淡路島 八木のしだれ梅(村上邸)名所おすすめスポット

淡路島で梅の名所といえば、真っ先に浮かぶのは「八木のしだれ梅」です。樹齢60年を優に超える古樹で、高さ8m、幅12m超、幹周り2m弱もあり、淡路島の筆頭であろう立派で荘厳な1本の枝垂れ梅(しだれ梅)です。村上さんの個人宅に植えられている梅ですが、梅が開花する時期だけオープンガーデンとして庭の植木を一般公開しています。元は九州の佐賀県産で品種が藤牡丹といわれるしだれ梅(枝垂れ梅)です。村上さんが淡路島の造園業者さんより苗木をご購入されて自宅の庭に植えたそうです。当時は高さ2m弱だった梅が、約50年の歳月をかけて丹精を込めて世話をして、高さ8m、幅12mの巨大な梅の木に育て上げました。今では自宅の本家を優に超える高さです。庭先に植えられていた苗木は庭を梅花いっぱいで覆いつくしています。直径約2センチになろうかという大きな真丸のお花が、枝を隠すくらい埋め尽くして溢れんばかりに咲いています。幅12mに広がった枝の一本一本に隙間なく梅花が咲き乱れる姿は圧巻の一言です。艶やかな薄紅色の花々が咲き誇り見事に佇んでいる光景は本当に素晴らしいです。

まるで天から薄紅色のしずくがこぼれ落ちるかのような梅の花とほのかな梅の甘い香が一体となって幻想的な美観を表現しています。観る人観る人に驚嘆と感動を与えて魅了させてくれます。梅の花の真下まで近寄ると、まるで花のシャワーを浴びているような、インスタ映えする至極の1枚が撮れそうです。枝垂れ梅(しだれ梅)は満開の状態で1週間ほど見頃が続きます。今年は寒さの影響で開花が遅れたこともあり、2月下旬から一気に満開となっています。天候にも影響されますが3月の第4週頃までは見頃が続きそうです。花弁が落ちてもピークは長く、次々と梅のつぼみが開いていきます。淡路島では初春の風物詩、花の名所として定着しています。最近では、一見の価値があるとして、立派で荘厳な八木のしだれ梅(枝垂れ梅)を一目見ようと、全国各地から観光客が集まっています。なお、入り口付近では地元の人たちが持ち寄った野菜や果物などの即売会が開催されており、梅を見ながらの休憩施設ではぜんざい、うめ茶、コーヒー、ジュース、甘酒などが販売されています。

八木のしだれ梅(村上邸)の詳細情報

  • 住所:〒656-0445 兵庫県南あわじ市八木馬回219(村上邸:個人宅)
  • 電話:0799-52-2336(南あわじ観光案内所)
  • 時間:開花期間中は見学自由(オープンガーデン)
  • 休日:開花期間中は見学自由(オープンガーデン)
  • ライトアップ:日没から午後9時まで(見頃シーズンのみ)
  • 入園料:大人200円、高校生以下無料(施設管理料)
  • 施設:特産品売店(うめ茶・甘酒・土産物)、休憩用ベンチ、簡易トイレ
  • 駐車場:無料(約30台)
  • アクセス: 神戸淡路鳴門道洲本ICから車で約25分、西淡三原ICから車で約20分
  • しだれ梅の開花期間:目安(2月下旬~3月上旬の20日間程度)
    ※南あわじ観光案内所などで確認することをおすすめします。

八木のしだれ梅(村上邸)鑑賞の注意事項

村上さんの善意によりオープンガーデンとなっています。観覧の際は、吸殻・ごみなどマナーをお守りください。心ない言動は慎みましょう。プライベートゾーンへの立ち入りはご遠慮下さい。村上さんのご家族のみならず近隣住民の迷惑にならないようにご配慮ください。

枝垂れ梅(しだれ梅)の詳細情報

枝垂れ梅(しだれ梅)は、枝が垂れ下がって伸びており、花の少ない初春の2月にたくさんの薄紅色の八重の花を咲かせるバラ科サクラ属の落葉高木です。原産地は中国で別名はムメです。梅(うめ)の品種ですが、花が華やかで美しい品種です。 葉は、茎の一つの節に1枚ずつ方向を違えて付きます。葉縁には浅い鋸歯があります。枝垂れと付く植物として枝垂れ梅(シダレウメ)の他に、枝垂れ桜(シダレザクラ)、枝垂れ柳(シダレヤナギ)があります。

梅(うめ)にまつわる詩

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

学問の神様として知られる菅原道真が九州の大宰府に左遷されたとき、大切に育てていた庭の梅の木に別れを惜しんで詠んだ歌です。のちに梅の木が菅原道真を追って大宰府に飛んできたという「飛梅伝説」があり、梅(うめ)には「忠実」という花言葉が付けられました。

「桃栗三年、柿八年、柚(ゆず)の馬鹿野郎十八年、梅はすいすい十六年」

種を植えてから実を収穫できるまでの期間を表して歌えられてきた詩です。本来は「桃栗三年柿八年」で一つのことわざとなっています。物事は簡単にうまくいくものでなく、一人前になるには地道な努力と忍耐が必要であるという教訓です。

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