キンギョソウが見頃となります。淡路島にある花の名所「あわじ花さじき」で、約2万本のキンギョソウ(金魚草)が開花します。広大な花畑に、パステルカラーで金魚のような愛嬌ある花が咲きます。
キンギョソウの花畑の向こうに、明石海峡や大阪湾が広がります。青い空と碧い海に囲まれた天空の花園を創造します。元気にさせるビタミンカラーで演出します。花々が風に揺れられる姿は美しいです。
キンギョソウの見頃期間は、2024年5月下旬から6月中旬までとなります。開花場所は、あわじ花さじきの「天空の小径」です。初夏を彩る花として定着しています。
キンギョソウが見頃 約2万本
2024年5月下旬から6月中旬まで、兵庫県淡路市にある花の名所「あわじ花さじき」で、約2万本のキンギョソウ(金魚草)が見頃となります。花々が一斉に風に揺れられる姿は美しいです。
パステルカラーの花畑に、嬌のある花がふっくらと咲きます。彼方に明石海峡や大阪湾が広がります。青い空と碧い海に囲まれた天空の花園を創造します。初夏を元気にさせる華やかさを演出します。
赤色、ピンク色、白色、オレンジ色、黄色、複色などカラフルで色鮮やかなビタミンカラーです。背の低い花壇用の品種が植えられて見栄えが良いです。花姿が金魚の形に似ており可愛いらしいです。
金魚を連想させる色鮮やかなキンギョソウは、海と空に映えて天空を泳いでいるように見えます。天空の花園で、香りに誘われてアゲハチョウなど多くの種類の蝶々が花から花へ自由に飛び回ります。
キンギョソウ(金魚草)は、オオバコ科の植物です。南ヨーロッパと北アフリカなど地中海沿岸部が産地です。名前は、金魚の泳ぐ姿や金魚の口に似ているなど金魚を連想させる花姿に由来します。
英名は、スナップドラゴン(Snapdragon)です。ドラゴン(龍)の口に似ているからとされます。フランス語では「狼の口」、ドイツ語では「ライオンの口」と名付けられています。
本来は宿根草・多年草の植物ですが、日本では一年草として扱われています。年月が経つにつれて茎が木質化します。品種は40種類ほどが分布しています。学名は「Antirrhinum majus」です。
古くからヨーロッパで品種改良が進んでいます。最近ではペンステモン咲きや八重咲きの品種が人気です。ダークカラーの葉の品種も登場して、カラーリーフとして楽しめます。
花形は、まっすぐに伸びた茎に穂状の数多くの花を咲かせます。花穂を立ち上げて、下からふっくらした花が咲きあがっていきます。花穂を覆うように鈴なりに花がつきます。ダイナミックな花姿です。
花色は、赤、ピンク(桃)、オレンジ(橙)、黄、白、ワインレッド(紅紫)、複色などがあります。濃淡にも幅があります。鮮明な色彩で色幅のバラエティに富んでいます。
花香は、甘くて優しい香りがあります。草丈は、20センチから1メートル20センチまで品種により異なります。種は微細で強健です。こぼれ種でよく殖えます。
花言葉は、おしゃべり・でしゃばり・おせっかいなどがあります。英語の花言葉には、上品さ、優雅さ、ごまかしなどがあります。金魚の養殖で有名な愛知県弥富市では市の花となっています。
6月上旬から7月上旬まで、天空の小径で約2万4000本のバーベナが見頃となります。艶やかな紫色の花がモコモコと咲きます。花畑を紫一色に染め上げます。初夏を涼しげに爽やかに演出します。
6月下旬から7月上旬には、サルビアとクレオメがようやく花芽が色づきます。赤いサルビアやクレオメ、夏ソバも遅れて開花します。心地よい風と蝶が舞いバーベナが揺れる花園はリラックスできます。
詳細・基本情報
- 見頃時期:2024年5月下旬~6月中旬
- 開催場所:兵庫県立あわじ花さじき
- 住所:〒656-2301 兵庫県淡路市楠本2865-4
- 電話:0799-74-6426
- 公式HP:http://www.hyogo-park.or.jp/hanasajiki/
- 開園時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
- 入場料金:無料
- 駐車場:有料(普通車200台)
- 駐車料金:200円(普通車)
- アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから車で約10分