セイヨウスイセン(西洋スイセン)が見頃です。淡路島の都市公園「明石海峡公園」に、約8万株の水仙が植えられています。セイヨウスイセンは大きなラッパ状になった美しい黄色のお花を咲かせます。
開花時期は遅いのが特徴です。陽だまりの丘で、3月下旬から4月上旬まで見頃が続きそうです。
セイヨウスイセン(西洋)約8万株が見頃
3月下旬から4月上旬まで、兵庫県淡路市にある都市公園「明石海峡公園」の陽だまりの丘とやすらぎの森に植えられた約8万株が満開に咲いて見頃となります。
セイヨウスイセンは、ニホンスイセンに比べて、黄色の大きなお花で、開花時期は遅いことが特徴です。ラッパのような大きな花を咲かせることからラッパ水仙と呼ばれます。
なお、開花期間に開催する「春のカーニバル」では、日曜日と祝日に、公園ボランティアがセイヨウスイセンをはじめ、見どころを紹介するガイドツアーを開催しています。
セイヨウスイセンとは、地中海沿岸が原産の、高さは20センチから30センチくらいの、一枝一花で黄色い花びらのお花です。約7センチから約8センチと人間の拳ほどの大きなお花を咲かせます。
花びらが黄色で内弁がオレンジ色の長くラッパ状のお花が特徴です。芳しい香を放ち周辺に水仙の良い香りが漂っています。
水仙とは、古代中国でスイセン水辺で自生していたことから、姿と芳香から「水の仙人」と呼ばれたことに由来します。英名のナルシサスは、美少年のナルシサスが水面に写った自分の姿に恋焦がれて命まで落としたというギリシャ神話に由来します。
なお、3月16日(土)から5月19日(日)まで春のフラワーリレーに合わせて「春のカーニバル」が開催されています。自然豊かな淡路島がお花いっぱいになる「公園島淡路」を象徴するメインイベントです。
その他の見頃の花情報
大地の虹で高さ4メートル長さ30メートルの花飾りをしたフェニックス(花火鳥)が美しい春の花をまとっています。赤い翼に青と白と黄の羽を羽ばたかせて元気良く飛び立ちそうに見えます。
なお、花飾りをしたフェニックス(花火鳥)は震災からの再生と復活の祈りを込めたモニュメントです。
花の丘道で関西トップクラスとなる130品種1500株のクリスマスローズが4月上旬頃まで見頃です。花の丘道にあるクリスマスローズガーデンで、約1500株の綺麗で可憐な花が4月上旬まで次々と開花します。
詳細・基本情報
- 見頃期間:2019年3月下旬~4月上旬
- 見頃場所:淡路島国営明石海峡公園 陽だまりの丘
- 住所:〒656-2306 兵庫県淡路市夢舞台8-10
- 電話:0799-72-2000
- 開園時間:9:30~17:00(3月)、9:30~18:00(4月、5月)
- 入園料金:大人450円、シルバー210円、中学生以下無料
- 駐車料金:普通500円、二輪100円
- 最寄り駐車場:ウェスティン淡路地下駐車場(約600台)
- アクセス:神戸淡路鳴門道淡路ICから車で約5分