淡路島中央スマートIC開通 洲本まで5分短縮100円割安

神戸淡路鳴門道で、津名一宮インターチェンジから洲本インターチェンジまでの区間に、新しく「淡路島中央スマートインターチェンジ」が完成しました。2月17日(土)の午後3時から開通式を行い供用が開始されました。2月9日に報道陣向けの現地説明会も開かれていました。淡路島中央スマートICは、津名一宮ICから約8Km、洲本ICから約4Kmの位置にあり、本四中川原バス停駐車場に設置されており、県道洲本五色線から市道を経て神戸淡路鳴門道の上下線に接続します。洲本市中心部へは約5Km、五色町中心部へは約10Kmで結ばれます。洲本市中心部へのアクセスが従来より約5分短縮される見込みです。淡路島中央スマートIC(インターチェンジ)の名前の由来は、もともと地元の中川原地域の名前を入れて(仮称)中川原スマートインターチェンジ(IC)とされていましたが、観光地としての認知が高まっている「淡路島」を用いて、場所を差す「中央」を入れることで淡路島の中央にある洲本市の位置関係を表すことになりました。なお、2月17日(土)は現地周辺で開通式典や走り初めが行われます。地元では、中川原地域の旧中川原中学校にあるふれあいセンターで開通を記念したわくわくフリーマーケットが開催されました。

スマートインターチェンジ(SIC)とは、通行可能車両をETC搭載車両に限定しているために料金収受係が不要となり、一般的なインターチェンジ(IC)に比べて運用費用を抑えて低コストで導入できます。サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)も併設しないために総事業費を抑えています。事業用地は約4万平方メートルに及び、総事業費は約24億9000万円となっています。兵庫県では中国自動車道夢前インターチェンジ(IC)に続き2カ所目となります。車長12m以下のETC搭載の車両に対応しています。24時間、両方向(神戸方面、鳴門方面)で利用が可能です。計画交通量では1日当たり約1600台となっています。ETCゲート前では、徐行だけでゲートが開かず、一時停止が必要となります。ETC未搭載の車両が誤って進んだ場合、ゲート前のインターホンを押して係員に連絡して、ゲート脇にある退出路から戻れるように誘導されます。淡路島中央スマートIC-垂水JCT間の通行料金(普通車)は、平日1750円、休日1590円となり、洲本IC-垂水JCT間の通行料金(普通車)より、平日で110円、休日で60円安くなります。

淡路島中央スマートICの詳細情報

  • 設置場所:兵庫県洲本市中川原町市原
    (津名一宮ICから約8キロ、洲本ICから約4キロ)
  • 利用時間:24時間利用可能
  • 出入方向:両方向利用可能(神戸方面、鳴門方面)
  • 対象車種:ETC搭載の全車種(車長12m以下)
  • ETC車料金の参考価格
    垂水-淡路島中央:1750円(休日1590円)
    神戸西-淡路島中央:1980円(休日1700円)
  • 利用案内
    利用できるのはETC搭載の車両だけとなります。
    車長12メートルを超える車両は利用できません。
    スマートICでは一旦停止が必要となります。
    開閉バーが開いてから発進となります。
    誤って進入した場合インターホンから連絡してください。

淡路島中央スマートICの期待効果

高速道路の利便性の向上

淡路島中央スマートICの開通により、神戸(垂水JCT)-洲本市中心部へのアクセスが約5分短縮される見込みです。洲本市北西部-四国(鳴門北IC)へのアクセスが約8分短縮される見込みです。

高度医療サービスへアクセスの改善

淡路島で唯一の3次救急病院となる兵庫県立淡路医療センターへの淡路島北部方面からのアクセスが約5分短縮される見込みとなり、30分圏域拡大による重篤患者の受入れなど広域的な救急搬送が充実します。(※多量出血の場合、搬送時間の5分短縮で死亡率は半減)

観光資源へのアクセス向上

洲本市北部へのアクセスが向上したことにより、洲本市北部にある中川原地域の自然環境や五色地域の史跡・伝統文化などにスポットが当たり、山間部や海岸部を結ぶ一体的な観光振興が見込まれます。(ウェルネスパーク五色、五色県民サンビーチ、淡路島ブルーベリー園、山城農園、小民家カフェなど)

企業立地の増加

高速道路へのアクセスの向上により、企業誘致にも弾みがつくことが見込まれます。(※淡路島中央スマートIC計画の決定後に4社が近隣地域に進出)

淡路島中央スマートIC開通の経緯

  • 2013年3月21日
    (仮称)中川原スマートインターチェンジ(IC)地区協議会設立
  • 2013年5月17日
    洲本市長から国土交通大臣に連結申請
  • 2013年6月11日
    国交大臣から洲本市長に連結許可
  • 2013年6月11日
    国交大臣から本州四国連絡高速道路に事業許可、2017年度末に設置決定
  • 2015年5月19日
    安全祈願祭を行い着工開始
  • 2017年8月1日
    正式名称「淡路島中央スマートIC」を決定
  • 2018年2月17日
    淡路島中央スマートICの供用開始

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