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淡路島 水仙の丘 ラッパスイセン約10万本

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自然・体験
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淡路島の「水仙の丘」には、約10万本のラッパスイセンが植えられています。「水仙の丘」は淡路市多賀で農業を営む井上さんが個人で所有しています。ラッパスイセンの開花時期に一般開放されます。

毎年、3月中旬から3月下旬までが見頃となります。伊弉諾神宮に程近い、兵庫県立淡路文化会館の坂道を奥に進んだところに位置します。ラッパのような大きなお花が芳しい香りを放ちます。

水仙の丘の開園期間は、2024年3月9日(土)から4月7日(日)までとなります。開園時間は、10時から15時までとなります。入園料金は、大人300円、中学生以下無料となります。

ラッパスイセンの摘み取り体験も開催中です。摘み取り体験の参加料金は10本200円です。日曜日にはペットボトルや空き缶の工作や竹細工の体験が開催されます。

水仙の丘 淡路島
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水仙の丘 ラッパスイセン約10万本

毎年3月中旬頃から4月上旬頃まで、淡路島の淡路市多賀にある「水仙の丘」で、約10万本のラッパスイセンが見頃となります。「水仙の丘」は、淡路市で農業を営む井上さんが個人で所有しています。

2023年は、3月9日(土)から4月6日(日)までが開園となります。

ラッパスイセンの開花シーズンになると一般開放されます。1997年に井上さんが、みかん畑だった丘陵地の斜面を開墾して、ラッパスイセンの球根を定植したのが「水仙の丘」の始まりです。

淡路島の水仙といえば、冬に見頃を迎える灘黒岩水仙郷などニホンスイセンが有名ですが、春先の3月から4月もスイセンを楽しめるように品種としてラッパスイセンを選んだそうです。

最初は約7000本の水仙が植えられました。毎年植え替えて株数を増やしながら分球を繰り返しました。2010年頃から、約4000平方メートルに約10万本のラッパスイセンが咲き誇ります。

「水仙の丘」と名付けられて無料開放していました。現在では、多くの人で賑わう花の名所です。なお、2020年から入場料金、大人300円、中学生以下無料が必要となります。

品種は、黄色い花のラッパスイセンをはじめ、白色の花のタイハイ(大杯)スイセン、スズランスイセンなど17品種が植えられています。

水仙の丘は、丘陵地の斜面が半円状に広がっており、満開のラッパスイセンが一帯を黄色く染めています。円形劇場を彷彿とさせるような地形です。黄色い大パノラマが広がる丘といえるでしょう。

黄色のラッパスイセンがそよ風に揺られると、超満員の観客がスタンディングオべーションしているように見えます。黄色の花びらのラッパスイセンや白色の花びらの大杯スイセンも色鮮やかに咲きます。

円形劇場のような水仙畑の中段と下段に休憩用の東屋があります。ベストポイントに撮影用のベンチが用意されています。インスタ映えスポットが分かりやすくベストショットも撮れそうです。

ラッパスイセンとは、地中海沿岸が原産の、高さは20センチから30センチくらいの、一枝一花で黄色い花びらのお花です。

約7センチから約8センチと人間の拳ほどの大きなお花を咲かせます。花びらが黄色で内弁がオレンジ色の長くラッパ状のお花が特徴です。芳しい香を放ち周辺に水仙の良い香りが漂っています。

遊歩道を歩いてゆくと、黄色のラッパスイセン、白の大杯スイセン、周りを囲う緑の木々、突き抜ける青い空と、淡路島の大自然を感じることができます。

自然とのコントラストで、黄色と白色のラッパスイセンが際立ち映えます。水仙の丘の片隅には、野鳥の巣箱や餌台が設置されており、淡路島の春を演出しています。

ラッパスイセン以外にも、ブドウの実のような紫のお花を咲かせるムスカリや、スズランのような白いお花を咲かせるスノーフレークが水仙と同じ時期に見頃となります。

この他、梅をはじめ、ボケ、ユキヤナギ、キンカン、ジンチョウゲなど樹木が植えられています。放置竹林の解消として、竹を使用した小屋や東屋、巣箱や竹馬なども設置されています。

注意事項として、水仙の丘はトイレが設置されていません。万が一の場合、最寄りの観光施設を利用することになります。

なお、水仙の丘は、あわじ花へんろ第48番「花の札所」となっています。あわじ花へんろとは、一般財団法人「淡路島くにうみ協会」が指定する淡路島の花の名所です。

淡路島で花と緑あふれる公園島淡路を目指した「花の名所づくり」です。花の島「淡路島」の魅力を体験してもらえるよう、代表的な名所・景勝地・観光施設を紹介しています。

井上善人さんは、2017年6月に「平成29年度まちづくり功労者・国土交通大臣表彰」、2020年10月に「第30回全国花のまちづくりコンクール」で最優秀の農林水産大臣賞を受賞しています。

また、兵庫県の淡路島百景に選定されています。淡路島百景とは、日々の生活で守り育てていきたいと感じる淡路島らしい100の景観です。水仙の丘は、自然がつくりだす景観が特徴とされています。

淡路島百景は、淡路島を代表する景観として255景の候補から、約1万7000票の投票結果から、淡路島百景選定委員会が「淡路島百景」が選定しました。

最後に、周辺の観光スポットとして、日本最古の神社「伊弉諾神宮」、おせんべいの試食し放題のお土産施設「たこせんべいの里」、いちご狩りで淡路島で最大規模「淡路島フルーツ農園」があります。

イベント

水仙の丘では、10万本のラッパスイセンの見頃時期に合わせてイベントを開催しています。

摘み取り体験

水仙の丘では、10万本のラッパスイセンの摘み取りを体験できます。

  • 開催期間:2024年3月9日(土)~4月7日(日)
  • 開催時間:10:00~15:00
  • 参加料金:10本200円

工作や竹細工体験

水仙の丘では、小屋でペットボトルや空き缶、竹などを使った工作が体験できます。

  • 開催期間:日曜日
  • 開催時間:10:00~15:00
  • 参加料金:300円

詳細・基本情報

  • 名称:水仙の丘
  • 見頃期間:2024年3月9日(土)~4月7日(日)
  • 住所:〒656-1521 兵庫県淡路市多賀369-9
  • 電話:090-1904-0575(水仙の丘:DAFFODIL HILLINOUE)、0799-24-2001(淡路島くにうみ協会)
  • 公式ホームページ:https://www.awajihanahenro.jp/fudasyo.php?eid=00048
  • 営業時間:10:00~15:00
  • 定休日:無休
  • トイレ:無し
  • 駐車場:約10台
  • 駐車料金:無料
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 津名一宮ICから車で約7分
    ※兵庫県立淡路文化会館への坂道を真っ直ぐ300メートル奥

アクセス

水仙の丘へのアクセスは、自動車と高速バスの2つの手段となります。

自動車の場合は、神戸方面からお越しの場合も、徳島方面からお越しの場合も、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の津名一宮インターチェンジから下ります。一般道を走って約10分で到着します。

津名一宮インターチェンジの出口を右折します。県道66号線を進みます。途中で県道88号線となります。伊弉諾神宮前の信号を左折します。数十メートル進んで右折してさらに坂道を登ります。

兵庫県立淡路文化会館や淡路市立淡路香りの公園の方面に曲がらずに直進すると水仙の丘に到着します。左手の道沿いの空き地のような駐車場が目印です。駐車場の先に小さな看板と入口があります。

高速バスの場合は、JR三宮駅もしくはJR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場に淡路島行きの高速バスが運行しています。神姫バスの神戸三宮バスターミナルから高速舞子経由、高田屋嘉兵衛公園行きのバスで、時間帯により伊弉諾神宮前に停車する便があります。

伊弉諾神宮前のバス停からは徒歩で約10分となります。伊弉諾神宮前交差点の信号を左折します。数十メートル進んで右折してさらに坂道を登ります。

兵庫県立淡路文化会館や淡路市立淡路香りの公園の方面に曲がらず直進すると水仙の丘に到着します。左手の道沿いにある空き地のような駐車場が目印です。駐車場の先に小さな看板と入口があります。

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