淡路島民全員無料 うずしおクルーズ乗船キャンペーン

淡路島の道の駅福良から出港して、鳴門の渦潮を体感する観潮船「うずしおクルーズ」で、2月14日(水)から「淡路島民全員無料!うずしおクルーズ乗船無料キャンペーン」を開催しています。世界三大潮流の一つ「鳴門海峡」が生む、世界最大のうずしお「鳴門の渦潮」の世界遺産への登録運動を、推進して盛り上げるために、運営会社のジョイポート南あわじ株式会社が企画しました。地元の淡路島に住んでいる皆さん全員に、改めて「うずしお」の迫力や自然遺産の美しさを実際に間近で体感していただいて、「素晴らしい郷土の宝を世界遺産に」という機運を高めていきたいというキャンペーンとなります。なお、開催期間は3月12日(月)までとなります。また、3月から5月まではうずしおの旬を告げる「春の大潮」シーズンとなります。1年間で渦が最も大きくなり迫力が増す時期となります。

淡路島 鳴門の渦潮 春の大潮(3月~5月)道の駅福良 うずしおクルーズ

淡路島民全員無料 乗船キャンペーンの詳細内容

  • 開催期間:2月14日(水)~3月12日(月)
  • 開催場所:道の駅福良 うずしおクルーズ
  • 対象者:現在淡路島に在住の方全員
    ※乗船窓口で淡路島在住を確認できるものを提示
    (免許証、住民票、保険証、学生証、住所確認できる書類など)
    ※小学生以下のお子様は証明書類は不要(保護者同乗)
  • 受付場所:道の駅福良 うずしおクルーズ乗船券売り場
    ※福良港うずしおドーム特設窓口

うずしおクルーズの詳細情報

  • 住所:〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良港うずしおドームなないろ館
  • 電話:0799-52-0054
  • 乗船料金:大人(中学生以上)2000円、子供(小学生)1000円、幼児無料(大人1人に幼児1人無料)
  • 出港時刻:渦潮の発生時刻により異なります。HPでご確認ください。
  • HP:うずしおクルーズ
  • 駐車料金:無料(100台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道洲本ICから車で約30分、陸の港西淡ICから車で約15分

淡路島民全員無料キャンペーンまでの経緯

運営会社のジョイポート南あわじ株式会社が昨年の2月に設立20周年を記念して、淡路島民乗船無料を実施したところ、約1万3000人の淡路島民の方がうずしおクルーズに乗船となりました。その結果、世界最大のうずしお「鳴門の渦潮」の迫力を改めて間近で体感した淡路島民から「是非とも世界遺産に」という応援が多数寄せられたそうです。現在、世界遺産登録推進運動の取り組みとして、行政と連携して淡路島の小学校を対象に「うずしお博士による出張うずしお学習」を行っています。現在まで9校の子供たちに渦潮の魅力やメカニズムを伝えています。この世界遺産登録推進運動の輪を広げるために、子供たちはもとより、地元淡路島の島民の方全員を対象にしたのが今回の淡路島民全員無料キャンペーンとなります。

うずしおクルーズのイベント情報

冬に期間限定のカモメクルーズ

鳴門の渦潮を間近で体感できる「うずしおクルーズ」ですが、冬の寒い期間限定で特別に百羽を超える野生のカモメたちと船上でふれあえる体験を楽しめる「カモメクルーズ」があります。越冬のため飛来してくるカモメたちは、航海を象徴する鳥のいわれのとおり、福良港を出航してから大型船のすぐ横を並走してくれます。カモメと一緒に鳴門渦潮を目指すクルージングを楽しめます。船内ではカモメ用の餌(パン)を100円で販売しており、甲板ではカモメに餌やりができます。カモメは越冬のためにうずしおクルーズを何度も訪れています。人に慣れていますので差し出した餌を直接手から食べてくれます。鳴門海峡までのクルージングの時間を餌やりなどを通じて、数多くの野生のカモメたちとふえあえる大変貴重な体験にしてくれます。期間はだいたい2月下旬から3月上旬のカモメが去るまでとなっています。

うずしおクルーズの観潮船

淡路島の福良港から出港する「鳴門の渦潮」を間近で見られる500名まで乗船できる大型の遊覧船です。日本の船として初めて太平洋を横断した蒸気帆船「咸臨丸」をモデルに復元しました。鳴門の渦潮が生まれる鳴門海峡までの往復60分のクルージングとなります。世界三大潮流の一つで生まれる世界最大の「うずしお」を間近まで迫り体感することができます。冷暖房完備の客室があり、オープンデッキがあり、揺れも少なく快適です。なお、うずしおクルーズの出港時刻は渦潮の発生時間に合わせるため日によって異なります。全長50mの船内には咸臨丸の船長「勝海舟」ゆかりの品々や、航海記を展示する資料館があり自由に見学することができます。

鳴門海峡と鳴門の渦潮

鳴門海峡はイタリア「メッシーナ海峡」、アメリカ「セイモア海峡」と並び、世界三大潮流と呼ばれるほど潮の干満が激しく流れが急で渦潮が発生しやすい海峡です。そこで生まれる「鳴門の渦潮」は世界で一番大きい「うずしお」といわれています。大潮のときには、潮流時速20Km、最大直径20mにも達する大渦が生まれます。潮の干満によってできる渦は、春と秋の大潮の時に最大となります。満潮と干潮は一日2回ずつあり、鳴門海峡では、この満潮時と干潮時に渦潮が発生します。渦潮は満潮時と干潮時の前後1時間半くらいが見頃といわれています。

鳴門海峡で渦潮が発生する理由は、満ち潮、引き潮による海水の流れに関係があります。太平洋から紀伊水道に入った満潮の流れは、瀬戸内海の入り口で2つに分かれます。一方は鳴門海峡の南側へ到達して、もう一方は大阪湾・明石海峡の北側へ到達します。北側コースを通った満潮の流れが鳴門海峡に到達する頃には、南側コースを通った満潮の流れが逆に干潮の流れとなっています。鳴門海峡の北側の満潮の流れと南側の干潮の流れから、海水面に水位差(最大約1.5m)が生じます。北側から南側へ激しい勢いで海水の流れ(南流)が発生します。鳴門海峡の中央部を流れる速い流れと、両側の遅い流れとの速度差から「渦」が発生します。満潮と干潮の周期はだいたい6時間となっています。6時間後には、鳴門海峡の南側の満潮の流れと北側の干潮の流れから、海水面に水位差(最大約1.5m)が生じます。南側から北側へ激しい勢いで海水の流れ(北流)が発生して、再び渦が発生します。

「鳴門の渦潮」の世界遺産登録運動推進運動

淡路島では、2012年10月に淡路島の官民24団体で構成されて「「鳴門のうず潮」世界自然遺産登録推進協議会」が発足しました。その後、兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会」の発足により発展的解消となりました。2014年3月に淡路島内の民間団体の代表者22名が発起人となり「うず潮を世界遺産にする淡路島民の会」が発足しています。2014年8月に兵庫県議会議員3名と淡路3市の市議会議員49名が参加して「「うず潮」の世界遺産登録を推進する淡路島議員連盟」が発足しています。

南あわじ市と鳴門市では、2013年9月に「鳴門海峡の渦潮世界遺産化」推進交流会が発足しました。2014年3月に「島開き」や「渦開き」で両市の関係者がお互いに訪問し合いました。兵庫県では、2014年に世界的な普遍的価値・世界的唯一性を立証するための学術的価値を検討して、今後の学術調査の方向性を見出すことを目的に「鳴門海峡の渦潮世界遺産学術調査検討委員会」が設置されました。現在は、兵庫県と徳島県で兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会」が発足しています。兵庫県が自然分野、徳島県が文化分野での学術調査を実施しています。2014年度は準備会と2度の検討委員会を開催して、2015年度は2度の検討委員会を開催しています。

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