淡路島水仙 灘黒岩の約500万本のニホンスイセン

淡路島で水仙といえば、南あわじ市の「灘黒岩水仙郷」です。淡路島に住んでいる人であれば、寒い時期に一度は行ったことがあるくらい有名で「淡路島の冬の風物詩」といえます。灘黒岩水仙郷は、淡路島南中央部の最高峰608メートルの諭鶴羽山の山麓から海岸まで45度の斜面一帯に広がる水仙郷で、約7ヘクタールの敷地に約500万本の一重咲きの野生のニホンスイセンが植えられています。今年は12月27日(水)に開園となりました。斜面に咲き誇る500万本ものニホンスイセンが風にそよぐ姿は壮観そのものです。遊歩道に導かれて水仙の間を縫って歩けば水仙の白いじゅうたんを歩いている気分になります。さらに、展望台からは水仙のレモンイエローと空のスカイブルーと海のディープブルーが絶妙のコントラストとなり、絶景を生み出しています。海洋から吹き上がってくる潮風が水仙から伝わることで、やわらかな香りがひと足早い春を運んでくれそうな気持ちになります。12月下旬から2月下旬まで付近一帯が水仙の甘く優しい香りに包まれます。12月下旬から2月下旬まで付近一帯が水仙の甘く優しい香りに包まれます。1月中旬が見頃のピークとなり、開園期間は2月25日(日)までとなります。

2017年は好天も多くあり水仙の花の数は例年と比べても多くなりました。開園までに新たに約1万球を追加して、球根を間引きしながら準備してきました。新たに、灘地区マスコット「おちょがんさん」のパネルも出入り口付近に登場します。「おちょがんさん」は地域の昔の方言で「べっぴんさん」を意味します。また、地域活性化を目指す地元の若者を中心に、灘地区の特産品を販売するアンテナショップも初めてオープンします。これは、南あわじ市が今年度から開始した「地域づくりチャレンジ事業」の第1号事業です。アンテナショップでは、特産品となるアジの干物、サザエ、ヒジキ、チリメン、タマネギ、猪豚フランクフルト、アジの一夜干しなどを販売します。アンテナショップの名も急坂が多い灘地区にちなんで「灘活性委員会 昇り坂」となり、淡路島の冬の風物詩となっている「灘黒岩水仙郷」に訪れる多くの観光客に地元灘地区の魅力をPRしています。なお、1月21日から2月11日の毎週日曜日と2月7日(水)は水仙スペシャルデーとして様々なイベントが開催されます。

淡路島水仙の概要

灘黒岩水仙郷の始まりは、江戸時代(西暦1820年代)に淡路島の漁民が海岸に流れ着いた水仙の球根を山に植えたこととされています。その後、増殖を続けて約500万本となり、越前海岸(福井県)、房総半島(千葉県)と並ぶ「水仙の日本三大自生地」とされています。灘黒岩水仙郷に咲くニホンスイセンは姿形がお猪口(おちょこ)に似ているところから「猪口(おちょこ)水仙」とも呼ばれています。

灘黒岩水仙郷の詳細情報

  • 開催期間:12月27日(水)~2月25日(日)
  • 開催時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
  • 開催住所:〒656-0551 兵庫県南あわじ市灘黒岩2
  • 電話番号:0799-56-0720
  • 入園料金:大人500円、子供(小中学生)300円
  • 駐車料金:50台(無料第1駐車場)
    60台(倉川臨時駐車場)
    50台(黒岩臨時駐車場)
    150台(土生港臨時駐車場)
  • ※どの臨時駐車場からも臨時シャトルバス(無料)が出ています。
    アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で約40分
  • HP:灘黒岩水仙郷(南あわじ市役所)

淡路島水仙の開花状況

  • 1月12日(金):水仙は見頃です。水仙の香りと海を望む絶景が心を癒してくれます。
  • 1月19日(金):水仙は見頃です。1月21日(日)10時から水仙スペシャルデーが開催されます。スペシャルデー第1弾は、先着200名様に淡路島3年とらふぐが振舞われます。
  • 1月26日(金):水仙は引き続き見頃です。1月28日(日)9時から第1回特産市が開催されます。スペシャルデー第2弾は、先着100名様に手作り干物がプレゼントされます。
  • 2月2日(金):水仙は引き続き見頃です。2月4日(日)9時から第2回特産市が開催されます。スペシャルデー第3弾は、先着200名様にちりめんがプレゼントされます。
  • 2月9日(金):場所により花が少し傷んでいる所もありますが、引き続き見頃です。
  • 2月16日(金):全体的に少しピークを過ぎたようにも感じますが、綺麗に咲いている場所もあります。展望台付近から沼島の絶景を楽しめ、梅の花が綺麗に咲いています。

灘黒岩水仙郷のイベント内容

1月21日から2月11日の毎週日曜日と2月7日(水)は水仙スペシャルデーとして様々なイベントが開催されます。

水仙スペシャルデー第1弾 てっちりの振る舞い

先着200名様にてっちりが振る舞われます。

  • 開催日時:1月21日(日)10:00~

第1回特産市

  • 開催日時:1月28日(日)9:00~

水仙スペシャルデー第2弾 手作り干物の振る舞い

先着100名様に手作り干物が振る舞われます。

  • 開催日時:1月28日(日)10:00~

第2回特産市

  • 開催日時:2月4日(日)9:00~

水仙スペシャルデー第3弾 ちりめんの振る舞い

先着200名様にちりめんが振る舞われます。

  • 開催日時:2月4日(日)10:00~

水仙スペシャルデー第4弾 地魚の煮つけの振る舞い

先着200名様に地魚の煮つけが振る舞われます。

  • 開催日時:2月7日(日)10:00~

灘黒岩水仙郷のシャトルバス

灘黒岩水仙郷へのアクセスは、交通手段として自動車、高速バスとなります。高速バスの場合、道の駅福良から無料のシャトルバスが運行しています。

自動車の場合

自動車の場合は、神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で約40分で到着します。

  • 開催住所:〒656-0551 兵庫県南あわじ市灘黒岩2
  • 駐車料金:50台(無料第1駐車場)、60台(倉川臨時駐車場)、50台(黒岩臨時駐車場)、150台(土生港臨時駐車場)

高速バスの場合

高速バスの場合は、神戸三宮、高速舞子から乗車して福良で降車します。運行する高速バス会社は、神姫バス淡路交通となります。福良からは無料のシャトルバスが運行しています。

  • 神戸三宮ー福良(所要時間90分、乗車料金2250円)
  • 高速舞子ー福良(所要時間60分、乗車料金1950円)

シャトルバスの詳細

  • 発着場所:道の駅福良
  • 運行期間:1月13日(土)~2月14日(水)
  • 乗車料金:大人800円、小人400円(片道)
  • 入場券付往復券:大人2000円
  • お問合せ:南淡バス0799-52-1440
  • 運行区間:道の駅福良~灘黒岩水仙郷
  • 所要時間:30分
  • 発車時刻
    道の駅福良発:10:00、11:30、12:30、13:30、14:30
    灘黒岩水仙郷発:12:00、13:30、14:30、15:30、16:30
  • 道の駅福良までのバス利用
    JR三ノ宮(三宮バスターミナル)から福良行き高速バスで約1時間30分
    JR舞子(高速舞子)から福良行き高速バスで約1時間

水仙の由来

地中海原産とされる水仙は、シルクロードを経て中国に伝わり、中国大陸の海岸で増殖した水仙の球根が海水に浮かんで黒潮に乗って日本漂着したものが自然繁殖したとされる説と、奈良時代から平安時代にかけて中国から持ち込まれたとされる説があります。漢名の「水仙」を音読みして「すいせん」になりました。漢名は「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを水仙」という中国の古典に由来しています。綺麗な花の姿と芳香がまるで「仙人」のようなところから「水仙」と呼ばれるようになりました。学名でもあり英名の「ナルシサス」はギリシャ神話の美少年の名前で、泉に映った自分の姿に恋をして、毎日見つめ続けたらいつの間にか1本の花になってしまったことから「ナルシスト」という名が生まれました。ラッパ水仙や房咲き水仙など、水仙にはいろいろな種類がありますが、房咲き水仙に属する「日本水仙」が、最もポピュラーで別名を雪の中でも春の訪れを告げることから、室町時代の「下学集」には「雪中花(せっちゅうか)」と記載されています。花言葉は自己愛(うぬぼれ)です。

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