松帆銅鐸 古代フェスティバル 美菜恋来屋(みなこいこいや)淡路島(3/4)

3月4日(日)に南あわじ市の農畜水産物直販所「美菜恋来屋(みなこいこいや)」と淡路ファームパーク「イングランドの丘」で、松帆銅鐸イベント「淡路島古代フェスティバル」が開催されます。2015年4月に淡路島南あわじ市の松帆地区で、約2200年前の弥生時代の松帆銅鐸が発見されました。銅鐸とは、釣鐘形の青銅器(ブロンズ製)のベルのことです。古代に農作物の五穀豊穣を願うお祭りの道具として使っていたとされています。この発見は「国宝級の資料」とされており、淡路島や南あわじ市の古代の歴史に注目が集まっています。南あわじ市では松帆銅鐸の魅力や淡路島の歴史をPRするために、松帆銅鐸イベントを開催したり、様々なメディアでPRしたり、ネット発信を強化したりしています。現在は2月3日(土)から南あわじ市の滝川記念美術館玉青館で「淡路島のぶろんず展」が開催されています。松帆銅鐸をはじめ、銅剣、銅鏡、貨泉など淡路島で発見された青銅器(ブロンズ製)の文化財約70点を展示しています。来場者に「淡路古代フェスティバル」のクーポン券が無料でプレゼントされます。

今年は会場を兵庫県で最大規模の最大の農畜水産物直販所となる美菜恋来屋(みなこいこいや)を会場として、全部で11ブースが出店するマルシェを開催します。古代体験型ワークショップ、松帆銅鐸や古代がテーマの商品の販売などを、南あわじ市教育委員会が企画する「南あわじまちづくりカフェ」の参加メンバーが企画しています。瓦で制作した銅鐸型の一輪挿し、瓦製勾玉のネックレス、ラベルに銅鐸を鳴らすための「舌」が貼られた清酒「松帆銅鐸」、銅鐸がデザインされた風呂敷などが販売されます。古代人の食材を使った「淡路島古代弁当」、銅鐸型の「バウムクーヘン」など古代を題材にした商品なども販売されます。ワークショップでは松帆銅鐸チョコ作り、ミニチュア古津路銅剣作り、組みひも作り、古代布しづおり作りなどが開催されます。また、ゆるキャラが古代バージョンになったり、弥生コスチュームを着て写真撮影、松帆銅鐸大型絵本の講談、古代ガチャガチャで遊べたり、土器を触って体験したりとイベント盛りだくさんとなっています。また、隣接する大型ファームパークのイングランドの丘のヒルトップホールを会場として講演会が開催されます。公益財団法人元興寺文化財研究所から講師を招いて、松帆銅鐸と古代の紐をテーマに、松帆銅鐸の調査研究の報告や舌の紐についての講演となります。なお、「淡路島古代フェスティバル」は入場無料です。

これまでの銅鐸イベントの取り組みとしては、昨年3月5日に南あわじ市中央公民館で銅鐸イベントが開催されています。「里帰り展示」として松帆銅鐸の展示の他に、南あわじ市教育委員会と淡路県民局が企画して、地域住民や考古学ファンが参加して、松帆銅鐸のミニチュアや消しゴムやバッジを作るワークショップ、松帆銅鐸のデザインのフェルトやストラップやキーケースなどグッズの販売、専門家の講座などが開催されました。さらに、歴史や文化を活用した地域活性化を進めようと話し合いの場として「南あわじまちづくりカフェ」を定期的に開催しています。また、南あわじ市では松帆銅鐸の魅力を発信するために、キャッチコピー6種類を投票で選び計60本ののぼりを作成して南あわじ市役所に設置しています。この他、松帆銅鐸の専用サイトやフェイスブック、インスタグラムで情報を拡充しています。羊毛で作った銅鐸マスコット、瓦の銅鐸、銅鐸型の革キーケースなど商品化された6商品を紹介しています。

淡路島古代フェスティバルの詳細情報

  • 開催日時:3月4日(日)10:00~16:00
  • 開催場所:美菜恋来屋
  • 開催住所:〒656-0443 南あわじ市八木養宜上1408
  • 電話番号:0799-43-3751
  • HP:美菜恋来屋(みなこいこいや)
  • 入場料金:無料
  • 駐車場:無料(1000台:イングランドの丘と共用)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道洲本ICから車で約15分

淡路島古代フェスティバルのイベント内容

松帆銅鐸チョコづくり

松帆銅鐸の形をしたチョコを作ります。販売も可能です。参加者全員に「匠」淡路島牛乳を1本プレゼントされます。

  • 開催時間:10:30~11:30、13:30~14:30
  • 定員人数:各回10名
  • 予約人数:限定各回5名
  • 電話予約:0799-42-5013(淡路島牛乳)
  • 所要時間:1時間
  • 体験料金:1000円
  • 対象年齢:小学6年生以下(保護者同伴)

ミニチュア古津路銅剣づくり

弥生時代にお祭りに使われていた古津路銅剣を作ります。

  • 開催時間:随時
  • 所要時間:30分
  • 体験料金:500円
  • 対象年齢:低学年は保護者同伴

アイシング銅鐸づくり

アイシングで銅鐸を描きます。

組みひもづくり

1600年前の古墳時代の組み方でオリジナルストラップを作ります。

  • 開催時間:随時
  • 所要時間:15分
  • 体験料金:無料
  • 対象年齢:6歳以上

その他の催し(グッズ販売など)

銅鐸風呂敷の販売、瓦銅鐸と勾玉ストラップの販売、沼島のひととき「バッタリカフェ」でワンドリップコーヒー、古代米おはぎの販売、淡路島古代弁当(限定30食)の販売、銅鐸グッズ(マスコット、ストラップ、キーケース)の販売、古代スタンプでヘアゴム、マグネットなどのクラフト、古代布しづおり体験、古代布しづおりコースターの販売、島根県出雲弥生の森博物館による出雲の紹介、島根県出雲弥生のオリジナルグッズの販売、弥生人コスチュームを着て写真撮影、1000年以上前の土器に触れる体験、古代ガチャガチャ、大型絵本「ザ・ドータクズ」講談などが催されます。

講演会:テーマ「松帆銅鐸と古代の紐」

  • 開催日時:3月4日(日)10:30~12:00
  • 開催会場:淡路ファームパーク イングランドの丘 ヒルトップホール
  • 開催住所:〒656-0443 南あわじ市八木養宜上1401
  • 講師:小村眞理さん(公益財団法人元興寺文化財研究所)
  • HP:淡路ファームパーク イングランドの丘
  • 定員人数:先着200名(事前申込)
  • 電話予約:0799-42-3849
  • 入場料金:無料
  • 駐車場:無料(1000台:イングランドの丘と共用)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道洲本ICから車で約15分

松帆銅鐸の概要

銅鐸とは、弥生時代に作られた釣鐘形の青銅器(ブロンズ製)のベルのことで、農作物の五穀豊穣を願うお祭りの道具として使っていたとされています。南あわじ市松帆地区では、2015年4月に工事現場より採取された土砂から銅鐸7点が発見されました。最初に土砂を運搬中のブルドーザーから2点(1・2号)が発見されました。その後、南あわじ市教育委員会が資材置場などを調査して残り5点(3~7号)が発見されました。兵庫県松帆の7点は、島根県加茂岩倉の39点、滋賀県大岩山の24点、神戸市桜ケ丘の14点に次ぐ数となります。松帆地区で発見された銅鐸は、最も古い菱環鈕(りょうかんちゅう)式の1点をはじめ、他の6点も全て紀元前の弥生時代前期~中期(約2200年前)に作られたものとされています。

菱環鈕(りょうかんちゅう)式は、全国でも11点しか出土していない非常に貴重な銅鐸です。7点全てに音を鳴らすための棒である舌(ぜつ)が付いて発見されました。4点が2組の大きな銅鐸の中に小さな銅鐸が入っている状態で発見されました。つり手の一部にひもの一部が残っていることも発見されました。「銅鐸・舌・ひも」が同時に発見されたのは国内初となっています。なお、過去にも松帆地区、江戸時代初期に銅鐸が8点(慶野中の御堂銅鐸はそのうちの1点)、江戸時代末期に慶野銅鐸、1966年に古津路銅剣14本が発見されています。このことから松帆地区青銅器を埋める場所として特別な地域であったとされています。

松帆銅鐸ブロンズ展 滝川記念美術館玉青館

淡路島南あわじ市の滝川記念美術館玉青館で、2月3日(土)から4月1日(日)まで「淡路島のぶろんず展」が開催されています。2015年4月に南あわじ市松帆地区で発見された約2200年前の弥生時代の松帆銅鐸をはじめ、銅剣、銅鏡、貨泉など淡路島で発見された青銅器(ブロンズ製)の文化財約70点を展示しています。松帆銅鐸は、7点のうち最も古い菱環鈕(りょうかんちゅう)式の1点と銅鐸につるして音を鳴らすための棒とされる舌(ぜつ)の4点の実物を展示しています。鋳造復元した松帆銅鐸、古津路銅剣は実際に触れて体験することができます。また、来館された方全員に、3月4日に南あわじ市の淡路ファームパーク イングランドの丘と、美菜恋来屋(みなこいこいや)で開催される「淡路古代フェスティバル」で使用できるクーポン券が無料でプレゼントされます。

淡路島のぶろんず展の詳細情報

  • 開催場所:南あわじ市滝川記念美術館玉青館
  • 開催期間:2月3日(土)~4月1日(日)
  • 開館時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
  • 所在住所:656-0314 南あわじ市松帆西路1137-1
  • 電話番号:0799-36-2314
  • 休館日:毎週月曜日(月曜祝日の場合翌日以降の平日)
  • HP:南あわじ市滝川記念美術館 玉青館
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で約5分
  • 駐車場:無料(約20台)
  • 観覧料:大人300円、大学生高校生200円、小学生中学生100円
  • 展示観覧者に淡路古代フェスティバルで使用できるクーポンを無料プレゼント
  • 参考記事:滝川記念美術館玉青館「淡路島のぶろんず(ブロンズ)展」

美菜恋来屋(みなこいこいや)の概要

食の宝庫「淡路島」のお野菜、お肉、お魚をまるごと集めた兵庫県最大級となる農畜水産物直販所です。2015年3月21日に淡路島南あわじ市の大型ファームパーク「イングランドの丘」の隣にオープンしました。古代から「御食国」として朝廷に食料を献上していた淡路島の美しい自然が育んできた山の幸、海の幸を淡路島各地より取り寄せています。淡路ビーフコーナー、淡路島玉ねぎや淡路島レタスなど野菜コーナー、淡路島の鯛やしらすなど鮮魚コーナー、淡路島玉ねぎドレッシングや淡路島玉ねぎスープなどお土産コーナーを含めて種類も豊富です。休憩施設では淡路島牛乳を使ったソフトクリームが販売されています。また、2階にレストラン「キッチンユーカリが丘」があり、島ローストビーフ丼、島オニオンステーキバーガー、花咲くたまねぎ島ポーク丼、淡路牛のビーフフィレカツサンドなどが味わえます。

淡路ビーフコーナーでは、淡路島で生産されるブランド牛「但馬牛」の中でも、定められた認定基準を満たした、淡路牛で年間約200頭程にしかいない淡路島ブランド牛を取り扱っています。淡路ビーフは、筋肉に入る霜降りのサシが口に入ると溶けることで、滑らかな食感とらかな食感、肉のうまみと肉の風味が口いっぱいに広がる極上の牛肉となります。全国規模の牛肉の品評会でも、淡路島産但馬牛がオレイン酸を豊富に含んでいるとして「脂肪の質賞」を獲得しています。オレイン酸は牛肉の風味に影響を与えて、コレステロール値を下げる働きがあり、健康につながる成分として知られています。

野菜コーナーでは、地元の農家さん200名(登録農家約370名)が手塩にかけて育てた新鮮な野菜を取り扱っています。JA指導員の肥料や消毒の試験をクリアした野菜のみを並べています。朝出荷、夕引上げを行い毎日旬のお野菜が並んでいます。鮮魚コーナーでは、旬の時期に一番おいしい魚を取り扱っています。淡路島は瀬戸内海と太平洋を隔てる2つの大きな海峡、明石海峡と鳴門海峡に挟まれた島です。2つの海峡が生み出す潮の流れと餌の豊富さにより、淡路島で獲れる身が引き締まった大きな魚は別格です。お土産コーナーでは、淡路島玉ねぎスープ、淡路島玉ねぎドレッシング、淡路島牛乳、淡路手延べそうめん、淡路島慶吉かまぼこ、淡路島ラーメン、日本酒都美人など淡路島で有名な商品を取り扱っています。

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