特別展「奇跡の松帆銅鐸展」滝川記念美術館玉青館

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歴史・文化

特別展「奇跡の松帆銅鐸展」が開催されます。淡路島南西部にある滝川記念美術館玉青館で、南あわじ市で発見された「奇跡の銅鐸」を保存処理された状態で初めて全点揃って一般公開されます。

50年に1度の大発見といわれて7年が経過しました。夏休み特別展では、全国に先駆けて銅鐸祭祀を取り入れて埋納を行った淡路島の社会的重要性を松帆銅鐸の発見からの軌跡を辿りながら迫ります。

特別展「奇跡の松帆銅鐸展」は、2022年7月6日(水)から2022年9月11日(日)までとなります。入場料金は大人500円、大学生・高校生300円、中学生・小学生100円です。

特別展「奇跡の松帆銅鐸展」滝川記念美術館玉青館
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特別展「奇跡の松帆銅鐸展」

2022年7月6日(水)から2022年9月11日(日)まで、兵庫県南あわじ市にある滝川記念美術館玉青館で、松帆銅鐸夏季特別展「奇跡の松帆銅鐸展~砂山からの軌跡~」が開催されます。

特別展では、2015年に兵庫県南あわじ市の工場砂山から発見された松帆銅鐸7点の保存処理が完了したことから、初めてとなる全7点が勢揃いしての一般公開となります。

展示品は、松帆銅鐸・舌が各7点、中山銅鐸2点、北青木銅鐸1点、閏賀銅鐸1点となります。常設展示は、幡多銅戈5点、貨泉3点、銅鏃2点、市内遺跡出土遺物などとなります。

当時、全ての銅鐸に音を鳴らす青銅製の棒「舌(ぜつ)」が伴っていたこと、弥生時代の紐や植物が奇跡的に残っていたことなどから、「50年に1度の大発見」、「奇跡の銅鐸」と称されました。

銅鐸調査のために奈良県の奈良文化財研究所に運び込みこまれて以降、7年が経過しました。

2020年度からは、奈良文化財研究所で保存処理の終えた銅鐸を順次展示してきました。今回は全ての保存処理が完了して南あわじ市に帰郷しました。7年間の軌跡もパネルにて紹介されます。

さらに、兵庫県が全国で銅鐸の発見が一番多い地域であることから、2021年度に企画した県内の銅鐸の魅力を紹介する「兵庫五国の銅鐸1」と「兵庫五国の銅鐸2」も併せての開催となります。

個人蔵でなかなかお目にかかれない摂津の銅鐸も展示されます。

今回から淡路島最大の平野「三原平野」の弥生時代復元模型も展示されます。淡路島は、全国に先駆けて銅鐸祭祀を取り入れて埋納を行ってきました。社会的重要性を軌跡とともに迫ります。

展示の他、ギャラリートーク・松帆銅鐸クイズ・ワークショップが企画されます。

ギャラリートークは、7月23日(土)、8月14日(日)、9月3日(土)の13時30分から開催されます。所要時間は約1時間です。事前申込は不要となります。

松帆銅鐸クイズは、中学生以下の子供が対象となります。全問正解者にプレゼントがあります。

ワークショップは、2022年7月9日(土)から2022年8月31日(水)まで毎日開催です。

布小物、古代織り、ミニチュア鋳造、瓦マグネッ、海ホタル銅鐸、銅鐸デコ、みつばちエコラップ、レジンアクセサリー、パステルアート、缶バッチなどの手作り体験があります。

なお、滝川記念美術館 玉青館は、直原玉青(じきはらぎょくせい)さんの絵画をコレクションする現代南画の美術館です。南画とは中国由来の南宗画の日本的解釈の江戸時代中期以降の画派とされます。

文人画ともいわれます。直原玉青さんは、兵庫県淡路島の出身、大阪美術学校を卒業、日展に16回入選しました。 日本南画界の第一人者です。 洲本市名誉市民で、南あわじ市名誉市民です。

1991年に開館した 個人美術館です。 中国の故宮博物館を模した建物です。「禅の牧牛 うしかひ草」など多数収蔵しています。八角楼閣の天蓋に描かれた直径5メートルの「雲龍図」は見事です。

詳細・基本情報

  • 開催期間:2022年7月6日(水)~2022年9月11日(日)
  • 開催場所:南あわじ市滝川記念美術館玉青館2階
  • 住所:〒656-0314 南あわじ市松帆西路1137-1
  • 電話:0799-36-2314
  • 公式サイト:https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/site/matsuhodotaku/
  • 営業時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合、翌平日が休館)、年末年始
  • 入館料:大人300円、高校生大学生200円、小学生中学生100円
  • 駐車場:約20台
  • 駐車料金:無料
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で約5分
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