淡路島 初詣「伊弉諾神宮」日本最古の神社で国生み神話ゆかりの地

淡路島で初詣といえば、全国でも知る人ぞ知る歴史と格式を誇る神社「伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)」となります。通称「いざなぎさん」です。淡路島に住む島民であれば、初詣は地元の神社といざなぎさんという方が多いのかもしれないくらいポピュラーです。最近ではパワースポットとして注目され始めて全国各地からも参拝客が増えています。まずはその歴史ですが、伊弉諾神宮は日本に現存する最古の書物「古事記」と「日本書紀」に創祀の記載があり日本最古の神社とされています。次に格式ですが、伊弉諾神宮は格式が高い「神宮」を名乗ることができる全国24社しかない1社になります。さらに、神位は一品という極位、社格は官幣大社、祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)という日本神話の「国生み」に登場する2柱ということだけでも関西でも有数のパワースポットといえるでしょう。一の鳥居、二の鳥居、手水舎、表神門、拝殿、本殿とそれ以外にも、樹齢900年の「夫婦の大楠」、神の島を司る「陽の道しるべ」、放生神事が行われた「放生の神池」、リーブ21奉賛の「頭髪感謝碑」などパワースポットが目白押しです。淡路島を訪れる機会があれば、一度は参拝してほしい場所です。なお、初詣は参拝客が多いために、近くの一宮中学校や多賀小学校のグラウンドが駐車場(500円)として開放されます。他にも淡路香りの公園や一宮体育センターなどの駐車場も利用できます。年末には拝殿など29カ所に新しいしめ縄が取りつけられます。正門の長さ4.2メートル、直径27センチの大きなしめ縄は見事です。

住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740
電話:0799-80-5001
駐車場:25台(無料)
伊弉諾神宮の年末年始の行事予定
12月31日(金)午後3時~「年越大祓式」、午後6時~「除夜祭」
1月1日(土)午前4時半~四方拝斎行、午前5時~「歳旦祭」
1月2日(日)午前10時~「淡路祖霊社新年祭」
1月3日(月)午前10時~「元始祭」

国生み神話で最初に創造された淡路島、最初に創始された伊弉諾神宮
「古事記」と「日本書紀」に、国生み神話として「神代七代の最後に登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の男女二柱の神が、最初に「淤能碁呂島(おのごろじま)」に降り立ち、ここから淡路島、四国、隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡および大倭豊秋津島(本州)を生みました」と記されています。さらに「伊弉諾大神は国生みの大業に始まる神功を終えられて、御子神なる天照大神(あまてらすおおみかみ)に国家の統治の大業を委譲されて、最初にお生みになられた淡路島の多賀の地に「幽宮(かくりのみや)」を構えて、余生を過ごされました」と記されています。そして、その御住居跡に御神陵が営まれ、そこに最古の神社として創始されたのが、伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)の起源とされています。

伊弉諾神宮の太陽軌道の極地座標に神々が鎮座する「陽の道しるべ」
伊弉諾神宮は、「日之少宮(ひのわかみや)」とも記されています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を太陽神と称えて、御子神である天照皇大神(あまてらすおおみかみ)の朝日の神格と対比する日之少宮(ひのわかみや)として夕日の神格を表現しています。宮司によりますと、伊弉諾神宮から太陽軌道の極致にあたる方位には、夏至・冬至・春秋仲日の日出と日没の地に神々が鎮座していることが確認されています。伊弉諾神宮は伊勢神宮と同緯度上となり、中間点に最古の都「飛鳥藤原京」があります。夏至の日出は諏訪大社、夏至の日没は出雲大社となります。春分秋分の日出は伊勢神宮、春分秋分の日没は海神神社となります。冬至の日の出は熊野那智大社、冬至の日没は高千穂神社となります。これらの偶然は、淡路島が国生み神話で最初に生まれた島であり、神々の坐す大八島(おおやしま)の中で天と地を結ぶ能(はたらき)が太古から脈々と生き続けている「神の島」であることを示しているのかもしれません。

樹齢900年の夫婦円満、子孫繁栄にご利益「夫婦大楠(めおとのおおくす)」
伊弉諾神宮は、伊弉諾大神(いざなぎ)と伊弉冉大神(いざなみ)で夫婦の正道の掟を定められた皇祖(すめみおや)の大神様です。樹齢900年を誇る夫婦大楠(めおとのおおくす)は、元は二本の「楠(くすのき)」がいつしか値を合わせて一株に成長したものです。御神霊が宿るご神木として、夫婦大楠の根元に岩楠神社として国生み神話で最初に生まれた神とされる蛭子(ひるこ)大神をお祀りしています。夫婦大楠(めおとのおおくす)は、夫婦円満、安産子授、子孫繁栄、縁結びの御利益があると祀られています。

放生神事が行われた「放生の神池」
伊弉諾神宮の神前の御池は、「放生池」とも呼ばれ、古くは放生神事(鳥や魚を放して生命の永続を祈る行事)が行われていました。今でも病気平癒のための命乞に「鯉」を放ち、快癒の感謝に「亀」を放つ信仰習慣があります。
リーブ21奉賛の「頭髪感謝碑」
伊弉諾神宮の「頭髪感謝碑」は、リーブ21が全国の毛髪に携わる人々の「毛髪への感謝をする発場」となると建立に賛同して奉賛しました。「髪」は「カミ」と訓じて「神」や「上」に通ずる語彙であり、太古から頭髪を生命存在の象徴として霊魂の宿るものと神聖化されてきました。髪の毛への感謝と、髪に携わる人々の発展と幸せを祈念したものです。

淡路島で伝説の屋台 池田商店「池田のピンス焼き」
初詣やお祭りなどで出店される屋台ですが、淡路島の島民の誰もが知っているほど超有名で、島民の誰もが一度は食べたいと思うほど超人気で、もはや伝説と化した屋台といえば「池田商店さんのピンス焼き」です。通称「池田のピンス焼き」です。「ピンス焼き」とは、俗に言うと「ベビーカステラ」っぽいものといえばわかりやすいかもしれません。ただ、決定的な違いは表面だけ焼いて中身は半熟の状態で提供されるところです。ベビーカステラをただ半熟にしただけとはわけが違うのかもしれません。昔から池田人気にあやかって他店も中身を半熟にして追随しますが、池田のピンス焼きだけが半熟の状態で独特の風味と甘みを持ち、誰もが癖になる味となることから毎回毎回長蛇の列は変わらず今も昔も不動のトップです。もし、初詣で列の人数が少なければ迷わず並ぶそんな出店です。

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