ゴールデンウイークGWイベントが開催されます。淡路島淡路市にある野島断層を保存展示する北淡震災記念公園で、阪神淡路大震災の状況と教訓をわかりやすく伝えて、防災の意識を高める企画となります。
特別企画展「平成の災害 ~新聞はどう伝えたか~」をはじめ、神戸の壁 影絵原画展、オリジナル紙芝居、平成から令和へ 皇室と被災地北淡 写真展、日替わりで震災の語りべの体験談や教訓などが行われます。
ゴールデンウイークイベントの開催日時は、4月27日(土)から5月7日(火)までとなります。5月5日こどもの日には、小学生全員にノート1冊と「野島断層を見学しよう」ワークブックがプレゼントされます。
ゴールデンウイークGWイベント
4月27日(土)から5月7日(火)まで、淡路島淡路市にある野島断層を保存展示する北淡震災記念公園で、ゴールデンウイークGWイベントが開催されます。阪神淡路大震災の状況と教訓をわかりやすく伝えて、防災の意識を高める企画となります。
なお、北淡震災記念公園の詳細については、「北淡震災記念公園 淡路島で阪神淡路大震災の野島断層を保存展示」の記事をご参照ください。
特別企画展と影絵原画展
特別企画展は、震災体験館で「平成の災害 ~新聞はどう伝えたか~」と題した展示となります。影絵原画展は、保存館エントランスで「神戸の壁」の影絵原画が展示されます。
なお、特別企画展と影絵原画展は、4月20日(土)から5月中旬まで開催されます。
震災の語りべ
震災の語りべは、保存館ガイダンスルームで体験談や教訓など実体験に基づいてお話をします。ゴールデンウィークGW期間は、日替わりで語りべさんが登場します。スケジュールは以下の通りとなります。
スケジュール
- 4月27日(土):神木必勝さん(震災当時淡路広域消防北淡出張所長。災害対策本部で情報収集や消防団へ指示を出しました。)
- 4月28日(日):中谷欽輔さん(元兵庫県職員、北淡震災記念公園初代総支配人 。PTA会長や町内会長等の地域活動で活躍しました。)
- 4月29日(月・祝):三好正文さん(神戸新聞NIX推進部アドバイザー。1984年神戸新聞社入社、阪神・淡路大震災当日、社会部記者として全壊した神戸三宮の本社で宿直勤務だった。2015年からほぼ毎年、北淡震災記念公園で神戸新聞社主催の災害企画展を開催している。)
- 4月30日(火・祝):米山正幸さん(北淡震災記念公園震災総支配人。当時北淡町で一番被害の大きかった富島地区で消防団員として活動。様々な体験記録をまとめ全国で語りべとして活動しています。)
- 5月1日(水・祝):人形寺祥弘さん(震災当時は地元の信用金庫に努めていました。様々な地域活動やボランティア活動を行い、平成29年から語りべ活動開始。)
- 5月2日(木・祝):桂孝弘さん(震災当日はフェリーの船員として震源の真上で地震を体験。民生委員として地域の復興に活躍してきました。ボランティアやまちづくりの経験を語ります。
- 5月3日(金・祝):森康成さん(北淡にある淡路高等学校で生徒への防災教育に取り組み、退職後語りべとして活動開始。)
- 5月4日(土・祝):廣岡卓樹さん(震災当時、北淡町役場総務課長。平成21年に退職まで行政の立場で震災からの復興を見守ってきました。)
- 5月5日(日・祝):向井規子さん(震災では富島地区で倒壊した自宅の下敷きになりました。震災時町や子供たちの様子を語っています。)
- 5月6日(月・祝):米山正幸さん(2回目の登場、熱い思いを再び語ります。)
紙芝居「まーくんが伝えたいこと」
紙芝居「まーくんが伝えたいこと」は、北淡震災記念公園のオリジナル紙芝居となります。保存館の受付の後方で上映会を開催しています。阪神淡路大震災をわかりやすく伝えます。
こどもの日プレゼント
5月5日こどもの日には、北淡震災記念公園に来館された小学生全員を対象に、ノート1冊と「野島断層を見学しよう」ワークブックがプレゼントされます。
詳細・基本情報
- 開催日時:4月27日(土)~5月7日(火)
- 開催場所:北淡震災記念公園
- 開催住所:〒656-1736 兵庫県淡路市小倉177
- 電話番号:0799-82-3020
- 入館料金:大人700円、中高生300円、小学生250円
- 営業時間:9:00~17:00
- レストラン:10:00~15:30
- 駐車場:無料(普通200台、大型50台)
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道淡路ICから車で約20分、北淡ICから車で約10分