すもと歴史さんぽが開催されます。淡路島で、中世以降に政治、経済、文化の中心として発展してきた洲本市の史跡や文化遺産がある5エリアをガイド付きで巡ります。
続日本100名城の洲本城、国名勝の旧益習館庭園、紅葉が美しい山城跡と和建築、旧陸軍の砲台跡となる由良要塞、古墳や寺社など平安の郷、里山の眺望美しい山城跡などがあります。
すもと歴史さんぽの開催日程は、10月27日(日)、11月17日(日)、12月8日(日)、1月26日(日)、3月8日(日)となります。参加料金は300円から600円です。
すもと歴史さんぽの基本情報
- 開催日程:2019年10月27日(日)、11月17日(日)、12月8日(日)、2020年1月26日(日)、3月8日(日)
- 開催場所:洲本城エリア、春陽荘エリア、由良要塞エリア、安乎・平安の郷エリア、白巣山エリア
- 申込方法:電話予約(0799-24-3331)淡路文化史料館
- 参加料金:300円~600円(申込エリアにより料金が異なります)
すもと歴史さんぽの内容
10月27日(日)、11月17日(日)、12月8日(日)、1月26日(日)、3月8日(日)の日程で、兵庫県洲本市で「すもと歴史さんぽ」が開催されます。
淡路島で、中世以降に政治、経済、文化の中心として発展してきた洲本市の史跡や文化遺産がある5つのエリアをガイド付きで巡ります。参加料金は300円から600円です。
続日本100名城の洲本城、国名勝の旧益習館庭園、紅葉が美しい山城跡と和建築、旧陸軍の砲台跡となる由良要塞、古墳や寺社など平安の郷、里山の眺望美しい山城跡などがあります。
なお、参加方法は開催日の3日前までに電話予約となります。申込電話番号は淡路文化史料館で、0799(24)3331となります。定員になり次第受付が終了となります。
参加料金は当日会場で支払います。少雨は決行となります。昼食は各自で自由となります。歩きやすい服装と靴を用意となります。損害保険は主催者の加入となります。
主催は、洲本市文化遺産活性化実行委員会となります。当日のガイドは洲本市教育委員会の職員や地元住民が担当します。
また、洲本市教育委員会では最新の地形の立体表現手法「赤色立体地図」に基づいて、洲本城跡や由良要塞跡などを調査しています。調査や新発見について報告もされる予定です。
赤色立体地図は、数値標高データから傾斜量を赤色の彩度で尾根谷度を明度にして調整した地形の立体表現手法です。測量技術の一つで上空から地上にレーダを照射して、標高差から得られたデータを元に立体的な地図を作成します。
洲本城では「うね状たてぼり」という防御施設が西の丸の斜面に発見されました。猪鼻城跡では、多くの曲輪がある広大な山城だったことが判明しました。
由良要塞跡では、伊張山と赤松山に築かれた堡塁に、防御施設と考えられる施設が発見されました。
また、2年前の赤色立体地図では、炬口城跡と白巣城跡でも「うね状たてぼり」という防御施設が発見されています。
洲本城下町めぐり
10月27日(日)は「洲本城下町めぐり」が開催されます。洲本城は、三熊山に築かれた城です。石垣の曲輪群は壮大です。城下町には藩主御殿の一部や武家庭園があります。
旧益習館庭園は、国の名勝に指定されています。淡路島の歴史と文化を一堂に集めた淡路文化史料館も入館します。
ルート:淡路文化史料館⇒洲本城⇒昼休憩⇒旧益習館庭園⇒洲本レトロこみち⇒金天閣・寺町ほか⇒淡路文化史料館
- 開催日時:10月27日(日)10:30~16:30
- 発着場所:淡路文化史料館
- 発着住所:〒656-0024 兵庫県洲本市山手1-1-27
- 参加料金:600円(入館料込み)
- 歩行距離:5キロ
- 定員人数:20名
春陽荘と紅葉めぐり
11月17日(日)は、春陽荘と紅葉めぐりが開催されます。春陽荘は、国登録有形文化財となっています。美しい和建築の空間で優雅に日本茶を楽しめます。
淡路島で有数の紅葉スポットとして名号石を散策します。周辺は、戦国時代の山城である炬口城と幕末の炬口台場があります。山城と紅葉、台場を巡ります。
ルート:炬口八幡神社⇒炬口城跡⇒泰雲寺・秋葉神社⇒昼休憩⇒炬口台場跡⇒名号石⇒春陽荘⇒炬口八幡神社
- 開催日時:11月17日(日)10:30~16:30
- 発着場所:炬口八幡神社
- 発着住所:〒656-0011 兵庫県洲本市炬口2-13-17
- 参加料金:600円(日本茶付き)
- 歩行距離:4.5キロ
- 定員人数:20名
由良要塞めぐり
12月8日(日)は、由良要塞めぐりが開催されます。由良要塞は、大阪湾を守る防衛として設置されました。戦時中は立入禁止の旧陸軍由良要塞跡の戦争遺跡を散策します。
由良要塞のある伊張山堡塁は、自然豊かな地域で、眺望が抜群です。紀淡海峡を一望できる絶景ポイントです。
ルート:エトワール生石⇒大谷川下軍橋⇒伊張山堡塁⇒エトワール生石・高崎台場(遠望)
- 開催日時:12月8日(日)10:30~16:30
- 発着場所:エトワール生石
- 発着住所:〒656-2543 兵庫県洲本市由良町由良2065-1
- 参加料金:600円(特典付き)
- 歩行距離:7キロ
- 定員人数:20名
安乎 平安の郷めぐり
1月26日(日)は、安乎 平安の郷めぐりが開催されます。安乎地域は、縄文・弥生・古墳時代の遺跡が多く古くから存在してます。名所・旧跡があります。
石室が残る古墳、戦国時代の城跡、貴重な建造物の寺社など様々な時代の歴史文化遺産を巡ります。蓮花寺には五百羅漢があります。平安浦には岡古墳があります。
ルート:安乎公民館⇒岡古墳⇒安乎八幡神社・岩戸⇒昼休憩⇒直田城跡⇒蓮花寺⇒安乎公民館
- 開催日時:1月26日(日)10:30~16:30
- 発着場所:安乎公民館
- 発着住所:〒656-2122 兵庫県洲本市安乎町11-2
- 参加料金:600円(特典付き)
- 歩行距離:7.5キロ
- 定員人数:20名
白巣山めぐり
3月8日(日)は、白巣山めぐりが開催されます。白巣山は東に大阪湾、西に播磨灘は一望できます。眺望抜群です。山頂には自然の地形を利用した白巣城跡が残っています。
要害無双といわれた山城です。自然の山を散策します。
ルート:五色図書館えるる五色⇒お城の森めぐり⇒白巣城跡⇒五色図書館えるる五色(展示見学)
- 開催日時:1月26日(日)10:30~16:30
- 発着場所:五色図書館えるる五色
- 発着住所:〒656-1325 兵庫県洲本市五色町鮎原南谷59
- 参加料金:600円(特典付き)
- 歩行距離:7.5キロ
- 定員人数:20名
運営組織
- 主催:洲本市文化遺産活性化実行委員会
- 共催:淡路文化史料館
- 協力:炬口住民会、宇山住民会、春陽荘、炬口八幡神社、蓮花寺、安乎町地域文化研究会、三野畑町内会、洲本市地域おこし協力隊
すもと歴史さんぽのアクセス
すもと歴史さんぽが開催される洲本市の5つのエリアへのアクセスは、自動車のみとなります。
- 淡路文化史料館:〒656-0024 兵庫県洲本市山手1-1-27
- 炬口八幡神社:〒656-0011 兵庫県洲本市炬口2-13-17
- エトワール生石:〒656-2543 兵庫県洲本市由良町由良2065-1
- 安乎公民館:〒656-2122 兵庫県洲本市安乎町11-2
- 五色図書館えるる五色:〒656-1325 兵庫県洲本市五色町鮎原南谷59
すもと歴史さんぽの周辺の観光スポット
すもと歴史さんぽが開催される洲本市の観光スポットは、洲本市民広場のドラクエ像、洲本レトロこみち、洲本城、大浜海水浴場となります。
洲本市民広場は、ドラゴンクエスト30周年記念碑の銅像があります。ドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二さんの出身地として、洲本市民広場に、ドラゴンクエスト30周年記念碑が建立されました。
主人公の勇者が装備する武器「ロトの剣」と防具「ロトの盾」、人気キャラクターのスライムが寄り添った銅像が建てられています。洲本市民広場の大きな木の根元にひっそりと佇んでいます。
洲本レトロこみちは、淡路島洲本市中心部にある城下町の風情が残る小路です。江戸時代以降の古い町家や小民家や空き家などをリノベーションしたオシャレな店舗が並ぶ通りです。
週末や連休には、個性的なカフェやレストランやショップなど20店舗以上が営業しています。レトロ雰囲気を味わいながら「まち歩き」が楽しめます。イオン洲本店から徒歩約5分で到着します。
洲本城は、淡路島洲本市の南にある標高133メートルの三熊山の山頂にある城です。東西800メートル、南北600メートルに総石垣造の郭があります。かつて西日本最大級の水軍の山城です。
本丸の石垣と大石段が壮大です。淡路水軍の拠点だったこともあり、本丸から海と城下町と山の180度の大パノラマの絶景を眺めることができます。洲本バスセンターから自動車で約10分で到着します。
大浜海水浴場は、洲本市の市街地に隣接する白砂青松の風光明媚な海水浴場です。南北75メートル、東西55メートルに伸びた砂浜は、見事な曲線を描いて広がります。遊歩道が整備された海浜公園です。
穏やかな海辺、美しい砂浜、立派な黒松、ふもとの山々を眺めながら散策を楽しむことができます。海水浴シーズンには、淡路島で人気のビーチとなります。遠浅の海で安心して水遊びが楽しめます。