伊弉諾神宮 淡路島に日本最古の神社 国生み神話パワースポット

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伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)は、淡路島にある日本最古の神社です。国生み神話ゆかりのパワースポットです。日本最古の書物「古事記」と「日本書紀」に創祀の記載があります。格式は「神宮」を名乗る全国24社の1社です。神位は一品という極位、社格は官幣大社です。

御祭神は伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)という日本神話の「国生み」に登場する二神です。淡路国一宮(淡路島で1番社格と格式が高い神社)として古来より人々から崇敬されてきた由緒正しい神社です。淡路島を訪れたら是非とも行って欲しい観光スポットです。

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伊弉諾神宮の基本情報

住所と電話

  • 住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740
  • 電話:0799-80-5001

参拝時間と営業時間

  • 入場料金:無料
  • 参拝時間:24時間参拝可能
  • 営業時間:8:30~17:00(社務所)
  • 定休日:年中無休

駐車場とアクセス

  • 駐車場:無料(一の鳥居の右奥の駐車場約25台、一の鳥居の左奥の駐車場約50台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道の津名一宮ICから車で約10分

伊弉諾神宮の由緒と歴史

伊弉諾神宮は、淡路島にある日本最古の神社です。日本最古の書物「古事記」と「日本書紀」に創祀の記載があります。淡路国一宮(淡路國一之宮)として古来より人々から崇敬されてきた由緒正しい神社です。

日本最古の神社と国生み神話

伊弉諾神宮と淡路島は、国生み神話と深い関係にあります。伊弉諾神宮は国生みの大業を終えた大神が余生を過ごされた場所として日本最古の神社となりました。淡路島は国生み神話で最初に誕生した島となっています。

日本に現存する最古の書物となる「古事記」と「日本書紀」では、「国生み神話」で以下のように記述があります。

「神代七代の最後に登場する伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の男女二柱の神が、最初に「淤能碁呂島(おのごろじま)」に降り立ち、ここから淡路島、四国、隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡および大倭豊秋津島(本州)を生みました」と記されています。つまり、日本列島の最初に誕生した島が淡路島ということになります。

次に、「伊弉諾大神は国生みの大業に始まる神功を終えられて、御子神なる天照大神(アマテラスオオミカミ)に国家の統治の大業を委譲されて、最初にお生みになられた淡路島の多賀の地に「幽宮(かくりのみや)」を構えて、余生を過ごされました」と記されています。

つまり、伊弉諾大神は国生みの大業を終えると淡路島の多賀に住まわれて隠居していたということになります。そして、その後、御住居跡には御神陵が造営されて、整備されて神社となりました。

至貴の聖地として最古の神社として創始されたのが、伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)の起源となります。地元の一宮地域では、淡路国一宮にちなんで「いっくさん」と親しまれています。

淡路島の津名地域の多賀地区に鎮座することから、淡路島神・多賀明神・津名明神などと崇められています。2004年に平安時代から鎌倉時代の伊弉冉尊を現したご神像9体が発見されて注目されました。

古事記と日本書紀に創祀の記載

伊弉諾神宮の歴史は、日本に現存する最古の書物「古事記」と「日本書紀」に創祀の記載があります。

第17代天皇の履中天皇の5年9月条に島に居る「伊奘諾神」との記載があります。履中天皇は、4世紀に即位した在位期間6年の天皇陛下になります。該当する神社は、伊弉諾神宮とされています。

第19代天皇の允恭天皇の14年9月条に「島神」の記載などがあります。允恭天皇は、5世紀に即位した在位期間42年の天皇陛下になります。該当する神社は、伊弉諾神宮とされています。

これら2つの事象が記されている伊弉諾神宮は、古事記と日本書紀に記載された最も古い神社となります。伊弉諾神宮は、古事記と日本書紀に創始の記載がある由緒正しき日本最古の神社とされています。

格式「神宮号」と品位「一品」

伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)の格式は、「神宮」を名乗ることができる全国24社しかないうちの1社となり高い格式を誇っています。1954年に昭和天皇の「神宮号」の宣下に神宮に昇格となりました。

淡路国一宮として旧官幣大社で兵庫県で唯一の「神官号」を宣下された「神宮」を名乗る神社です。

伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)の神位は一品という極位、社格は官幣大社です。祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)という日本神話の「国生み」に登場する2柱となっています。

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伊弉諾神宮の祭神とご利益

伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)の祭神は、二柱です。

  • 伊弉諾尊(イザナギノミコト)
  • 伊弉冉尊(イザナミノミコト)

二柱は、日本神話の国産みに登場します。「幽宮御記」における祭神では、「伊弉諾尊一柱也」と記載されており、伊弉諾尊のみを祭神として祀られていたと考えられていました。

1870年に江戸時代から明治時代に移行する廃藩置県の過程で、登場した名東県(阿波国・淡路国・讃岐国)から、伊弉諾神宮は、伊弉諾尊の1柱のみとされました。

1930年に本殿を開く伊弉諾尊と伊弉冉尊が国生み神話の伝来のまま祭祀されていました。資料を添えて1柱から2柱を祭神として祀るよう政府に要望しました。

1932年に内務大臣から「請祭神を配祀として増加の件聴届く」と許可がでました。正式に2柱を祭神として祀ることになりました。

伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)のご利益は、男神の伊弉諾尊と女神の伊弉冉尊の二神をお祀りしている神社となることから、たくさんあります。

  • 縁結び、恋愛成就、夫婦円満、子授け、安産祈願、家内安全、子孫繁栄、厄除け、無病息災、病気平癒、延命長寿、商売繁盛、豊作大漁、出世開運、国家安泰

御祭神の御神徳として、国生み神話で伊弉諾尊と伊弉冉尊が夫婦の契りを結び、日本を誕生させたことから、恋愛、夫婦、子供にまつわるご利益から、新規、繁盛、拡大、安泰など仕事にまつわるご利益まであります。

伊弉諾神宮の表参道から正門まで

伊弉諾神宮は、一の鳥居(大鳥居)、二の鳥居、手水舎、表神門(正門)まで一直線に並んでいます。パワースポットとして、神の島を司る「陽の道しるべ」、放生神事が行われた「放生の神池」があります。

一の鳥居(大鳥居)と石灯篭

一の鳥居(大鳥居)は、約8メートルある石の大鳥居です。花崗岩製の神明型鳥居として日本で最大規模です。一の鳥居からは、両サイドに石灯篭、二の鳥居、神橋、表神門(正門)、拝殿と一直線に美しく並びます。

1995年の阪神淡路大震災で倒壊して再建されました。一の鳥居をくぐり二の鳥居に進むとずらりと石灯篭が並んでいます。左右に木々が生い茂り、神聖な気持ちにさせてくれます。砂利が撒かれています。

大きな石灯篭があります。本殿に向かって右の石灯篭に「修理」、左側の石灯篭に「固成」と刻まれています。古事記の国生み神話の登場する言葉です。

国生み神話で、天の神々が、伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)に、国土をあるべき姿に整え(修理)、固めなさい(固成)」と命じた言葉です。

神々が日本を創造した一番大切な言葉で、神道の基本となる種々のものを発明するという意味です。

狛犬と石碑

一の鳥居の両脇には、大きな狛犬があります。台座から約2メートル近くになるであろう立派な狛犬です。狛犬は、獅子や犬に似た日本の獣で想像上の生物とされています。

神社の入口の両脇、本殿の正面左右に一対で向き合う形で、参拝者と正対する形で置かれています。日本に伝来した当初は獅子だったことから、伊弉諾神宮では獅子の狛犬となっています。

一の鳥居の左側には、大きな石碑があります。高さ約4メートル、直径約60センチの立派な石碑です。2017年9月23日の「国生みの日」に除幕式が行われました。

2016年4月に文化庁の日本遺産に認定された「古事記の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」~古代国家を支えた海人(あま)の営み~」を記念して建立されました。

さざれ石の碑

一の鳥居をくぐった右手には、天皇陛下即位20年記念として、さざれ石の碑が建立されています。平成20年を奉祝して、敬神生活の綱領と国歌「君が代」が刻まれた記念碑となっています。

香りの碑

二の鳥居をくぐった右手には、香りの碑があります。推古天皇3年夏4月に香木(沈水)は、淡路島に漂着したのを記念して1400年となる1995年に建立されました。碑文に「香」と刻まれています。淡路島は、日本の香道の始まりの地とされています。

放生の神池

表神門(正門)の手前には、放生の神池があります。伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)の神前にある御池は「放生の神池」と呼ばれています。伊弉諾大神の幽宮の跡地に造営された御神陵にあった掘の遺構とされています。

古くは放生神事(鳥や魚を放して生命の永続を祈る行事)が行われていました。現在でも、病気平癒や不老長寿のための命乞として「鯉」を放ち、快癒の感謝として「亀」を放つ信仰習慣があります。

神橋を渡って右手には、水神を祀る延寿宮があります。神橋を渡って左手には、手水舎があります。神橋を渡って正面が表神門(正門)となります。

手水舎

神橋を渡って左手に大きな石で彫られた手水舎があります。豊臣秀吉が大阪城の築城のために全国より集めた巨石が、誤って郡家浦の沖合いに沈んでしまいました。江戸時代の末期に、氏子が引き上げて手水鉢として奉納しました。長寿の象徴である亀の口から水が出ています。

馬場

表神門(正門)の前は、馬場の広場となっています。秋祭には、流鏑馬(やぶさめ)奉射の馬場となります。東西に伸びる馬場は、約150メートルの走路となります。

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伊弉諾神宮の陽の道しるべ

陽の道しるべは、二の鳥居をくぐった左手にあるモニュメントです。伊弉諾神宮を中心とする日本地図に、太陽の運行が示されています。日の出と日の入の方位に日本を代表する神々が鎮座しています。

伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)は、「日之少宮(ひのわかみや)」とも記されています。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を太陽神と称えて、御子神である天照皇大神(あまてらすおおみかみ)の朝日の神格と対比する日之少宮(ひのわかみや)として夕日の神格を表現しています。

宮司によりますと、伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)から太陽軌道の極致にあたる方位には、夏至・冬至・春秋仲日の日出と日没の地に神々が鎮座していることが確認されています。

伊弉諾神宮は伊勢神宮と同緯度上となり、中間点に最古の都「飛鳥藤原京」があります。夏至の日出は「諏訪大社」、夏至の日没は「出雲大社」となります。

春分秋分の日出は「伊勢神宮」、春分秋分の日没は「海神神社」となります。冬至の日の出は「熊野那智大社」、冬至の日没は「高千穂神社」となります。

これらの偶然は、神々の坐す大八島(おおやしま)の中で天と地を結ぶ能(はたらき)が太古から脈々と生き続けている「神の島」であることを示しているのかもしれません。

淡路島が国生み神話で最初に生まれた「始まりの島」であることを示す、太陽神の思し召しなのかもしれません。古代のロマンを実感できる太陽神のパワースポットとなります。

伊弉諾神宮の本殿と拝殿

伊弉諾神宮の本殿には、表神門、拝殿、本殿、樹齢900年の「夫婦の大楠」、リーブ21奉賛の「頭髪感謝碑」などのパワースポットがあります。

表神門(正門)

表神門(正門)は、明治16年に再建されました。一聞一戸四脚門となります。以前は左右に随身像の閽神(かどもりのかみ)が置かれた随身門(邪悪なものの進入を防ぐ門)でした。再建されて現在の姿となりました。

拝殿

拝殿は、表神門(正門)をくぐって正面中央にあります。重厚な入り母屋造りの建物です。舞殿を兼ね備えています。宮司や巫女が登場して神事が執り行われます。明治15年に再建されました。

和楽器の音楽が流れて綺麗な衣装を身に着けて神楽を舞ったりします。伊弉諾神宮では、淡路島を国生み神話の島として伝統文化を発信するために、創生国生み神楽の演舞や三大神話神楽祭を開催しています。

本殿と神域

本殿は、拝殿の奥にあります。明治時代に後背の御陵地を整地して移築されたもので、それ以前は、禁足の聖地であった。御陵を中心として神域の周囲は霧で覆われていた伝えられています。

正面の神池や背後の湿地は当時の遺構といわれています。境内は約1万5000坪です。江戸時代の地図では、2丁4方の社領とあり広大な神域であったとされています。

明治元年から20年の歳月をかけて大造営を行っています。最初に改築されたのが本殿です。明治九年から神陵部が整備されました。本殿が墳丘上に移築されました。以前は、本殿後ろに伊弉諾大神の神陵があり神代から禁足でした。神陵の墳丘を覆うように二重に基壇を設けています。

本殿の形式は、三間社流れ造向拝付です。屋根の桧皮葺きは前方の幣殿と連結しています。一屋根にみせている本殿大床下に、神陵の数十個の聖なる石が格納されています。明治時代の大造営により、官幣大社として本殿、拝殿、幣殿、正門、中門、翼廊、渡廊、透塀、正門が整備されています。

本殿には、祭神として伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が祀られています。本殿の下に伊弉諾尊の御陵があります。本殿は拝殿の後ろにありますが、立ち入ることはできません。

なお、本殿の裏に回ると参拝所があります。全国の有名な神社では、本殿裏は最高のパワースポットとして人気となっています。

昭和天皇御手植

拝殿の右側には、昭和天皇が植えられた楠の木があります。大正11年11月30日の皇太子殿下だった頃に、御観拝された際に御手植されています。

頭髪感謝碑

夫婦大楠(めおとのおおくす)の裏手に、「頭髪感謝碑」があります。リーブ21が全国の毛髪に携わる人々の「毛髪への感謝をする発場」となると建立に賛同して奉賛しました。

「髪」は「カミ」と訓じて「神」や「上」に通ずる語彙であり、太古から頭髪を生命存在の象徴として霊魂の宿るものと神聖化されてきました。髪の毛への感謝と、髪に携わる人々の発展と幸せを祈念したものです。

神輿庫

頭髪感謝碑の奥には、茅葺寄棟造りの珍しい様式の神輿庫があります。六角鳳輦型の豪華な神輿を格納しています。4月22日の春の例祭「神幸式」には、豪華な「御神輿」と 10基の絢爛な「淡路ふとんだんじり」が、伊弉諾神宮の境内に勢揃いします。

神馬の像

本殿の右側に、菊の御紋が付いた神馬の銅像があります。

祓殿

本殿の左側に、祓殿があります。神事の開始に際して一同がお祓いを受ける場所です。地元では、罪穢れを清めたのちに、本宮を参拝する慣わしがあります。

力石

表神門(正門)をくぐって左端に「力石」が置かれています。祭事では奉納相撲や力試しが行われていました。力石は、持ち上げたり、運んだり、距離を競ったりするのに使用されました。

皇大神宮遥拝所

表神門(正門)をくぐって右端に「皇大神宮遥拝所」があります。真東の方角に伊勢神宮(伊勢の皇大神宮)が鎮座しています。北緯34度27分23秒の同緯度上にあります。

伊弉諾神宮と伊勢神宮の中央に飛鳥・藤原京がありました。伊弉諾神宮では、年間様々な祭典に合わせて、遥拝式が行われている聖域となっています。

東西門 二棟

表神門(正門)の左右には、東と西に2つの門があります。 四脚門の秀作といわれています。元禄元年の修築の記録が残されています。伊弉諾神宮の境内で最古の建造物となります。

四脚門の東西門二棟と茅葺寄棟造りの神輿庫は、阿波藩主 蜂須賀家が寄進しています。

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伊弉諾神宮の御朱印帳と御朱印

伊弉諾神宮の御朱印は、表神門をくぐって左側にある御朱印受付所でいただきます。拝殿からは右側にあります。御朱印帳「御神印帳」は1500円で販売されています。御朱印は300円です。

御朱印には、菊の御紋と幽宮と淡路国一宮の押印があります。御朱印帳は、御神印帳と表記されています。菊の御紋と幽宮と淡路国一宮と、伊弉諾神宮の別称である日之少宮が刺繍されています。

伊弉諾神宮のお守りと絵馬

伊弉諾神宮のお守りと絵馬は、表神門をくぐって右側で巫女さんが販売しています。お守りで人気は、桃の実お守り(1000円)と夫婦お守り(1500円)と縁結御守(1500円)となります。絵馬は、神桃絵馬(500円)が販売されています。

伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の夫婦の神様と、樹齢900年の夫婦大楠から、縁結び・夫婦縁満、国生み神話に登場する厄除け・魔除けの桃にちなんだお守りと絵馬が人気です。

桃の実お守りは、美しい色をした桃の形に彫った木のお守りです。伊弉諾神宮の名前が付いた金色のわらじと鈴とカラフルな編み紐が付いています。

夫婦お守りは、赤と青の対になったお守りです。お守りには夫婦御守と書かれています。立派な木箱に入れられています。木箱には「夫婦御守 幽宮 淡路国一宮 伊奘諾神宮」と書かれています。

縁結御守は、ピンクと水色が対になったお守りです。お守りにはひらがなで「えんむすび」と書かれています。立派な木箱に入れられています。木箱には「えんむすび 幽宮 淡路国一宮 伊奘諾神宮」と書かれています。

神桃絵馬は、桃の形をして、実は下半分がピンク色、上半分が黄色、葉っぱは緑色をしています。色鮮やかな桃の絵馬となります。「祈願 神桃絵馬 淡路国一宮 伊奘諾神宮」と書かれています。

桃にまつわる物語として、日本の国生み神話では、伊弉諾尊(イザナギノミコト)が伊弉冉尊(イザナミノミコト)を探しに、現世から黄泉の国に行く物語があります。

伊弉諾尊(イザナギノミコト)が、伊弉冉尊(イザナミノミコト)との約束を破って見てはいけない姿を見てしまったために黄泉の国の化け物に追いかけられてしまいます。

黄泉の境に生えていた桃の実を3つを手に取って投げつけて難を逃れました。このことから、桃には「魔除け」「厄除け」に効果があるとされるようになりました。

伊弉諾神宮の夫婦大楠 樹齢900年

拝殿の最右に、樹齢900年を誇る夫婦大楠(めおとのおおくす)があります。根元の周囲は12.4メートル、高さ30メートルの大きな楠木になります。

夫婦大楠は、高さ2メートルくらいから2つに枝分かれしています。元々は2本の「楠(くすのき)」がいつしか値を合わせて一株に成長したものとなります。

太い枝は幹囲が5.4メートル、細い枝は幹囲が3.8メートルあります。枝張りは、南へ約16メートル、北へ約12メートルに伸びています。

伊弉諾神宮は、伊弉諾大神(イザナギ)と伊弉冉大神(イザナミ)で夫婦の正道の掟を定められた皇祖(すめみおや)の大神様となっています。

夫婦大楠は、夫婦神の伊弉諾尊・伊弉冉尊の御神霊が宿るご神木となります。夫婦大楠の根元に岩楠神社として国生み神話で最初に生まれた神とされる蛭子(ヒルコ)大神をお祀りしています。

夫婦大楠(めおとのおおくす)は、ご神木として子授けの神、安産の神となっています。夫婦円満、安産子授、子孫繁栄、縁結びの御利益があると奉られています。

江戸時代の淡路の古地誌に「連理(れんり)の楠」と記されています。1973年3月9日に兵庫県の文化財として指定されました。なお、クスノキは兵庫県の県樹で、大楠は貴重な文化財として保存されています。

伊弉諾神宮の摂社末社

左右神社

本殿の最右奥に、左右神社があります。左目より出現した天照皇大神、右目より出現した月読尊が祀られています。摂社・末社(枝宮・枝社)として、本殿の東、伊勢神宮の方位に鎮座して、病気平癒の祈願所となっています。

鹿島神社・住吉神社

本殿の右側に、鹿島神社・住吉神社があります。摂社・末社(枝宮・枝社)として農業守護と武運長久の神徳を仰いで祀られています。

根神社・竈神社

本殿の右側に、根神社・竈神社があります。摂社・末社(枝宮・枝社)として、酒造・醸造の守護神として祀られています。なお、伊弉諾神宮の御神酒は、千年一酒造が奉納しています。千年一酒造の「國生みの雫」は、幽宮の御領酒となります。

淡路祖霊社

淡路祖霊社は東門をくぐるとあります。明治8年に創始されました。淡路出身の先賢と、明治屯田兵、日清、日露、大東亜の英霊並びに没した英霊並びに伊弉諾神宮歴代の祝職が祀られています。

遺品館

淡路祖霊社の脇に遺品館があります。御霊名を金属板に刻んで壁面に掲げられています。御祭神の遺品や軍役の資料を展示しています。

伊弉諾神宮のその他施設

貴賓殿・参集殿

貴賓殿・参集殿は、二諮問をくぐるとあります。昭和8年に建築されました。皇族をお迎えする建物です。貴賓間は、平成27年に現在の位置に移設されました。参集館との共有の施設です。

お土産店「せきれいの里」

お土産店「せきれいの里」は、二の鳥居を右折して少し進むとあります。夫婦をテーマとした「地域の資源」や「地元食材」を活かしたオリジナル商品を販売しています。

淡路島の観光拠点として、夫婦(家族)の絆を深める体験メニューも数多く取り揃えております。「せきれい」という名前は、夫婦円満の御神鳥として崇められた「鶺鴒」(せきれい)に由来します。

せきれいの里の基本情報

  • 住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740
  • 電話:0799-70-1010
  • 営業時間:10:00~16:00

御社池

本殿の裏の杜の奥に御社池があります。古来より、伊弉諾神宮では神陵地を囲うように濠を巡らされていました。本殿の後にある御社池と正門の前にある神池は、悠久の濠の名残となります。

伊弉諾神宮の体験メニュー

夜間特別参拝 ライトアップと創生国生み神楽

毎月22日(水)の夜間、19時から20時30分まで伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)にて「夜間特別参拝ライトアップと創生国生み夜神楽」が開催されます。拝殿や正門、大鳥居、夫婦大楠など10基のライトで照らして、参道も300個のローソクが灯されてライトアップされます。幻想的な雰囲気の中を、お香で清めて語り部(コンシェルジュ)の案内で拝殿の特別正式参拝を体感出来ます。「創生国生み神楽」の舞を鑑賞出来ます。

ライトアップと創生国生み神楽の基本情報

  • 受付時間:18:00~
  • 開始時間:19:00~20:30
  • 特別参拝祈願(約50分)
  • 創生国生み夜神楽の舞(約40分)
  • 特別参拝と神楽鑑賞:3800円
  • 縁満勾玉根付、せきれいの里おもてなし券(300円相当)をプレゼント

語り部(コンシェルジュ)参拝

伊弉諾神宮を語り部(コンシェルジュ)と共に巡ります。お香で清めて神宮内の様々なパワースポット(神宮の森の老松、夫婦の大楠、放生の神池)を語り部(コンシェルジュ)の案内で回ります。拝殿の特別正式参拝も体感出来ます。

コンシェルジュ参拝の基本情報

  • 受付時間:13:00~
  • 正式参拝:14:00~
  • 料金:2500円(希望日10日前までに要予約)
  • 縁満勾玉根付、せきれいの里おもてなし券(300円相当)をプレゼント

神様の結うとおり

伊弉諾神宮前にある通りを「神様の結うとおり」と名付けています。古事記の35柱の神々のモニュメントが建立されています。8つの願意に合わせてパワースポットを巡ります。お香で清めて語り部(コンシェルジュ)の案内により、拝殿の特別正式参拝も体感出来ます。

神様の結うとおりの基本情報

  • 受付時間:10:00~、13:00~
  • 正式参拝:11:00~、14:00~
  • パワスポットめぐり:4800円(約120分)(希望日10日前までに要予約)
  • 人力車コースめぐり(お一人様):10000円(希望日10日前までに要予約)
  • 人力車コースめぐり(お二人様):18000円(希望日10日前までに要予約)
  • 縁起ガラス、縁満勾玉根付、せきれいの里おもてなし券(300円相当)、商店街 開運
  • メニュー(1500円相当)をプレゼント

伊弉諾神宮の祭り

古来から伝わるしきたりに倣って、お祭りが執り行われています。

年間スケジュール

  • 1月:1日(歳旦祭)、3日(元始祭)、14日(淡路祖霊社 新年祭)、15日(粥占祭)
  • 2月:節分日(節分厄除祭)、立春日(湯立神楽祭)、11日(紀元祭 遙拝式)
  • 3月:17日(祈年祭)、春分日(春季皇霊祭 遙拝式)
  • 4月:20日(春の例祭 宵宮祭)、21日(淡路祖靈社例祭・春の例祭 前日祭)、22日(春の例祭 本殿祭・神拝祭)、29日(昭和祭)
  • 5月:立夏日(湯立神楽祭)、下旬日(播種祭)
  • 6月:下旬日(御田植祭)
  • 7月:2日(半夏生祭)、旧暦6月15日(夏越大祓式 夏祭宵宮祭)、旧暦6月16日本宮(夏祭本祭 献灯祭)
  • 8月:5日(濱神社夏祭)、立秋日(湯立神楽祭)、15日(大東亜戦争戦没者追悼祭)
  • 9月:23日 秋分日(秋季皇霊祭 くにうみ神話祭 遙拝式)、中秋日(観月祭)
  • 10月:1日(抜穂祭 御齋田稲刈式)、8日(秋祭 宵宮祭)、9日(秋祭 本祭 流鏑馬神事)、10日(神德講社大祭)、17日(神嘗奉祝祭 遙拝式)、20日(頭髪感謝祭)
  • 11月:3日(明治祭)、立冬日(湯立神楽祭)、15日(七五三祝祭)、23日(新嘗祭)
  • 12月:13日(事始め 大注連縄奉製)、23日(天長祭)、31日(歳越大祓式 除夜祭)

三大神話神楽祭

三大神話神楽祭は今年で11年目を迎えます。日本の神話の伝承地である兵庫県淡路島と島根県出雲、宮崎県高千穂の神楽が競演します。日本の三大神話として高千穂「日向神話」では天孫降臨を伝える歌舞、出雲「国譲り神話」ではスサノオノミコトの八岐大蛇退治の歌舞、淡路「国生み神話」ではイザナギとイザナミによる国生み伝承の歌舞が、神楽として披露されます。

2016年に淡路島の「国生みの島・淡路」が日本遺産に登録されました。淡路島を国生み神話の島としてPRするために、2017年に9月23日を「国生みの日」に制定しました。三大神話神楽祭は、淡路島を国生み神話の島として神楽などの伝統文化を発信するために開催されます。

伊弉諾神宮の初詣

淡路島で初詣といえば、全国でも知る人ぞ知る歴史と格式を誇る神社「伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)」となります。通称「いざなぎさん」です。淡路島に住む島民であれば、初詣は地元の神社といざなぎさんという方が多いのかもしれないくらいポピュラーです。最近ではパワースポットとして注目され始めて全国各地からも多くの参拝客が訪れています。

なお、初詣は参拝客が多いために、近くの一宮中学校や多賀小学校のグラウンドが駐車場(500円)として開放されます。他にも淡路香りの公園や一宮体育センターなどの駐車場も利用できます。年末には拝殿など29カ所に新しいしめ縄が取りつけられます。正門の長さ4.2メートル、直径27センチの大きなしめ縄は見事です。

伊弉諾神宮へのアクセス方法

伊弉諾神宮へのアクセスは、自動車と高速バスの2つの手段となります。

自動車もしくは高速バスで伊弉諾神宮に到着すると徒歩となります。伊弉諾神宮は、一の鳥居、二の鳥居、手水舎、表神門、拝殿と順番に並んでいます。一の鳥居からアクセスすることになります。

自動車の場合は、伊弉諾神宮の一の鳥居の前に信号があります。敷地に沿った右側と左側に駐車場があります。右側と左側の駐車場から徒歩で一の鳥居まで戻ってきての参拝となります。

高速バスの場合は、高速バスの進行方向に100メートルほど歩きます。伊弉諾神宮の一の鳥居の前の信号に到着します。信号を渡ると一の鳥居に到着しますので参拝となります。

自動車を利用する場合

自動車の場合は、神戸方面からお越しの場合も、徳島方面からお越しの場合も、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の津名一宮インターチェンジから下りて、一般道を走ること約10分で到着します。

津名一宮インターチェンジの出口の信号を右折して、県道66号線を進みます。途中、竹谷交差点を通過すると県道88号線となります。しばらく進むと両サイドに伊弉諾神宮まで石灯篭が並んでいます。

左手に見える淡路市立一宮中学校が目印です。一宮中学校前の信号から200メートルほどで伊弉諾神宮に到着します。専用駐車場は「伊弉諾神宮の駐車場」の項目で記載しています。

高速バスを利用する場合

高速バスの場合は、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場に淡路島行きの高速バスが運行しています。伊弉諾神宮には、バス停「伊弉諾神宮前」まで直通の高速バスが運行しています。

乗車する高速バスは、神姫バスの神戸三宮バスターミナルから高速舞子経由、高田屋嘉兵衛公園行きの高速バスとなります。乗車運賃は往復券を利用するとお得です。

時間帯により伊弉諾神宮前に停車する便がありますので、事前に確認をして乗車することになります。

高速バスの乗車料金

  • 高速舞子-伊弉諾神宮前:2160円(片道1200円)
  • 神戸三宮-伊弉諾神宮前:2610円(片道1450円)

高速バスの所要時間

  • 高速舞子-伊弉諾神宮前:約40分
  • 神戸三宮-伊弉諾神宮前:約70分(1時間10分)

神戸三宮から高速バスの発車時刻

  • 8:45、9:45、10:35、12:30、13:25

伊弉諾神宮前から高速バスの発車時刻

  • 12:24、13:24、14:24、15:24、16:24

伊弉諾神宮の駐車場

伊弉諾神宮の駐車場は、近隣2カ所に無料の専用駐車場があります。一つ目の駐車場は、鳥居が目の前にある伊弉諾神宮前交差点の信号を右折して敷地に沿って進みます。右側に約25台程の駐車スペースがあります。

伊弉諾神宮の一の鳥居の右奥にある駐車場からの一の鳥居までは、細い土の歩道があります。すぐに到着します。

二つ目の駐車場は、鳥居が目の前にある伊弉諾神宮前の信号を通り過ぎて敷地に沿って進みます。右手に見える二つ目の鳥居を通過して、右側に約50台程の駐車スペースがあります。なお、電気自動車の充電プラグが備えられています。

一の鳥居の左奥にある駐車場から一の鳥居までは、伊弉諾神宮の敷地に沿って信号まで歩きます。

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