伊弉諾神宮で「粥占祭・淡路農林水産祭」が開催されます。粥占祭は、平安時代から続いている伝統的な神事で、本年の稲作の吉凶を占い、農林水産業の繁栄を祈願する祭です。
同時開催に、淡路農林水産祭として淡路島の農林水産物の展示会と即売会、盆栽展が行われます。主催は淡路農林水産祭実行委員会、後援は県農林水産関係7団体となります。
粥占祭・淡路農林水産祭の開催日時は、2020年1月15日(水)の10時から15時30分までとなります。開催場所は、伊弉諾神宮の境内です。なお、16時から餅まき大会が開催されます。
なお、伊弉諾神宮の詳細は「伊弉諾神宮 淡路島に日本最古の神社 国生み神話パワースポット」の記事をご参照ください。
粥占祭・淡路農林水産祭
2020年1月15日(水)の10時から15時30分まで、伊弉諾神宮の境内で「粥占祭・淡路農林水産祭」が開催されます。
粥占祭は、平安時代から続いている伝統的な神事です。淡路農林水産祭は、淡路島の農林水産物の展示会と即売会、盆栽展です。この他、16時から餅まき大会が開催されます。
なお、伊弉諾神宮の詳細は「伊弉諾神宮 淡路島に日本最古の神社 国生み神話パワースポット」の記事をご参照ください。
粥占祭
2020年1月15日(水)の10時から15時30分まで、兵庫県淡路市にある伊弉諾神宮で「粥占祭」が開催されます。粥占祭は、平安時代から続いている伝統的な神事です。
本年の稲作の吉凶を占い、農林水産業の繁栄を祈願する祭です。粥占祭は、千古の昔より重要儀式として伝承された特殊神事となります。
1月14日(火)の宵から1月15日(水)の日朝まで夜を徹して斎行されます。稲作をはじめ、農作物の吉凶が占われます。
豊葦原の瑞穂の国と呼ばれる日本らしい「御粥(おかゆ)」により、2020年の作柄を占います。古来より農林水産物の豊穣豊漁を祈願するお祭りとなっています。
太古から伝わる御粥占は、米1升と水8升で御粥を作ります。3本の竹筒を釜に入れて取り出します。3本の竹筒から流れ出たに御粥の形状から早稲・中稲・晩稲の作柄を占います。
御粥占では、丑の刻・寅之の刻・卯の刻と三度の御粥を炊きあげます。辰之刻に釜より竹筒を取り出します。粥占祭に訪れた人は、お粥の様子を見たり、手を合わせたりして、豊作を祈願します。
ただし、御粥占いは流れ出た御粥の形状を見て、豊作と不作の判断は見た人に委ねられます。
2019年の稲作の参考に御代がわりの最初のお米として、稲作の作付けから刈取りの出荷まで、管理を怠ただらないように戒めを込めた神事といわれています。
なお、16時から、無事に粥占祭が終了したことを祝う「餅まき大会」が開催されます。
スケジュール
- 2:00(丑の刻)、午前4時(寅の刻)、午前6時(卯の刻):御粥炊神事
- 6:00(辰の刻):粥占本祭
- 16:00:餅まき大会
淡路農林水産祭
2020年1月15日(水)の10時から15時30分まで、第57回淡路農林水産祭が開催されます。粥占祭の開催に合わせて、淡路島の農林水産物の展示会・即売会・盆栽展が行われます。
淡路島牛乳の試飲や淡路島の伝統料理の試食、式典などが行われます。淡路島の農林水産業の振興を祈願するお祭りとなります。淡路島の野菜や牛肉などが農産物を販売されて賑わいます。
農林水産物の展示会・即売会が行われます。数多くの種類が揃う柑橘類、淡路島を代表するカーネーションやストック、淡路島玉ねぎをはじめ野菜の展示会・即売会もあります。
淡路島献上鯛の展示では、天皇陛下が即位される「大嘗祭」に献上する干しダイの調理に練習で作った干鯛の実物が展示されます。大正、昭和、平成と3代にわたり献上された名物です。
なお、淡路農林水産祭では農林水産業の振興に功績のあった方々を表彰する式典も開催されます。
スケジュール
- 10:00~ 農林水産物の展示会と即売会、盆栽展、淡路島牛乳の試飲、
- 10:30~ 淡路島の伝統料理の試食
- 11:00~ おにぎりの試食
- 13:00~ 農穣豊漁祈願祭・式典
- 13:40~ 農林水産功労者等表彰式
- 14:00~ 農林水産関係コンクール等褒賞授与式
詳細・基本情報
- 開催日時:2020年1月15日(水)10:00~15:30
- 開催場所:伊弉諾神宮 境内
- 開催住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740
- 電話番号:0799-80-5001
- 入場料金:無料
- 駐車場:無料(神社横駐車場25台、神社奥駐車場50台)
- アクセス:津名一宮ICから車で約10分