淡路島ひな祭り「瓦とひなまつり」淡路瓦とひな人形がコラボ

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歴史・文化

淡路島で、ひな祭りイベント「瓦とひなまつり」が開催されます。淡路島の南あわじ市産業文化センターで、約400年の淡路瓦の伝統と1000年のひな祭りの歴史がコラボレーションします。

日本の伝統文化が融合した美しい雅な世界を創造します。約1000体以上のひな人形が展示されます。2023年は桃の節句に新たな顔ぶれのお雛様が多数登場します。入場料金は無料です。

瓦とひなまつりの開催期間は、2023年2月5日(日)から4月1日(土)までです。開催時間は、9時から17時までとなります。開催場所は、南あわじ市産業文化センターの展示棟です。

淡路島ひな祭り「瓦とひなまつり」
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瓦とひなまつり(ひな祭り)の基本情報

  • 開催期間:2023年2月5日(日)~4月1日(土)
  • 開催場所:南あわじ産業文化センター 展示棟
  • 住所:〒656-0341 兵庫県南あわじ市津井2285-4
  • 電話:0799-38-0201
  • 公式サイト:http://kawara-hina.com/
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 入場料金:無料
  • 駐車場:約30台
  • 駐車料金:無料
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 西淡三原ICから車で約15分
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400年の歴史を誇る淡路瓦とひなまつり(ひな祭り)

淡路瓦は、約400年の歴史を誇る淡路島の伝統産業です。三州瓦、石州瓦と並び日本三大瓦の一つに数えられています。淡路島の南あわじ市を中心に美しい銀色のサエが特徴の「いぶし瓦」が生産されています。

津井地区は、いぶし瓦の生産が盛んな地域として有名です。海と山と川と夕日など自然に恵まれた素朴な田舎の風景に瓦屋根が並んでいます。津井地区で瓦とひな人形が見事にコラボしたひな祭りが開催されます。

2023年で7回目を迎えるイベントです。3年前に瓦で地域活性化をしようと津井地区の地元有志が企画したのが始まりです。「瓦とひなの会」を結成して「瓦とひな人形」をコラボレーションさせました。

瓦とひなまつりでは、使用されなくなったひな人形の提供を呼びかけました。1年目に約500体のひな人形、2年目に600体のひな人形が集まりました。3年目に800体のひな人形が集まりました。

2019年は1000体以上のひな人形が集まりました。来場者数も、1年目は約3500人が来場して約800人が島外から、2年目は約4700人が来場して約1000人が島外からと認知度が増しています。

2019年は「つながり」をテーマとして、来場者が5000人を突破しました。2020年のテーマは「オリンピック」でした。2021年は開催されましたが、2022年は開催中止となりました。

瓦のまち「津井」で、1000体以上のレトロなおひな様と400年の伝統あるいぶし瓦の華やかな和の共演となります。

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淡路瓦とひな人形がコラボしたひなまつり(ひな祭り)

瓦とひなまつりでは、南あわじ市産業文化センターの展示棟で、約800体のひな人形を展示されます。豪華絢爛たる数々の七段飾りが集合した様々なひな壇にひな人形と色々な種類の淡路瓦が飾られます。

いぶし銀と毛せんのコラボが奏でる調和する空間がコンセプトです。

朝日海図の屏風をはじめ、鬼瓦の台座や瓦の棚などの淡路島の津井地区で特産品の淡路瓦がふんだんに使用されています。ひな人形と淡路瓦のコラボレーションを楽しめる展示となります。

約50年前まで瓦を焼くために使用された「だるま窯」の上で肩を寄せ合うようにひな人形が並べられています。重厚な鬼瓦の屏風と重厚な瓦の飾り台にお内裏様とお雛様が優しく穏やかな表情で並びます。

瓦屋根の上には、見守ってくれているかのようなお茶目なおひな様達が並んでいます。いぶし銀に輝く淡路瓦がやさしい光沢を放ち、艶やかなおひな様と面白いほどマッチしています。

いぶし瓦の屋根や鬼瓦の横には、ひな人形がズラリと並びます。頭上にはシーソーやブランコに乗っている人形も飾られています。100年前の非常に貴重な人形まであります。

淡路島の特産「淡路瓦」とひな人形がコラボレーションしたひなまつり(ひな祭り)が楽しめます。淡路瓦とひな人形という「和」の共演により、屋内空間が一足早く春の華やかさに包まれています。

1枚1枚が家を風雪から守る役割の瓦と、子供の健やかな発育を見守る役割のひな人形が融合します。土地の発展を願うような雰囲気の美しいひな祭りを堪能できます。素晴らしい和の共演です。

屋外では、おひな道具を使って遊べます。子供用のレトロな着物が用意されています。無料でレンタルと着付けができます。希望があれば着物姿で写真撮影などもできます。

オリジナルグッズコーナーでは、ひなコースターを販売しています。瓦とひなまつりの記念に作成された可愛い瓦のコースターです。オリジナルコースターでコップの底の水分を吸収します。

開幕日には、手芸や折り紙でお雛さまを作るワークショップが開催されます。セレモニーでは、提供により集まった約千体のひな人形の供養がされます。

淡路瓦を楽器として音楽活動しているグループが童謡「うれしいひなまつり」などを演奏して、参加者と一緒に歌いながら楽しいひとときを過ごしました。

なお、桜の満開となる時期に、期間限定で夜桜のライトアップが開催されます。閉館後も鑑賞できます。夜桜のライトアップとおひな様のコラボレーションが楽しめます。

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ひな人形の供養と新たな役目

ひな人形は、女の子が生まれたときに両親や祖父母から、健やかな成長と幸せを願って贈られます。女の子が健やかに成長して幸せになれば、ひな人形は本来の役目を終えたことになります。

役目を終えたひな人形を南あわじ市産業文化センターに集めて、来訪した子供たちみんなの健康と幸せを願う存在として新たな役目を担ってもらうように、毎年人形供養の儀を行って納めています。

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瓦とひなまつり(ひな祭り)のアクセス

瓦とひなまつりが開催される南あわじ市産業文化センターへのアクセスは、自動車のみとなります。高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから車で約15分です。

西淡三原インターチェンジの出口にある西路交差点の信号を真っ直ぐ進みます。県道31号線を進みます。突き当たりの湊交差点の信号を左折します。県道25号線を進みます。

海岸線を越えて内陸線となります。右手に見える大きな池が目印です。池を越えて、駐在所を越えると、南あわじ市産業文化センターへの入口があります。駐車場は無料で約30台が駐車できます。

  • 住所:兵庫県南あわじ市津井2285-4
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南あわじ市産業文化センターの概要

瓦とひなまつりが開催される南あわじ市産業文化センターは、1300年ほど前に発祥したとされている淡路瓦がわかる瓦産業に関わるものを多数展示しています。

南あわじ市産業文化センターには、淡路瓦で、甍ロード、瓦、環境瓦を敷き詰めた瓦の道を歩いて入場します。土を焼きしめてるだけなので、コンクリートとは異なるソフトタッチな感触が特色です。

瓦の道で足ざわりの違いを楽しめます。場外に、お寺の本堂の一番高いところにある大きな鴟尾(しび)を展示しており目の当たりで巨大さを感じて伝統の瓦に触れることができます。

会場には、約400年の伝統を受け継ぐ津井地区で淡路瓦の年表、製造工程の写真パネル、昭和50年過ぎまで使われていた土の窯「だるま窯」、瓦つくりに使われた数々の道具が展示されています。メインの「だるま窯」は、時代を象徴する土やレンガでできている実物の焼成窯となります。

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瓦とひなまつり(ひな祭り)周辺の観光スポット

瓦とひなまつり(ひな祭り)が開催される南あわじ市産業文化センター周辺の観光スポットは、おのころ島神社と淡路島牧場になります。

おのころ島神社は、淡路島で屈指の縁結びパワースポットです。日本三大鳥居の一つである高さ21.7メートルの大鳥居があります。本殿の丘は、国生み神話に登場する伊奘諾尊と伊弉冉尊が降り立ったとされます。

本殿前にある鶺鴒石(セキレイ石)に結ばれる縄は、一人用と二人用の握り方で願掛けをすると縁結びの願いが叶うと評判です。南あわじ市で「オノゴロ島」伝承地の一つとされています。

淡路島牧場は、淡路島牛乳に関する自然体験ができる施設です。牧場が飼育する乳牛の乳しぼり体験、子牛の乳飲まし体験でふれあうことができます。淡路島牛乳を使ったバターの手作り体験もできます。

淡路島牛乳を無料で試飲できるコーナーもあります。絶品のミルクソフトクリームを堪能できます。淡路島牧場は、淡路島で乳牛とふれあい、牛乳を用いた自然体験が楽しめます。

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