ヒマワリが見頃となっています。淡路島の花の名所「あわじ花さじき」に、約10万本のヒマワリが植えられています。約3000平方メートルの花畑に、東から西に太陽を追いかけながら黄色の大輪を咲かせます。
広大な花畑の丘陵地を下っていくとヒマワリが海に向かって咲いています。彼方には、明石海峡や大阪湾が広がります。青い空と碧い海、緑の大地と黄のヒマワリで、夏真っ盛りの自然を表現しています。
ヒマワリの見頃期間は、8月中旬の1週間程度となります。開花場所は、淡路島北東部の丘陵地にある「あわじ花さじき」の共生の花園です。夏を彩る花として人気ナンバーワンとなっています。
なお、淡路島の「ひまわり」の名所やおすすめスポットの詳細については、「淡路島ひまわり 名所おすすめ4選 夏の人気スポット」の記事をご参照ください。
ヒマワリの見頃 約10万本
8月中旬の1週間程度、淡路島北東部の丘陵地にある花の名所「あわじ花さじき」で、約10万本のヒマワリが見頃となります。ヒマワリは夏を彩る花として人気ナンバーワンとなっています。
敷地面積が約3000平方メートルある「共生の花園」と名付けられた花畑で、東から西に太陽を追いかけながら黄色の大輪が咲きます。丘陵地を歩いていくとヒマワリが海に向かって咲いています。
彼方には、明石海峡や大阪湾が広がります。青い空と碧い海、緑の大地と黄のヒマワリに囲まれながら、夏真っ盛りの自然を満喫できます。
この他、天空の花園には約3万本のヒマワリが植えられています。癒しの花園の約8万本のヒマワリが見頃を過ぎた時期になると見頃を迎える予定です。
注意事項として、園内は広大です。木陰で休憩したり水分を補給したり熱中症対策を行ってください。台風の影響により見頃時期が早めに終了する場合があります。ご了承ください。写真を撮影される場合はお花が傷みますので花畑に入らないように気をつけてください。
なお、あわじ花さじきの詳細については「あわじ花さじき 淡路島で関西屈指の花の名所」の記事をご参照ください。
サンリッチシリーズ
共生の花園に植えられているヒマワリの品種は、サンリッチ オレンジとサンリッチ レモンの2種類です。
「サンリッチ」シリーズは、日本のタキイ種苗が開発した品種になります。「サンリッチ」という名前の由来は、元気がよく皆に喜んでもらえる名前ということで「太陽がいっぱい」という意味が込められています。
太陽の恵みを一心に集めて、夏の太陽のように咲きます。サンリッチ レモンは1991年に、サンリッチ オレンジは1992年に発売された品種です。現在、8品種が発売されています。
栽培の易しさ、花形の美しさ、茎の強さ、花もちの良さなどバランスが高い品種として評価されています。
日本だけでなく世界各地で愛されています。ヨーロッパの切花需要を支えるオランダの花き市場でも90%以上のシェアを誇る人気品種となっています。
サンリッチ オレンジは、花びらが濃いオレンジ色のヒマワリです。芯は黒褐色で、美しく整った花形です。側枝が無い完全1本立ち品種として、世界で一番切り花にされている品種となっています。
サンリッチ レモンは、花びらが明るい黄色のヒマワリです。芯は黒褐色で、美しく整った花形です。
ヒマワリの歴史
ヒマワリは、原産地が北アメリカ大陸の西部とされています。紀元前からインディアンの食用作物として利用されていました。古代インカ帝国では太陽神の象徴とされていました。
1500年代に、スペイン人がヒマワリの種をスペインに持ち帰りました。当初、インディアンの太陽の花、ペルーの黄金の花と呼ばれていました。スペイン国外には100年間、持ち出されませんでした。
1600年代にフランス、イギリス、ロシアと広まりました。スペインは、ヨーロッパでヒマワリを広めた国として認識されています。アンダルシア地方のひまわり畑は有名な観光スポットです。
ヨーロッパから中国に伝わり、日本には1600年代に伝わりました。当時は「丈菊(じょうぎく)」と呼ばれていましたが、元禄時代にヒマワリとして呼ばれるようになりました。
詳細・基本情報
- 見頃期間:8月中旬の1週間程度
- 開催場所:兵庫県立あわじ花さじき
- 開催住所:〒656-2301 兵庫県淡路市楠本2865-4
- 電話番号:0799-74-6426
- 開園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
- 入場料金:無料
- 駐車場:無料(普通車約120台)工事期間中で従来より縮小
- アクセス:神戸淡路鳴門道淡路ICから車で約10分