淡路島で将棋のタイトル戦「ヒューリック杯棋聖戦」の五番勝負第1局が開催されます。関西有数の温泉地「洲本温泉」のホテルニューアワジで、豊島将之名人と渡辺明棋王の対局となります。
2018年に棋聖と王位、2019年に名人のタイトルを獲得した将棋界史上9人目となる3冠の豊島将之名人に、初代永世竜王で棋王と王将のタイトルを保持する2冠の渡辺明棋王が挑戦します。
第90期ヒューリック杯棋聖戦第1局の開催日時は、2019年6月4日(月)9時からとなります。開催場所は、淡路島洲本市にあるホテルニューアワジとなります。
なお、6月3日(月)18時から前夜祭、6月4日(火)14時から大盤解説会が行われます。
淡路島ヒューリック杯棋聖戦の基本情報
- 開催日時:6月4日9:00~
- 開催場所:ホテルニューアワジ
- 住所:〒656-0023 兵庫県洲本市小路谷20 古茂江海岸
- 電話:0799-23-2200
淡路島ヒューリック杯棋聖戦の内容
6月4日(月)9時から、将棋のタイトル戦「ヒューリック杯棋聖戦」の五番勝負第1局が、淡路島のホテルニューアワジで開催されます。関西有数の温泉地「洲本温泉」で豊島将之名人と渡辺明棋王が対局します。
2018年に棋聖と王位のタイトルを獲得して、2019年に名人のタイトルを獲得した3冠の豊島将之名人に、初代永世竜王で棋王と王将のタイトルを保持する2冠の渡辺明棋王が挑戦します。
第90期ヒューリック杯棋聖戦第1局は、2019年6月4日(月)9時からとなります。また、6月3日(月)18時からは前夜祭、6月4日(火)14時からは大盤解説会が行われます。
対局
対局は、6月3日(月)18時から開催されます。豊島将之名人と渡辺明棋王のプロフィールは以下の通りです。
豊島将之名人のプロフィール
4歳で将棋を始めます。小学1年でアマ四段となります。1998年には「恐るべき天才少年」として週刊将棋の1面トップを飾ります。9歳でアマ六段となります。
小学3年に6級で奨励会に入会します。史上初の小学生プロ棋士の期待されました。中学2年で三段に昇段します。関西大学第一高等学校2年にプロ入りとなります。
2007年度には、プロ1年目で9連勝を果たします。2008年度には、19勝1敗で年度勝率が全棋士中3位となります。2009年度には年度勝率が全棋士中1位の45勝14敗となります。
第37回将棋大賞の最多勝利賞と勝率1位賞を受賞します。2010年度は、第60期王将戦で初のタイトル挑戦となります。第38回将棋大賞の新人賞を受賞します。
2011年度には、B級2組への昇級を決めます。2016年度には、JT将棋日本シリーズ優勝戦で初優勝を果たします。自身初のA級昇級と八段昇段を果たします。
2018年度には、初タイトルとなる棋聖を獲得します。2冠となる王位を獲得します。第46回将棋大賞にて最優秀棋士賞を初受賞します。
2019年度には、3冠となる名人を獲得します。3冠は将棋界史上9人目となる快挙です。
渡辺明棋王のプロフィール
1984年に東京都葛飾区に生まれます。将棋は、小学校1年生でアマ五段の父親に教えられます。1994年に、小学4年で第19回小学生将棋名人戦で優勝します。
4年生での優勝は史上初となりました。所司和晴門下で奨励会を受験して6級で入会します。
2000年3月に中学3年で、第26回三段リーグで1位となります。15歳で四段昇段(プロ入り)します。加藤一二三、谷川浩司、羽生善治に続く史上4人目の中学生棋士となりました。
2003年9月に、第51期王座戦で、史上3番目の19歳でタイトル挑戦者となります。タイトル獲得はなりませんが、将棋大賞の新人賞を受賞します。
2004年12月に、名人とともに将棋界の二大タイトルとなる竜王を20歳で獲得します。史上3番目の年少記録です。2005年11月に史上最年少九段(21歳7カ月)となります。
2005年は、年度41勝となり、将棋大賞の優秀棋士賞と最多勝利賞を受賞します。
2008年に、第21期竜王戦七番勝負で竜王通算6期の羽生が対局しました勝者が初代永世竜王となる世間で注目された七番勝負となりました。見事に勝利して竜王在位連続5期となり初代永世竜王の資格を取得しました。
2011年に、当時19連覇中の羽生王座を下して初の王座位を獲得します。
2013年に、朝日杯将棋オープン戦優勝ます。棋王位を獲得して史上8人目の三冠となります。2012年度の将棋大賞で自身初の最優秀棋士賞を受賞しました。
2013年には、歴代最長の竜王位連覇9期でストップします。棋王戦2連覇、王将戦2連覇を達成します。2013年獲得賞金では、1億255万円で初の1位となります。
2014年には、棋王戦3連覇、第22期銀河戦で4回目の優勝、第35回JT将棋日本シリーズ決勝戦で初優勝を果たします。王将位を失冠します。
2015年には、竜王に復位して棋王と二冠となります。棋王戦4連覇を達成します。第41期棋王戦の最終第4局は2015年度の名局賞を受賞しています。
2016年には、竜王戦2連覇を達成します。2017年には、棋王戦5連覇を達成して史上2人目の永世棋王の称号を獲得します。羽生善治以来22年ぶりの快挙です。
複数の永世称号の獲得は、大山康晴、中原誠、羽生善治に続いて史上4人目です。竜王を失冠して棋王の1冠のみとなります。
2018年には、8期連続在位したA級からB級1組へ降級しました。棋王6連覇を達成します。第39回JT将棋日本シリーズ決勝戦で2度目の初優勝を果たします。A級に復帰を決めます。
通算3期目の王将位を獲得します。棋王7連覇を達成します。
前夜祭
前夜祭は、6月3日(月)18時から開催されます。豊島棋聖と渡辺棋王が参加します。ブッフェとフリードリンクが楽しめます。記念品が付きます。
- 参加料金:10000円(ディナーブッフェ・記念品付)
大盤解説会
大盤解説会は、6月4日(火)14時から開催されます。対局の臨場感が味わえます。ドリンク付きと、日帰り温泉入浴券付きのセットプランとなっています。
- 参加料金:1500円(ドリンク付)
- 参加料金:3000円(日帰り温泉入浴券・ドリンク付)
淡路島ヒューリック杯棋聖戦の会場
淡路島で将棋のタイトル戦「ヒューリック杯棋聖戦」の五番勝負第1局が開催されるホテルニューアワジは、関西有数の温泉街「洲本温泉」にある宿泊施設です。
全客室から淡路島の海を一望する絶好のロケーションを誇ります個性溢れる3つの露天風呂付温泉浴場と2つの源泉巡りができます。淡路島の鮮魚や淡路牛など新鮮な食材を使用した料理が堪能できます。
グループとして、ホテルニューアワジ、淡路夢泉景、夢泉景別荘「天原」、プラザ淡路島を運営しています。2011年に神戸・六甲アイランドにある大型ホテルの神戸ベイシェラトンホテル&タワーズを買収しています。
淡路島洲本市の夢海游 淡路島を運営するARインターナショナル、香川県琴平町の琴平花壇を運営する株式会社花壇、淡路島淡路市のリタイアメントビレッジ「ナーブ」を運営する株式会社ナーブは、グループの傘下です。
ホテルニューアワジのテレビCMは、関西地方で昔から馴染みあるコマーシャルです。2018年7月26日にリニューアルして、新しいロゴマークとテレビコマーシャルを発表しました。
将棋の棋聖戦は、阪神淡路大震災の翌年1996年から毎年開催されています。
淡路島ヒューリック杯棋聖戦の宿泊プラン
淡路島で将棋のタイトル戦「ヒューリック杯棋聖戦」の五番勝負第1局が開催されるホテルニューアワジへのアクセスでは、王将コース、飛車コース、角行コースの3種類の宿泊プランを用意しています。
王将コース
王将コースは、豊島将之棋聖と渡辺明棋王が参加する前夜祭と、対局当日に大盤解説会に参加できます。前夜祭では、ブッフェとフリードリンクが楽しめます。大盤解説会では、対局の臨場感が味わえます。
- 特典1:2019年6月3日(月)の前夜祭に参加できます
- 特典2:2019年6月4日(火)の大盤解説会に入場できます
- 特典3:コーヒー券プレゼント
- 特典4:棋聖戦記念品プレゼント
飛車コース
飛車コースは、豊島将之棋聖と渡辺明棋王が参加する前夜祭に参加できます。前夜祭では、ブッフェとフリードリンクが楽しめます。
角行コース
角行コースは、対局当日に大盤解説会に参加できます。大盤解説会では、対局の臨場感が味わえます。
淡路島ヒューリック杯棋聖戦のアクセス
淡路島で将棋のタイトル戦「ヒューリック杯棋聖戦」の五番勝負第1局が開催されるホテルニューアワジへのアクセスは、自動車もしくは高速バスの2つの手段があります。
自動車の場合
自動車の場合、神戸方面からお越しの場合も、徳島方面からお越しの場合も、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の洲本インターチェンジから下ります。洲本インターチェンジから約20分でホテルニューアワジに到着します。
ホテルニューアワジは、約200台が駐車可能な無料の専用駐車場があります。
- 住所:〒656-0023 兵庫県洲本市小路谷20 古茂江海岸
- 電話:0799-23-2200
- 専用駐車場:無料(普通車200台)
高速バスの場合
高速バスの場合、JR三宮駅、JR舞子駅、学園都市駅、新幹線 新神戸駅、大阪阪急3番街、なんば駅の最寄りの高速バス乗り場から淡路島行きの高速バスが運行しています。
洲本バスセンター行きの高速バスに乗車します。洲本バスセンターに到着すると、洲本バスセンターからホテルニューアワジまでを運行する無料の送迎バスに乗り換えとなります。
淡路交通バス
- 高速舞子駅ー洲本バスセンター(所要時間60分、乗車料金1550円)
- 学園都市駅ー洲本バスセンター(所要時間75分、乗車料金1600円)
- 神戸三宮駅ー洲本バスセンター(所要時間85分、乗車料金1850円)
- 大阪 梅田阪急3番街ー洲本バスセンター(所要時間120分、乗車料金2350円)
阪急高速バス
- 大阪 梅田阪急3番街ー洲本バスセンター(所要時間120分、乗車料金2350円)
本四海峡バス
- 高速舞子駅ー洲本バスセンター(所要時間60分、乗車料金1550円)
- 三宮BT-洲本バスセンター(所要時間85分、乗車料金1850円)
- 新神戸駅ー洲本バスセンター(所要時間95分、乗車料金1850円)
- なんば駅(OCAT)ー洲本バスセンター(所要時間120分、乗車料金2350円)
無料送迎バス
発車時刻:9:40、10:00、10:40、11:10、11:40、13:40、14:40、15:10、15:40、16:10、16:40、17:10
淡路島ヒューリック杯棋聖戦の周辺施設
淡路島で将棋のタイトル戦「ヒューリック杯棋聖戦」の五番勝負第1局が開催されるホテルニューアワジの周辺の観光スポットは、洲本市民広場のドラクエ像、洲本レトロこみち、洲本城、大浜海水浴場となります。
洲本市民広場は、ドラゴンクエスト30周年記念碑の銅像があります。ドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二さんの出身地として、洲本市民広場に、ドラゴンクエスト30周年記念碑が建立されました。
主人公の勇者が装備する武器「ロトの剣」と防具「ロトの盾」、人気キャラクターのスライムが寄り添った銅像が建てられています。洲本市民広場の大きな木の根元にひっそりと佇んでいます。

洲本レトロこみちは、淡路島洲本市中心部にある城下町の風情が残る小路です。江戸時代以降の古い町家や小民家や空き家などをリノベーションしたオシャレな店舗が並ぶ通りです。
週末や連休には、個性的なカフェやレストランやショップなど20店舗以上が営業しています。レトロ雰囲気を味わいながら「まち歩き」が楽しめます。イオン洲本店から徒歩約5分で到着します。

洲本城は、淡路島洲本市の南にある標高133メートルの三熊山の山頂にある城です。東西800メートル、南北600メートルに総石垣造の郭があります。かつて西日本最大級の水軍の山城です。
本丸の石垣と大石段が壮大です。淡路水軍の拠点だったこともあり、本丸から海と城下町と山の180度の大パノラマの絶景を眺めることができます。洲本バスセンターから自動車で約10分で到着します。

大浜海水浴場は、洲本市の市街地に隣接する白砂青松の風光明媚な海水浴場です。南北75メートル、東西55メートルに伸びた砂浜は、見事な曲線を描いて広がります。遊歩道が整備された海浜公園です。
穏やかな海辺、美しい砂浜、立派な黒松、ふもとの山々を眺めながら散策を楽しむことができます。海水浴シーズンには、淡路島で人気のビーチとなります。遠浅の海で安心して水遊びが楽しめます。
