本情報
- 見頃期間:2023年12月上旬~2024年2月下旬
- 開催場所:兵庫県立あわじ花さじき
- 住所:〒656-2301 兵庫県淡路市楠本2865-4
- 電話:0799-74-6426
- 公式HP:http://www.hyogo-park.or.jp/hanasajiki/
- 開園時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
- 入場料金:無料
- 駐車場:有料(普通車200台)
- 駐車料金:200円(普通車)
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから車で約10分