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偲ぶ会 菅原伝授手習鑑の寺子屋 人間国宝鶴澤友路さん 淡路人形座

淡路人形座で12月の注目演目は、鶴澤友路師匠を偲ぶ会「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」です。昨年亡くなられた淡路人形浄瑠璃の義太夫節三味線で人間国宝の鶴澤友路さんを偲ぶ会となります。偲ぶ会では、鶴澤友路さんとの最後のお別れで先導した松王丸と千代が登場する菅原伝授手習鑑の4段目の寺子屋が上演されます。

鶴澤友路師匠を偲ぶ会「菅原伝授手習鑑 寺子屋の段」の開催日時は、12月9日(日)の開場17時30分、開演18時となります。チケット料金は、前売り券が大人2000円、中高生1700円、小学生1300円、当日券が大人2500円、中高生2000円、小学生1500円、二階席1500円(自由席)となります。前売り券は、10月9日より発売しています。1階指定席、未就学児入場不可となります。

偲ぶ会 菅原伝授手習鑑の寺子屋の基本情報

淡路人形座 淡路島で伝統芸能 人形浄瑠璃を上演する劇場
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公...
  • 開催日時:12月9日(日)17:30開場、18:00開演
  • 開催場所:淡路人形座
  • 開催住所:〒656-0501 南あわじ市福良甲1528-1地先
  • 電話番号:0799-52-0260
  • 前売り券:大人2000円、中高生1700円、小学生1300円
  • 当日券:大人2500円、中高生2000円、小学生1500円、二階席1500円(自由席)
  • 座席:1階全席指定
  • 注意事項:未就学児童入場不可
  • 駐車場:無料(普通車100台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原IC、淡路島南ICから車で約15分

鶴澤友路師匠を偲ぶ会のチケット購入方法

鶴澤友路師匠を偲ぶ会のチケット購入方法は、電話予約となります。

  • 販売開始:10月9日~
  • 前売り券:大人2000円、中高生1700円、小学生1300円
  • 電話予約:0799-52-0260

偲ぶ会 菅原伝授手習鑑の寺子屋の内容

鶴澤友路さんは、淡路人形浄瑠璃の義太夫節三味線で人間国宝です。2016年12月に103歳で亡くなられました。これまで1000人以上のお弟子さんに指導しており、淡路人形浄瑠璃の伝承に尽力してきました。4歳から義太夫三味線を習い、その道一筋に90年という芸歴、卓越した技法を持っています。

「女流義太夫」の第一人者として、後継者育成の業績などが認められ、1998年には淡路島で初めてとなる人間国宝に認定されました。2007年には「旭日小綬章」を受章されました。今回の偲ぶ会では、鶴澤友路さんとの最後のお別れで先導した松王丸と千代が登場する菅原伝授手習鑑の4段目の寺子屋が上演されます。菅原伝授手習鑑の座員と演目解説と淡路人形浄瑠璃による四段目「寺子屋」となります。

菅原伝授手習鑑 寺子屋の段のあらすじ

平安時代に菅原道真が大宰府に左遷された昌泰の変を中心に、子供や周りの人たちを描いた物語りです。4段目の寺子屋は、歌舞伎で代表的な演目で「せまじきものは宮仕え」の有名なセリフがあります。

物語は、武部源蔵と妻の戸浪が手習いを教えている寺子屋が舞台です。源蔵は、菅丞相から書道の奥義を伝授された弟子でした。寺子屋で、丞相の一人息子である菅秀才を匿っていました。

藤原時平は、丞相のみならず、息子の菅秀才の命を狙っていました。時平は、源蔵が菅秀才を匿っていることを把握しており、源蔵に大人しく菅秀才の首を差し出せと命じていました。

源蔵は、苦肉の策として寺子屋の子供から誰かを身替りにしようと思いつきました、ちょうど入学してきた小太郎なら、賢そうで品があり育ちの良く見えて身代わりになると考えました。

しかし、源蔵は小太郎がとても不憫でならず「すまじきものは宮仕え」とつぶやきます。そして、源蔵は宮仕えとは嫌なことでもしなくてはならないと泣く泣く小太郎の首を刎ねました。

小太郎の首を受け取りに、時平の使者として春藤玄蕃が松王丸を連れてきました。松王丸は、かつて丞相に仕えており、菅秀才の顔を知っていました。現在は、時平に仕えています。

源蔵が、小太郎の首を桶に入れて持ってきました。首実検として同行してきた松王丸は切られた首を見て「菅秀才の首に間違いない」と断言しました。

玄蕃は、安心して小太郎の首を持って松王丸と帰っていきました。そこに、小太郎の母親が小太郎を迎えに来ました。源蔵は口封じのために小太郎の母親をも殺そうとしました。

しかし、母親は「息子の首はお役に立ったでしょうか」と涙ながらに言いました。源蔵は驚きました。そこに松王丸も現れます。実は、身代わりとなって死んだ小太郎は松王丸と千代の息子だったのです。

松王丸と千代が、菅秀才の身代わりしようと覚悟して、我が子を寺子屋に送り込んだのでした。時平に仕えていても、丞相に恩義を感じていた松王丸は、我が子を犠牲にして丞相のご恩に報いたのです。

最後に、密やかに小太郎の弔いが行なわれました。松王丸と千代は丞相のお役に立った喜びと我が子を失った悲しみの二つの想いを抱きながら、寺子屋から去るのでした。

偲ぶ会 菅原伝授手習鑑の寺子屋のアクセス

鶴澤友路師匠を偲ぶ会を上演する淡路人形座へのアクセスは、自動車もしくは高速バスとなります。

自動車の場合

自動車の場合、神戸方面からお越しの場合と徳島方面からお越しの場合で、最寄りとなる高速道路のインターチェンジが異なります。

  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
  • 電話:0799-52-0054

神戸方面から

神戸方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

徳島方面から

徳島方面からお越しの場合、神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南インターチェンジから下ります。約15分で淡路人形座に到着します。

淡路人形座は、道の駅福良にある駐車場の他にもたくさんの駐車場があります。全て無料です。道の駅福良の係員が案内してくれます。

高速バスの場合

高速バスの場合、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場から発車しています。福良バスターミナルで降車します。福良バスターミナルから淡路人形座までは徒歩約3分で到着します。

淡路交通バス

  • 三ノ宮駅ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子駅ー福良(所要時間75分、乗車料金1950円)

淡路人形座の概要

淡路人形座は、淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用劇場です。

1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。国内公演や海外公演をはじめ、人形浄瑠璃の後継者の指導、全国の人形芝居保存会への協力など、人形浄瑠璃の普及や発展のための活動も行なっています。

淡路人形座 淡路島で伝統芸能 人形浄瑠璃を上演する劇場
淡路人形座は、兵庫県の淡路島南あわじ市の道の駅福良にあります。500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃を上演する専用の劇場です。淡路人形座は、1964年に吉田傳次郎座の道具類を引き継いで興業を始めました。現在、常設館として公...

淡路人形浄瑠璃の概要

淡路人形浄瑠璃は、500年の歴史を誇る淡路島の伝統芸能です。3人遣いの人形、義太夫、太棹三味線で演じられる人形芝居のことです。江戸時代の文化の華ともてはやされ、悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様を描く様は、世界で最も人形劇を舞台芸術として発展させたと言っても過言ではありません。

淡路人形を自由自在に操るには何年もの修行が必要とされ、足七年、左手七年、頭と右手は一生といわれるほどです。古典芸能を継承するために何世代もの人々の創意工夫が重ねられ、受け継がれた舞台芸術の粋といえるでしょう。

12月公演の内容

上演時間

  • 定時公演:10:00~、11:10~、13:30~、15:00~

入場料金

  • お七コース(「戎舞」「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」)所要時間45分
    大人1500円、中高生1300円、小学生1000円、幼児300円
  • バック(「人形解説」「バックステージ」)所要時間30分
    大人500円、中高生400円、小学生300円、幼児100円

上演日程

  • 1日(土)バック
  • 2日(日)バック
  • 3日(月)お七
  • 4日(火)お七
  • 5日(水)休館
  • 6日(木)お七
  • 7日(金)お七
  • 8日(土)お七
  • 9日(日)お七 鶴澤友路師匠を偲ぶ会18:00~
  • 10日(月)お七
  • 11日(火)お七
  • 12日(水)休館
  • 13日(木)お七
  • 14日(金)お七
  • 15日(土)お七
  • 16日(日)お七
  • 17日(月)お七
  • 18日(火)お七
  • 19日(水)休館
  • 20日(木)お七
  • 21日(金)お七
  • 22日(土)お七
  • 23日(日)お七
  • 24日(月)お七
  • 25日(火)休館
  • 26日(水)休館
  • 27日(木)休館
  • 28日(金)休館
  • 29日(土)休館
  • 30日(日)休館
  • 31日(月)休館

12月公演の演目 鶴澤友路師匠を偲ぶ会

2016年12月に103歳で亡くなった義太夫節三味線の人間国宝鶴澤友路さんを偲ぶ会となります。友路さんが残した淡路人形浄瑠璃の芸を弟子たちが引き継ぎ、さらに次の世代へ伝えていきます。

これまで1000人以上の弟子に指導して淡路人形浄瑠璃の伝承に尽力してきました。偲ぶで上演されるのは、鶴澤友路さんの最後のお別れで先導した松王丸と千代が登場する菅原伝授手習鑑の4段目の寺子屋となります。

菅原伝授手習鑑は、歌舞伎において「すまじきものは宮仕え」という名セリフで有名な演目です。

12月公演の演目 戎舞(えびすまい)

戎舞は、太鼓のリズムに合わせて、戎さまが楽しく舞う神事で、大らかな心を持ち、えびす顔でプラス思考に生きるという幸せの原点が込められています。

物語は、淡路人形座に戎さまが釣竿を担いでやってくるところから始まります。庄屋さんは、戎さまにお神酒を出します。戎さまは、盃を飲み干して、生まれや福の神であることを話しながら舞い始めます。

海の幸、山の幸を前にして、皆の願いを叶えようと、お神酒を飲み、幸せを運んできます。酔った戎さまは、船に乗り、沖に出て、大きな鯛を釣り、メデタシ、メデタシと舞い納めるのでした。

12月公演の演目 伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段

近江国高島家の若殿左門之助が天皇へ献上する天国の剣を紛失したため、お守役の安森源次兵衛は切腹しました。江戸吉祥院の寺小姓となって剣を探す安森の子、吉三郎は、火事で焼け出されたお七と恋仲となっていました。

お七は父が店の再建のためにお金を借りた万屋武平衛を婿に迎えなければなりませんでした。剣紛失に対する判決の期限の日、お七は剣を盗んだのが武兵衛と知ります。

しかし、火事の後は九つの鐘(午前0時)を合図に江戸の町々の木戸が締まり、通行が禁じられています。たとえ剣が手に入っても今夜中に届けることができなければ、吉三郎は切腹することになります。

思いつめたお七は、火の見櫓の半鐘を打てば出火と思って木戸は開かれるのではと考えました。火刑を覚悟で、雪の凍りついた梯子を滑り落ちながらも、櫓に上ったお七は撞木を夢中で振るのでした。

淡路人形座
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